花見友紀の「鉄道のある日常」

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May 23, 2011
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テーマ: 鉄道(23070)
カテゴリ: 漫画・アニメ日記




作中では「はくたか」が到着する少し前に西岸駅からのと鉄道NT200形気動車も到着したという設定になっており、のと鉄道と北越急行、北陸・新潟のローカル線2社の車両が金沢駅で夢の共演!!という実際には見ることができないシーンが描かれた。

特急「はくたか」といえば、越後湯沢駅~金沢駅・和倉温泉駅・福井駅間を結ぶ特急列車。途中の北越急行ほくほく線では、踏切がなく直線とトンネルが多い線形を活かして、在来線特急最速の160km/h運転を実施している。130km/h以上の速度で走ってよいことを意味する、グリーンが2つ点灯する「高速進行」信号は、ほくほく線と京成成田スカイアクセス線でしか見ることができない珍しい信号。

「はくたか」にはJR西日本と北越急行、両社の車両が使用され、JR西日本の車両(681系)が灰色、北越急行の車両(681系2000番台・683系8000番台)が濃いピンク色の塗装である。北越急行車は681系2000番台が6両・3両がそれぞれ2編成ずつ、683系8000番台はそれぞれ1編成ずつしか存在しない。

東京駅から金沢駅へ向かう場合、新幹線と「はくたか」を乗り継いでいくルートが最短であり、JR東日本が発売する「北陸フリーきっぷ」のフリーエリアへの往復にも「はくたか」が利用可能である。鉄道ファンの視点から見ると、観光客に金沢へ行くには「北陸フリーきっぷ」を使って「はくたか」に乗って来てくださいというメッセージが、このシーンには込められているのではと思う。

JR西日本でなく北越急行の「はくたか」を描いた理由として、僕は個人的に、色が明るいということと、少数派でありながら、「電車でGO!」への登場で「はくたか」のイメージリーダー的車両となっていること、ほくほく線がのと鉄道と同様のローカル線であり、北越急行にとって宣伝効果が大きいことなどと想像している。

「はくたか」はほくほく線にとって重要な収入源であり、実際ほくほく線の運賃・料金収入の9割が「はくたか」によるもので、普通・快速電車からのものは1割にも満たないという。三セク路線としては数少ない黒字路線の一つであるが、北陸新幹線の開通によってこの先大幅な乗客減により赤字転落の危険性も十分に考えられる。新幹線開業を前に地元の人々の固定客の確保と地域活性化が課題とされている。ほくほく線ものと鉄道と同様に「鉄道おこし」が必要であると言いたい。


On episode 8 of "Hanasaku Iroha", 681-2000 Series "Hakutaka", Hokuetsu Express Corporation's rich pink-coloured one, approaching to Kanazawa Station was drawn. It was the second time to appear on the work.

Just before it appeared to Kanazawa, Noto Railway NT200 Series also had come there. In the real world, NT200 Series doesn't come, then the 2 trains belonging to the railway company in Hokuriku and Niigata area met in this anime show.



There're 2 colours and 3 types of "Hakutaka", JR West's grey-coloured (681 Series) and Hokuetsu Express Corporation's rich pink-coloured (681-2000 and 683-8000 Series). Three 6-carriage set and three 3-carriage set belonging to Hokuetsu Express Corporation exist.

If you travel to Kanazawa from Tokyo, using Shinkansen and "Hakutaka" is the shortest route and can ride with JR East's "Hokuriku Free Ticket". From my point of view as a railfan, this scene shows us that please use "Hakutaka" and this ticket when you go there.

I think why this anime chose Hokuetsu Express Corporation's one is a light colour, the image leader of "Hakutaka" because of appearance "Densha de GO!", the advertising effect to the company.

"Hakutaka" is the important source of income for the company, about 90% comes from the limited express but from local and rapid trains less than 10%. Hokuhoku Line is a surplus mixed enterprise, but may need to gather the local passengers for after the extension of Hokuriku Shinkansen in 2014 to remain in surplus. Like Noto Railway, Hokuhoku Line also needs the railway revitalization.





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最終更新日  May 19, 2020 11:00:28 PM
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