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1/20(火)大寒の日ですが、この日に産卵のたまごを食べると1年の間、健康運と金運に恵まれると、風水で言われています。 例年、予約にさせて頂いておりますが、この日に関しては毎年、完売です。風水で言われてるから本当なのか。信じてる人は”絶対にそうだ”と、おっしゃいます。そこで、私が、”毎年、食べてるけど金運がよくなったためしがない、いつも貧乏だ”と言いますと、”食べなければ、もっと貧乏になっていただろう”だそうです。統計あれば納得もできるでしょうけど、当園にはありません。たしかに効果絶大といわれる方は、具体的事例をご報告下さい。「大寒たまご」10個プレゼントします。(先着5名まで)←1/15締め切り縁起物とすれば、わかります。ご希望の方は、LとMサイズは予約でほぼ、いっぱいです。LL,Sは、まだ余裕がありますので、お問い合わせ下さい。 メール 一年が皆様によき年となりますよう。
2015年01月08日
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みなさま、いかが、お過ごしですか。 鶏は汗をかかず、呼吸と水を飲むことで体温調整します。35度あたりで、ほぼ限界。生きるのに精一杯で、卵どころではありません。そんなことで夏の卵の品質は、どうしようもない状況。夏の後は大雨で、これもよくない。健康で元気でいろって言うほうが無理です。 やっと秋になり、ここしばらくは鶏も安定して穏やか。たまごのほうも、だいぶ品質が安定してきました。夏には水っぽくて、フランス料理店のシェフに、なんとかしろと言われ、売り言葉に買い言葉で、なんともならないから、そちらで、なんとかしてと言っていた状況でした。実際、鶏が水を多く飲むため卵も水っぽくなって、水をやらなければいいだろうというわけにいきません。 この前、あるシェフに ″白身の味もいいよ”と言われました。こちら地下110mの地下水だからじゃないかと思います。当地には水道がきていないので地下水です。なのに、光ファイバーは、きている。。当園そばで、雨の日。 食材の、うそ表示が話題です。当園では、うそ、偽りなく、″たまご”です。ご安心を。 おいしい自然卵です。
2013年11月01日
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我が家に来て3日、まだ2か月。 おいしい自然卵です。
2012年04月18日
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寒たまごは寒い時期の産卵で年間の中で最高品質です。 “大寒たまご”は、大寒の日(1/20)産卵のものをいい、風水では、この卵を食べると、1年の間、お金に恵まれ健康運があがると言われています。 本当かどうか私にはわかりません。統計的なデータも見たことないし、食べて金持ちになったという話も聞きませんので、風水でそう言われるのなら、そういう人もいるかもです。 みなさん、そういう話がお好きなようで、例年、大寒の日の産卵限定で予約が、いっぱいきます。 ということで、ご希望の方は、早めの予約をお願いします。金運、健康運が上がらなくてもノークレームでお願いします。そもそも酒ばっかりで飲んでて健康運が上がったら変ですよね? ◎予約はこちらへメール大寒でなくても、最高級です。
2011年11月16日
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お暑うございます。被災地また避難の方々には、お見舞い申し上げます。ここのところのお問い合わせで何件か、卵の放射能は、どうかとありました。鶏の飼料は、多くが輸入のため汚染はありません。農水省の見解として問題ないとして福島産も含めて検査の予定はないとのことです。過日、肥料についてはホームセンターで問題となり鶏糞の検査を受けましたが検出なしでした。 被災地の方々、また避難されている方々には値引きさせて頂きますので、ご希望の折は、ご連絡下さい。 例年のことですが、暑さで鶏もまいってます。卵もこの時期、水っぽいのが多いですが、ご了承下さい。まだ暑さは続くようです。みなさま、ご自愛を。最高級のたまごです。一度、お試しを。
2011年09月11日
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寒たまごは寒い時期の産卵で年間の中で最高品質です。 “大寒たまご”は、大寒の日(1/20)産卵のものをいい、風水では、この卵を食べると、1年の間、お金に恵まれ健康運があがると言われています。 本当かどうか私にはわかりません。統計的なデータも見たことないし、食べて金持ちになったという話も聞きませんので、風水でそう言われるのなら、そういう人もいるかもです。 みなさん、そういう話がお好きなようで、例年、大寒の日の産卵限定で予約が、いっぱいきます。 ということで、ご希望の方は、早めの予約をお願いします。金運、健康運が上がらなくてもノークレームでお願いします。そもそも酒ばっかりで飲んでて健康運が上がったら変ですよね? ◎予約はこちらへメール大寒でなくても、最高級です。
2010年11月28日
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お暑うございます、と言うと、よけい暑くなりそうです。 ネット販売が、ここ何年か多くなり、みなさんもご利用が多いと思います。当園も遠くからのご注文も、けっこうあって、この前は「どんなところか行ってみたい」という方がおいでになりました。なんと兵庫から車でおいででした。なんという暇な、じゃなくて余裕のあることか。。 さて、今回は、ブログを読んで下さっている方限定で、当園販売の、どれでも、おまけをつけます。40個だったら、50個とか。今だと、HPの特売コーナー 、楽天オークション で、割安に出品しています。ご希望の折は、「ブログで見た」とメール下さい。どれだけ、おまけできるかは、おまかせを。メール はじめての方、ぜひ一度、ご賞味を。銀座の和光のフランス料理店「アルペッジオ」の総料理長が、すごいいいものだと評価してくれています。 「こんなひどいものは、ほかにないだろう」というご意見もあるかもしれません。なんでも、ご意見頂ければ幸いです。 この時期、くれぐれも、ご自愛を。では、また。
2010年08月23日
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みなさま、お疲れさまです。 この状況では鶏もお疲れで、ぐたぐた。鶏は皮膚呼吸できず、水と呼吸を早めることで体温調整します。この時期は水ばっかり飲んでいて、卵も水っぽくなり、中には水みたいに流れるものもあります。 電話が来ました。“よくも古いものを送ったな!” 宅配便だと産卵日の翌日着なので産まれて1日ですが、水みたいに白身が流れる、というより最初からです。生産者段階で古いものはないです。毎日出荷しないと、どこまでも溜まってしまいますよね。 はてさて、たぬきが捕まりました。鶏を生きたまま食う、まさに鶏の天敵。市に連絡し引き取ってもらいます。みなさま、無理のないよう、ご自愛のほどを。最高級のたまごです。一度、お試しを。
2010年08月13日
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ご贈答の中には、快気祝い、お中元その他もろもろに当園の卵をお使い頂いております。 卒業、入学の時期に、あわせて「合格祝い」は、いかがでしょうか。紅白にちなんで、さくら20個、もみじ20個の計40個をブログ限定品として発送させて頂きます。この時期の限定価格として3000円で送料、税込みです。 ご注文の折は「ブログ読者」と、ご連絡下さい。写真は下手なため、きれいではないですが、箱についても評判いいです。鶏がかわいいそうです。 よろしければ、一度、お試し頂ければと存じます。 おいしい卵です。
2010年01月31日
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1/20大寒の日、「大寒たまご」の多数のご注文ありがとうございました。1年の間、金運、健康運に恵まれますよう。 写真は大寒の日の出荷準備中のものです。写っている箱は10kg箱で、だいたい150個程度です。グループ購入の方、業務用向け。このほか40個箱、80個箱等あります。宅配便だけでなく、ご来園の方も大勢で、昨日は大盛況でした。遠方からおいでの方も、ずっと世間話しで、皆様、“今日、食べるんだ!”と喜んでいらっしゃいました。こちらは、箱詰め前の40個箱と紙のパックです。 「大寒」は過ぎましたが、「寒」の時期の卵も、大寒に比べれば落ちるようですが、縁起がいいそうです。ご希望でしたら、ご注文下さい。ただ、“金運も健康運もよくならなかった、どうしてくれるんだ?!”というクレームは、ご勘弁のほどを。その点、ノークレームでお願いします。破卵は弁償申し上げます。私も実は毎年、大寒たまごを食べていますが、金運はちっともよくならず、相変わらずの貧乏人ですので・・・。 今日、取り引き先の、そば屋さんがおいでになり、節分の日の、そばは縁起がいいそうです。お試し下さい。 寒い日が続きそうです。みなさま、どうぞ、ご自愛のほどを。 おいしい卵です。
