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この時期になるといつも思う。
1年が早い。
今年も兼六園の雪吊りの時期になりました。
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毎年、11月1日に唐崎の松から雪吊りは始まりますが、今年は天候悪くて伸び伸びに・・・・
やっと秋晴れになり、リンゴ吊りが始まりました。
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って、簡単にいいますが・・・・・・
なぜ天候が悪いと出来ないのか?
リンゴ吊りの芯立ち(芯柱)の先に人が乗っているのが判るかと。
この人が縄を上から分けて、下でその縄を縛る。
そうする事で、綺麗な円錐形の雪吊りが完成します。
絶対に上の人は必要なのですが、雨では危険で登れません。
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芯立ちの上の人は、兼六園の園庭さん。
その中でもベテランの人が乗ります。
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予め、芯立ちには縄をつけてあり、上に登った段階で縄を手繰り寄せて縛る枝の方向へ投げます。
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唐崎の松の場合、芯立ち1本に対して170~200本の縄がかかっていますので、それをより分けるのは大変です。
綺麗に並ぶように、また外側、内側の縄が絡まないようにするのが職人技。
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投げた縄は下にいる別の職人さんが枝に結びますが、ここに何本、こっちは何本と、上と下との阿吽の呼吸。
上にいる人は、あっちを向いたりこっちを向いたり大変です。
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この縄の動きが、溜まりません。
というか、このカメラ。
1台で接写から中望遠までこなせて楽。
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下はこんな感じ。
なお、園庭さんは「兼六園」と背中に書かれた法被を着ております。
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唐崎の松は霞が池に大きく張り出しています。
芯立ちは5本。
よく見ると、芯立ちにカバーがかかっているのが判ります。
既に縄が着けてありますが、雨避けの為にビニールで覆っています。
でないと、濡れると仕事になりません。
この縄の着いた芯立ち1本だけでも、500kg以上。
当然、池に張り出した枝も縛るわけですが、そこは・・・・・
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船を使う。
非常に足場が不安定で大変な作業です。
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兼六園の雪吊りが終わると、本格的な寒い冬がやってきます。
あぁ・・・・1年が早い。
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