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2006年03月29日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
火曜日の晩、有楽町のよみうりホールで開かれた、恒例の
「東西落語研鑽会」に行ってきた。

今回の出演者は、林家たい平、笑福亭鶴瓶、桂文珍、柳家花緑。
全員がテレビでもCMでも、かなり御馴染の面々。

トップバッターはたい平師で「紙屑屋」。この噺は、今まで
3回ほど生で聴いている。「高田笑学校」で3年くらい前に
聴いたし…あと1回は…どこだっけ?ま、いいや。

高座に登場して数十秒で客層を掴んだマクラを振って、見事に
自分の世界に引き込むテクニックは、流石だった。

鈴木宗男に大滝秀治、秩父の花火をやって、終いは二代目
廣澤虎造のマネ!
手放しで褒めるの、芸を見る目がちょっと…っていう感じで
恥ずかしいけど、本当に鮮やかだった。

続いて鶴瓶師で「オールウェイズ・お母ちゃんの笑顔」。
これは「私落語」というものだそうだ。私小説の喋る
バージョンってこった。

出てきていきなり「…たい平、アホや」。これに爆笑。
でも、これはあくまで褒め言葉。

しっかし、この師匠もマクラが抜群に巧い。
この後に上がる文珍兄さんと、よく間違われるんですよ…と


落語の内容は、小さい頃のお母さんとの思い出話。さんざ
爆笑させといて、最後に少しホロッとさせる感じは、映画の
「オールウェイズ・三丁目の夕日」を、はるかに凌いでいた。
それくらい面白かった。
そりゃそうだよね。昭和30年代を実体験してる人の描写


中入り前が、その鶴瓶師に間違われるという文珍師匠。
ネタは、これも新作の「商社殺油地獄」という妙なもの。

マクラで通信機器の話をしていて「ワンセグ」とか言ってて
けっこう驚いた。
そして、しばらく話していたら。1階席の後ろのどこかで
「バタ~ン!」と物凄い音がした。どうも誰かが椅子から
立ちあがったら、思い切り椅子が元に戻ったみたい。
そこをすかざず「大丈夫ですか?今のはこうですよね?」
みたいに振って、これまた爆笑。

で、噺の内容は、とある商社の中東支社の社員が、その国の
石油を買い付ける契約を取るために、日本の伝統芸能の
「狂言」をやるという、荒唐無稽もいいとこの噺だった(笑)。

その狂言も「ぶす」とか「棒しばり」とかじゃなく、なんと
「天才バカボン」!それも狂言をやる場面で、ホントに高座に
鼓と小太鼓と横笛奏者が出てきたのが凄かった!
落語って、何してもいいんだよね、ホントに。客席も大受け。

中入り後は長講一席。柳家花緑「死刑台のカツカレー」。

プログラム見て「何だコリャ?」、内容聞いても「?」という
感じだった。

マクラの駄菓子好きの話は非常に受けたのだが、噺の内容が…
この噺は、劇作家の鈴木聡さんの作だそうで、だからかも
知れないが、噺を聴いて受けた印象は、なんか下北沢の
小劇場でやってそうな芝居、の感じ。お解り頂けるだろうか?

確かに面白かったことは面白かったのだが、なんか「地」の
部分が多くて、場面転換に少々強引さがあったように思った。
全体的にナレーションの部分を極力減らして、対話法で噺を
進めたら、ホントに噺が長くなるだろうけど、もっと面白い
展開になるような気がした。

特に噺のラストは、単に説明だけで終わっちゃったから、
もう少し、アレンジをすれば、より面白かっただろうと
思った。

相変わらず偉そうな文章だなあ。これじゃあ他人から、
かなり嫌われそうだ。

でも、もっと面白いお笑い評論を書くぞ!目指せ若葉町!!





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最終更新日  2006年03月30日 00時57分46秒
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