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最近ほったらかしでしたが、友人がCADの試験を受けるためという事でこのパソコンを貸していたり、卒業制作の方で疲れていきと帰りの電車は爆睡という状況だったためほとんど更新できずじまいでした。僕の方はと言うと、卒業制作のためというか自分の技術向上のために汎用旋盤を使い直系50~5mmと言う部品を色々と作っています。まだこれから、マシニングセンタを覚えてそれで新しいフライリールの方を作ろうと考えていますが、フライリールの製作方法についてちょっと小話皆様が良く使われているフライリールの部品を見ると結構色々な加工方法があるんです。一つは僕もやっている切削加工。丸い棒状の金属をりんごの皮むきのようにして削っていく方法です。もう一つは鋳造と呼ばれる方法です。欠点としては、歩留まり(無駄が多い)事です。鋳造と言っても様々な方法があって、一番簡単なのは流し込みです。アウトドアで使うスキレットやバイクのステップなどがコレに当たります。金属を暖めて数百度~数千度まで熱するとマグマのように溶けてきます。それを型に流し込んで、成形します。コレは切削加工と違って無駄はほとんど無いですが欠点としては、引っ張り強度が無いため非常に衝撃に弱かったりします。ちなみに、工法としてはロストワックス、ダイカストなどがあります。そして、一番楽なのがプレス加工です。プレスは名前の通り、型を高い圧力で押し当てて成形していきます。そのため歩留まりがほとんどなく、方が壊れない限り非常に生産性が高いです。ただ、プレス加工についてはかなりの圧力をかけられるように油圧のプレス機が必要になるので初期投資には非常にお金がかかり、そして金型の保管代も馬鹿になりません。さて、ここでふと「鉄ってどうに削れるの?」と思う人が居るかもしれませんが、実は金属にも様々な型さや特性があり、その差を生かして実際には、削るという言葉より「削る場所を根こそぎえぐっていく」という表現の方がいいかもしれません。金属の型さ順で行くと柔らかい方からアルミ・真鍮など→鋳物→炭素鋼材(工場などでよく使います)→ステンレス→ダイス鋼(プレスの金型)と言った感じだったと思います。この硬さを生かして削っているんです。そのほかにちょっと面白い話ですが、金属の中に炭素が入っているのですが、実はこの炭素、皆さんがよく言う「焼きを入れるか…」って言うのに非常に関係しているんです。実は金属の中に炭素が入っているものでないと焼入れが出来ないんです。炭素鋼材なんかはもちろん焼きいれが出来ますし、鋳物も炭素含有量があるので、その部分だけを硬くしたいときなどには型の中に鉄の板を敷いておくと急冷され硬くなります。じゃぁ、「入っていないものに焼きいれるとどうなるのよ」と思いますよね。たとえば、1円玉などに良く使われているアルミニウムを焼きいれをしようと思っても、硬くはなりません。1円玉を5分くらい炙ると実は手でちょっと力を入れたくらいでクニャッと曲がるくらい柔らかくなってしまいます(実際やらないでくださいね)コレをやっておくとちょっとした力持ち気分を味わえます。
2010年01月30日
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あけましておめでとうございます。 しばらくぶりですが元気にやってますよー 最近友人がCADの練習がしたいからと言うことで、パソコンを貸しており、 携帯を使い始めたところ、携帯も不調になり中々更新ができませんでしたが、携帯が無事復活したのでまた書き込ませてもらいます。 最近はシーズンオフと言うこともあって、家でフライを巻いている位です。 大晦日も元旦もフライを巻いてました (^_^;) 春から岐阜県の垂井と言う場所に引っ越すので、それまでに巻き貯めておかないと、仕事がかなりハードだったら大変なので… (^_^; まぁ、越したら釣り場をまず探さないといけないですから大変ですし… 春になったら自作のリールで釣りができるかなぁなんて考えてます
2010年01月07日
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