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2007年08月22日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
さて、昨日の続き。

俗に「東宝クレージー映画」と言われる映画は、
昭和37年の「ニッポン無責任時代」から始まり、
昭和46年末公開の「日本一のショック男」まで
30本、ということになっている。

古澤監督作品は、シリーズ1作目「無責任時代」に
始まり、「無責任野郎」「色男」「ホラ吹き男」
「ホラ吹き太閤記」「ゴマすり男」「大冒険」
「ゴリガン男」「クレージー大作戦」「男の中の男」

合計13本。

片や坪島監督作品は、「くたばれ!無責任」から
始まり、「無責任清水港」「奇想天外」「天下無敵」
「黄金作戦」「怪盗ジバコ」「メキシコ大作戦」
「殴り込み清水港」「ワルノリ男」「だまされて
貰います」「ショック男」と、合計11本。

残りの作品は、杉江敏男監督・須川栄三監督が2本、
久松静児監督・山本嘉次郎監督が1本という内訳。

説明がマニアックになっちゃったが、つまりは
古澤・坪島の両監督が、東宝クレージー映画を
支えたという事が、こうやって作品と挙げると


どちらの監督作品も、甲乙付けがたいのだが、
やはり植木御大が一人で活躍するなら古澤作品、
クレージー7人で活躍するなら坪島作品がいい、
ってことになると思う。

坪島作品の中で、私がいちばん好きな作品は


この作品がいちばん面白かった。

7人1役というアイデアもいいし、脇の俳優も
豪華で特撮もふんだんにあり、結構長めの
上映時間の作品(1時間50分)だけども、
全く「ダレ」を感じさせない傑作だと思う。

その次は「黄金作戦」か「奇想天外」かな?

「クレージー黄金作戦」は、ウチでDVDで
観たときは、長くてダレる…という印象だったが、
この間、池袋の新文芸坐で大スクリーンで初めて
観て、改めて好きになった作品。

上映時間が約2時間40分!という長尺ながら、
あれだけに纏めた、という腕は凄いと本気で思う。

私個人が好きなクレージー作品は、もう圧倒的に
古澤監督の作品が多い。

しかし坪島監督の作品も、素晴らしい作品が多い!

妙な例えだが、古澤作品が全編エネルギッシュな
「太陽の明るさ」の映画ならば、坪島作品は
少々引いた笑いの「月の明るさ」の映画、という
イメージが、私はある。

両監督とも、東宝映画黄金時代の大黒柱だった。

…その2人とも、この世を去ってしまわれた。

本当に残念で仕方がない。

坪島孝監督、そして古澤憲吾監督のご冥福を、
改めて祈りたい。





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最終更新日  2007年08月22日 23時43分19秒
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