愈々庵気まぐれ日記

愈々庵気まぐれ日記

2017.01.22
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カテゴリ: 自然
昨日(14日)はダイヤモンド富士の日と思われたが我が家からは富士山は全く望めなかった。
念のため廊下に出て午後4時35分に撮影したのが下の写真。
大室山の山影は映るものの富士山の影は何となくその形が認められる程度どである。


この日の撮影をあきらめていたが、念のため4時44分に撮影したのが下の写真。
この時は気にしなかったが 手前の真っ黒い大室山の上にはっきりと富士の影が
そしてその上に何やら山影が映っている。


撮り続けるとわずかではあるが富士山のゴーストは左に移動し、山体の稜線から上に移動している。


そして南側(左)のゴーストはだんだん消滅していった。




まったく予期していなかったので最初はどんな現象なのか理解できなかった。
実像の影が空に現れる現象としてはまず蜃気楼があるが、これは陸地の景色が
海面に反射し、さらに沖の雲や霧に反射した像が暖かい空気と冷たい
空気の境目で光路が曲がり人間に見えてくるので
自分が立っている景色が沖に見えるという現象と思っている。
空気の温冷の順序が逆転したときにまれに見られる現象だろう。


また霧の山稜で見られるブロッケン現象は後方の弱い光で
すぐ近くの霧に自分の影が映る現象だろう。
しかしこの日見た富士山の影はそんな大げさなものではなさそうだ。
映画は観客側から出した像を膜で反射させて鑑賞する。
一方ワヤン・クリと云うインドネシアの影絵劇をご存じだろう。
照明と膜の間で人形の革型を操って幕にその蔭を映し観客は幕の裏側から鑑賞する。
結局私はこの日富士山主演の影絵芝居を見ていたのだ。
ここで視線を90度振るとパソコンの横に昔インドネシアで買ったワヤン人形が
壁に貼ってあった。この人形型の胴体・手足に水牛の角を削って作った
細い棒をつけて人が幕上に物語を操ってゆく。


話が飛んでしまったが、言いたかったのは強い太陽に照らされた富士山のすぐ手前に薄い
膜状の雲が広がり。その雲は富士の実像を透かして見える程度の透明度でなければならない。
そしてまた富士山の影を映してその影絵も裏側の人に見せるという、
要するに雲は厚からず薄からず絶妙な具合であったことが分かる。





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Last updated  2017.01.23 15:13:57
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