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授業の聞き方に成長が必要だと感じる生徒、
※ 決して不真面目ではなく、一生懸命であることを僕も認めている
聴覚と視覚を同時に別々の方向に向けることに
あまり違和感を感じない みたいなんです。
例えば、生徒たちが問題集に取り組む演習中、
いいかぁ、あのなぁ・・・
もちろん、個々にもアドバイスはするのですが
クラス全体に向けても、気になったことを僕は伝えます。
おい、話聞いてるか?
・・・・・・・・・・・・・・
(演習を続けています)
近くに行き、その生徒の肩に手を置いて、
おい、話聞いてるか?
あっ! (ハッとしたような顔をします)
はい、聞いています。
じゃぁ、何て言った?
〇〇でぇ、△△で・・・
確かに聞いてはいたようなのですが
非常に 中途半端 なんですね。
それなら演習状況はと確認してみると、
これまた表面上だけの 中途半端 な状態。
考えてみれば当然です。
聴覚も視覚も、人間の感覚は脳への刺激。
その複数からの刺激、
同時に同じ方向へと向けたものと、
別々の方向へ向けたもの、
差が出て当然ですよね。
別々の方向へ向ける人に対して
集中力が足りない→やる気が足りない 、
そう判断する大人は多いでしょう。
でもですねぇ、毎日生徒に接する中で、
僕はどうしてもそうは思えない。
だって、一生懸命であることは伝わってくるんですから。
集中力が足りないという状態は、
何かが原因である結果 だと思うんです。
小・中学生において、その原因は 自然にしてしまうこと が多く、
不真面目であることが原因であるとは限らないようです。
むしろ、真面目な子が陥り易いこともあるんです。
我々人間は、ものごとの捉え方において
日常生活上では、聴覚と視覚を圧倒的に使っていると思います。
その中の、 人との生の会話 こそが、
それをコントロールする重要な鍵なんじゃないかと。
テレビを見たり、雑誌や漫画を読んだり、
これらも確かに聴覚と視覚を使います。
しかし、 一方通行 なんですよね。
発信されたらされたまんま。
ということは 受け取る側次第 ということ。
それではなかなかコントロールできないんじゃないかと。
間違いに気付きにくいですから。
耳(言葉)だけでなく、目(相手の生きた反応)を相手に向けること で
これらは鍛えられるんじゃないかと思うんです。
子どもは純粋ですから、普段やっていることが素直に出ます。
であるからこそ、 普段の会話を大人が大切にしなければならない と
つくづく思います。
まだ取り組み始めて間の無い新聞投書要約ですが
子どもとの会話、大人は大切にしているのか? と
毎回、僕に問いかけてきます。
おわり
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