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2013年04月25日
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tabatayoshio
NHK「ビッグショー 田端義夫・ギターかかえて37年」
(昭和51年4月18日放送)より


1ヶ月以上のブランクを経て、久々に書くブログ。

…家元の訃報以来の衝撃と、強い虚しさと悲しみで
書かなくてはならないのが辛い。

体の中に、寒風がビュンビュン吹きまくっていて、
その風が吹くたび、涙が出そうになってしまう。

予知夢…とは思えないのだが、今朝、夢にこの人が
出てきたので、昼過ぎに訃報を聞いて驚いた。

「田端先生の歌で、私はこれが好きなんですよ」と、
うちの懐メログループの名誉会長のYさんと2人で、


享年94。

先だっての三國連太郎氏もだが、芸能人としては
十分すぎるほどの大往生である。

ご家族も、介護がさぞかし大変だっただろうし
(医療費や入院費とか)、本人に言うよりも、
まず、奥様やお子さん(ちなみに娘さんは、
私と同い年!)に「本当にお疲れさまでした」と
言わなきゃならないんだろう…とも思う。

しかし…小学校4年生から懐メロファンになって、
早四半世紀。

東海林・藤山などなど、好きな歌手は大勢いるが、

訃報は、大往生でもやっぱり悲しいし、淋しい。

平成元年4月、初めて「昭和の歌」をテレビで聴いて、
好きになった歌の中の1曲が「大利根月夜」。

♫「今日は涙の顔で見る」の箇所を歌うのが難しく、
当時、母親に何度も駄目出しされたのを思い出す。

胸の所にボロボロのギターを抱え、
威勢良く「オ~~~~ッス!!」と挨拶してから歌う、
その独特のスタイル
に、子供心にハマってしまった。

学校の体育の時間、テニスやバトミントンの授業だと、
大半の奴ぁ、ラケットを手にした瞬間、ギターを弾く
真似をする。

今でもそうだが、ロックの連中は、ストラップを
異常に長くして、かなり下の方でギターやベースを
弾いている。周囲はその真似をしていた。

そして勿論、歌うのは、そのとき流行っている歌。

…私だけは違った。

ギターに見立てたラケットを抱えるポジションが、
周囲に比べて、かなり上(笑)。

どういう訳だか右目をつぶり、眩しそうな顔で
みんなの前に出て、いきなり「オ~~ッス!!」

♫「小島離れりゃ舟唄で…」とか、♫「波の背の背に
揺られて揺れて…」とか、♫「情け知らずと嘲笑わば
笑え…」とか、そういう歌しか歌わなかった(笑)。

掃除の時間に、箒を抱えていたときも同じだった。

…それから25年。

「昭和の流行歌オタクへの道」を爆進していく中、
この人の存在は、年々自分の中で増していった。

私はギターは弾けないが、ウクレレは弾ける。

勿論「この人の物真似」をするために始めたのだが、
どうもやっぱり、物足りない。牧伸二先生の真似を
始めてしまうんでね(笑)。

そんなとき、ヤフオクで見つけて「これだ!」と
思ったのが、「エレキウクレレ」!

「テナーサイズ」という大きいサイズのウクレレで、
色合いも形も「この人のギターにそっくり」!

購入して何年も経ち、今ではいい具合に使い込んで
適度に汚くなり(笑)、ますますいい感じ。

年に一度の、仲間と集まっての懐メロ大行進では、
私は必ずこのウクレレを持っていき、この人の歌を
歌いまくっている。

後援会に入っていた訳ではないが、SPもLPも
CDも買いまくったし、本人を何度も生で観たし、
一度靖国神社の「みたままつり奉納歌謡ショー」で
挨拶させてもらい、サインをもらって、何と一緒に
写真まで撮ってもらった。

それだけ、私はこの人のファンだった。

戦前デビューの大スター歌手は、今日でこの世から
1人もいなくなった。

時の流れだから、どうしようもないが、虚しい。
現世が本当につまらなくなってしまった。

田端義夫という偉大な歌手と、同時代を過ごせた。

…過ごせただけでなく、話もできたし、同じ空間で
生歌を何度も聴くことができた…というだけでも、
私(と懐メロ仲間)は、ラッキーだったと思う。

田端義夫先生…と呼ぶのは、どうもピンとこない。

そりゃ当人には、現実でも夢の中でも「先生」って
言ったけどさ(笑)。

やっぱり「バタヤン」って言うか、いつもどおりに。

バタヤン、73年間(!)の歌手生活、本当に本当に
お疲れさまでした!ありがとうございました。

家元と、白山先生と、トップ先生と、玉置先生と、
「艶歌」のマスターがあの世で待ってると思います。

また家元に「渋めの歌」を歌ってあげてください!

私も、いずれそっちに行って、歌が聴けるのを
楽しみにしております…。

心から、ご冥福をお祈り申し上げます。





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最終更新日  2013年04月25日 23時18分23秒
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