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手島がいるレースは難しい。必ず何かやってくるし、最後まで決して諦めない。車券的には手島がいると難しくなりましたが、見応えのあるレースになる事が多く、負けても納得のいくレースが身上。まさに最強の自在選手と呼ぶにふさわしい選手でした。手島の名前を初めて全国に知らしめたのは、1997年の競輪祭新人王戦でしょう。当時は今のようにネット環境も普及しておらず、スピードチャンネルが開局したのもこの年でしたから、レースを見るなら、直接現場まで出向いて見るのが当たり前の時代でした。S級のトップ選手なら見る機会も多かったのですが、当時のB級やA級、S級下位の選手の知名度の低さは今以上でした。1997年の新人王戦には、アトランタ五輪メダリストの十文字、75期在校1位の太田、76期在校1位の市田、77期からは、期待の新人と言われていた岡崎もいて、手島はどちらかと言えば脇役の存在で、マークする伏見との車券は穴人気。それも、手島の差し目はちょっと考え難い車券でしたが、伏見のカマシ先行に乗って、ゴール前で見事に差し切り。「手島って誰だよ?」「何でこんな奴が勝つんだよ?」という声があちこちから聞こえてきたのを覚えています。新人王を獲ってもなかなか芽が出ることは無く、ハッキリ言ってしまえば、その他大勢の選手だった時代は長く、記念初優勝は、それから5年後の2002年名古屋記念。そして、2003年の一宮オールスターで痛恨の大チョンボ。宿舎に携帯電話を持ち込んでしまい、約1年間の斡旋停止。しかし、今にして思えば、この事件が手島の大きな転機でした。復帰戦となる、2004年12月の地元前橋F1戦。6番車で登場した手島は、豪快な捲りで圧勝。その後はF1戦の優勝を量産し、人が変わったかのような活躍ぶり。この頃から、しきりにファンへの感謝を口にするようにもなり、一気にトップ選手にまで上り詰めました。中でも、いかにも手島らしい諦めの悪かったレースと言えば、復帰してからの初のG1戦となった、2005年高松宮記念杯の一次予選。1周目で落車に巻き込まれてしまい、普通ならそこで棄権してしまうところですが、起き上がった手島は、急いで隊列を追っていき、赤板過ぎで追い付き、それだけでも相当脚は使ったはずなのに、見事3着で一次予選を突破。このレースは、ファンならずとも印象に残ってる人は多いのでは?その後は輪界を代表する自在型として、トップ戦線で活躍。2006年寛仁親王牌決勝では、目標にした海老根が仕掛けないと見るや、自力に転じて大捲りを打ち、当時群馬の先輩だった後閑を連れて、最後は惜しくも差されたが、見事なワンツー。同じく、2006年GPでも後閑と連係し、「後閑さんの前で大暴れする」とのコメント通りに、マークする後閑が千切れてしまうほどの豪快な捲りで、先行する山崎を一気に捕らえ、見せ場は存分に作りました。ふるさとダービーを二度制覇し、あとはG1タイトルをいつ獲るのか。中々手が届かないG1タイトルに、ファンはヤキモキしていましたが、記憶に新しい、2008年12月29日。新設されたG1、SSカップみのりを強引な中割りで制覇。SSカップみのりの存在価値には賛否両論ありますが、これで手島も遂にG1タイトルホルダーになり、また来年も更なる活躍が期待されていたところでしたが・・・。このレースが、手島慶介の生涯最後のレースとなってしまいました。手島が急死してから早5日経ちましたが、まだ実感がありません。次の開催では、何食わぬ顔で登場し、また強気なレースを見せてくれるのではないか?本当に無念でなりません。改めて、手島のご冥福をお祈りしたいと思います。
2009/01/29
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宅配のスポーツ新聞が来たので、早速手にすると、その一面には大きく「競輪トップ選手自殺か」の文字がありました。手島のレースっぷりを知っている競輪ファンなら、誰もが「嘘だろ?」と思うはずです。どんな不利な展開になっても、最後まで決して諦めなかった手島が・・・。宿舎に携帯電話を持ち込んでしまい、1年間の斡旋停止。それは絶対に許される事では無かったが、復帰してからの苦しい立場を、見事なレース内容で払拭した手島が・・・。「僕が今走れるのは、応援してくれるファン皆さんのおかげ」といつも言っていた手島が、そんな事をするとはとても思えない。今思えば、昨年末のSSカップみのりを見事優勝し、勝利者インタビューでの手島の表情やコメントを思い返せば、いつもの手島らしくないなとは感じていました。でも、あの失格スレスレ(俺は失格だと思いましたが)の走りは、常に1着を狙う手島の走りそのもので、また来年も大暴れしてくれるものと誰もが思ったことでしょう。そのレースが手島の生涯最後のレースになろうとは・・・、まだ信じられません。今はただ手島の冥福を祈るより他にありません。
2009/01/26
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寝耳に水の、信じられない訃報です。S級S班で、昨年末の第1回SSカップみのりの覇者でもある、群馬75期の手島慶介が、急死したというニュースが入って来ました。死因やその他詳細はまだ全く分かりませんが、とてもじゃないが信じられず、全然実感が湧きません。内田もそうでしたが、ガッツがあって、常に勝利を追及する走り。斡旋を絶対にサボらない手島が、競輪祭を欠場するなんて、何かおかしいなとは思っていましたが、何で俺が大好きな選手ばかり先を急ぎたがるんだよ?ファンに恩返しする走りを見せたいとか言ってただろ?最近の競輪界は絶対おかしいです。2006年GPで見せた豪快な捲りが頭から離れません。また何か詳しい事が分かったら更新するかもしれませんが、ちょっとまだ気持ちの整理が付きません。手島選手のご冥福をお祈りいたします。
