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2014年07月19日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今週、落語界から慶事が2つ飛び込んできた。

まずは、来年3月に落語協会に新たな真打が10人も
誕生するというビッグニュース。

三遊亭司・柳家喬之進の後輩&友達も、ついに真打に!
喜ばしいかぎりである。

早速、木曜の晩にご両人にお祝いメールをお送りした。

…ただ、これから向こう何年間か「ご祝儀ビンボー生活」が
始まることにもなる(苦笑)。

働かなきゃいかんな…向こうしばらくは(笑)。



柳家小三治師匠が、なんと人間国宝に!!

これは全く想像していなかったので、落語仲間のメールで
初めて知って本当に驚いた。

この知らせを聞いてフッと思ったのは…やっぱり談志家元と
志ん朝師匠にもなってほしかったな…ということ。

家元は間違いなく拒否しただろうけどさ(笑)。

いま現在、寄席でいちばん集客力のある噺家であることは
間違いないだろう。

「二上り鞨鼓」の出囃子が流れ、高座に湯飲みが置かれ、
メクリが変わった瞬間、客席の空気がフッと変わるのは
この人だけだろう。家元亡き今は。


滑稽噺の現役最高峰であることに変わりない。

落語ファン…いや、落語ファンでない人でもストーリーを
知っている数々のネタを、いつでも新鮮に笑わせてくれる
ものすごい高座を何度も観ている。

8月上席の池袋演芸場で、またその至芸を至近距離で




「茶の湯」「湯屋番」「やかんなめ」


…数えあげたらキリがない。

小三治師匠の何がすごいって…写真家の橘蓮二さんも
同じようなことをおっしゃってたが、誰の落語よりも
「匂いや空気」が伝わってくることだ。

私が思い切りそれを体験したのが、2011年9月の有楽町
よみうりホールでの一門会のトリの「うどん屋」。

9月半ばだったと記憶しているが、とにかく暑い日で、
汗をかきながら見ていたのを覚えている。

「うどん屋」はご承知のとおり真冬の噺。

酔っ払いに絡まれ、子供を寝かせたばかりのおかみさんに
怒られ、うどん屋さんが大通りに出ていく場面。

「ダメだ。表へ行こう…。…う~っ…寒い…」

活字にすれば、たったこれだけのセリフ。

しかし、高座から真冬の深夜の強風(国道沿いなんかで
信号待ちをしてるときのイメージ)がビューッと吹き…。

そして周囲の大勢の客の、扇子や団扇であおぐ手が、
見事にピタッと止まったのだ!

古谷三敏先生の「寄席芸人伝」に描いてあったことを
実体験したのは、私の15年以上の寄席通い生活で
あのときだけ(笑)。

私の隣に、家元の追っかけで小三治師のファンでもある
落語マニアの先輩が座っていたのだが、緞帳が降りて
「今まで小三治師の『うどん屋』は何度も聴いたけど、
今日のが最高だな!」と言ったのを、よく覚えている。

家元の伝説の「芝浜」同様、小三治師匠の名高座にも
巡り合えたのは、よみうりホールだった(笑)。

これからも、その至芸は進化を続けていくのだろう。
また小三治師匠を見る楽しみが1つ増えた。

…そういや、ウィキリークスのアサンジはどこいった?





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最終更新日  2014年07月19日 11時13分37秒
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