2010年01月21日
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1/20産卵の“大寒たまご”を食べると1年の間、健康運、金運に恵まれるということで多くの予約を頂いております。 個数に限りがあるため、ご希望の折は早めにご注文下さい。 風水は統計的に確率が高いそうですが、うちは金運には全く当たりません。風水ファンの方からすれば、食べなかったらホームレスだったかもね、と言われるかも。 この時期のたまごは、“寒たまご”といって、最高の品質です。当園のたまごで出汁巻き卵がすごくいいという料理屋さんもあります。よろしければ、お試し下さい。 おいしい大寒卵です。
2010年01月14日
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寒たまごは寒い時期の産卵で年間の中で最高品質です。 “大寒たまご”は、大寒の日(1/20)産卵のものをいい、風水では、この卵を食べると、1年の間、お金に恵まれ健康運があがると言われています。 本当かどうか私にはわかりません。統計的なデータも見たことないし、食べて金持ちになったという話も聞きませんので、風水でそう言われるのなら、そういう人もいるかもです。 みなさん、そういう話がお好きなようで、例年、大寒の日の産卵限定で予約が、いっぱいきます。 ということで、ご希望の方は、早めの予約をお願いします。金運、健康運が上がらなくてもノークレームでお願いします。そもそも酒ばっかりで飲んでて健康運が上がったら変ですよね? ◎予約はこちらへメール大寒でなくても、最高級です。
2009年11月17日
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この夏は、きつい暑さでしたね。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。 鶏も秋が近づき、元気が出てきました。まあ、人間と同じです。卵は9月から都庁の食堂で使って頂いております。機会がありましたら。。って何に使われてるか、わからないですよね。 さて、前回のお祭りですが、当地の獅子舞を入れておきます。8/16の暑い昼間に、また多くの人出で大盛況でした。 こちらもお祭りのお店。うだるような暑さの中、昼間から多くの見物。夏のひとコマでした。 おいしい自然卵です。
2009年09月14日
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当園近くの諏訪神社では、8/16の日曜にお祭りです。 お祭りでは夜店がいっぱいで大勢の人でにぎわいます。でも、ほんの1週間前の今日はだれもいない静寂の中。静かで落ち着いた夜の神社を撮ってきました。当園から歩いて10分ちょっとのところです。 夏場のたまごについてこのところの暑さで鶏は、ふうふう言ってます。皮膚呼吸ができないので水を多く飲むことで体温調整しています。たまごも水っぽくなって中には白味が水みたいに流れるのもあります。電話で、“よくも古いのを送ったな!”とお叱りの方もおいでですが、生産者のため、毎日、一定量の産卵で、在庫はありません。いつも産卵日の出荷です。逆に、ゆでたまごにするから1週間たったのを出してと言われたこともありますが、お断りしました。1週間、在庫するほうが困るのです。 ということで、夏場は若干、水っぽいかもしれません。ご容赦下さい。 おいしい自然卵です。
2009年08月09日
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「つくし家」週に一度、当園まで出向いてくれるそば屋さんです。 多くの料理店で使う卵は、安ければそれでいい程度のもの。評価の高いところは食材にこだわり、最高の技術を目指す。同時に大事なのは、“心”あるいは“魂”のこもったものであること。だから多くの常連客でにぎわう。そんなお店です。 一度、味わって頂きたい名店でしょう。〒193-0816東京都 八王子市 大楽寺町 116-16TEL.042-651-1987 手打ちそば つくし家 代表 関 武臣 おいしい自然卵です。
2009年07月01日
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そちらは、どんなところ? と問い合わせが、けっこうあります。今から見にいくと言って来られた方もいました。なんという暇な。。じゃなくて探究心旺盛なことか。 ということで、風景をこのブログに載せていますので過去の記載もご覧下さい。今回も載せますが合わせて駅の風景もご覧下さい。当園近くです。夜の相原駅。相原駅 おいしい自然卵です。
2009年06月22日
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当園の創立が昭和35年。品川からの移住でした。地元では“東京の人間が来たって、そのうち尻尾巻いて逃げちゃうよ”と言われていました。電気も水道もないところに引っ越したんだし、まあ、そう思うでしょう。 事あるごとに、近くの「諏訪神社」に詣で、この地に置いてもらいたいと、また、地域にも貢献したいと祈願してまいりましたが、神に受け入れられたのでしょう。なんとか現在までやってこられました。神社に、お供えをします。当然、卵ですが。。 この地の神が鎮座する「諏訪神社」です。地域を護り、当園もまた、その加護の下に日々、生かされています。 おいしい自然卵です。
2009年05月25日
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春うらら。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。 連休中にお出かけの方も多いでしょう。でも遠くまで混んでいる中を行かなくていいんじゃないですか?当園は生き物相手のため、どこにも行かないですが、近くを散歩くらいならできます。 当園は山の中で七国峠のそばですが、少し写真を撮りましたので、ご紹介します。 ・七国峠の峠道 当園のすぐそばにある道でハイキングの方がけっこうおいでです。たぬき や、キツネもよく通ります。最近、あなぐまも出没。 ・七国峠に続く道 散歩される方が多いです。新緑がまぶしく、山の清廉な空気が、すがすがしい、そんなところです。 ・そばの道 山野草も春の日差しを喜んでいるようです。 ・山の中 静かで、のんびりできるかもです。よろしければ、散策にお出かけ下さい。 おいしい自然卵です。
2009年04月24日
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謹賀新年 皆様方の本年のご多幸と、ますますのご繁栄を祈念申し上げます。 また時代は進む。でも人間は1000年前も今も変わっていない。もしかしたら精神性において後退しているかもしれない。大手企業の実はモラルなき実態が暴露され、また自治体の健闘も賞賛すべきかもしれない。 昨年は我々にいかに歩むべきかを再考させる契機になったのではないか。私ごとき者が言うは僭越ではあるが“利”の前提に“智”があってこその道ではないのか。ふっと考えている。
2008年12月31日
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寒たまごは寒い時期の産卵で年間の中で最高品質です。 “大寒たまご”は、大寒の日(1/20)産卵のものをいい、風水では、この卵を食べると、1年の間、お金に恵まれ健康運があがると言われています。 本当かどうか私にはわかりません。統計的なデータも見たことないし、食べて金持ちになったという話も聞きませんので、風水でそう言われるのなら、そういう人もいるかもです。 みなさん、そういう話がお好きなようで、例年、大寒の日の産卵限定で予約が、いっぱいきます。 ということで、ご希望の方は、早めの予約をお願いします。金運、健康運が上がらなくてもノークレームでお願いします。そもそも酒ばっかりで飲んでて健康運が上がったら変ですよね? ◎予約はこちらへメール大寒でなくても、最高級です。