2009/01/26
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競輪祭 決勝戦結果9山崎-3伏見-6山内山田、山崎、北津留の順での周回。赤板で北津留がゆっくりと前を抑えると、山田はスッと引く。山崎が中団外に追い上げる素振りを見せるが、山田がこの位置を譲らず、山崎は結局後方に引かされる。注目の番手競りは、北津留が上がったところでは飯嶋が追走していたが、鐘過ぎの勝負所で、井上がインに潜り込み、踏み出し勝負で井上があっさりと取り切り、競り負けた飯嶋は4番手。ややバラけた一本棒で、中団の山田の仕掛けは最終Bから。これが素晴らしいスピードで前段に迫り、番手をすんなり取り切った井上は、山田を張りながら前に踏む。直線に入り、山田が捲り切り、山田の番手から山内が差しに構え、初タイトルが見えたかというところで、後方で脚を溜めていた山崎の捲り追い込みが襲いかかる。直線だけで前段をゴボウ抜き。伏見もしっかりと付け切って、圧巻の福島ワンツー。写真判定の結果、山崎が僅かに先着。化け物です。これで届いてしまうのでは、仕方ありません。結果的には、山田が山崎を引き出してしまったようにも見えますが、山田の捲りは、タイミング的にはほんの少し早かった気もしますが、中部から優勝を出したいという公言通りの素晴らしい捲りでした。北津留は、ちょっと焦った感じの仕掛けになってしまい、昨日と比べたら掛かりも悪かったように思えます。一瞬の踏み出し勝負に持ち込み、番手を取り切った井上も、番手捲りは打たずに、北津留を援護する走りになりました。しかし、せっかく自分が優勝出来る展開になったのに、3番手を固めた小野のためにも、番手捲りを打つべきだったのではないか?小野はビッグ決勝になると、落車や失格に祟られますが、今回もまたゴール前で派手に落車してしまい、気の毒な結果でした。飯嶋は競るならギアを少し下げるとか、ちょっと準備不足に見えました。道中では井上にあまり競る気配が無かったので、安心してしまった部分もあったのかもしれません。それにしても山崎は強すぎますね。何であそこから届くんだ・・・。言葉が見つかりません。唖然、驚愕、震撼する山崎の捲りで幕を閉じた決勝戦でした。4日間お疲れ様でした。
2009/01/25
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競輪祭 決勝戦1 井上 昌己(長崎:86期)冷静な走りには風格も漂うが、連覇へ暗雲?2 山田 裕仁(岐阜:61期)この時期は本当に強い輪界の帝王3 伏見 俊昭(福島:75期)今回も山崎の後輪だけを見て4 坂上 樹大(石川:80期)G1初優出も内容不満。内灘の虎5 飯嶋 則之(栃木:81期)出来は抜群。強気なスタイルを貫く6 山内 卓也(愛知:77期)3年ぶりのG1決勝。混戦突いてどこまで7 北津留 翼(福岡:90期)地元期待のスプリンター。逃げ切り優勝十分8 小野 俊之(大分:77期)エンジン超抜とはいかずも、マーク技術安定9 山崎 芳仁(福島:88期)G1での安定感は抜群。今年も大ギア唸る7北津留-1井上昌-8小野 5飯嶋2山田裕-6山内-4坂上弟9山崎-3伏見注目の飯嶋の位置取りでしたが、やはり自分のスタイルを貫いて、先行しそうな九州分断に出ました。これで、井上は相当厳しくなったと言えるでしょう。井上は自在な競走で、横は全く出来ないというわけではありませんが、出来抜群の飯嶋に競られてしまっては、さすがに相手が悪いです。脚を使わずに、あっさり引いて捲り返しという手もありますが、さすがにそれはGP覇者のプライドが許さないでしょう。番手の競りは、生きるか死ぬかの激しいものになりそうで、共倒れの危険性も高そうです。そうなってくると、展開は捲り屋に向きそうなんですが、今回の北津留はスピードも末の粘りも素晴らしい物があり、山田も山崎も先行は無さそうなので、巧くペースで駆けられれば、後ろの縺れを尻目に逃げ切りG1初優勝も十分に考えられます。後ろを気にせずに、積極的な競走をする事が任務だと思うので、まずは主導権は絶対に取って、力を出し切る競走を期待します。連日、人の後ろを回って、容赦の無い縦攻撃を見せている山田ですが、決勝は自分が前で、中団基本からの捲り追い込みになりそうです。ただ、仕掛けどころは非常に難しく、最終3角か2Cくらいまで我慢して仕掛ける必要がありそうです。あまり早くから仕掛けると、今の山田では最後まで持つのは厳しく、準決勝の荒井のように、山崎を引き出すことにもなってしまいます。山崎はいつも通りに小細工無しの競走で、自分のタイミングで行ける所からの捲り勝負でしょう。飯嶋が競らないなら、井上と山崎で人気が二分していたと思いますが、飯嶋の分断宣言で、人気は山崎からになってくると思います。しかし、俺は北津留の先行力に期待したい。準決勝では、村上、平原、友和の捲りを完封して、仕上がっています。競りがどれだけ長引くかにもよりますが、実績からも飯嶋が有利と見て、先捲りを打つ山田と、インを突いて来そうな小野や山内も連下で。オッズ次第では山崎からも押さえる必要は当然ありますが、難しいです。2枠複(2枠単) 5=256辺り2車複(2車単) 7=25683連複 7=2568=2568 9=3=27辺り
