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これまで、このシリーズで、「ことば」について、
いろいろと述べさせてもらいました。
「ことば」に拘り始めて分かったことは、
たくさんあるのですが、
特に痛感することは、 「繋がり」「関係性」 の重要性。
これまでの記事内の
教務的な部分も、
進路指導的な部分も、
大切なのは、 「繋がること」、「繋げること」。
生徒たちが何かで躓くとき、
頭の中の 「繋がり」 や 「関係性」 が無いか、薄いか、
どちらかの場合が多いです。
[ついさっき習った部分が、全くできない。]
こんな状態の生徒がいるとします。
それを、
やる気が足りないんだー!
集中力が足りないんだー!
本人の精神的なものが原因であると
安直に決めつけてしまうこと、
これは非常に危険なことです。
こういった状態は、
「習ったこと」と問題演習の 繋がり が無いか、薄いわけです。
もちろん、「やる気がない」、「不真面目」であることが
原因である場合もありますよ。
だけど、それだけじゃない。
「授業」と「演習」そういう大きな枠組みの繋がりが薄いということは、
もっと、 細かい部分の繋がり が薄いからかもしれませんよね。
そう、日常毎日使う「ことば」です。
そして「ことば」の捉え方1つとっても、
視覚(見た目)に頼り過ぎる子、
聴覚(音)に頼り過ぎる子、
いろいろ個人差があります。
じゃぁ、その個人差を僕はどうしているのかって言うと、
「会話」を大切にしています。
個人それぞれ補うべき部分が違うということを
意識した上での「会話」。
このシリーズの記事内に、
ただ、授業を全て「会話」にするわけにはいきません。
(僕の授業は、 それでも話が多いですが・・・ )
と書いたのは、クラス全員に向ける会話ではなく、
個人それぞれに向ける「会話」を
できるだけ多くとりたいからなんですね。
「ことば」に拘り始める前までは、
「会話」とは、生徒との人間関係を円滑にするもの、
そう思っていました。
でも、「会話」の持つ力はそんなものじゃない。
「会話」もちゃんと目的、意識を持てば
黒板を使った授業、問題集を使った演習と同じように
教務になる
そう考えています。
僕、作文指導を今の形にする前は、
「通信作文指導」を考えていたんです。
なぜ「通信」にしなかったのか、
実は、その理由は、「会話」だったんです。
「ことば」は全教科を支えるシリーズ、
長々と書かせていただいたんですが、
たどり着いたのは、
個人それぞれ補う部分は違うということを
ちゃんと意識した生徒たちとの「会話」でした。
それまでより、より生徒のことが分かるようになりましたし、
また違った角度からの「会話」の喜び を感じるようになりました。
さぁ、今日はどんな「会話」が待っているだろう?
おわり
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