毎年120点以上成績アップする中学生を輩出!         津島市・愛西市 つばさ塾

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がっきー塾長

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2010.06.03
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カテゴリ: つばさ塾教育理念

感想文のように、文章で自分の中から何かを伝えようとするとき、

自分の中で完結してしまうような、ひとりよがりでは伝わらない。 

伝える相手を意識することが必要。

また、その意識は、自分をより明確に把握することにも繋がる。

前回の記事で述べました。

じゃぁ、この「伝える力」は、どうやったら鍛えられるのでしょう?

僕は、 会話 しかないと思うのです。

意見を交し合う温かい議論!?

決着をつけるといった硬いものではないですよ。

う~ん、例えばですねぇ・・・

あぁ~、何でこんなダッサイ制服毎日着なきゃいけないんだよぉ~。

まぁねぇ、あんたが着ている私服と比べると

確かにダサイかもしれないけど・・・

制服だから良いってこともあるんじゃない?

制服だったら、友だちや女子のチェック(視線)を

気にしなくてもいいじゃない。

どの服着ようかって迷わなくてもすむし・・・

お母さんからすると服代が抑えられるから大助かりだしね。

あぁ~、なるほどぉ・・・

私服だったら視線は気になるかも・・・

でも・・・、個性は?

中学生にだって個性はあるよ。

そうだわなぁ~、主張したくなる年頃だもんねぇ。

中には、すんごい格好してくる子が出てくるんじゃない?

確かに・・・

アイツはそうかもしんない。

わぁ~、自分はどっちなんか分からなくなってきたぁー!

これ、僕が中学生の頃の母とのやりとり。

別に結論を出さなくってもいいと思うんです。

最後、自分がどちらの考えなのか、

そのときは分からなくなったのですが、

制服というものをより深く捉えるようになりました。

実は、その1年後にある討論会に参加したんです。

僕は生徒会長を務めていたのですが、

市内の全ての中学校の生徒会長が集まり

討論会を開くことになったんです。

で、その議題が、

「中学生に制服は必要か、必要でないか?」びっくり

その当時、僕個人的には「必要ない」と考えていたのですが、

 「必要派」と「不必要派」のチームの人数を

調整しなければならなかったんです。

誰か一人が「必要派」に回る必要があったのですが

手を挙げる人がいなかったんですね。

それで僕が手を挙げて「必要派」に回ったんです。

それができたのは、 母との会話 のお陰。

あのやり取り、僕の意見と母の意見は異なるものでしたが、

母の言っていることも、 なるほどぉ~ って頷いてたんですよね。

討論会は大成功!

必要派、反対派、先生方、

みんなで円陣を組んで バンザーーーーイ!!大笑い

母の意見そのものも、もちろん大いに役に立ちましたが

僕の意見を聞くときの母の姿勢はもっと役に立ちました。

意見が異なっても、決して相手という人間を否定するのではなく、

むしろ異なる意見を持っている相手だからこそ

その相手の考えを知りたくなる。

そういう姿勢が、討論会で最も役に立つものでした。

つづく・・・。

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Last updated  2010.06.07 09:19:58コメント(0) | コメントを書く
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