2008年12月20日
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毎日が食品の不安というニュース。 中国だけでなく国内産でも、いくらでも出てきますね。毒物が検出されたり危ない農薬を使っていたりと、儲かれば何でもありの様相ですが、世間で知られてないだけで前から、こういう問題はありました。もう何10年前から危険な薬物、添加物を平然と使っていた事実は関係者の間では周知のこと。米や野菜の農薬、鶏だけでなく牛や豚の飼料添加物、薬品の危険性など、いくらでもあって、わずかに生協や自然食品店の人達が気づいていたくらいでした。 当園には取引きにあたって、訪ねて来られる方もけっこう、おいでです。共通して言われるのは「産地の状況を確かめないといけない」、「やっているのは、どういう人間か」。 衛生管理の状況や日々の作業がある程度、見えます。取引先の米屋さんの話しでは、南魚沼産のコシヒカリといっても、どぶの水が流れ込んでいる所もあるそうです。ある方は畑や日干しの魚がダンプの往来の激しい道路沿いにあるとか、とても食べる気にならないとのことでした。 スーパーに並んで値札がついていれば価格でしかわからない。でも、どういうふうに作られているかは重要です。産地を確かめるとはそういうことです。 同時に、生産者が、どんな人間であるか。表向き、美辞麗句を並べていても言葉のどこかに実態が出るでしょう。裏で舌をぺろっと出すような人物に安全を托せるはずなしです。信用し信頼に値するのか。結局、“まともな”物をつくるには、“人となり”にかかっているのです。 なかなか出かける余裕ないですが、安全なものをと、お考えなら生産者を見学する必要ありです。当方、見学される立場ですが、取り引き先には、一応は信用されています。こちらに来ると、“どうみても儲けようとしているように見えない”だそうで。。。信用できる卵です
2008年10月29日
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日頃はありがとうございます。 宅配便による破卵があった場合の弁償金額の計算方法ですが、以下で算出下さい。★ 1個あたりの金額 =(請求金額)÷(発送個数)(例)2940円で40個を発送の場合 2940÷40≒73.5 3個破卵であれば 73.5×3=220.5円 切り上げで221円 ご請求金額は、 2940-221=2719円 なお、発送数の半分程度の破卵の場合は、代品発送させて頂きますので恐縮ですが、ご連絡下さいませ。 ひびくらいは大丈夫とお話し下さる方もおいでですが、菌の侵入があると急速に腐敗の方向に変化します。当園では検査結果ではサルモネラ汚染はありませんが、サンプリングによるもので、絶対に安全といえるものではなく、すべて破棄願います。自家製マヨネーズで中毒が出るのは、このケースで、卵を割ると菌があれば急速に増殖するためです。 破卵以外にも問題あれば、すべて弁償申し上げますので、お気遣いなく、ご連絡下さい。 今後ともよろしくお願い申し上げます。これは当園で毎日出る破卵で廃棄するものです。
2008年09月22日
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形や大きさの揃ったサイズ別にどこまでもこだわった結果は、十分に食べられる農産物の廃棄であったりコスト高となっている状況はおかしくないですか。 料理店では、ばらばらサイズは難しいかもしれないし学校の給食だったら友達どおしで喧嘩になるかもですが、それでも貴重な食料です。テレビ番組で、農産物の販売センターみたいなのをやっていましたが、規格品と規格外品を並べていて、規格外品のほうが売れている。もちろん若干、価格は安いですが、お客さんは十分と言っていました。とすると消費者は規格でなくてもいいわけですね。 そもそも自然の産物である農産物に規格の枠を、どこまでも合わせようとすることに無理があるでしょう。飽食の時代は過ぎ食料危機が叫ばれる中、天からの授かり物と認識すべきと思います。スーパーに行けば包装されて価格が出ている。でも、見えないけれど、それを作っている生産者がいるのです。お金で買っているというより生産者から分けてもらっていると考えるべきではないでしょうか。私自身、卵以外は一消費者の立場でそう思うのです。 当園でも規格外の卵を出荷しています。見た目が悪いだけで中身は同じなためケーキ店やサイズにこだわらない料理店で使って頂いています。価格面で、だいぶ安いので、コスト上も問題ないそうで喜んで下さっています。よろしければ一度、お試し下さい。 スーパーでは、見た目が悪いとダメだとかサイズが揃っていないと売れないと言いますが、現実に規格品より売れる状況もあります。多少、安ければ消費者だって喜ぶはず。同意見の方がおいででしたら、行き付けのスーパーに規格外を置いてと意見したらいいかと思います。 国内自給率39%。農水省、政治家の無策には頭にきています。国民を飢餓に追いやっても"善処しましょう”とか“対策を検討中”とか言うのでしょうか。米農家の壊滅近く、漁師は4割廃業間近、当園も含めた畜産業も倒産多々の状況に、個別に補償できないとか言っていて、食の未来をなんら考えない。 とまあ、雑感ですが、食を守れという意見が強くなるよう期待します。その時に食の確保ができ、むしろ飢餓で苦しむ世界の人々に援助できるくらいになってほしいと思うのです。当園の規格外の卵 これで十分です。お試しを。
2008年07月20日
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さっき撮った当園の近くです。梅雨の山もまたきれいです。さて、全農という鶏卵生産、販売のトップが値上げを発表し朝日、読売、毎日といった全国紙でも大きな扱いです。2位のイセ食品も追随の様子。高価格帯のブランド卵について10個当たり30円の値上げの意向で「しんたまご」300円を330円にしたいとのこと。 鶏の飼料はトウモロコシが約60%で昨年来6割以上の値上がりとなり、生産者は元々が利益が少ないため、廃業、倒産も多々あり、もはや産業として消滅しつつある状況です。バターが店頭から消えた例でみればわかりやすいですが、値上げしなければ牛の飼料代がない中で価格UPを拒否するスーパーや買い手という相対的構図に単純な原理があるでしょう。必要なコストがなければ生産はできないのです。このままでは同様に漁船の燃料代の出ない漁業等は崩壊し、基礎的食品のない時代となるのは確実でしょう。米も生産者の高齢化で65歳以上が70%近くで、あと5年で農業は崩壊するところにあります。以前であれば外国から輸入という道もありましたが現在、輸出国では自国をまかなうため輸出制限で、日本の国内で自給率を上げるほかありません。方法論は優秀な官僚や政治家が考えるでしょうが、重要なのは消費者の意識で“高いのはダメ”という認識を変えることが必要です。このことはバターやイカで、すでに経験済みですよね。必要なコストは払う、自国の食料は自分たちで守るという発想に転換できなければ“食料危機”が現実となるでしょう。“今、そこにある危機”を回避できるのは一人一人の意識です。当園そば たまごは、かつて高級品だったものが昭和40年頃から大量生産の時代を迎え劇的に価格が下がり、ついに供給過剰となり、ずっと低価格のままで現在でも昭和27年の価格水準です。米や野菜にみられる大量生産の弊害として農薬、化学肥料が指摘されますが、卵も同様に生産向上のため薬品、添加物の大量投与により健康上の問題となっています。こうした中で安全・安心を標榜する有機野菜や自然卵等の農産品の登場となります。でも、おかしいですよね。安全は食品として当然のはずですが。需要供給で相場が決まりますが、現在の水準では廃業が相次ぎ、いずれ生産者は、いなくなるでしょう。安定的に生産できる価格帯は当然で、価格UPの受容不可となれば、たまごは、なくなるという単純な状況にあります。 お考え下さい。 最高級卵では安い部類です。
2008年06月26日
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寒かった冬から木々も息吹き草木の芽も顔を出してきました。 みなさま、いかがお過ごしでしょうか。当園にも春の訪れとともに鶏たちにも明るい日差しがことのほかうれしいようです。さきほど、そばで撮った野草です。 世相あまりにあわただしく混迷の度さらに深く。せめて心は穏やかでありたいものですね。私、生き物相手のため年中無休で出歩くことができません。そんなことで旅行関連のテレビはよくみています。ひとつ、ご紹介します。「世界ふれあい街歩き」NHKの旅行番組で週1回の深夜。ご存知の方もおいででしょう。世界を歩くという視点で構成されています。夜中なので録画してみています。一度、ご覧下さい。 ということで、今後ともよろしくお願い申し上げます。 春の卵いかがですか
