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2013年01月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ついに、その日がやってきた。

05年8月23日の夜、私は極度の緊張に
震えながら、中野坂上の「艶歌」に向かった。

一緒に行ったのは、私の懐メログループの
名誉会長であるYさんと、例の「春日八郎を
偲ぶ会」のHさん。

私は、緊張はする性格だが、だからと言って
何も出来ないというタイプではない。

平気で人前で、喋るし歌えるし…というタイプだが、


まして、憧れ続けた立川談志師匠に会える!

喜びのウエイトの方が大きいのは当然なのだが、
「余計なこと言って、怒って帰ったらどうしよう」
と思い続けていたのも、また事実。

Yさんはどうだったか知らんが、私は震える脚を
必死で隠しながら階段を昇り、店の扉を開けた。

「艶歌」という店は、入口の前にカウンターが
L字形であって、スツールは7席。

奥が上客(?)用のソファ席で、そこには大体
7人ほど座れる感じだった。

ライターの都築響一さんが取材されたときの写真が、

しれない。

で、扉を開けると、結構な人数の客がいた。
時刻は19時前だったと思う。

その奥のソファ席の中央に、すでに家元は来ていた。

私はYさんと顔を見合わせ 「うわっ…いるよ!」


当然だが、思わずそう言ったような記憶がある。

いきなり隣に行って「初めまして!ファンです!」
などと言うような、状況判断の出来ぬバカではない
我々。

マスターが「後でタイミング見計らって、2人とも
ちゃんと紹介してあげるから」と仰ってくださり、
我々はカウンターに座って、ソファ席から微かに
聞こえてくる家元の懐メロ談義に、静かに耳を
傾けた。

家元の周りに、確か「艶歌」の常連客がいたように
覚えているが、全員「昭和の歌が好き」というより
「立川談志と一緒にいる私ってどうよ!」的な、
「邪なスタンス」で来ている不純な人たちばかり
だったように思う。

だから、家元がマニアックな歌の話を沢山しても、
暖簾に腕押し…ってな感じ。

私たちが店に着いて10分ほど経ったとき、家元が
トイレへ立った。

トイレは、カウンターの突き当たりにあったので、
必然的に、私たちの後ろを通らざるを得ない。

トイレから出てきた家元に、マスターがここだ!と
思ったのだろう。大声でこう言ってくれた。


懐メロに詳しいんだよ!」





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最終更新日  2013年01月20日 21時29分53秒
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