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被爆70周年ということで
長崎では色々な核軍縮や平和に関する
イベントが開催され、私も通訳ボランティアで
いくつかのイベントに参加しました。
元国連軍縮問題上級代表のブラジル人である
セルジオ・デュアルテ氏の講演通訳をした時
デュアルテ殿がブラジルにも100人以上の被爆者が
いることと、原爆投下から間もない時期に
ブラジルの有名な詩人のベニシウス・ジ・モラエスという
方が作った「ヒロシマのバラ」という詩を紹介してくれました。
詩の内容は以下の通りです:
音を失い テレパシーで 意思疎通 する子供たちのことを考えてごらん
光を失い 手探りでものを探す 少女たちのことを考えてごらん
この先 歩む人生を変えられてしまった女たちのことを 考えてごらん
燃えるような紅い薔薇の傷を 負った 人たちのことを
忘れてはならない 忘れてはならない
薔薇のことを 薔薇のことを
ヒロシマの薔薇 を 語りつがれて ゆく薔薇のことを
何もかも無に帰す 愚かなる 放射能の薔薇のことを
原子によって肝硬変と化した
もはやピンク色ではない薔薇のことを
色もない
香りもない
薔薇なんかでは決してない
何もない
ありえない
どこにもあってはならな い
肝硬変
という言葉が出てきます。
これは英語では
Cirrhosis
となり、発音は
セ ロ ーシス
という感じになります。
デュアルテ氏は講演の中で、この詩のことを
題名をナガサキのばらと置き換えてもよいと思いますと
紹介されておりました。
この詩は、ブラジルでは有名らしいのですが
日本ではあまり知られていないようでした。
Youtubeで調べると男性歌手ですが高音で
歌っているものがありましたのでURLを貼り付けます。
https://www.youtube.com/watch?v=p8vNNmgscVQ
ジュネーブ条約 は英語で言うと 2023年06月11日
最後の被爆地より 2023年05月20日
人道回廊 は英語では 2022年03月08日