2008年04月04日
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東京で10cmの雪。雪国からすれば、どうでもない積雪でも東京では大雪で、交通機関は遅延、道路は渋滞、人間は転ぶと、都市機能のひ弱さが、いつものごとくに露呈しています。 本日の当園の雪景色。 こちらでは鶏は寒さに強いため、すこぶる元気で珍しい雪にびっくりな様子。この時期の卵は、すばらしくおいしいです。“寒たまご”と呼ばれるほどに風味があり旬の味わいがあります。今日は昼の12時で0℃。これ以上寒くなると卵が“パンク”して破裂します。凍った卵は膨張するためで、昔といっても10年くらい前は、よくありました。ぎりぎりで、最高の品質です。ここしばらく同じような状況ですので、ぜひお召し上がり下さい。きっと、いつもよりおいしいと思います。 寒たまごいかがですか
2008年02月03日
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ふと思った疑問を調べる場合や問い合わせ先の情報です。◎日本養鶏協会 社団法人 日本養鶏協会は1948年設立の非営利団体。食生活の向上と養鶏産業の健全な発展を目指し、養鶏生産物の需給の安定、消費の促進および養鶏に関する情報の収集・提供。◎ 動物衛生研究所 動物の健康を守るために動物の病気について基礎研究から診断・治療および予防にいたる研究・開発を行っています。◎ 農林水産省「消費者の部屋」 消費者からの農林水産行政、食料、食生活等についての相談。昨今、問題の賞味期限等の質問なども受付しています。 →関係団体へのリンク◎厚生労働省 食品安全情報 農林水産省、厚生労働省ともに消費者むけに情報発信しています。◎ 全国家畜保健衛生所一覧 獣医が常駐していて保健所でわからないような専門的な質問にも対応できるかもです。◎たまご博物館 たまご関連のさまざま情報を網羅しています。たいていの疑問は解決できると思います。 それぞれのところで疑問点を探ってみて下さい。リンクで関連機関も参照できます。 どこに聞いたらいいかわからないようなことは多いですが、食品では、まず保健所、たまごでは次に家畜保健衛生所でしょうか。役所といっても、某年金業務のようないい加減なところばかりではありません。専門家がいますので、気軽に問い合わせしたらいいかと思います。 当園でも、お答えできることはありますので、何か疑問がありましたらご連絡下さい。この冬は、寒いですねえ。鶏は寒さに強く元気ですが、人間は。。。 皆様も暖かくしてお過ごしを。旬の卵いかがですか
2008年01月11日
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厳しい年と予測されます。でも、この時代に生きることに何らかの意味もあるのでしょう。 何かをしようとする時に必要な物の考え方や思考方法は過去の先人の知恵が大いに参考になるはずです。 さて、今回はネット上で無料で読めるインターネット図書館「青空文庫」のご紹介です。 「青空文庫」50年経って版権の切れた作品が現在6886あります。無料で縦書きソフトもあり、ふつうの本のように読めます。 大人になってから夏目漱石の「坊ちゃん」を買ってまで読もうという人はそんないないでしょう。もう一度、読み返すとか、あと、絶版で手に入らない作品など多数あります。図書館にもないものもありいいですよ。ただ、PCの画面だと紙の本より見にくいとか、頭に入ってこないような感じはしますが。 かなり有名となった「青空文庫」ですが、はじめての方は、ぜひご覧下さい。 「青空文庫」以外にもインターネット図書館があり、有名になった作品があります。興味がおありでしたら読んでみて下さい。「書籍デジタル化委員会」所収の「現代伝説考」 最近の作品で、大学でも参考にされる大作です。 ここは、たまごのブログではありますが、文芸評論や歴史でも哲学、宗教、旅行なんでも結構ですので、みなさまのご意見や論考をお寄せ下さい。適宜、掲載させて頂きます。 そのうち、みなさまのご意見等も掲載させて頂きたいと存じます。 では、本年は読書にいそしみましょう。冬の夜長は読書を、おいしい卵で。
2008年01月08日
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新年が皆様によき年であるよう祈念申し上げます。 -新年の営業-1/1より発送可能です。ご来園の場合も通常どおりです。安全で安心な卵として一層の研鑽を重ねて参る所存です。今後ともよろしくお願い申し上げます。 新年をおいしい卵で。
2007年12月31日
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“有機肥料”と名乗っていても、元の飼料が添加物や薬品だらけだったら、どうなりますか? そんなこともあって当園の鶏ふんで家庭園芸されている方もおいでです。これは鶏ふんを醗酵処理して肥料にする機械です。土のような、さらさらの肥料になります。飼料に危ない薬品や添加物を使っていないので、当然ながら安全な肥料です。ご希望の方は、鶏ふんは無料ですが、送料は、ご負担下さい。(735円)あと、袋や箱も、ありあわせです。数量は箱に入るだけ、10kg程度になると思います。いつまでという期間はありませんので、てきとうにメール下さい。 お近くの方は、おいで下さればトラックいっぱいでも、ひよわな私が積み込みますので。といってもフォークリフトがあるので体力はいらないですが。 鶏がふんをしないでくれたら助かるのですが、そうもいかないので、養鶏場の重要な作業です。当園は保健所から衛生面では“上の部類”といわれますが、なかなかホテルのロビーみたいになりません・・・なるわけないですが。まあ、サンダルで歩いて大丈夫くらいです。 お暇がありましたら、どうぞおいで下さい。興味がある方が時々おいでになります。地図は、HPに記載していますので、おいでの折は日時をご連絡下さい。 ということで、鶏ふんの処理機がこんなものかとお分かりになりましたでしょうか。
2007年12月18日
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お店で、すごくおいしいと自宅でも食べたくなるって、ありませんか? 私の友人は、なんというか、お店でだめだっていうのに無理やり“持ち帰りも作れ”といって喜んでるバカなやつがいます。取り引き先の料理屋さんの話だと、卵がほしいと言って持ち帰られる方もいるとのこと。 今回は、取り引き先の料理屋さんを、ひとつご紹介です。店名「都夏」(つげ)。和食屋さんさすがに素材を吟味して高級食材ばかりだと、すごいかなと感じるところありますね。調理テクニックも一流とあれば、何もいう必要ないです。チェーン店の和食屋さんと比べて、どうこう言うんじゃないですが、来てよかったと思えるお店です。当園の卵です。 これがよくて来店の方もおいでだそうで。 場所は、小田急線の下北沢駅の近く。機会があったら、ぜひ行ってみて下さい。当園の卵もぜひ、メニューに。 その折はコメントして頂ければ幸いです。以下、住所です。都夏東京都世田谷区代沢5-29-16 TEL.03-3410-8237小田急線下北沢駅 徒歩5分 地図は「都夏」のURLの中にあります。 いい物を使って、優秀なスタッフの技術、評価されるはずです。ここのスタッフの方は当園にご見学され、“本物の卵”だとのお言葉です。 ということで、新宿近辺に行かれる折は寄ってみてください。下北沢は若者に人気なようですが、私が行くと浮いちゃうかもですね。 一流料理屋さん絶賛の卵です。
2007年12月12日
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年末近くなり、ご注文が増えてきました。ただ、例年に比べると減っています。 取り引き先は料理店が主ですが、メニューが変わったわけでもないのにご注文の頻度が減っている。ということは、外食が減っているんですね。なんでもかんでも物価が上がる(卵以外)のに収入は増えない、となると出費を減らすしかないでしょう。 みなさん、ご存知のように穀物が高騰しています。当園の飼料では2倍、資材で1.5倍くらいになっているのに、卵の値段を上げていませんというか、上げられないです。私の食事は卵ばっかりで。。。うちのわんこ 食品は安ければいいのではありません。ほかを削って、最後まで安全な物を選んでほしいと思います。この時勢では、みんな厳しいのです。服がぼろでもPCが古くても命に影響しません。 食べ物は、安いものだと添加物だらけだとか“命”に関わることです。せめて、お子様だけでも、“まともな”食べ物を。これは私の願いです。次の世代が健康に繁栄できるようにするのが、この時代に生きる者の努めだと思うのです。 当園でも、飼料高騰で、どうしようもない状況ですが、健康な生活の糧の一助となればと、微力ながら、がんばりたいと思っています。 ここのところ、寒くなってきました。みなさまも暖かくお過ごし下さい。最高の時期の卵です。
