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待望の神韻国際芸術団東京公演が11日午後、東京・世田谷区の人見記念講堂で幕を開けた。観客は、美しい乙女の優美な舞、青年の力強い勇舞に酔いしれ、一糸乱れぬ群舞、声量ある歌声など、リズミカルな舞台進行に惜しみない賞賛の拍手が送られた。
東京公演は今年で三年目を迎え、毎年旧正月の時期に行われることから、公演を心待ちにしている人々が多い。
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そこまで惹きつける神韻の魅力とは何か。神戸の男性によると、最初のオープニングにあるという。冒頭の演目は『五千年文化の開創』は、中国古代の文化は天上から伝えられたものであること示している。また、人類の道徳は、神から伝えられた文化が保たれているかどうかにかかっており、現代社会の道徳の滑落も、神伝文化の喪失が原因とするのが神韻の基調である。
「最初に天上から光が差し込む瞬間が、忘れられないのです。我々の根源的な天上への回帰が行われるべきことへの示唆です」と男性は話し、この公演を見るたびに心が洗われる思いであるという。
中国の事情に詳しい、文筆業の男性は、「踊りや歌、舞台の進行など、すべてが高いレベルであり、技巧にとらわれない自然な演出は、北京五輪の開会式などで行われたものよりはるかにすばらしい」と絶賛した。
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