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2011.07.29
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カテゴリ: 音楽雑感

24日の日曜日に、 Seta Philharmonic Orchestra 2011の演奏会を聴きに、栗東のホール「さきら」まで出かけました。

 このセタフィルハーモニックオーケストラは、「瀬田」の名前を冠するとおり、滋賀県びわこの南部を中心に活動しているオーケストラです。数年に一度のマーラーを中心とした自主公演と、依頼でのイベント演奏を行っています。 詳細は団のWebページ をご覧下さい。

 多くの団員の方は他にアマチュアオーケストラのポジションを持ちつつ、各地のオーケストラのエキストラなどで引っ張りだこの、いわゆる「ハイアマチュア」で、さらに一部プロに近い方までが集結する「京滋のオールスターオケ」に近いメンバーです。私がエキストラ先で拝見する方(お名前を存じ上げている/いないかかわらず)が、1/4~1/3はいらっしゃるでしょうか。

DVC00001_.JPG

しかしすごいのは、このオケが単に「寄せ集めオールスターオケ」ではなく、通常のオーケストラ以上にパート練習、セクション練習などの細かいリハーサルを重ねて演奏会に臨む、そのモチベーションの高さとアンサンブルの緊密な「組織体」としての恒常オケとなっていることです。

これは「指揮者岩井先生の下に集いマーラーを中心に演奏する」、という明確なコンセプトと、近隣で岩井先生が音楽監督をされている管弦楽団に参加するメンバーが多く、定期的に交流していることも大きいと思われます。

さて、演奏会場は栗東の音楽ホール「さきら」。響きには定評のあるシューボックスタイプのホールです。定員は約800というややこぢんまりしたホールで、ステージはやや大きめとはいえ、マーラーの演奏では純粋器楽の交響曲(第1,5,6,7,9)でも編成が小さめの物でいっぱいいっぱい、という感じです。

今回の演奏曲目、マーラー交響曲第9番で、ぎりぎり、弦楽器は少しメンバー絞らないと、というくらいでした。

特徴的だったのは弦楽器の配置。いわゆる対向配置(1st、2ndの両バイオリンが指揮者の両脇客先際に並ぶ、古典的な配置なのですが、古典的な対向配置

(下手)1stVn-Vc-(指揮者)-Va-2ndVn(上手) Cbは下手奥(Vcの後ろ)

と異なり、

(下手)1stVn-Va-(指揮者)-Vc-2ndVn(上手) Cbは上手奥(Vcの後ろ)

という変則的な物でした。低弦を聴きながら内声を組み上げる、という意図でしょうか。

マーラーにはいい並びかもしれません。(副作用としては、2ndとVaが分断されるので、内声同士の連携が難しくなります。。モーツァルトにはやや厳しい配置かも)

肝腎の演奏ですが、これは優秀なメンバーの個人技術と、さらにリハーサルで磨いた緊密なアンサンブルで、通常のアマチュアオケとは明らかに一段違うレベルの演奏だった、と言えましょう。

 モーツァルトはロマンティックな解釈が多い指揮者が意表を突いて、なんと「ノンビブラート」奏法での演奏となりました。

これ、意外と難しくて、これまで何十年もビブラートたっぷりで弾いていた奏者には、「止めろ」と言われても、ついつい身体が勝手にビブラートかけてしまいますね。

先日TVで観たN響/ノリントン卿のベートベン(これもノンビブラート奏法)で、弦楽器のおじさま達がアップカメラでも、ついつい手が震え・・・いやいや・・・とその手が止まり・・という感じでしたら、アマチュアのおじさまにはかなり苛酷な指定です。私にゃ無理だ(笑)。

もちろん曲全体はいい流れで、美しく仕上がっており、終楽章でのff仕掛け(?)もきまっておりました。

 で、いよいよメインのマーラーですが、奏者の気合いと緊張感で、冒頭の主題断片のつかみから、ぐいぐい行ってくれます。特に優秀なホルン、そして名手に来てもらっているハープなど、自慢のパートがいい具合に曲を持っていってくれていました。

この曲、実は来年自分の所属するオケでも演奏予定なので、その予習でも聴かせてもらったのですが、やはり1楽章は難解。ソナタ形式と言いながら、主題数は多く、間のエピソードもコラージュ的で、主題からの綿密な展開とは違う色に聞こえてくるし、というわけで、音色感やフォルテでの高揚した音塊を楽しむだけなら十分ですが、これに形式感をはっきり与えるのがかなり難物、と感じました。もちろんセタフィルは大健闘していて、pの経過句でも十分緊張感と推進力を持ってフレーズをつないでいました。これは次回自分がやるときの参考にしたいと思います。

 残念ながら当日妻が実家(東京)に帰っていて子守等々のため、3楽章以降は聴けずに会場を後にしたのですが、 アンケート や知人の評価によると、4楽章(弦楽器が聴かせどころの楽章)も素晴らしかったとのこと。聴けなかったのがかえすがえす残念です。

何はともあれ、ホールをほぼ埋めた600人以上の聴衆のほとんどが満足されたのではないか、といういい演奏会だったと思います。私もこうしてアマチュアオーケストラの演奏を聴くのは3年ぶりくらいなのですが、いい時間を過ごせたと思います。

自分も演奏がんばらねば!(さすがにこのオケからは、声は掛からないでしょうが)

#ちなみに 先日ブログに書いたバスパート譜の版による違い 。どうもマーラー協会版の方での演奏に聞こえましたが・・・どっちだったのでしょう?






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最終更新日  2011.07.30 01:24:40 コメント(1) | コメントを書く
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