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2013年10月22日
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♫「逢うが別れのはじめとは、知らぬ私じゃないけれど」
という往年の流行歌が今、頭の中に渦巻いている。

この第一報は、ニッポン放送のラジオで知った。

上柳アナが、時事通信社の一報として伝えたのが、
13時半過ぎだったと思う。

「もう、とっとと終わらせりゃいいのに…」と、
ここ10年ぐらい言い続けてきたのだが、いざ本当に
来年3月で終わるという知らせを聞くと…。

…この異常な寂寞感は、何なのだろう?


何か長い間、闘病し続けてきた年配の知り合いが、
とうとう亡くなった…と聞いたときの気持ちに似る。

ここ数年は、殆ど見ることもなかった「いいとも!」。

日曜日の「増刊号」すら、全く見ないで過ごすことが
当たり前になっていた。出かけたりもするし。

しかし、心の中のどこかで「いくら瀕死の状態、全てが
形骸化された状態とはいえ、まだ『いいとも!』は毎日
放送されている」ということに対する、安心感のような
気持ちがあったのだろう。

じゃなきゃ、こんな気持ちにはならないはずだ。

でも、この淋しさに共感してくれるのは、私と同年代~


つまり「物心ついたときが、ちょうど『いいとも!』の
上り調子だった世代」という方たちね。

何度もここで書いたが、私は昭和54年2月生まれ、
この番組のスタートが昭和57年10月。

つまり私が物心ついたとき、フジのバラエティ番組の

『笑っていいとも!』が。昭和60年前後ね。

あの頃は、本当に面白かった。

まだタモさんが中堅だったから…最近の「いいとも」しか
知らない人には、全くもって想像がつかないだろうが、
タモさん一人で進めるコーナーが、「テレフォン」以外に
結構あったのだ。

確か大黒様みたいな格好して、世間に対して文句を言う
「おじさんは怒ってるんだぞ!」とか(笑)。

他に、高田純次がやってた「純ちゃんのブラボーダンス」、
小倉久寛がサックス吹いて言葉を当てる「サックスは最高」、
「年齢当てコンテスト」もあった。

今じゃ、中村橋之助丈の奥さまである三田寛子が、
タモさんと2人でお菓子を作ったりするやつや、
所さんと視聴者投稿の新しい諺を発表するやつ
(『金言・格言、色紙でどうじょ!』だったか?)も
好きだった。

でも、いちばん好きだったのは金曜日。

明石家さんま師とのトークコーナーがあったからだ。

学校休んだ日が金曜だったりすると、具合が悪いのに
無理矢理起きて、ヘラヘラ笑って見てたっけ。

コーナー名は何度か変わったが、「日本一のサイテー男」
という名前が、一番長かったんじゃないかと思う。

このコーナーで吉永小百合の迷曲?「奈良の春日野」が
初披露されたとき、聴いたタモさんがショックのあまり
涙を流したのを、未だに覚えている(笑)。

年末の「特大号」も、昔は心から楽しみにしていた。

オープニングの、インチキ牧師の説教が心底好きで、
画面に必死で食らいついて見ていた。

「コノクツシタ…イヤ、コノタビ(足袋=度)ハ~!」
なんてフレーズは、私は今でも使っている(笑)。

20年ほど前の年末だったか、ものまね歌合戦のトリで
さんま師が「オーストラリアの失踪花嫁」の真似をして
(当時ワイドショーで大騒ぎだった)、大爆笑したのも
懐かしい思い出だ(笑)。

…こうして書いてみて、やっぱり私は「いいとも!」が
大好きだったんだと、改めて思う。

大好きだったからこそ、ここ10年ほどの内容の酷さに
耐えられなくなって、見なくなったんだと気づいた。

冗談抜きで、ここ数年はホントに見てなかった。

全く…というとウソになるが、チャンネルを回した際、
画面にパッと映ったスタジオアルタの空気が、まるで
お通夜のようで驚いたのが、今年に入ってからか。

そもそも、私が「いいとも」を見限りだしたキッカケは、
オープニングで歌わなくなったとき。

何年前だったか記憶が定かじゃないが、きちんとした
番組のしきたりを崩しだした時点で「もうダメだな」と
思ったのを覚えている。

「テレフォンショッキング」も、単なるトークショー
(それも番宣オンリー)になり、ほかのコーナーも
迷走しまくっていたと聞く…。

…晩節を汚した気がしないでもない。

放送開始から、32年目での終了。

本当に寂しいことだが、仕方がないと思う。

タモさんが、単独でここまで続けたのは本当に凄い。

稀有な才能と不屈の精神力、そしてその2つを表に
全く見せない「アヒルの水かき」システム(?)が、
ここまでの長寿番組になった所以であろう。

そして病気とか、亡くなって終了ということではなく
「元気なうちに幕引きできた」というのは、本当に
良かったと思う。

心から「お疲れさまでした」の言葉を、タモさんに
送りたい。

…ただ、一番怖いのが「『いいとも』を辞めると同時に
芸能界からもリタイアする」ということ。

これだけは、お願いだからしないでいただきたい。

是非ともNHK「ブラタモリ」の復活、そしてテレ朝
「タモリ倶楽部」の更なる充実を願わずにいられない(笑)。

あと前から言っていることだが、月一ペースくらいで、
NHKのBSあたりで「正統派のバラエティ番組」を
やっていただきたいものだ。

ガキ向けではない、トークとコントとジャズ演奏だけで
構成されているような、洒落たバラエティが見たい!
「今夜は最高!」のような。

タモリ・小松政夫・山下洋輔・団しん也・坂田明あたりが
レギュラーで、伊東四朗・三宅裕司・小倉久寛あたりが
セミレギュラーのバラエティなんざ、いいと思うけど。

とにかくタモリさん、本当に長い間お疲れさまでした。





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最終更新日  2013年10月23日 22時27分21秒
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