2009/01/24
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10R結果 4北津留-6小野-8坂上弟友和、北津留、村上、平原の順での周回。赤板で平原が前を抑え、鐘前で誘導を外すと、北津留は鐘で一気に主導権。村上が巧くこれを追って3番手確保。平原は5番手まで下げ、友和は8番手で一本棒で最終H通過。北津留の掛かりが素晴らしく、最終Bから平原がやっと仕掛けるが、3番手の村上の横までで一杯。村上も前に踏んで行けず、北津留が堂々と押し切って九州ワンツー。村上後位からインを突いて伸びた伏兵坂上が3着に入る。これは平原や友和を攻めるより、北津留を褒めるべきでしょう。脱帽です。11R結果 3山崎-7伏見-8山内山崎、荒井、稲垣の順での周回。山崎の3番手で競りのコメントを出していた兵藤は、選手紹介から微妙な動きでしたが、鐘で稲垣が先行態勢に入ると、切り替えて稲垣の番手に追い上げる。しかし、前田が意地で死守して兵藤は後退。荒井は最終1C過ぎから早めに捲り仕掛けるが、前田の横までで一杯。荒井に巧く乗るように、山崎が豪快に捲り、番手の伏見もしっかり追走してワンツー。3着は先ほどの坂上同様に、直線内を突いた伏兵山内が入る。荒井の仕掛けはいくら何でも早すぎで、これでは山崎を引き出すだけでした。せっかく絶好の展開になったのに、勿体無いです。12R結果 1井上昌-7山田裕-3飯嶋武田、菅原、小嶋の順での周回。小嶋は赤板で菅原の横まで上がり、鐘前で前を抑える。鐘で武田が下げたところで、菅原の一気の仕掛け。単騎の一成がこのラインを追うと、最終Hで武田がカマす。井上の対応は遅れ、武田が出切ったところで一成の単騎捲り。しかし、捲り切れるかと言うところでスピードが止まってしまう。直線に入り、番手から飯嶋が抜け出すかというところを、自力に転じて捲り追い込んだ井上がグイと伸びて1着。小嶋のスピードを貰って大外伸びた山田が2着。飯嶋は何とか3着。武田は素晴らしいレースを見せましたが、準決突破には至らず。決勝戦並び予想福島コンビは山崎-伏見で問題無し。関東単騎の飯嶋がこの3番手か、前々から攻めるのかはコメント待ち。中部は山田-山内-坂上弟の並びでしょう。九州も北津留-井上昌-小野で問題無し。飯嶋の位置取りだけが微妙ですが、個人的には福島3番手では優勝は難しいので、単騎で戦って欲しいです。
2009/01/24
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競輪の新CMがオンエアされていますが、何か、前作よりも更に重くなって、出来は悪くないと思いますが、ますます競輪から離れてしまったような気がします。一般の人へのアピール効果がどれ程の物なのかは分かりません。競輪祭 3日目出走表(準決勝は10Rからになります)10R(準決勝)3平原-7神山-5稲村1友和-9晴智2村上兄-8坂上弟4北津留-6小野並びはすんなり落ち着き、細切れ4分戦です。平原は、後ろが神山だと先行する事が多いのですが、北津留がいるので、巧く3番手を取りたいのが本音でしょう。まぁ、誰もが北津留を逃がしての3番手が欲しいとは思いますが、取り合ってまで固執する程の物では無いと思うので、みんな出来は良いですし、仕掛けられるチャンスがあれば、ロング捲りになっても思い切って仕掛けた方が結果が出ると思います。村上は流れも良く、いよいよ完全復活か?というところまで来ています。この相手で準決勝を突破出来るようなら本物ですが、さすがにここでは荷が重いような気がします。大宮記念決勝では位置取りに失敗した平原ですが、出来の良さと、ラインも長い有利さを買って一応の本線にします。友和も、優秀戦は脚を使わずに終えられたのは大きく、遅めの仕掛けになっても届きそうな予感はあります。3連複 3=1=79 3=7=5911R(準決勝)3山崎-7伏見-1兵藤 4中村浩5稲垣-6前田拓-8山内2荒井-9紫原兵藤と中村が山崎の3番手で競りになりそうなコメントを出していますが、山崎はおそらく捲りになりそうですし、下手したら両者KO。どちらもそれほど積極的に競るタイプの選手では無いですが、こんなところで競るくらいなら、稲垣の番手を狙った方が良さそうです。長欠明けで体調が心配された前田でしたが、展開に恵まれて、まさかまさかの準決勝進出は運も実力の内。しかし、相変わらず横は弱いので、狙われれば苦戦は必至でしょう。どちらかは勝負所で切り替えて、稲垣の番手を狙う場面はあるかもです。荒井は稲垣を逃がして中団取りは絶対条件で、山崎より先に仕掛けないことには勝負権は無いでしょう。稲垣の出来は抜群ですが、やはり本線は山崎になりそうです。2車複(2車単) 3=7 5=124押さえ?3連複 3=7=12412R(準決勝)2小嶋-7山田裕-5ヤマコウ6菅原-1井上昌-8豊田9武田-3飯嶋4一成小嶋に対抗するには、九州は二段駆けしかないと思います。井上は、今日は容赦無く番手から出る必要があるでしょう。武田の出来はお世辞にも良いとは言えませんが、付ける飯嶋は復活しており、展開不問で狙えます。勿体無い事に、単騎になってしまった一成はさすがに厳しそうです。井上と小嶋の踏み比べに、間隙を突いて来る飯嶋。この辺りを中心にバラ買いになると思います。2車複(2車単) 1=238 2=7押さえ必要?3連複 1=2=3578 1=3=58辺りも?
