日日是口実

日日是口実

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

suudarabushi

suudarabushi

フリーページ

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) 佐久間秀明さま コメントありがとうござ…
suudarabushi @ Re[1]:橋幸夫さんを悼む(09/05) リュウちゃん6796さんへ コメントありが…
佐久間秀明@ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 林田様 当ブログが更新されないので止めて…
リュウちゃん6796 @ Re:橋幸夫さんを悼む(09/05) 初めまして、小生、橋 幸夫のオールドフ…
suudarabushi@@ Re[1]:長嶋茂雄さんを悼む(06/03) 佐久間秀明さま 返信が遅くなり申し訳あ…
2022年09月30日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
今年の8月中席初日の国立演芸場。板付きで現れた姿、そして
”キャラ的に全く似合わぬ高座での号泣”を見て、ふっと嫌な
予感が脳裏をかすめたのだが…。
その”嫌な予感”が、こんなに早く現実になってしまったことが、
本当に辛く寂しい。

今日の17時過ぎ、職場で訃報を聞いたときの衝撃といったら
なかった。
享年72。あまりに早い別れに、脳の整理が追い付かない感じも
若干ある。

まさか木久扇・小遊三・好楽の三師匠より、この師匠が先に
逝ってしまうと、誰が想像しただろうか。




私は昭和54年2月生まれ。六代目円楽(楽太郎)師が「笑点」に
レギュラー入りしたのは昭和52年だから、私の世代にとっては


私が覚えている最古の楽太郎師の記憶は、マラソンの瀬古選手の
物真似(苦笑)。
「笑点」40周年のときのDVDに映像が入っていたと思うが、確か
座布団10枚の商品で、桂歌丸師と桂才賀師(当時は古今亭朝次)が
皇居の周囲でマラソン対決するみたいなのがあって、確かそこで
瀬古選手の真似をしていたはず(「確か」ばっかの文章だけど)。

いつも本当に若々しく…共産党贔屓の左傾思想だった師匠だけども、
左傾政治ネタ(笑)や、先代圓楽師や歌丸師匠に対しての罵倒ネタ
(苦笑)などのキレの良い大喜利での回答に、多く笑わされた人は
全国に何百万といることだろう。





今年の1月には脳梗塞…。この脳梗塞が、結局は円楽師の体力と
命を奪うことになってしまったわけだが、特にここ2年ほどの
顔色の悪さと瘦せ方は、どうしても気になるところがあった。

あのハイトーンの美声が、闘病の影響なのか、だいぶしゃがれた
声になってしまっていたのも、心配に拍車をかけた感がある。



私は当代円楽師の高座は、数えるほどしか見ていない。円楽党の
定席に行ったことがないというのもあって、ホール落語と新宿の
余一会、あと立川談志師匠の追善「談志まつり」のゲスト…ぐらい
だったように記憶している。

「談志まつり」のときは、トークが面白かった印象がある。確か
談志(松岡)一家がハワイに行った際、ハワイに別荘があった
円楽師が、無理やり(?)コーディネーターを任されて凄い目に
あった…とかいう話だったと思う。

家元は泳ぎが得意で、一度海に入ると3~4時間は泳ぎ続けても
平気だったらしい。その姿を円楽師と、家元の娘のゆみこさんが
2人でずっと見ていて…監視の形だろう。
数時間経って上がってきた家元。海を指さし円楽師に対して急に
「あそこに亀(ウミガメ)がいましてねェ…」と言ったそうな。
んで、円楽師が間髪入れず「それじゃあ『子別れ』ですよ!」と
返したら大喜びされた…とか、そんな話だった(笑)。




政治力を強く発揮された師匠でもあり、北海道や福岡などで
大きな落語イベントのプロデュースを成功させてきた。
「落語界をひとつに纏める」という野望……言葉ぁ悪いか。
大きな望み…?何でもいいが、とにかく野心みたいなものが
常に身体からギラギラ放出されていた…みたいな印象があり、
実を言うと好印象じゃなかった節もある、私ン中では。

だからこそ、冒頭に書いた8月の姿を見て強いショックを
受けたのだ。あんなに若々しかったのに、病気で急激に
歳を取ってしまった…という…。これは悲しかった。




「笑点」が寂しくなる…ということ以上に、個人的には毎週
欠かさず見ている、TBS(MBS)の「プレバト‼」の俳句が
寂しくなるなぁ…という悲しみのほうが強い感じがする。

夏井いつき先生に「賄賂」としてお菓子を贈って、周囲から
「ズルいぞ!」と野次られる件。「笑点」とは少し違う味の、
立川志らく師匠との罵倒合戦。噺家ならではの軽妙な俳句…。
そのどれもが、もう二度と見られないほうの悲しみが深い。

志らく師が追悼コメントの中でも触れていたが、20年以上前
「笑点」を批判していた時期に、新幹線の中でメンバーと
乗り合わせ気まずい空気になったとき、円楽師があんパンを
あげて、涙が出るほど嬉しかったという話。
円楽師は、自分の師匠と共に談志・歌丸の両師匠も崇拝して
いたから、志らく師にも格別の配慮をされたのだろう。

毒舌だの腹黒だのと言われていたが、そういう人間的な
悪い話を、ひとつも聞いたことがないのが円楽師だった。




七代目圓生を継げなかったこと、落語界統一(そういや夏に
「統一協会!」とか言ってたな)が果たせなかったことは、
本当に心残りだったと思う。志半ばの無念の死…というふう
にも受け取れるかもしれない。

六代目円楽師のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

談志家元と先代圓楽師匠を筆頭に、歌丸・小圓遊・圓窓・
こん平・松崎真という「笑点」メンバーもお待ちかねです!
また、あの世で新たな「罵倒合戦」を!





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022年10月04日 23時26分30秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: