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自治体議事録の話。ちょっと専門的なので、ご容赦くださいね。

今日はおかたい官公庁の議事録作成のはずなのに、引っかかる私の手と耳と足。(足はフットペダルを踏むから)

どこの自治体も、本会議の代表質問は大抵原稿の棒読みで、「話して」いるけど書き言葉に近いもの。整文の必要性はほとんど感じませんが、今手がけているのは、委員会。
普通の会議室での会議で発言内容もフランク。
そのフランクがちょっと曲者。

地方議会でカラーが出ます。とてもスマートに言葉を選んでやりとりが進んでいくところ。これはとても楽なのに、録音していることをそっちのけで、言いたい放題、思いっきり話し言葉で発言されていると、少々戸惑います。
いくら発言どおりと言われていても

「おれ、こんな内容じゃ、絶対納得できねえよ、なあ。」

これをそのまま起こすことは、抵抗があります。そのまま議事録になって、その自治体の図書館に置かれたりするのに。


初めて手がける議事録は、それでも、これで起こします。向こうから、直してくださいといわれない限り。もちろん、方言があってもそのまま。中部地方の議事録だったら、過日は聞こえたとおり、「~だでよ」と起こしました。これは、標準語に直せば「~だからね」になるのでしょうか。
頻繁に話し言葉に出てくる「けれども」も、「ど」で単語登録してあるので、それで入力すれば速いのですが、人によっては「けど」「けれど」といろいろなので、校正するときは少々留意。

自治体によっていろんな表記の方針があって、ある自治体は、「僕」と発言している人をすべて「私」と直すように指示が来ます。他の自治体では、「けど」は「けれども」に統一してほしいと指示が来ます。

これらは、私は「ケバとり」ではなく「整文」の範囲であり、依頼があって初めて手をつけるものと認識しています。指示のない場合には、納品したときに「あれっ?」と思われないように、という仕上げ方が大切だということは過去の日記でも書いていると思います。おっと、当たり前? 失礼しました。

そうしたら、同じ仕事をしておられる「さくさく堂」さんのメールマガジン最新号にケバとりの話が出ていました。こちらです。既読の方も多いでしょう。

http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000108892

「ケバとり」の範囲を「整文」まで広げておられることについては、私は分けて考えるべきだと思いますが、改めて基本に立ち返らせる、示唆に富む内容でした。
ケバとり、あるいは「聞いたまま起こす」という微妙な部分は、つい「経験」「さじかげん」という言葉であいまいに逃げてしまいがちなのですが、人にわかるように説明するのはなかなか難しいことだと改めて思います。
11/30の過去日記でご紹介した、情報量たっぷりで、いつも感心させられる「おこ総研」さんのメルマガにしろ、このさくさく堂さんのメルマガにしろ、この仕事が好きで、いろんな方に知っていただきたい、同業の方にいろいろ感じていただきたいと書いておられることでしょう。それを読んで、頭から否定しては何も進化はありません。いろんな「ふうん」「へえ」をいただいて、自分の仕事につなげていければなって思っています。

経験を積むと、登録会社の社員の方より古株になり、つい自分のやり方に固執したり、他者の意見も耳に入らず。在宅ワーカーは横のつながりが乏しいだけに、なるべくいろんな方のお話を聞いて、頭の中をやわらかくしていたいな~と感じます。
私も、及ばずながら、そんなお力になれたらいいなと願って日記を書いているのです。

今週は、何だか頭でっかちの1週間でやっと金曜日になりました。








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Last updated  2004年01月27日 23時25分54秒
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