去る 12/21
に行ってきた、
『ミュシャ展 ~マルチアーチストの先駆者』。
松坂屋美術館
にて 開催。
アール・ヌーヴォー
の代表的な画家として知られる
アルフォンス・ミュシャ
(1860-1939)
は、
サラ・ベルナールの演劇ポスター
「ジスモンダ」
をはじめとする
数々の ポスター作品
で
知られていますが、
実際に彼が手がけた ジャンル
は
非常に 多岐
にわたりました。
ミュシャ作品
に 特徴的
な
優美な女性
像と、
花々
を組み合わせた
グラフィック
および プロダクトデザイン
は、
絵画作品とはまた異なる魅力
を宿しています。
書類の挿絵、ポストカード、
お菓子
や 香水のパッケージ、
宝飾品
などを中心に、
油彩画、水彩画、素描、写真
まで、
様々な形のミュシャ作品
をお楽しみください。
チェコ在住
の
ズデニェク・チマル博士
の コレクション
から展示。
他のコレクションは、
ポスターが多いのに対し、
これは ポスター以外
のものが多い。
まさに
ミュシャの多才さがわかる
コレクション。
大半が写真撮影可。
少しずつ紹介していきます。
^ ^
第1章
挿絵画家としての出発
多様な分野で活躍
した
ミュシャ
が
広く知られるきっかけ
になったのは、
生計を立てるために始めた、
雑誌
や 書籍
の仕事であった。
書籍『装飾アルバム』より
『装飾アルバム』
は、
複数の画家
による、
多数の 装飾パネル
と デザイン
が 所収
された
3冊セットの 図案集。
その中に、
ミュシャ
が
パリ
の カール・グスタフ・フォラー工房
のために考案した、
室内装飾用布地のためのデザイン
が
掲載されており、
それがこのふたつであった。
『ビザンティン』(pl.46)
『花言葉』(pl.35)
この 『花言葉』、
2年前に
神戸の
『
ミュシャ展』
で見たなあ。
『アール・ヌーヴォーの華 アルフォンス・ミュシャ展』。 | TEA&GARDEN ちょっとひとりごと - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
あの展覧会では、
装飾の本(学生のための教本)の展示
が
これでもかというほど
大量にされていて。
コレ見て、
ちょっとソレ思い出してた。
^^;
書籍『装飾人物集』より
図版pl.8
『装飾人物集』
は
ミュシャの著書。
素画40点
を掲載。
丸
や 四角
だけでなく、
幾何学文様
のような 枠
の中に、
大人や子供の女性
を描いたパターンが
収録されている。
雑誌『ココリコ』所収挿絵
『ココリコ』
は、
フランスで出版された
挿絵入りの 風刺雑誌。
『一月・雪』『二月・北風』
『三月・にわか雨』・・・
1月から12月まで、
12カ月を主題
に描かれている
図案シリーズ。
すべて 1899年に掲載
されたもの。
新聞折込雑誌
『イースター・マガジン、ザ・ロサンジェルス・イグザミナー、
1906年4月8日(日)』
表紙『イースターの少女』
『ザ・ロサンジェルス・イグザミナー』
という
新聞に折り込まれた、
付録雑誌の表紙
として描かれた。
連作ポストカード
『12カ月』
いーなー。
コレ欲しい・・・笑。
^ ^;
その2
に続く。
この展覧会は 明日まで。
興味のある方はどうぞ♪
『古代メキシコ展』その3。 November 26, 2024
『宇野亞喜良展』その3。 November 9, 2024
『宇野亞喜良展』その2。 November 8, 2024
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