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体が重い。
もう少し寝ていたいけれど、体に鞭を打って、
シャワーを浴び、荷物を片付け、チェックアウトを済まし、
バックパックを受付に預かってもらい、外に出る。
12月初めの沖縄の朝。半袖に少し羽織るものがあれば充分な気候。
そんなほんのりと暖かい気温が、なんとか元気にしてくれる。
向かったのは、牧志公設市場。

人と売っているもので、どういう所か把握する事ができるから。
牧志公設市場は、観光客相手がメインだが、地元の人のための
食材も売っている。
豚さんの頭が、ごろんと並んでいる所もちらほら。
ブランチを食べようと、久高島で出会ったフリーライター吉村喜彦さんに
紹介してもらった公設市場の2階にある食堂、「きらく」に入る。
(今日、家に届いた吉村さんが書いた本、
「食べる、飲む、聞く 沖縄 美味の島(光文社新書)」にも出ている)
壁のないオープンな古びたフロアに、多くの食堂がひしめき合っている。
「きらく」に入り、多すぎるメニューの中で何を食べようか迷っていたが、
沖縄に来て、沖縄らしいものはそば位しか食べていない事に気付き、
ラフテー定食を注文する。
数分で、皿が出てくる。みそ汁も味が関東のそれとは違う。当たり前か。
そして、ラフテーは柔らかく、ジューシーでおいしい上限りない。
少しアルコール漬けになって、寝不足の自分でも完食。
ごちそうさまでした。
店を出て、市場周辺をぶらぶらと冷やかす。
そこは、商店街が東西南北に交差しており、どこに行っても
何かの店がある。
それだけに、面倒になって市場に戻って来て、
全てのお土産を買う事にする。

昼過ぎに、ゲストハウスに戻りバックパックを拾い、
那覇空港に到着。17:00過ぎにフライトのため、
それまでは、関空と同じくベンチで睡眠。日本でなければ、危険で寝ていられない。
帰りの飛行機は、スカイマーク。
1時間弱の遅れで出発。さすが、スカイマーク。
20:00近く、羽田に到着。
友達の待っている国立へ歩を進め、この1週間超の日本を知る旅は終わった。
DEEP JAPANと自分で名付けた旅。
日本の一面を深く知る事ができた。
京都では、その文化を。
大阪では、生きる人々の裏側を。
沖縄では、自然と宗教と社会問題と食と、異文化、戦争と多くのものを。
こんな旅ができるのは、もう一生無いかもしれない。
やはりグアテマラに行っても気付いて、今も思うものだが、
外(海外)に目を向ける前に、内(日本)にも目を向けることも大事だ。
内なるものの発見や気付きから、外なるものへ発信出来るものが多くあるのだから。
そして、逆も然り。外をみて、内の良いものや問題を客観視出来ることもある。
とにもかくも、
日本には、まだまだ知らない事が多いのだろう。
どれだけ知る事ができるだろうか?どれだけ関わる事ができるだろうか?
深い、深い、この国。
