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2010.08.29
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前回の日記「取り巻きたちの挽歌」に「 SDGの正体とは?

SDG氏は、統一協会側を少しでも利するような発言に対して、執拗に粘着質に反論をする。その反論手法は相対主義をとる。今、彼(彼ら? 彼女?)が「ふき」氏と論争している 悪質手相勧誘撲滅委員会掲示板 で、その特徴が顕著にあらわれている。

>5:SDG
>私も「統一教会の吹聴しているような悪質なものではないが、
>本人に配慮しながら物理的に行動を制限しての説得(保護説得)は
>行われていた」との前提に立った上で、

まず、統一協会や米本さんやその他一部の学者・ジャーナリストが「拉致監禁」という表現をしている出来事を、「統一教会の吹聴しているような悪質なものではないないが、本人に配慮しながら物理的に行動を制限しての説得(保護説得)」と言い換え、それは「行われていた」と認める。



まあ、ここを譲ってしまっては、「拉致監禁」という犯罪を認めてしまうことになるから、こういう言い回しは仕方ないのだろう。(そのためにも、本人の意志などアテにならないという理由が必要となるため、マインドコントロールという空論がどうしても頼りになる。)

>統一教会に残ったままであっても、やはり精神疾患を患ったり
>家庭が崩壊したりというリスク(危険性)がある事を踏まえ、
>保護説得についても、そのリスク(危険性)とベネフィット(有益性)の
>両方を見て判断すべきであると言っているだけです。

統一教会に残ったままでも、保護説得(拉致監禁)をしても、「精神疾患を患ったり、家庭が崩壊したりというリスク(危険性)」と「ベネフィット(有益性)」があるのだ、と説く。

要は、「どちらを選択しようがリスクとベネフィットがあるんだから、そのバランスで判断すべし」ということだ。

>「人を一定の場所に閉じ込めて、行動の自由を奪うこと」
>は、確かに一般論では日本語で監禁と呼びます。

「ふき」氏の冷静な反論に、どうしてもこう表現せざるを得なかったのだろう。前言では「保護」という言葉を使ったが、一般的な日本語では「監禁」と呼ばれる行為をしているから、こう言うしかない。

>しかし子供が統一教会に入信するということは、

>特殊なケースに一般論を当てはめる事は詭弁です。

一般論では「保護説得」とは「拉致監禁」なのだが、「子供が統一教会に入信する」ことが「一般的な事ではなく特殊なケース」だから、リスクとベネフィットをよく考えて判断してみるべきだ、という論の構成になっている。

一般的には「拉致監禁」だと認められる事案であっても、「そのまま統一協会に残ってもリスクがあるのだから、拉致監禁でPTSDになってもよしとすべし」ということを言いたいわけだ。恐るべき相対主義者である。

つまりSDG氏には、初めから「統一協会員に対する拉致監禁(保護説得)にイエス」という思想があるのである。

しかし、一般論としては保護説得というにはきつく、どうしても拉致監禁という日本語の方が当てはまる事案があるので、「リスクとベネフィット」という相対化、「子供が入信することは特殊ケースであり、拉致監禁も特殊ケースである」という相対化をする。



かたや米本氏は、「統一教会の違法行為にノー、反統一教会の違法行為にノー」という思想から出発している。極めてシンプルだ。真理というものはシンプルなものである。SDG氏と米本氏の論の、どちらが真理に近いかは明白である。

悪いことをする人間は、その悪事をことさら労を尽くして隠そうとする。SDG氏が悪事を働いているとまでは言わないが、なぜ二重の相対化をしてまで拉致監禁を正当化しているのか、その意図には疑問を感じる。

「麻子女史や美佐女史のようなPTSDを引き起こす拉致監禁はいけないですね」と、なぜひとこと言えないのか? 否、それどころか、こんな発言さえしている。

悪質手相勧誘撲滅委員会掲示板 より。

>39:SDG
>精神疾患のひどさは、保護説得の程度よりも
>反牧教育の程度に対して、より強固な因果関係を持っています。

つまり、麻子女史や美佐女史などのPTSDが、拉致監禁を原因としているのではなく、統一協会での反対牧師教育によるものだと言う論調である。ここまで言い切る根拠はあるのか? 明らかに、ない。

麻子女史や美佐女史などのケースくらい、それこそ「特殊なケース」として「拉致監禁があり、そこでPTSDを患った」と認めてしまえば良いものを、ここまで論点をぼかして複雑化する真意が知りたいね。なぜ、拉致監禁を行なった牧師をここまでかばうのか、その真意が知りたいね。

小生には、相対化に相対化を繰り返して複雑化するSDG氏には、後ろ暗さがあるように感じる。

それに対し、米本氏の「統一教会の違法行為にノー、反統一教会の違法行為にノー」という姿勢には、すがすがしさを感じる。






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Last updated  2010.08.29 09:07:34


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