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2005/01/24
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カテゴリ: おべんきょう
学生らしく今日も課題リーディングの話を。


昨日に引き続き「Emerging Technology」関連の記事を読む。

未来の予測とは途方もないゲームである。とくにそれが技術に関わるものである時はなおさら難しい。

この記事ではのちに生活必需品となる機器の発明に対しての当時の反応を紹介して、その難しさを伝えている。


「この『電話』という発明品は欠点が多すぎて伝達手段にはとても使えたものではない」(1876年、Western Unionの内部メモ)

発明品の黎明期というものは欠点だらけなのだろう。


「『テレビ』の欠点は人々が座ってスクリーンに目をずっと向けていなくてはいけないということだ。アメリカの一般家庭にそんな時間はない」(1939年、博覧会でテレビが初めて登場したことについてのThe New York Timesの記事)

スクリーンに目を向けなくてもよいラジオとの対比なのだろうが、「百聞は一見にしかず」ということわざの通りになってしまったわけだ。

というより、昔のアメリカの一般家庭は我々より忙しかったのかな(笑)。




純粋な文字情報だけであれば640Kでもかなりの容量であろうが、伝達する対象が文字から画像、動画へ進化するにつれ、容量もK(キロバイト)からM(メガバイト)、G(ギガバイト)、さらにはT(テラバイト)と拡大している。



次いで、「Physician Practice Management」の教科書、『Ambulatory Care Management』を読む。

第一章はアメリカヘルスケアの概要。

ヘルスケアにおける課題を時代別に見たとき以下のトレンドを認めることができる。


1800年代半ば~1900年くらいまで------ 結核、天然痘などの伝染病


1900年~第二次世界大戦まで------ 肺炎、インフルエンザなどの急性疾患や外傷


第二次世界大戦後~現在------ 心臓血管系疾患やガンなどの慢性疾患、AIDSなど治療が確立されていない病気


医学技術の発達のおかげで乳幼児死亡率は下がり、平均寿命は伸びている。

その結果としての高齢化社会がアメリカでも確実に進行している。

病院のパンク状態を防ぐための手段の一つが「入院治療から外来治療へのシフト」である。

現在アメリカでは60%以上の外科手術が入院を伴わない外来ベースで行われているという。



日本のなんでもかんでも入院というイメージとは正反対だ。


しかし、ここで重要になるのが退院後の投薬などのフォローアップを自宅で行う「在宅医療」(Home Care)の部分である。(アメリカのホームケアの充実度については具体的な記述がなかった)


高齢化社会が進み病院のパンクを回避しなければいけないのは日本も同じである。

「日帰り手術」と聞くと日本人には抵抗があるかもしれない。

しかし、現在の長期入院という状況がいいとは思わない。



ホームケアの整備と外来医療へのシフトは日本においてもこれからの重要課題となり得るだろう。


冒頭の発明品への批評ではないが、この日記を15年後に読んだときに、


「なあに当たり前のこと言ってたんだか」


なんて振り返れたら嬉しいな。





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Last updated  2005/01/24 05:25:09 PM
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おもしろいですね!  
E.J.  さん
Emerging Technologyの授業、おもしろいですね。

PCやケータイはともかく、紙おむつ、耐震つっかえ棒なんかの、目立たないニッチな発明で設けてる人が結構いるんでしょうね~。 (2005/01/24 11:46:10 PM)

Re:おもしろいですね!(01/24)  
ToneHide  さん
E.J.さん

>発明されたものの価値、需要が世間で認められたとき、商品としてブレイクするんでしょうね。
-----

その通りだと思います。

でも世間で認められた時点ではすでに恐ろしいほどの競争が始まっているのでしょうね・・・。

特許の存在意義がわかります。

でもなんでもかんでも特許に縛られるというのも住みにくい世の中ですよね・・・。 (2005/01/25 03:26:59 AM)

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