2009/01/23
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二次予選以降のレースを見た素直な感想をダラダラーっと書いてみます。6R初日に良い先行を見せた稲垣はやはり好調。ヤマコウもナイスアシストを見せ、捲り屋どもを完封。ラインでワンツースリーですから、全く文句の付けようの無い内容でした。濱田は番手戦ならギアを下げないといかんでしょう。7R番手の坂上は付きバテでもしてしまったか、仕事をせずに、自分で張って失格してしまった浅井は、気の毒としか言えません。落車した石橋の容態が気になります。8R岡部は伏見の鉄砲玉になっただけで、これでは、岡部を買っていたファンは怒り心頭でしょう。山田は相変わらずの容赦の無い縦攻撃。でも、遠慮して踏まない(踏めない)選手も多い中、伏見や山田のような選手は、ある意味買い易い選手と言えるのかも・・・。9R飯嶋の縦脚が完全に復活しています。石丸の仕掛けはドンピシャでしたが、末脚が足りないのは今更仕方無しか。柴崎はせっかく出切ったのに、あそこで流すのは論外です。10R北津留は本当に掴み所の無い選手で、ファンからすれば難しい選手。村上の出来は申し分無く、準決勝の厳しいメンバーで勝ち上がれるようなら、完全復活とまで言ってしまっても良さそうです。山口はもっと積極的に動いて欲しかった。11R出来自体は問題無さそうだった平原は、今日は完璧な内容。後閑が千切れそうなのはなんとなく想定出来たが、武井がちょっと大人しすぎたような気がします。初手から平原の番手を狙って欲しかった。村上はレースを見すぎたか、さすがにこれでは出番がありません。12R井上が北分断なら小嶋の捲りですが、あまりに良い配当でした。北日本3人は脚を使わずに準決勝に臨めます。それにしても、全員勝ち上がりの優秀戦はいつまで続けるんだろう・・・。
2009/01/23
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初日は注目選手の一人だった永井が、まさかの自爆落車で失格。ふるダビの時もそうでしたが、ちょっと気が緩みすぎではなかろうか?銅メダルを獲って、周りからチヤホヤされ過ぎたのも良くなかったのかも。ヤマコウや慎平は、きつくお灸を据える必要がありそうです。二次予選は一次予選とは打って変わって、自力型が飽和状態です。G1なので当たり前なんですが、どのレースも激戦模様で、車券的には手を出し難いレースばかりです。競輪祭2日目 出走表(二次予選は6Rからになります)二次予選は1~3着までが準決勝へ進出。ダイヤモンドレースは失格しない限り全員が準決勝へ進出します。6R(二次予選)7稲垣3山口幸8山内 1海老根5村本 2哲男4濱田 9長塚6戸辺裕激戦が続く二次予選の中でも、ここが一番の激戦区と言えそうです。先行意欲は稲垣で、中団争いが激しくなりそうなレースです。珍しく同じレースにぶち込まれた愛媛コンビは、どちらが前でも自分の競走になりそうで、哲男が前なら捲りでしょう。粘られる危険性は低いので、番手有利からヤマコウが抜け出すか、捲り強烈な海老根と哲男に、自在戦で覚醒しそうな長塚と、ハッキリ言ってどこからでも狙える、非常に難解なレースです。7R(二次予選)5荒井1合志6池尻 2石橋9松坂8木村貴 3浅井4坂上弟7稲村荒井は捲りになりそうなので、浅井が初日の分まで積極策か、いつも同じ失敗をしている石橋が早めにカマすかと言ったところです。初日を見た感じでは、石橋の動きが一歩リードですが、絶対感は無く、ここも買うなら手広く狙わないと難しいレースです。8R(二次予選)4金子9山田裕6前田拓 7岡部1伏見 3三宅達8岩津 5新田康2太田金子は後ろが山田では走り難いだろうが、このメンバーなら主導権は取りやすそうな感じで、三宅の動きにだけ気を付ければ、自分のタイミングで仕掛けられそう。永井の失格で繰り上がった岡部はツキを生かして、出来の方はイマイチ不明も、自力勝負なら活路を見出せるか?新田はこのところずっと動きが重く、ちょっと狙い難い。9R(二次予選)5武田2飯嶋7阿部 9柴崎3慎平6中川 1石丸4豊田8室井兄先行は武田か柴崎だが、どちらも番手は信頼出来る選手なので、安心して思い切って駆けられるはず。しかし、どちらも欲を言えば中団が欲しいはずで、お互いに意識し合えば、石丸のカマシが飛んでくる。まぁ、柴崎先行で武田が中団と見るのが一番自然でしょうか。10R(二次予選)3北津留5紫原9大塚 1村上兄6北川8一丸 4石毛7高木 2山口貴初日は主導権を奪えなかった北津留が、厚いラインを生かして今度こそ。村上は援軍がやや手薄で、無理に主導権を狙うよりは、中団基本から確実に勝ち上がる競走の方が良さそうな気がします。そして、気になる存在は単騎になった山口。強引に番手を攻めても良いが、切れ目から縦攻撃の方が良さそうで、出来の方も文句無く、穴と言っては失礼なくらいの選手です。「村上キラー」も懐かしい響きとなった石毛はやや苦戦か。11R(二次予選)2平原5後閑8十文字 4菅原1小野6原 3村上弟9伊藤保 7武井平原はここは先行して結果を出さないとダメなメンバー構成。菅原を逃がして捲り勝負だと、中団に拘る村上と武井がいて、また後方で後閑を連れて不発なんて事だけは絶対に避けたい。最近は位置取りも甘くなってきているのも気になるところ。菅原も、平原を逃がしては捲るのは厳しいので、先行してどこまで粘れるかの勝負になりそうだが、少々厳しそう。番手の小野は、横の仕事っぷりは良いが縦の衰えが酷く、直線で伸びてくるようなイメージは、今の小野にはありません。村上は先行争いを期待して、いつも通り中団からの組み立てか。武井は単騎でまた大暴れしそうだが、平原先行なら、ここも番手を攻める場面はあるかもしれません。12R(ダイヤモンド)8一成2山崎7友和9兵藤 4小嶋5晴智6中村浩 1井上昌3神山毎度お馴染み、9着でも問題の無いレースなので、なるべく脚を使わずに、無事にゴールすることが一番の目的です。競りや叩き合いや無理な突っ込みは無いと思うので、北日本の先導を任された一成が適当に先行して、山崎は番手から出られるようなら適当に踏んで、小嶋や井上も、捲れるようなら適当に捲るでしょう。車券を買う方も、気楽に適当に参加する程度で十分です。ところで、明日からの川崎F2では、川崎名人戦と銘打ち、ベテラン選手のみを集めた、滅多に見られない開催になっています。競輪祭にばかり注目が集まるでしょうが、こちらも一見の価値ありです。
