北国の遊び方 ~北海道の釣りブログ~

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2019.02.02
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カテゴリ: 車中泊・車
最近、大雪、爆風で道路・駐車場が大変なことになっていますね。
さて、そんな中よく起こるトラブルについて書こうと思います。

大雪で車が埋まる。どう対処する?

雪国でのあるあるですが、冬の釣りなんかで大丈夫と思って駐車場、農道に侵入したら、思った以上に深雪でスタックしたとか、遊び終わっていざ帰ろうとすると吹き溜まりができて身動きが取れないとか色々な場面があります。私は何度も体験したことあります(笑)
しかもこれから春にかけてのザクザク雪、埋まるケースが多々あると思います。

そんな時、手っ取り早くどうやって脱出するか、バリバリのクロカン仕様のオフロードカーを歴代乗りまくり、オフロードコースで数々のスタックを経験し、脱出してきた私がお答えしましょう!!

何故埋まる?

そもそも大雪の日に何で車が埋まるのでしょうか?
北海道民は殆ど四駆の車を乗っているので、四駆を対象に話を進めたいと思います。
主な原因は下の2つ。
  1. 対角線スタック
  2. 車の底が雪で持ち上がり亀状態。

1について。

 四駆の車だからと言って無敵ではないのです。基本的に四輪あるタイヤは路面を捉えつづけていなければなりません。どこかのタイヤが空転すると、本来前に進むべき力が浮いて(滑って)いるタイヤに伝わり、浮いて(滑って)いるタイヤのみシュルシュルと空転して抜け出せなくなります。

2について

 最初は調子よく走っていても段々車の底に雪がたまり、水面を走る船のように雪の上に浮いてしまいます。結果、タイヤが路面と捉えることができず抜け出せなくなる。最終的に埋まる車はこの状態です。


対策方法

対策その1


マニュアル車の場合だと、バックギアに入れ、アクセルを一定に開け、クラッチを切る、切らないを繰り返していると段々振幅が大きくなって抜け出せるチャンスがあります。オートマではマニュアル車ほどスピーディーにできませんが、バック、下がれたら前進の繰り返しで抜け出せることがあります。焦ってガチャガチャチェンジしすぎるとミッションを痛めるのでAT車などはゆっくりでいいです。

対策その2

 結構初歩的なんですが、忘れることが多いので書いときます。最近の車の場合、横滑り防止装置などが付いている場合が多く、この機能があるが故、アクセルを開けても抜け出せません。



なのでASC(メーカーによって呼び方変わります)などのボタンがハンドル下らへんにあると思うので長押し等で解除しましょう。そして1を行います。
デフロック付きの車はデフロックを入れておきましょう。

対策その3

 基本的にスタックの多くはドンはまりです。自力で抜け出せないような場合が多いです。よく、タイヤの空気圧を抜け、車のフロアマットを敷け、スタックラダーをタイヤの下に敷けなんて言う人がいますがそんなの焼け石に水です。空気圧を抜くなんてことを素人がやれば、タイヤを高速で空回りさせた時、空気圧の下がったタイヤがホイールから外れるなんて大惨事もあります。フロアマットやスタックラダーなんかはグリップした瞬間にアクセルを吹かすと後ろに吹っ飛んでいきます。人がいると下手すればお亡くなりになります。オススメしません。
とりあえず、ハンドルを右に切ったり、左に切ったりして前進、バックできるかチャレンジです。 

対策その4

 もうこの時点で抜け出せない人は相当焦ると思います。
細かい技は色々あります。マニュアル車ならブレーキチョーキングなんて難易度の高い技もありますし、サイドブレーキをアクセル開けるタイミングで引くのもアリです。ただ、最近のフットサイドブレーキだと無理かもしれません。この方法はかなりテクニック、タイミングも必要ですし、ドライブシャフトを折る危険もあるためかなりの修羅場を体験した人向きです。
 あと、よくタイヤを空転させすぎると埋まるのでタイヤは空転させない方が良い!なんて記事をよく見ますが、あれは答えとしては△だと思います。
 ぶん回したことによって雪が崩れて出られること、多々あります。ケースバイケースです。




で、結局一番は何?


散々話を引っ張りましたが、一番の対処法は 「車、タイヤの周囲を掘りまくること」

なんだ、そんなことかと思った方。当たり前のような話ですが、これ、意外とできてない人が多いのです。中途半端に掘って、アクセル開けてはスタックの繰り返しをしている人を結構見かけます。これではいつまでたっても抜け出せません。

車の周り、底を掘るのにスコップがあれば大人の男なら20分もあれば十分です。 この20分を手間だと思うのならもう脱出は無理でしょう。
一発で脱出するつもりで、腹をくくって、横着しないで広い面積を掘ると簡単に抜け出せるものです。
なので

掘る手順は
  1. 最初に腹の部分(最初にタイヤ回りを掘ると車が腹部分が沈んで除雪しずらくなります。)
  2. 次はタイヤの回り(どのタイヤを掘った良いかわからなくなると思うので4輪の回り)
  3. そして、全部のタイヤが接地したら必要に応じて、腹、進路方向
です。

​全然甘い!!剣先スコップ​ を車に一本 入れておきましょう。冬の大体の窮地はこいつ一本で時間さえあれば何とかなります。

でも、もっと楽に出たい!