2007年12月04日
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もう晩秋じゃなくて冬となりました。今日の当園での風景です。 子狐こんこん山の中~♪ そんな感じになりました。草木も冬支度です。鶏はというと寒さに強いため元気そのものです。卵も、これからは品質が良くなります。“寒たまご”といって年間を通して最高の状態になります。夏の卵と並べて比べられないので実感として夏よりいいというのは、おわかりになるでしょう。良し悪しは“生”で召し上がるとはっきり違いがわかります。当園の取引先で出し巻き卵のメニューは、絶賛されているそうです。これは素材がよくないとどうもならないからでしょう。ご興味がある方は、行ってみて下さい。「車家」「坐忘」 どちらも全国有数の名店とされる蕎麦屋さんです。その出し巻き卵に感動して当園の卵を買ってくれる方もおいでです。もうすっかり漆黒の夜となりました。こちらは山の中なので、真っ暗です。野うさぎや、タヌキ、きつねも活動するくらいでしょうか。もぐらも、どこかで顔を出しているかも。 みなさまも暖かくしてお過ごしを。秋の卵です。
2007年12月02日
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日々、こんな山の中まで卵を買いに来てくれるお客様がいます。 今日も、常連のお客様と話していたら出身高校が同じとのこと。私、都立武蔵高校の出身ですが、今までにけっこういました。取引先の部長の兄君が同じだとか、大学の友人のお母様も同じとか。世の中、狭いものです。そのお母さんとは、先輩後輩の関係でいまだに友人以上に交友といいましょうか、続いています。電話しても、お母さんと話すほうが長いという、よくわからないですが。 実は、私、元高校の教員ですが、神奈川の県立高校の教え子のお母さんと話していたら、先輩だとわかり、“この生徒は落第させられないなあ。。”とまあ、考えてしまうのでした。都立武蔵高校入り口 見ず知らずだった方と卵を通じて知り合い、それが、ある意味、仲間だとわかると、また違った関係になるか、きわめて日本的かもしれませんが。みなさんとも、どこかで、つながっているかもしれませんね。 山の中でとれた卵です。
2007年12月01日
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当園にずっと続けてほしいという取引先は、たくさんあります。卵なんか、どこでも安売りしてるし、スタンドなんかでは景品で配ったりしてるのになぜでしょうか?振り返って私の父は,元陸軍軍医。東京医科大学在学中に陸軍の要請で、当時、日本になかった「航空医学」修得のためスペインのマドリッド大学に留学(当時、日本とスペインは国交があり専門の医学者が当局と交流がありました)。留学費は陸軍持ち。戦局もあり2年で習得後に帰国。いきなり、陸軍少尉の軍服を渡されたそうです。終戦時、陸軍大尉。といえば軟弱な大卒のひよわな士官を連想されるでしょうが父は柔道5段、剣道7段です。その後、、内科の研究医として40数年前に、今で言うところの“薬づけ医療”に疑問を持ち、“食養”によってこそ健康は維持、増進されるとの立場から、種々の試行の結果、完全栄養食である“たまご”に着目。以降、安全にして、薬という一面“毒”ではない、生命そのものを活性化する研究に邁進。また、西洋医学が外科を出発点にしているため、対症療法に終始することから東洋医学との融合を模索。以降、厚生省、指導医として、水俣病、ガン研究。最終所属;大阪大学 医学部客員教授。医学博士。昭和52年逝去。さて、昭和35年、東京の品川区から、電気も水道もない、この地に移住。(水道は今でもありません)道路もなし。けもの道を拡幅、やっと車が通れるように。自宅も手づくり。涌き水を鶏に与えていました。今でいえば、“アウトドア”ではなくて、“サバイバル”。 父の理想は結構ですが、おかげで、私は、5歳になるまでテレビというものを見たことがありませんでした。 実験のトライ&エラーから、ようやく成果をあげ、昭和47年ごろから、世間で一定の評価を頂けるように。時代は、安く大量生産を目指していた時期、農薬、添加物等の問題意識はほとんどなく、ようやくチクロ、サッカリン程度が取り上げられる状況。その後、わずかづつ、当園の主張が理解されるようになっていきました。問題を知った生協、消費者グループの活動、PR、大とするところです。それから20数年、アレルギー、アトピー、花粉症をはじめ添加物等の影響が社会問題化しているのはご存知の通りです。“安価に大量提供”は、企業の安全性を犠牲にした上に成り立ちます。その点では企業倫理が問われるところですが、同時にそれを受容した消費者にも、お考え頂きたく存じます。食品である以上、安全性が担保されないものは、どんなに低価格でも、提供すべきではありません。生命に関わることです。1億総半病人が“静かな死”へ向かう現状を皆様とともに、どうしたらいいのか、ともに考えていきたいと存じます。安全な卵です。
2007年11月30日
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鶏は、だいたい午前中に産卵します。朝方は安静にしていて、その後、ぽつりぽつりと産卵が始まります。採卵していると、どれもあったかい産みたてで、待ちかねたお客様が待機しているところに運びます。(サイズごとに仕分け中)(車で運んできて、お客様のご注文ごとに仕分けします) サイズもLL~Sまで産卵はバラバラのため仕分け作業となります。この作業に約2時間。パック、トレイと、ご注文ごとに分けていきます。数量も10kg、5kg、お待ちの方は10個という方も。1日の宅配便も数10個あるため、ベテランの私でさえ、取引先に“Lで注文したのにMが来たぞ!”と怒られたりしています。 日々の発送には宅配便のクロネコと佐川急便に依頼していますが、昼過ぎに集荷に来て、くだらない世間話をしながら積み込んでいきます。おいでになる個人の方、お店の業務用と、それぞれに世間話しながらの作業。宅配便の方々とは電話くらいでお会いすることもめったにありませんが、それでも10年以上の方となると旧知の仲の関係です。“顔のみえる関係”ならぬ電話の関係かも。卵を通して人間関係としてつながっているのでしょうか。宅配便の方で年に1回、必ずおいでになる方もいます。わざわざ車で2時間かけてとも思うのですが、“たまに顔を出さないと忘れられちゃう”だそうです。これは、「破卵」。ぶつかったり、鶏がつっついたりして壊れたものです。私の今晩の食事となります。。って食べきれないですが。 皆様の中にも産直で使っていられる方もおいででしょうが、生産者とたまには、直接会って話してみると、わかるものもあるかもしれません。長野のりんごとか北海道のじゃがいもとか、“物”を通して人間としてつきあうということでしょうか。産地の様子もわかると有意義でしょう。もちろん工業製品だって、携わる人と直接に話せると興味深い裏話なんか聞けることもありますね。興味あれば、メーカーなり生産者なり、見学するといいと思います。 今日も作業疲れで頭が回らず、つまらない内容でした。いつものことですが。。 40個の紙パック入り。いかがでしょうか。
2007年11月25日
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このつまらないブログをご覧下さっている方々に少しでも、ということで企画です。------------------------------------------------------------------期間 11/30まで。5名様限定。[内容] ジャンボ卵48個[価格] 送料・税込み 1000円 [お支払い] 郵便振替(到着後)振込み代は、ご負担下さい。[破卵の場合] 個数分、金額分差し引いて下さい。[お申し込み] 「ブログ限定品」とお書き添えで、メール注文下さい。------------------------------------------------------------------スーパー等の小売店にないサイズ。これは“巨大卵”で、めったに産卵しないジャンボサイズ。当園においでの方が「これ、本当に鶏の卵?」って聞くぐらいです。 わずかしかありませんので、ご希望の方が重なった場合は日をずらさせて頂きます。 今日、仕分けしている時に、おいでの方が、「これほしい」とのことでしたが、予約だったためお断りせざるをえませんでした。いろいろなサイズがあって、SSから今回のようなものまで産卵します。あまり小さいと黄味が入ってないことも。大きいのでは黄味が3つ入っているのもあります。同じ鶏で日によって産むサイズが違う、だから自然の産物でしょう。味だって日々違う。だからいいのです。農産物全般なんでも規格をつくって合わせようとすることに無理があるのではないでしょうか。 ということで、今回は珍しい卵のご紹介でした。定番特価品です。こちらもご覧下さい。