2009/01/22
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今回もいつも通りにレースごとに簡単に振り返ります。好調そうな選手はオレンジ、不調そうな選手は黄緑、判断が難しい選手は色を付けません。飽くまでも参考までにお願いします。1R先行した時の濱田の掛かりは相変わらず素晴らしい。浅井は自分だけ4着で二次予選進出も、レース内容に合格点はやれない。成田は世界戦帰りで疲れもあったのか、いつもの切れが無かった。2R村上兄はヒヤリとする場面もあったが、出来は問題無さそう。太田は久しぶりに自力も出て、地元記念に出られなかった鬱憤晴らし。牧は中途半端な動きで、まだまだ復調には遠そう。3R武井が果敢に小倉に競りを挑み、競り勝ってラインでワンツーは強かった。三宅は先行一車の展開も、掛かりと粘りは悪くなかった。4R今日の中川は良い中川だったが、この選手は過信禁物。岡部はやはり番手では力が発揮出来ない。山内はあまり横のイメージは無いが、今日はしぶとい競走だった。5R近況の十文字は闘志も戻り、マーク屋として戦える状態にある。山口は、今日のレースを見ても縦中心の方が持ち味が出る。吉田は先行一車で4着にも残れないようでは、明日以降もきついかも。6R展開嵌った伊藤ヤスは、好調キープで動きは問題無し。勝ち上がれずも、加倉は地味に良い仕事をしていた。有坂と小橋はお得意の千切れで、力の衰えを目に見えて感じた。7R哲男は矢口の先行を全くの子供扱い。捲りの威力はトップクラスでしょう。その哲男のスピードに付け切った室井兄と豊田も意地を見せた。矢口は相変わらずの仕掛け下手。8R石橋と村本は全く危なげないレースで、今日のところは問題無し。村上弟も無理せずしっかり権利取りの競走。9R何と言っても長塚の動きが素晴らしすぎた。今年のテーマは「Yes,we,can」と「チェンジ!」らしいので、こういうレースも出来るようになってくると、見ていても面白い。10R世界戦帰りの一成だったが、カマシのスピードは疲れを感じさせなかった。晴智も番手の競走はお手の物。小嶋は仕上がりにちょっと不安を感じた。平原は位置取り失敗も、伸び自体は悪くなかったと思う。11R永井が自爆落車してしまった時点でレースが壊れてしまったが、さすがに山崎を逃がしては、荒井や新田では捲れない。12R井上は負けられない展開で、しっかりと結果を出したのはさすが。期待に応えて気風良く先行した稲垣も、明日以降は楽しみ。世界戦帰りの友和も、珍しく巧い位置取りを見せて伸びも良かった。紫原は前回のハコ4の時と同様、直線の伸びが物足りない。中村は開いたコースを見事な伸びで、追い込みの中では伏兵的存在かも。
2009/01/22
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GPが終わったかと思えば、もう次のG1開催です。本当に、「正月なんていつ来たの?」って感じです。開催時期の変更に伴い、今年は競輪祭が2回あります。個人的には、競輪祭は今でも11月下旬のイメージがあるので、この改革はとても嬉しく思います。ついでに、新人王リーグ戦も復活してくれればもっと嬉しいのですが。競輪祭 初日出走表一次予選は、1~4着までが二次予選へ進出。特選は、1~3着までが準決勝フリーパスのダイヤモンドレースへ。4~9着までは二次予選回りとなります。特に上位陣には、今年の走り始めになる選手も何人かいます。まずは初日、じっくりとお脚拝見と行きましょう。今場所ももちろん4日間参戦予定ですので、よろしくお願いします。1R(一次予選)1浅井5濱口8有賀 7濱田3岩津9木村貴 2成田6榊枝4遠沢最近のG1では、初日1Rの1番車に注目選手を入れるのが流行りです。今回は、中部期待の若手先行選手、浅井が抜擢されました。濱田は記念優勝もして、4.08の大ギアも自分の物にした感はありますが、力は浅井の方が上だと思うので、中部の先輩を連れて思い切った競走で。成田は中団基本に自在戦か。木村や遠沢の切り替えは注意必要。2R(一次予選)3村上兄5富生8島野 4悦夫7山田敦 9太田2阿部 1牧6原悦夫は捲り屋なので、ここは村上のほぼ先行一車と言えそうです。太田や牧が番手を狙ってくる場面はあるかもしれませんが、メンバーに恵まれた村上が連を外すのは考え難そうです。番手が縺れれば、悦夫の捲りも連上下で。3R(一次予選)2三宅達7小倉4西村1廣川貞 5武井9高木3松坂 8松崎6志智ここもパワー型の三宅のほぼ先行一車です。武井はいつものゲリラ戦で、松崎もいつも通りに中団捲り狙いになりそう。4着権利を考えると、武井は小倉のところに競り込むリスクは大きく、取り合いになっても中団か、4番手辺りを狙う手もありか。松崎は少々厳しく、志智もまだまだ復調には程遠い。4R(一次予選)9金子貴(3山内5宗景)6中井護 4中川1大塚8藤野 7登志信2岡部金子は後ろの競りを気にせず、自分のレースが出来るか。競りはやや宗景の方に分がありそうだが、両者KOも想定は必要でしょう。レース下手な中川は後手踏めばまた切り替えられる可能性は大。和歌山記念決勝で波紋を呼んだ登志信は、岡部を後ろに回して、果たしてどんな競走をするのかは見ものです。5R(一次予選)2吉田5慎平9岩見 1山口貴7坂本英4十文字 6坂本健3池尻8西川 今回の一次予選は、極端に自力型が少ないような気がします。ここもほぼ吉田の先行一車で、中団争いは激しくなりそうです。山口も坂本もイン粘りは無いとは言い切れませんが、慎平相手ではちょっと厳しく、縦基本の競走の方がいいと思います。