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面談等による精神的なアプローチだけでなく、
授業内での思考的なアプローチも、
生徒の自己分析能力の向上には必要であることを、
このシリーズの1~3で述べさせてもらいました。
で、このシリーズ、なぜ僕が書こうと思ったかといいますと、
僕自身の中で「発見」があったからです。
僕の自己分析に繋がったということでしょうか。
生徒たちに対して「自己分析」を意識すると、
「この問題が正解ならOK!」といったような
機械的な判断を極力排除していくことになります。
正解、不正解に拘わらず、
目の前で勉強している生徒が、
どういった状態にあるのか
それを把握しようとするわけです。
そうするとですね、
例えば、「やる気が足りないな!」と僕が生徒から感じるとき、
それは成績が思わしくない最終的な原因では決してなく、
生徒の状態を把握するための 出発点
強く感じるようになりました。
もちろん、出発点から前に進んでいくのに
あぁーでもない、こーでもないと模索します。
ある新しい発見が見つかり、
それを生徒に自覚させようとすれば、
また違う何かが見つかる。
いつも四苦八苦しているのかもしれません。
そうしているとですね、
同時に僕が生徒を通して
いろいろなことを学んでいることを
常に自覚することに繋がるんです。
ものを教える立場にいる僕は、
「大人だから」、「先生だから」と
目の前の生徒を見下すような、
そんな錯覚を起してはならないと思っています。
僕は、塾長、親という立場でもあるのですが、
同じことが言えるんじゃないでしょうか。
相手から自分も学んでいる、
そういう意識がなければ
教えることも、伝えることもできないんだって、
自己分析指導は常に僕に訴えてきます。
このシリーズ、
自分にとって大切な記録として
書かせていただきました。
おわり
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