2007年11月19日
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何年か前のことです。 当園に入るには、受付で身分証明を提示し所持品を金属探知機でチェック。全方位にわたって監視カメラで警備員が24時間のモニターとセキュリティーは完璧。。なんて、あるわけないです。 まあ、どこかのおじさんが道に迷ってきて、「ここどこですか」って聞くくらいですから。 ここが、入り口。 ある朝みると、一区画だけ卵がない。“今日は産卵しなかったなあ”と思って。さらに一週間くらい後、また卵が、一区画だけ、ぽこっと抜かれたみたいにない。と、みると、どこかのおばさんが卵をかごに入れている。“さては”と、問い詰めると「返せばいいんでしょ!」との返答なのです。返せばいいだろうって社会保険庁の役人か、どっかの政治家か? ことを含めて帰ってもらいましたが、驚きですねえ。買ったって、いくらでもないのに、ここまで泥棒に来る体力と時間、まったくもって元気な泥棒さんでした。 かと思うと、夜中に“今から買いに行くから”とのTEL。“夜はやってないんですけど”と答えると“けち!”ガチャン。世の中、いろんな人がいます。このブログを見られている方でご連絡はメールなら24時間ですので、よろしくです。 皆様も戸締りを、しっかりなさいますよう。 泥棒さんもほしがる卵、いかがですか
2007年11月15日
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まあ、よくぼろぼろ嘘つきがみつかるものです。 今回の偽装出荷を整理してみましょう。10月に秋田の食肉加工会社「(株)比内鶏」が「比内地鶏くんせい」として廃鶏を使用したことが発覚、その後、生卵や煮卵、鶏団子等にまで長い間の使用がわかったものです。比内鳥のブランドイメージが大きく傷ついた事件です。 比内鶏は「名古屋コーチン」、「薩摩地鶏」と並んで三大地鶏と称せられます。比内鶏自体は縄文時代以前からの秋田県地方固有種で昭和17年に天然記念物に指定され、食用できなくなり、特長を受け継ぐ品種として「比内地鶏」が開発され今日に至っていますが、育成数が少なく肉の味が濃く、濃厚な脂のうまみ等で高級地鶏として有名です。 さて、「地鶏」ですが、明治時代までに存在した固有品種および導入された品種をいいます。日本農林規格で50%以上の比率で交配されたものと規定され、飼育期間、方法等の指定もあります。全国で43品種あり、それぞれ特長のあるブランドとなっていて多くは高級品種とされています。なんというか、いいかげんな販売者がいて、宮崎ですが、“地べたを歩いているから「地鶏」”といって、一般の鶏を売っていた業者がみつかりました。笑えない冗談みたいで、なんでもありの世界のようです。 次に「廃鶏」です。産卵している鶏も、一定期間がたつと、だんだんと産卵しなくなってきます。1週間で1個しか産まないなんてことも。それでは経済的に成り立たないため、かわいそうですが、鶏の加工品にします。その鶏を「廃鶏」といいますが、当園の場合では、引き取り価格0円です。だいたい1年ちょっとくらいで廃鶏とします。加工場での仕入れ価格も限りなく0に近い、ただ同然の肉。それが「比内鶏」の製品に化けたという話ですね。だいぶ前からの偽装だそうで、買った人は怒り心頭でしょう。“まがい物”という言葉がぴったりです。 当園でも「地鶏」の卵としていますが、地鶏どおしで交配した最高の品種で「さくら」(赤鶏と白鶏の交配種で、褐色の卵殻)、「もみじ」(赤玉)という最高ブランドの品種として有名なものです。これは偽装できません。一般卵と比べたら、その濃厚な味わいは絶品で、すぐにわかるほどのもの。高級料亭等でしか使われないような、すばらしくいいものです。スーパー等にないのは、高価格だからです。機会があったら当園の卵と一般市販卵と比べてみて下さい。あまりの違いに驚かれるかもしれません。当園の鶏です(左が「さくら」右が「もみじ」) 発覚するようなことをしなければいいのに…と思うのですが、目先の利益に目がくらむのでしょうか。当園に電話で高いと言っていた方が訪ねて来られて、私を見て「やっぱり高くないよ」だそうです。私が超貧乏に見えたのでしょう。儲かってないと思えたらしく「私の分は少し高くしてもいいよ」だそうです。地鶏の卵をどうぞ
2007年11月06日
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たまごにも“旬”があります。夏は、暑いため生きるのに精一杯で、たまごは水っぽく、どうしようもない状態に。鶏は皮膚呼吸できず、水と呼吸で体温調整するため、卵に移行するためです。だいたい40℃が生存限界なので35℃くらいになると、ハアハアと水ばっかり飲んでいて今にも倒れそうで、私みたいです(?) さっき、近くで写真を撮ってきました。東京といっても山の中。たぬきもキツネもマムシまで出ます。もう夜のとばりが降りる中、秋の気配が濃厚ですね。 秋になると鶏も元気、私は疲れ気味。たまごもいい状態になります。“おいしいですねえ”とよくこの時期には言って頂けますが、たまごは鶏が産むのです。みなさん、忘れておいででしょう? スーパーに行けばパックに入って売っていると、なんか工業製品みたいですが、ひとつひとつ鶏が産んでいるのです。元気な鶏から良質な卵が産まれます。環境と飼料と愛情でしょうか、健康で機嫌がいい鶏でないと、おいしくないのです。同じ鶏でもきのうの卵と今日の卵は“味”が違うのです。不思議です。 これから春まで、卵は旬です。安全でおいしいものとなるよう、がんばっています。まあ、中には、まずいものもありますが、生き物の産物ですから、いろいろでしょう、と勝手なことを言うと、取引先の料理店からクレームが来そうです。よろしければ、おいしい秋の卵をどうぞ
2007年11月05日
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今回、このブログの読者限定で、お試し用に出荷させて頂きます。----------------------------------------------------------------------期間 11/5まで。10個限定。[内容] さくら10個、もみじ10個の計20個詰め合わせ[価格] 送料・税込み 500円 [お支払い] 郵便振替(到着後)振込み代は、ご負担下さい。[破卵の場合] 個数分、金額分差し引いて下さい。[お申し込み] 「ブログ限定品」とお書き添えで、メール注文下さい。----------------------------------------------------------------------本当は、ご希望の方全員に召し上がって頂きたいのですが、金額面で持ち出しのため、恐縮ですが、10名様までです。ご試食後、よろしければ、このブログにコメント頂ければ幸いです。“全国で2番目にまずかった”、“こんなひどいの売るな”とか、なんでも結構です。 当園は知る人ぞ~の世界では、けっこう有名で、雑誌やテレビで、たまに出ます。注文下さる方がおいでですが、あとで電話が来ます。その時のこと。注文者;「すごいいいものだと雑誌に出てたのに何だ、これは! ばかやろう! あんまりま ずいんで捨ててやった。金は払ってやるけどな」私 ;「・・・・」 絶賛下さる方もいれば罵詈罵倒の方も。食品はカタログではわかりませんので、お試し下さい。あと、ブログ読者限定で、いずれ何か企画したいと思います。 当園は賞味期限をごまかしません。なんでかというと、産卵日に出荷なので当然です。ただ、大手でも卵の賞味期限は信用しないほうがいいです。以前に書きましたので理由はそちらをご覧下さい。 これは、売り物ではありませんがご希望があればお問い合わせ下さい。
2007年10月30日