6R(一次予選)1新田祐9有坂7小橋正 5菅原2加倉6城戸崎 3ヤス8北川 4戸辺裕どうも、最近の新田のリズムがおかしい。積極性が無くなり、中途半端なレースが目立ちます。一方、菅原は思い切った競走を見せると中々粘り強く、加倉も仕事はキッチリするタイプなので、安心して駆けられそう。伊藤ヤスも近況動き抜群で、案外ここが人気になってくるのかも?7R(一次予選)7矢口2稲村9諸橋 3哲男5室井兄1豊田 4伊藤正6中澤弟 8井手先日、遂に念願の記念優勝を果たした矢口がここは積極策か。哲男も伊藤も絵に描いた様な捲り屋なので、巧くペースで駆けられるかどうかが鍵。単騎の井手は、あまりガツガツ競るイメージはありませんが、選手紹介での位置取りは注目。 8R(一次予選)9石橋7村本1鈴木誠 2村上弟6前田拓5大作 8堤3室井弟 4竹内ここも石橋の先行一車で、後ろ二人がしっかり付け切れるか。特に3番手の鈴木は、カマシになるようなら離れてしまう危険性は高い。村上は先日の大宮記念最終日で、目の覚めるような捲りを放ち、ツボに嵌った時の強さは脅威です。長欠明けの堤はかなり不安。竹内は競りよりは切れ目からか。9R(一次予選)5柴崎1山田裕6一丸 8ノリ2香川 3長塚9幸田 7中井達4望月この相手なら、柴崎は先行するのはもちろんの事、自分もある程度の着に残るような駆け方をしなければダメです。問題は番手が縺れるのかどうか。あまり競りには積極的な選手は見当たりませんが、山田にすんなり番手を回られれば苦しい事は火を見るより明らかなので、ヤケクソで飛び付く選手も出てくるかもしれません。直線しぶとく伸びるタイプの選手も多く、初日の中では楽しみなレースです。10R(特選)1平原9飯嶋 3小嶋6坂上弟 5一成7晴智 8北津留4合志 2石丸ここから特選になりますが、3つとも考えるのも嫌になるほど難解です。細切れ戦ですが、先行意欲がありそうなのは、手島と三宅伸の欠場のおかげで、特選に繰り上がった一成と北津留でしょう。二人とも、強烈ダッシュのスプリンターなので、一気の仕掛けになりそうですが、遣り合えば当然捲りの餌食なので、あわよくば、逃げる振りして3番手確保が理想でしょうか?ただ、一成は先日行われたワールドカップ北京大会で落車したとかで、疲れも心配ですし、不安な面は多いです。平原と小嶋は捲りになりそうで、この二人は仕上がりも気になるところ。石丸は単騎では割引が必要でしょう。11R(特選)9山崎2神山 5兵藤 1永井7山口幸 3荒井8小野 4新田康6石毛ここも細切れ戦ですが、主導権を取りそうなのは永井しかいません。荒井と新田が3番手を狙って、山崎は後方に置かれそうなレースです。注目したいのは山崎と神山のギア。山崎はGPで失敗したのと同じ4.08。神山の4.00ギアは記憶に無いので、おそらく初でしょうか。兵藤は関東連係には拘らないようです。12R(特選)8稲垣1井上昌7紫原 3武田4後閑 5友和2伏見 9海老根6中村浩ここも細切れ戦で、GP覇者の井上が同期で稲垣マークに出ます。これで稲垣は気合が入ったはずで、主導権は譲らない構えでしょう。井上は番手捲りよりは、巧く車間を切って庇いたいところで、激しい捲り合戦を凌げるかどうかです。友和も近況は好調ですが、ワールドカップ帰りで疲れが心配。特選3つは自力型の出来を中心にじっくり見たいレースです。
2009/01/21
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大宮記念 決勝戦結果8矢口-6伊藤正-3伏見矢口、荒井、浅井、平原の順で周回。赤板で平原がゆっくり上がると、浅井がこれに続く。今度は浅井が前を抑えると、鐘ですかさず荒井が抑え返す。平原は荒井が先行すると見てか、中団を強引に取りに行くが、最終Hで荒井がペースを緩めたところを矢口が抑え、その矢口もペースを緩め、最終1C付近から浅井が一気に主導権。浅井、矢口、荒井、平原の順で最終バック通過。8番手に置かれた平原は、地元応援団の声援も空しく絶体絶命。浅井の番手の伊藤は車間を切って構えるも、3番手から捲り追い込み気味に仕掛けた矢口が一気に飲み込む。そのまま突き抜けて、嬉しい記念初優勝のゴール。伊藤は及ばず2着。矢口マークの伏見が流れ込んで3着。矢口、おめでとう!長かったなぁ・・・。力はあるのに、レースが下手で中々S級優勝が出来ず、F1は何とか優勝出来たんですが、記念優勝は意外にもこれが初。輪界の七不思議とまで言われていた程でしたが、遂に、念願の記念優勝を果たす事が出来ました。今日も後方に置かれそうな流れでしたが、最終Hで前を抑え、ここから落ち着いて浅井の仕掛けを待ち、まんまと3番手を確保。出来自体は悪く無かったし、最大の敵の平原を後方に置く事も出来て、今日は後ろを気にする事も無く、自分が勝つ競走に徹する事が出来ました。目まぐるしく前が入れ替わる展開で、誰が先行するのかというレースでした。平原は、最終Hで荒井が先行すると判断してしまったのが敗因でしょう。500バンクの最終Hでは、まだまだレースは動く。ペースも緩んでましたし、後ろからのカマシも警戒しなければいけない。あそこは一旦前を切って、そのまま先行してしまっても良かったと思います。浅井はタイミング良く仕掛けましたが、あれでも3着に残れないとは、さすがに大宮の直線は長い。しかし、これから上のレースで戦っていくには、もうひと踏ん張りが欲しいところでしょう。
2009/01/15
