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会話において、
相手に自分の考えを伝えようとすることも、
相手の考えを聞くことも、
自分の考えを明確にすることに繋がる。
これら会話の全てのことは、
自分に蓄積され、また新しい何かを構築していくことに繋がる。
会話を通して育っていく力は、
英語とか数学といった教科指導が
意味あるものになるのか、ならないのか、
大きく影響を与えるものだと考えています。
だから、当塾では、全学年、全授業で「ことば」に拘り、
生徒、親御様との「会話」を大切にしています。
そうする中で、
成長過程である子ども同士だけでは、
なかなかこの力は育っていかないということも 感じています。
特に、 相手からの質問に答えようとすることによって
自分の伝えようとすることがより明確になる
という点では。
相手への攻撃・あら捜しが目的の質問・反論 は
争いの元になります。
自分にとって大切な人だから
相手のことをもっと知りたい、
そういう気持ちから放たれる質問・反論 が必要だと思うんですね。
塾講師駆け出しの頃と比べると、
先生は我が子の性格をよく知っている。
それが指導に活かされている。
親御様によく言って頂けるようになりました。
ただ純粋に「知りたい」んですよね、生徒のことが。
知りたいから、質問する。
もっと知りたいから、
たぶん答えはこうだろうなぁ~ という
予測で終わらせるのではなく、
質問して生徒と向き合う。
もっと知りたいと思うほど大切だから、
結論を僕の力で出させるのではなく、
むしろ、 生徒自身が自分をより把握し
生徒自身が結論へと向かうことを忍耐強く待つ。
子どもを成長させるのは
分かっている大人が結論を下す会話ではなく、
子ども自身がそこへ向かうことを待つ、
そういう気持ちをもった温かい会話、
温かい議論ではないでしょうか。
時間のかかることですが
生徒との議論(会話)、僕、大好きです。
おわり
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