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赤福や吉兆で賞味期限を書き換えたと毎日のようにニュースです。 ここで問題なのは、日付けを書き換えたことで「賞味期限」自体が悪いわけではありません。日付けは目安となるもので書き換えれば、新しいかどうかの判断が難しくなります。一方で、「賞味期限」はメーカーが自主的に安全と思われる日数を定めているので、品質上の問題とならないのです。古いものを新しい日付けにしたから食べられなくなる、中毒になるということでもなく食品衛生法に違反でもありません。私はメーカーの味方をしているわけではありませんが、報道には消費者を誤解させる点ありです。 そもそも「賞味期限」はメーカーが決めています。当園でもそうです。卵では半月程度の日数にしているところが多いようですが、1ヶ月先にしてもいいわけです。“なんか変!”ですね。これは保存状態によって差が出ることもあって一律にできないのです。卵で言えば夏場は17日、冬は40日と農水省は目安を出していますが時期によって品質上の違いによるものです。 期限設定がメーカーに任されている。だからこそ、ごまかしがあってはならない。しかし期限設定を変えても安全に食べられるものだとの視点が報道に欠けている。赤福でいえば、古いあんこを混ぜて作っていますと書いておけば問題にならないでしょう。それでいいのだと言えば消費者は納得する。コーヒーのネスカフェも回収した物を混ぜて製品にしていても、みんなそういうものだと思っているのは、そこにメーカーへの信頼があるからでしょうね。 大事なことはいい加減なことをしない、信頼されるということです。当園でも隠していることはあります。いわゆる企業秘密の技術で、以前に見学を偽って来た人に話したら、そのまま盗まれたこともありました・・・ 今回、書いたことは反論もあるかと思います。ご意見あれば、よろしくお願いします。 産卵日に発送です。よろしければ。
2007年10月29日
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ふだん、何気なく食べている“たまご”は鶏が産むものです。当たり前なのに、感じている人は少ない。そこで、今回は、鶏にまつわる怖い話です。 “こけこっこ~~” 朝になると元気に卵を産む鶏ですが老鶏になると、だんだんと産む回数が減ってきて、ある時点で、淘汰といって廃鶏業者に引き渡されていきます。いなくなった後に、「きのうまでいたのになあ」と思うのですが。。 さて、その後、どうなると思います? 自動化された機械の刃で首を一羽づつ、刎ねられていくのです。現場を見たら卒倒する人もいるでしょう。一瞬前まで生きていた、その生命が絶たれ、首が“ごろん”と転がる光景は、正視に耐えません。たまごは、そうした生命の産物で、また、犠牲の上にあるものです。人間の食べ物の多くは同じことが言えるでしょう。その後、○井のハンバーグの材料になったりしています。 本題。 前述の“処理業者”ですが、何軒か訪ねると、共通していることがあります。だいたいが小規模経営ですが、きまって、ご主人が事故にあった、病気で足や手を切断した、お子さんが足が不自由になった、目が不自由になった、それも鳥目(?)ではなく“失明”etc…。 あまりの事例の多さに、“なにかあるな”と思い、当園の仕入先(孵卵場-卵からヒナにするのを業務とする)の部長に聞いてみました。 “鶏のたたりですよ この業界では常識になっています…”と真顔に答えるのです。生きているのを突然に殺された“怨念”が、人間に復讐している、そんな話でした。 そんなこともあって、直接に鶏の生命に手を下していないといっても、当方にも責任の一端はあるので、せめてもと、鶏の供養塔を建て、日々に供養しています。写真は供養塔です。天国で平和に日々を過ごしてもらいたいと願っています。 命のあるたまごを、どうぞ。
2007年03月16日
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某お菓子メーカーで、社内基準より先の期日にしたといって問題になりました。 たまごでは、農水省の推奨として夏場で産卵から17日間ですが、生産者に期間は任されています。「まあ、てきとうにやってね」、ということで、1日先でも1ヶ月先の日付けでもいいわけで、何のあてにもならないのが実態。当園では産卵から2週間の期限にしていますが、鮮度から、この程度がいいと考えています。 さてと、閑話休題。皆様の中にも、買ったばっかりなのに、なんか古いような感じのたまごって、ありませんか?賞味期限の表示がいい加減だからです。ある時、お客様から連絡がありました。「1年前の卵ですよ!」。新年になったのに年月日のうち、「年」だけ表示変更を忘れていたのでした。当園での失敗談でした。 こちら生産者ですので古いものはない、というより古いものを下さいとの要望もあります。「ゆでたまごがむけないので1週間たったのを下さい」。一時期、1週間とっておいて、お渡ししていたのですが、面倒なので、途中で、お断りしましたが。。 日付けのごまかしは、まあ、よくあるし、流通段階も信用できず、生産者もどうでしょうか。信用できる生産者から直送か、“まともな”小売店から仕入れるしかないと思います。たまごだけでなく、生鮮品一般に、うそが多いように見えるのですが、いかがでしょうか? 産卵日に発送。鮮度はこれ以上ないです。
2007年03月14日
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“たまごに旬ってあるんですか?”とのご質問。 自然の産物で一年中同じものなんてないでしょうね。 ご存知の通り、卵は鶏の産卵です。最近の小学生は工場で作ってると思ってる子もいるそうですが、無理でしょう。さて、鶏は夏場は水を多く飲むため、どうしても卵もゆるく水っぽくなります。中には水みたいに流れるものもあって、お客様の中には、“古いのを売りつけただろう!”って方もおいでですが、産卵直後で水っぽいのがあります。おおむね、ゆるいのが多い状況。料理店の中には“なんとかしろ”とのご要望ですが、なんともならないので、そちらでなんとかして下さいと申し上げます。料理店もレシピで動いているため、困るそうですが、まあ自然のもので調理する以上、しょうがないでしょう、と勝手な言い分でした。 秋に入ると鶏の体調も安定し卵の品質もよくなってきます。冬場は絶好調で最高の品質となり“寒たまご”と呼ばれ、年間を通して、すばらしくよくなります。夏場のものと記憶があれば比べて下さい。 農産物全般、なんでも旬のものがいいのは当然で、時期にあった食生活が自然ではないでしょうか。現代では一年中何でもありますが、逆に不幸な状況かもしれません。 できれば、どんな生産者がどういうふうに作っているのか、確認してみるといろいろなものが見えてくるでしょう。まともなところ、ただ安ければみたいなところなど。見学に行くといいかもしれません。生産者の人となりから、わかるものがあるはずです。 このたまごは私じゃなくて、私の鶏が産卵したものです。よろしければどうぞ。
2007年01月07日
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お客様の中には、“一番高いの下さい”という方がいらっしゃいます。どうせなら、いいものにしようというお気持ちはわかるのですが、当園では、環境も飼料も同じです。ただ赤玉は若干、余分に頂いています。鶏には品種があり、白玉でも赤玉でも多くの種類があり、当園では最高品種を使っています。あじわいや卵質は、もうこれ以上ないだろうといえるのですが、欠点として産卵が少なく、約70%くらい。皆様は鶏というと1日1個産むと思っていらっしゃるかもしれませんが、それより多いのも少ないのもあります。70%というと10日で7個の産卵くらいです。10個100円の特売の品種だと1日2個産むものもあるのですが、品質では、卵には違いないけど、なんだこれは・・・というレベル。ファミレスでステーキを取ったら、筋ばっかりでガチガチって経験はありませんか? 結局、値段相応ということでしょう。取引き先のシェフに言ったら、“1500円のステーキでまともなわけないでしょ”と笑われてしまいましたが。(ちなみに5000円以上じゃないと、まあまあと言えないそうです)さて、赤玉は飼料要求率が高く寿命が短い、それが値段が高くなる理由です。早い話、大食いで、あんまり長く産まないのです。高いから高級ではないのです。当園の赤玉では40個で白玉+200円ですが純粋にコスト分で、200円分、高級という意味ではありません。ただ、圧倒的に個人の方は赤玉のご希望が多く、濃厚だというご意見です。赤玉でなくてもいいでしょうと申し上げても、やっぱり赤玉になさる状況です。こちらは生産者で赤玉だから利益が多いわけでもないので、もったいない気がするのですが・・・。今、入ったクレーム。“黄味が入ってなかった!”鶏の生理状況で、たまに発生します。S玉の小さいのだと、よくあります。 (赤玉40個) 高くてもったいないですが、ご希望の折は、よろしくお願いします。