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年明け早々、目を覆うような酷いレースが続いています。大宮記念初日でも、先日の和歌山記念決勝のデジャヴのようなレース。番手絶好で人気の一角だった諸橋が、前を庇い過ぎて痛恨のハコ4。そして、準決勝Bでは、これまた八百長と見られても仕方の無いレース。地元の池田に、平原-伊藤公-藤井-神山-荒木まで続き、目標の無い村本がやむを得ず地元勢分断に出るというレースでした。まぁ、競輪をちょっとでも知っているファンなら、平原がガチで競るとは考え難いレースで、脚を使わずに引いて捲りと見るのが自然なレースでしたが・・・。平原が採った作戦は、池田を囮に使って自分が先行してしまい、池田は話を聞かされていなかったのか、不貞腐れてやる気無し。これでは、池田と池田から買っていたファンは堪りません。地元のエースで、決勝進出は最低ノルマではあるのですが、こんな事までやって勝ち上がる事に意味があるのかなと思います。大宮記念 決勝戦2荒井-4大塚-9小倉1平原-7神山8矢口-3伏見5浅井-6伊藤正何だかんだはありましたが、記念決勝らしいメンバーになりました。パッと見、先行しそうなのは浅井しか見当たりません。ラインが一番長くなる荒井は、相変わらず掴み所が無く、出来が良いのか悪いのか、イマイチ分かりません。優勝したい平原は、決勝は捲りになりそうで、関東別線で後ろが伏見の矢口が先行するとは到底思えません。「逃げ屋の墓場」の異名を持つ大宮競輪場で、先行して残るのは厳しく、脚を溜められる選手が絶対有利です。ただ、誰もが先行したくないレースなので、スローペースから一気にカマすようなレースになるようなら、どの選手も力があるだけに、非常に難しいレースと言えそうです。どこからでも狙えるんですが、正直、あまり応援はしたく無いのですが、困った時の地元頼みで、平原の底力に期待する一手なのかなと思います。あれだけの事をして勝ち上がったくらいですから、決勝も形振り構わず勝ちに来るはずです。あとは、脚を溜めて混戦突っ込む小倉や大塚と、出来の良い浅井が先行で番手無風なら、縦脚切れる伊藤も狙えそうです。直線で二転三転する大宮バンクだけに、狙うなら手広くか、枠やワイドで狙ってみるのもありだと思います。2枠複(2枠単) 1=456辺り2車複(2車単) 1=4679 6と9からもゴチャゴチャと?3連複 1=4679=4679 2469ボックス辺りも?
2009/01/14
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和歌山記念 決勝戦結果9加倉-3稲垣-1武田武田、荻原、吉永、稲垣の順で周回。赤板で稲垣が上がり、荻原と稲垣の位置が入れ替わる。引いた荻原は即、前を抑え返しに上がるが、千切れる程のスピードでも無いのに、何故か登志信はこれを追わない。荻原は単騎で先頭に立ち、稲垣が番手に入る形。鐘で登志信がやっと追い上げにいくが、併せて稲垣も発進。吉永が稲垣ラインに切り替え、荻原は5番手に下げさせられる。バラけた一本棒の展開で、荻原も武田も仕掛けられず。番手の紫原は後ろを確認して、余裕もあるように見えたが、直線に入り、前を庇ったのかは知らないが全く伸びない。3番手から加倉が外を強襲して優勝。逃げ粘った稲垣が2着。武田が捲り追い込みで3着に届き、紫原は痛恨のハコ4。久々に腹が立つレースを見せられました。新年早々、今年を代表する糞レース候補を見せられたような気がします。本来なら、ブログの更新もやる気が無い心境なのですが・・・。今日はメロメロのギタギタのボロボロに書きますので、愚痴に付き合いきれない人は、今すぐ右上の×ボタンを押してください。一番不可解だったのは登志信。昨日も3番手を取られて、全く追い上げる素振りも無し。今日も何故荻原に付いて行かなかったのか?カマシに千切れるとかならまだ分かりますが、荻原はゆっくりと前を抑えに上がっていき、あれは千切れるとは言わない。出てる以上は、昨日のゴール前の落車の影響だとかも通用しない。やる気が無いなら、当日欠場して貰っても全く構わない。八百長と取られても言い訳の出来ないレース内容でした。もう全くの理解不能で、こんな選手から買った自分が恥ずかしく、しばらくは、登志信の出るレースは買いません。(登志信のレース後のコメントによれば、荻原が一旦下げて赤板で踏んだところで車体故障があり、それでどうしようか迷ってしまったそうです。荻原は、「稲垣さんの後ろで勝負すべきだった」とのコメントです。)紫原も一体どうしてしまったのか?横が出来ずに負ける展開なら日常茶飯事ですが、今日は全く仕事をする場面も無く、後ろを見る余裕すらあったのに、縦しか無い選手が、あんな絶好の展開でハコ4なんてありえません。正月ボケか、SSの赤パンツが重すぎたのか。まぁ、登志信と比べたら、まだ弁明の余地はありますが・・・。武田も後ろの事を全く考えない、自分だけの競走。出来が悪いのは分かってましたが、これもあまりに酷すぎました。これからタイトルを狙う選手のする競走ではないです。また確実にファン離れが加速するレースで、非常に憤慨しています。そんな中でも、地元地区を代表して、気風の良い競走を見せてくれた稲垣はさすがでした。今日のレースで、唯一褒められるのは稲垣だけです。
2009/01/11
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和歌山記念 決勝戦4荻原-2登志信-6吉岡3稲垣-5紫原-9加倉1武田-7稲村兄8吉永弟年明け記念3連発の第2弾は和歌山記念です。山崎、井上、永井らGP組の欠場で、盛り上がりが心配されるも、決勝戦はそれなりのメンバーが揃いました。先手を取りそうなのは、チャレンジャーの立場の荻原だと思いますが、問題は、連日気合の入った競走を見せている吉永の動向です。登志信とは同期なので、宮城コンビの後ろからかと思ったんですが、単騎の競走を選んだという事は、決勝も好位狙いになりそうです。武田は初日二日目と最低の競走で、準決勝は二段駆け。稲垣も準決勝は二段駆けで、二人とも微妙な仕上がりですが、位置取りの巧さでは稲垣の方が上なので、吉永は狙うなら稲垣の番手になりそうな気がします。車券の中心は、展開恵まれそうな登志信と、中団を取り切って捲る稲垣とで互角と見てます。武田は買いたくないですが、付ける稲村の動きは良く、あとは吉永がどこまでレースを掻き回せるか。2枠複(2枠単) 2=356辺り2車複(2車単) 2=363連複 2=3=5678 2=6=78辺りも?
