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開催日:2018.9.15(土) 14:00開演
場所 :上田市交流文化芸術センター サントミューゼ小ホール(320名収容)
~天空の響きに包まれて~津野田圭ハープリサイタルに行ってきました。
プログラム
前半
1.A.アッセルマン/泉 op.44
2.G.フォーレ/即興曲 op.86
3.F.ゴドフロア/演奏会用練習曲 op.193
4.M.トゥルニエ/朝に op.39
~休憩~
後半
5.L.シュポア/幻想曲 op.35
6.M.グリンカ/ノクターン
7.C.ドビュッシー/アラベスク第1番
8.G.タイユフェール/ハープためのソナタ
第1楽章 アレグレット
第2楽章 レント
第3楽章 「無窮動」
アンコール
9.C.サルツェード/夜の歌
レポート
楽器は、開演前から舞台中央に設置されていた訳ですが、これも管楽器のリサイタルとは違っているなと思っていたところ、開演前に津野田さん本人が登場して楽器チューニングの確認がありました。
これには少し驚きましたが、その後のMCでハーピストにとってチューニングはとても大切な時間なのだと聞き、考えみればあれだけ弦があれば、チューニングもそれだけ時間がかかるし、
もしかすると狂いやすいという特性があるのかもしれないと思いました。
1曲目を演奏後に津野田さんから、ハープについての紹介があり、ハープの大きさや構造、47本の弦があり、音域によって弦の材質が違うことや、弦の色で赤い色がド、黒い色がファであることや
運搬方法は専門業者によるものであること、演奏方法は、小指を使わず8本の指で行い、7つある足のぺダルを駆使して一つの弦で音程をナチュラル、フラット、シャープに切り替えられる等々、
ハープの基本知識、まさに楽器を知らない人たちにも大変わかりやすいものでした。
後半は津野田さんがハープを始めたなれそめや、祖母との想い出。軽井沢のハープスクールの想い出、ノクターンはそこで祖母が購入した想い出の楽譜であることなどが紹介されました。
このあたり、改めて音楽と想い出は関連付けられることが多いのかなと思いました。
また7曲目のアラベスク第1番は、ハープのために作曲されたものではないとのことですが、ハープでも演奏できてしまう・・・ということで、ハープの汎用性について知ることができた楽曲になりました。
アンコール曲の夜の歌は、とてもエンターテインメント性の高い作品とのことでしたが、演奏が始まって弦だけでなくドラムスでゆうところのリムショットのようなハープ本体を叩いて打音を出す奏法が
あり、これは面白いと感じました。
まとめ
吹奏楽やオーケストラにおいてハープは、その大きさからとても目立つ存在な訳ですが、だいたいは本番直前になって登場!というシチュエーションが多い印象があり、あまり身近に感じるところが
無かったように思います。
ということで、かねてより是非一度プロのハーピストの演奏を一度じっくり聴いてみたいと思っていたところで、機会に恵まれた次第です。そしてこのリサイタルの印象としては演奏は大変素晴らしいのは
言うまでも無いことですが、MCがとてもわかりやすく一般受けしているのに、知りたかった専門的なこと(奏法についても解説あり)まで網羅されている。いわば知的好奇心も大いに満足させてくれる
素晴らしい内容だったと感じた次第です。