2006年11月05日
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朝日新聞のトップ記事として9/15に出ました。「日本養鶏協会」の調査で内部資料です。 農水省や厚生労働省の今までの公表では、一万個に1個の汚染率とされ、めったにないものとされてきましたが、皆さんの中にも、「そんなに少ないのなら大騒ぎするだろうか」と疑問の方もおいでだったはず。実は、業界内では1割は汚染されているというのが常識で、販売面も含め社会的にパニックになるため数字を操作してきたのです。保健所でも、うるさく洗えというのは、事実を知っているからにほかなりません。事実を詳細に公表してこそ冷静に対応できるしデマの類もなくパニックに陥らない、これは歴史で証明されているのですが、悪弊は繰り返される、バカなことでしょうね。 さて、新聞発表では鶏舎内でのサンプリング抽出のみのデータで、その後が問題です。採卵後は多くは洗卵されるのですが、この時にひとつでも汚染卵があれば、洗卵機を通して多くが汚染されていきます。結果として全体の1割程度は、サルモネラ汚染されていると考えられています。小売店で10個パックのうち1個はサルモネラ卵という一般消費者には驚くべき数字でしょう。 だから、保健所は冷蔵庫に入れる前に洗えと、しつこく注意を喚起します。 当園では検査では、検出されていません。“では、安心ですね”と、お客様から言われますが、全然、安心ではありません。。。? 先に申したように“サンプリング抽出”つまり全量を調べているわけでないため、“可能性”を否定できない状況にあります。すでにサルモネラ菌は常在化し、どこにもあるものになっていて、当園になくても車や人の手についているかもです。冷蔵庫に入れる前に水洗いを。表面の菌は流され冷蔵庫内での二次汚染を防げます。 時々の情勢で、都合のいい発表をし国民をだますといったら言い過ぎでしょうけれど、公表は実態を反映されない場合が多々あって、マスコミに出ない部分に注意する必要ありです。 多分、菌はないはずの卵をどうぞ。
2006年09月16日
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先日、取引先の料理店から連絡があり、“かびていた!” 殻の外じゃなく内部とのこと!!!さすがに、驚きました。というのも卵内部では、殺菌作用があり、“かびる”というのは、ありえない、まして産卵日の翌日に。。。。たしかに高温多湿でも1日で内部にかびが出るのだろうか、その取引先とは10年来のおつきあいですが、はじめてとのこと、1日で、かびるのかと不思議だそうです。カビの菌や胞子は、どこにでもある。そこで考えられるのは、卵殻表面にピンホール程度の穴があって、内部に侵入したとの仮説。 まあ、注意しようとしても、どうしようもないのですが。。。スーパー等の小売店では、お店に出すまでは裏で、そのまま置いてあり、店内に出すと温度が低いため結露の可能性があります。そうすると、今回のようなことがあるかもしれません。お使いの卵を割って殻の内面を見たほうがいいかもしれません。ということで、めったにかびのない当園の卵をどうぞ。
2006年09月04日
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お客様から質問がありました。キャッチコピーで見られたそうです。「たまご臭くない・・・とはどんな意味でしょう。」それで、回答しておきました。「たまごくさい」という用法はありませんので、個人的意見です。いわゆる“生臭い”との意味かと思われますが、市販卵では一般に相当量の添加物が飼料に含まれ、臭気となるようです。誰も実験していませんので類推です。濃厚と臭いは紙一重のため感覚的に感じられるのでしょう。 飼料に何を使うかにより品質に変化はありますが総合バランスの点で評価すべきで、ビタミンEを使うとか、ハーブを添加するような単品の付加は商品イメージとしてわかりやすいので消費者受けするでしょう。ちなみに当園卵ではDHAの値が高いので「DHA卵」としてアピール可能ですが、単一項目がいいのは逆に全体としての位置づけが不明確になりますし、各データが高いことは当園のHPにも謳っていますが、安全とおいしい、この2点で、評価され続けています。消費者に何がうたい文句になるかは、いまだにわかりません。実験は常にしておりまして、1個あたりのコストが1000円のものをつくったこともあります。有名店のシェフに試食依頼では、ちっとも評価されませんでした。最高品質でも理解されないこともあるということです。ということで、脱臭効果のある添加物はいろいろありますが、売り文句にはいいとしても、なんか安っぽいイメージにもなるような気もしますが、いかがでしょうか。意味不明となりまして恐縮です。以上、返信メールの原文。生臭くない自然卵をいかがでしょうか。自然卵40個
2006年04月11日
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「鶏って何を食べているのですか?」 時折、受ける質問です。お客様でペットで残飯で飼っている方もおいでですが、「いい卵にならないけど、どうしてでしょう」という質問もあります。人間で考えれば、おわかりでしょうけれど、残飯で元気に生きていけませんよね。必要な栄養分が不足するからです。そこで、お客様にはペットショップでの鶏用のえさか、農協などで販売している業務用の「配合飼料」をお勧めしています。 さて、養鶏場では、どんな飼料を与えているのか、今回のテーマです。 飼料には、「配合飼料」と「自家配合飼料」の2種類あり、養鶏場の方針でどちらかを使っています。◎「配合飼料」 必要な栄養成分となるよう、いくつかの原材料を配合してつくられたもので、飼料メーカーから多くの製品が出ています。ドッグフードをお考えになれば、どんなものか想像がつくでしょう。大手の養鶏場で採用しています。10トントラックで配送していて、ものすごい量です。◎「自家配合飼料」飼料メーカーの配合によらず、独自に成分を考え単品で調合しているものです。当園は、こちらです。 では、一般的な配合飼料の成分です。ここでは、採卵用の鶏(レイヤー)の成鶏(大人の鶏)に与える「成鶏用配合飼料」の配合割合、原材料、成分、規格です。(鶏の品種や日齢、環境によって変化はあります)含有する飼料添加物の名称 : ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、パントテン酸、コリン、葉酸、ビオチン、硫酸鉄、炭酸亜鉛、硫酸銅、炭酸マンガンなど*「飼料添加物」とは、鶏の生命維持、産卵に必要な栄養素のうち、主要原料だけでは不足するビタミン、ミネラル等で、一般にはプレミックス(配合飼料内に予め混入されていること)の形で飼料に添加されます。配合割合原材料区分配合割合原材料名穀 類60%とうもろこし、マイロ植物性油かす類15%大豆油かす、なたね油かす、コーングルテンミール動物質性飼料10%魚粉、肉骨粉、フィッシュソリュブル吸着飼料そうこう類5%コーングルテンフィード、米ぬかその他10%炭酸カルシウム、動物性油脂、食塩、リン酸カルシウム成 分規 格粗蛋白質17.0%以上粗脂肪3.0%以上粗繊維5.0%以上粗灰分13.0%以上カルシウム2.8%以上リ ン0.5%以上代謝エネルギー2,800kcal/kg以上配合飼料は必要な栄養成分が含まれ、安定して産卵を維持し、低コストなどの特長があります。とにかく安く多く産卵し病気にかからない、そのために多くの添加物が配合されているわけで、鶏を、卵を産む機械と考えています。それでいいのかというのが当園の立場で、安い素材は、それなりのものにしかならないし、添加物の影響も無視できません。なんで、こんな添加物が許可されるのか不思議なものもあります。しかも残留農薬を考えると、きわめて危ない状況だと思います。そんなことで当園は、すべて単品で安全なものを全国より仕入れています。見学になった方の言葉です。「おれよりいいものを食ってるなあ」。 食品は安全が第一なのに、コストが最優先。何年か前に牛乳の事件がありました。価格決定権がスーパーにあり、この値段で売りたいとして生産者に強要するため、やむをえず生産者は危ないものを使ったり安くする方法を考えるわけです。スーパーは「安いよ~」と宣伝しても、「でも、危ないよ」とは言いません。卵は牛乳以上に危ない世界ですが、裏話は、またの機会に。そんなことで、添加物を使わない自然卵をいかがでしょうか「自然卵160個」
2006年04月07日
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