と、思った方には色々なグッズがあります。

一つ目


チルホール。
知っている方も多いと思いますが、ワイヤーがあればどこまででも引っ張ることができる代物です。
多分こいつが最強ですが、アンカーが無ければ使えない弱点も。意外と周りに木とか車ってないです。電信柱とかはやめましょうね。簡単に折れます。

二つ目


電動ウィンチ。
これも、ウィンチマウントが無くても工夫次第で使うことは可能です。ただ、アンカーが無いと使えません。にしても、1万円切る値段で買える時代です。凄いですな。
ただバッテリーには負担かかります。

三つ目


ハイリフトジャッキ。
使い方を知っている人には最強のアイテム。押す、引く両方できます。使い方によっては木を抜いたり、事故で閉じ込められた人がいた場合、こじ開けることもできます。また、ウィンチの代わりにもなります。しかし、これは正直オススメしない。下手くそな人がやるとケガや事故につながりますし、ハイリフトジャッキが車にめり込むなど、車を壊す可能性もあります。

四つ目


エアージャッキ。
なかなかの有能アイテムです。排気ガスの力で車を持ち上げてくれます。亀になった車やわだちに脱輪した時など活躍できます。砂浜に車でアタックする時あればかなり、勇気づけられるでしょう。これがあると車の底の雪を掻きだすのがかなり楽です。使い方次第では車の位置を数十センチずらすこともできます。ただ、形状が合わないマフラー等がありますので車外マフラーにしている人は注意です。

5つ目


荷締めベルト
使い方がわからない。意味が分からないと思った方もいるでしょうが、地味に使えます。使い方は簡単、近くに落ちている木の枝等と拾ってきてホイールに結び付けます。



かなりトラクションがかかります!!場所も取らないですし、価格も安いので車に2本入れとけば相当訳に立つはずです!ただ、下手に木を結びつけるとタイヤハウスを傷つけたり、貫いたりするので注意しましょう。
夏の林道でも使えますよ!ベルトの長さは3mぐらいあった方が使いやすいですね。

6つ目


ハンドウィンチ
無いよりマシってレベル。ワイヤーも短くてなかなか思うように引っ張れないです。

7つ目

これは私の場合です。



こんなもの。


結構ごついです。




こいつをこんな風にタイヤに巻き付けるだけ。
ふわっ、ふわな雪でもトラクションがガッツりかかって抜け出せます。
愛車はデリカですが、ガソリン車のデリカはハッキリ言いますとオフロード性能は10点中3点ぐらいの代物です・・・・。よく埋まりますよ。ホント。
でも、こいつがあるとかなり訳に立ちます。
ちなみに、別名マッドチェーンとも言われているので、夏の林道とかでマッディなところに埋まっても強いトラクションが掛かります。ジャッキアップは不要ですので便利ですよ。使い方としては5に近いですね。

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と、言う記事を書いて更新した夜に友人から埋まったと連絡がありレスキューに(笑)
早々に更新します^^



なんと言うタイムリーなネタ(笑)
出張に行って帰ってきたら埋まっていたそうな・・・。

あっさり牽引ロープかけて引き抜こうと思っていたのですが、なんとキャラバン、リアにちゃんとした牽引ポイントが無い。

と、いう事で



装着!!!



無事出ました♪

牽引できない状況の時に使えます!
実験させてくれてアザス(笑)


8つ目


牽引ロープ
これは車に積んでる人も多いと思いますが、実際のところ3tとかの細い物を使っている人が多いようです。しかし、ぶっちゃけた話、ドンはまりの場合、勢いを多少つけなければ抜け出せません。細すぎるものは一瞬で切れますので、そこそこ強い方が良いでしょう。
ちなみに、長さが足りないからと言って他のロープと繋げるのはご法度です。途中で切れた場合、金具が凄い勢いで飛んで、車のガラス・バンパー目掛けて飛んで行きますからね(笑)


まとめ


さて、いかがだったでしょうか?

基本的にスタックした場合、牽引、ウィンチングができなければ、プロでも素人でも掘ることは基本中の基本です。

スタックすると焦り、寒さでかなり冷静さを失います。特に吹雪いてたり、夕方暗くなってくる時なんかは恐怖もかさなり、まともに脱出できません。
今一度冷静になって、どこを掘って良いのかわからなければ、車の周り、タイヤ周り、底を広々と掘って下さい。ちゃんと除雪できれば、脱出する可能性はグンと上がることでしょう!!

まず、その状況に絶望しないのが重要です(笑)

ちなみに、荷締めベルト方式、マッドチェーン方式、かなりオススメです。場所取らないですし、車に2本入れておくと良いことありますよ!
あえて書きませんでしたが、釣り人ならウェダーを着て作業すると雪も入りませんし快適に脱出できます!

それでは!!

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Last updated  2020.06.18 18:20:55


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