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2012年10月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

2,800円で好評発売中!


この本を買わずして、戦前・戦中・戦後、SP盤時代の
流行歌を語るべからず!天が許しません!

てな訳で、本の売り上げが少しでも伸びるよう(笑)、
昭和の大歌手のエピソードを、今日からシリーズで
書いていきたいと思いますので、宜しくどうぞ。

この本でいちばん、様々な歌手の方の思い出に残り、
写真の量もダントツナンバーワンなのが、この方!

syouji1972

初代日本歌手協会会長、我らが東海林太郎先生!

色々な歌手の方の思い出の中に、今もなお生き続ける、
本当に偉大な歌手であらせられる。


ドラマなんかにもなったから、結構ご存知の方も
多いだろうと思う。

そこで、空前の懐メロブームを東海林先生が巻き起した
切っ掛けのエピソードが好きなので、これを書く。

…リクエストもあったので(笑)。

ただ、これからの話は、かなりいい加減な記憶で
書くので、間違いがかなりあると思います。

そこは、どうかご容赦ください!

昭和35年に「ゼネラルレコード」という会社で
新譜を吹き込みして以来、東海林先生は全く新曲の
吹き込みが無く、完全に「過去の人」扱いになって


勿論、東海林先生だけでなく、戦前~戦中派の方々は
この時期は(30年代後半)全員仕事がなくなって、
非常にキツイ時期だったと聞いている。

松島詩子先生の御子息からも、霧島昇・松原操夫妻の
お嬢さま、二代目松原操さんからも、そういう話を


そういう方たちが、どうして人気が復活したか?

それはひとえに、東海林先生の力であると言える。

昭和39年頃、高度経済成長真っただ中で、日本中
イケイケドンドンだった時代。

キングレコードのディレクターが、あるキャバレーに
行ったところ、東海林先生が舞台に出てきた。

勿論過去の人扱いだから、もしかしたら舞台裏では
いい加減な扱いだったのかもしれない…。

今でもそうなんだろうが、キャバレーに来る客は
ホステスと酒飲んで喋って、あちこち触るのが
目的で(笑)来ているので、舞台の歌なんぞ
聴く訳がない!

…と、そのディレクターは思ったらしい。

ところが、1曲目の「国境の町」が始まった途端、
客席のオヤジたちは静まり返って、東海林先生の
歌を聴き出したという。

酒も飲まず、ホステスにも触らず。

そして「麦と兵隊」が始まったら、オヤジたちは
全員泣き出したらしい!

当時の40代~50代の人は、ほぼ全員が兵隊の
経験がある人ばっかり。そりゃあ泣くでしょ。

ショーが終わったら万雷の拍手で、オヤジたちは
東海林先生にお礼を言って、握手を求めたとか。

それを見ていて、これだ~!ということになり、
昭和40年6月21日、ステレオで往年のヒット曲を
吹き込み直し(それもスタジオじゃなく公会堂を
借り切って吹き込み)をした。

このLPが10月に発売されたところ、何と当時の
LP売り上げ新記録(20万枚)を樹立!

そして11月3日、流行歌手として初めて紫綬褒章を
授賞し、大晦日には「第16回NHK紅白歌合戦」に
9年ぶりにカムバックを果たした。

この話と、東京12チャンネルが「歌謡百年」という
歌番組を始めたことが重なって、懐メロブームが
「空前レベル」で巻き起こったということである。

…続きは次回に致しましょう、長くなるから(笑)。





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最終更新日  2012年10月16日 00時00分54秒
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Re:「よみがえる歌声」出版記念!東海林太郎先生マル秘エピソード1(10/15)  
パンダ さん
この話は、初耳です!
興味深く読ませてもらいました。
次回を楽しみにしております。

ちょっとマニアックな質問というか疑問を書かせて下さい。
東海林先生は、昭和35年にも新曲出されているんですね?
コロムビアから出た東海林先生のCDの解説には、最後のSPが「東京物語」と書かれているので、てっきりその歌が最後かと思っておりました。 (2012年10月16日 02時11分38秒)

Re[1]:「よみがえる歌声」出版記念!東海林太郎先生マル秘エピソード1(10/15)  
パンダさん

>ちょっとマニアックな質問というか疑問を書かせて下さい。
>東海林先生は、昭和35年にも新曲出されているんですね?
>コロムビアから出た東海林先生のCDの解説には、最後のSPが「東京物語」と書かれているので、てっきりその歌が最後かと思っておりました。

昭和34年か35年だと思うのですが(曖昧)、最後のSP盤はマーキュリーの「東京物語」(昭和32年)ではありません。
その後にゼネラルという会社で吹き込みはしています。

友人が、そのSP盤を持っているので(笑)。

「東京物語」は、マーキュリーで最後の吹き込みということになると思います。 (2012年10月17日 00時26分52秒)

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