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2019年12月13日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
決して上手い役者だとは思わない。そして「昭和の映画スター」
というカテゴリーに、ギリギリ程度で当てはまるくらいの人だと
自分の中では思っている。

しかし、私が小さいころから当たり前にテレビの中にいて、
ときには渋い演技を魅せ、ときには抜群の料理の腕を見せ、
ときにダウンタウンにイジられまくる(苦笑)親しみやすい
コワモテ役者。 死ぬってことが、私の中で全く想像できない
グループに属していた方が、突然天国に旅立った。

何というか、知り合いのおじさんが急に逝ってしまった…
そんな悲しさと寂しさを、いま猛烈に感じている。一度も
会ったことはないけれど。

東映黄金時代を支えた最後の1人。俳優としてタレントとして、
映画・ドラマ・バラエティーで八面六臂の大活躍をされてきた


ここ数年はガンとの闘病が続いていて、夏頃だったかテレ朝の
ドラマ『やすらぎの郷』に出演したのを見た際「随分と痩せて
顔色が優れないなぁ…」とは思っていたが…。

ここ1~2年?ほどは人工透析をされていたようで、昨日の朝
奥様が異変に気づき119番をして、病院に緊急搬送されたが、
そのまま…ということだったらしい。

鶴田浩二・高倉健・菅原文太・松方弘樹・渡瀬恒彦・川谷拓三・
山城新伍・室田日出男…東映の70年代後半の任侠物・実録物を
支えた方々が、これで殆ど故人になってしまった。金子信雄や
成田三樹夫もいないし。

『仁義なき戦い』に出られた方で、未だ現役なのは千葉真一・

以外は生粋の東映じゃないもんね…小林旭は日活なんだから。

個人的な梅宮辰夫の最初の記憶となると、大量にあるんだが…
やっぱりフジの『くいしん坊万才!』のリポーターが最も古い
記憶かもしれない。優しい人柄が、地方の漁師町や農村の方の
触れ合いに垣間見えていた覚えがある。


『仁義なき戦い』の眉毛のない顔を見て驚いたのヨ(笑)。
そういや『仁義』を撮っていたとき、帰宅すると娘のアンナが
必ず怖がって泣いたそうな…そりゃそうだろう(笑)。

アンナが羽賀研二と付き合っていた時期のワイドショーでの
怒りぶりも覚えてるが…やはり、数々のダウンタウンの番組に
おけるイジられ具合を忘れることはできない(苦笑)。

大晦日の日テレ『笑ってはいけない』シリーズのゲスト出演、
そして元日の朝日放送『格付けチェック』における、数多くの
珍発言に珍行動に選択ミス(笑)。盟友・松方弘樹と最後の
共演になった2016年の正月が、確か最後の出演だったと思う。
このときも、確か松方弘樹が(親友だからこそだが)辰兄ぃの
ことをケチョンケチョンに貶し(笑)、新春早々テレビの前で
大爆笑したものだ。

釣り番組に料理番組にクイズ番組…当たり前のようにテレビに
出ていた人がいなくなるなんて、本当に信じられない。




そして、つい先ほど知ったのだが、 初期の『紅白歌合戦』に
何度も出場されたジャズ・シンガーの旗照夫さんが、8日に
敗血症で亡くなられていたという。享年86。

『ハッシャ・バイ』『あいつ』などのヒット曲で知られるが、
あの『おかあさんといっしょ』の放送開始当初のレギュラー
だったことは、あんまり知られていないのかもしれない。

昭和38年大晦日、第14回紅白の『史上最大の作戦マーチ』は
歌唱映像が残っているが、大量の東京混声合唱団を従えて、
軽く指揮をしながら歌う姿は、実にカッコよかった。
フランク永井とはまた違う魅力のある声で、水谷良重(今の
二代目八重子)とか朝丘雪路、ペギー葉山なんかとともに、
戦後のジャズ・コンブームを支えたお一人。

そういや、7年くらい前の『歌謡祭』に出たのを生で見たな。
そのとき、ペギー葉山会長(当時)に「お照!!」と呼ばれて
舞台に登場したのを覚えている。「そういうアダ名なんだ…」
と驚いたのと同時に、その呼びかけのひと言だけで、戦後の
進駐軍のキャンプ回りの空気みたいなものが感じられたのが、
すんごく嬉しかったっけ。

代表曲『あいつ』、ウチの父親のカラオケの十八番で(笑)
小さいころから知っている歌だった。ただ、一体何人の人が
出てくる歌なのか、歌詞が複雑でよく分かんなかったのネ。

♫「ゆうべあいつに聞いたけど あれから君はひとりきり
悪かったのは僕だけど 君のためだとあきらめた」…

「あいつ」「君」「僕」…では「あいつ」は誰でしょう?
みたいな感じになるじゃない(笑)。こういう読解問題が
出る入社試験とか聞いたことあるよ、マスコミ関係で!!

それにしても惜しい。どの程度の間、闘病されていたかは
分からないけど、もうちょっと歌ってほしかった。だって
『歌謡祭』のときも、声の衰えが殆どなかったんだから。




戦後の熱く激しい日本を、映画界と歌謡界で支えてきた
2人が、近い年齢で同じ時期に旅立たれてしまった。

梅宮辰夫さん・旗照夫さんのご冥福をお祈りいたします。
長い間、本当にお疲れさまでした。





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最終更新日  2019年12月14日 00時55分43秒
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