2009/01/10
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立川記念 決勝戦結果1哲男-2慎平-9村上兄木暮、柴崎、哲男、新田、村上の順での周回。鐘前で新田が動こうかというところで、3番手の柴崎が前に出る。前受けの木暮は3番手を狙うが、哲男が巧く外を被せて確保。木暮は5番手に下げ、村上がインから切り替えて7番手。仕掛けのタイミングを逸した新田は後方。最終2角過ぎから木暮が仕掛け、併せて哲男も捲る。車間を切っていた慎平も、最終4角から踏み出す。内を突く兵藤と、自力に転じて捲る友和は厳しくなり、捲り追い込んだ哲男が頭一つ抜けて優勝。慎平と最後物凄い脚勢で伸びてきた村上とで2着写真判定も、僅かに慎平。思ったよりすんなりとした展開になりました。先行争いもありそうでしたが、新田の消極的で中途半端なレースのせいで、柴崎が楽に主導権を取り、その3番手を取り切った哲男にとっては、ほぼ思い描いていたようなレースになったんじゃないかと思います。位置取りの面では、やはり哲男が1枚も2枚も上でした。友和は前にあんなレースをされては仕方無いです。次に連係する時は、友和が前になった方がいいでしょう。村上はもっと前の位置にいられれば、前段をひと飲みしていたと思われる程の勢いでした。今年の村上は幅広い攻めが見られそうで、非常に楽しみです。木暮は今日も勝ちに来ましたが、脚と経験の差を見せ付けられた格好。セオリー無視の強心臓なので、この男からも今年は目が離せません。
2009/01/07
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立川記念 決勝戦7新田祐-3友和8木暮-5兵藤4柴崎淳-2慎平1哲男-6梶応9村上兄正月恒例の立川記念鳳凰章典レースです。メンバーを見ただけで胸躍る決勝戦になりました。去年は神山拓弥がいきなり決勝戦に乗ってきて話題になりましたが、今年も何かと話題の木暮が初の記念決勝進出で、盛り上がりそうです。昨年末のGPシリーズでも決勝に乗り、一躍名前を売りました。この選手、いかにも現代っ子らしく、常識に囚われないレース内容と、強気で勝ちに拘る競走スタイルは賛否両論あるかと思いますが、俺はこういう選手は大好きです。ヒール役になれる素質も秘めていると思うので、これからも遠慮なく、自分の競走スタイルを貫いて欲しいです。こういう選手がいた方が競輪界は絶対盛り上がります。村上は中部コンビから連係の打診もあったようですが、キッパリと断って、単騎で戦う道を選びました。連係すれば、必然的に柴崎は捨て身先行になってしまいます。逃げ屋の気持ちが分かるこの選択は、いかにも村上らしいと思いました。レース展開は非常に読み難く、哲男は捲りに構えそうですが、若手3人がどれだけお互いに牽制し合って意地を張るのか?3人ともあまり先行はしたがらないタイプですが、友和に任された新田は先行する意欲はありそうで、YGPで北日本に惨敗した柴崎も、ここはリベンジに燃えているでしょう。木暮はカマシはあるかもしれませんが、3日間の競走を見ていると、とても先行するイメージは湧きません。若手同士の潰し合いなら、脚を溜めて最後に仕掛ける選手に展開が向く。兵藤は着こそ平凡ですが、仕上がりの方は相当良さそう。哲男も位置取り巧く、狙い澄ました捲りの威力も強烈。オッズは割れそうなので、バラバラと手広く狙う必要がありそうです。2車複(2車単) 5=1238 1=233連複は混戦に強く出来も良い兵藤を中心にバラ買いか?5=12389=12389辺りと、1=2=39辺りも?このレースは見る分には楽しそうですが、車券は非常に難しいです。
2009/01/06
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期替わり恒例企画です。A級では力の違いを見せ付けてくれそうな選手を何人か挙げてみます。尚、期待ハズレに終わる選手もいるかもしれませんが、責任は持ちません。@小島 雅章パワーで相手を圧倒するタイプで、今期の目玉選手の一人でしょう。少々ムラ脚なところもありますが、S級でもそこそこ通用しており、A級なら勝って当然のレベルの選手です。新年一発目のいわき平では貫禄の完全優勝を決めました。@高瀬 卓徹底先行で、S級で100点近くの競走得点は評価出来ます。押し切る場面も多く見られました。若手選手が多いA級戦で、格の違いを見せたいところ。@和泉田 喜一かつては徹底先行で馴らした和泉田も、遂にA級落ち。まだまだ捲り脚もあるので、A級での戦い方は注目。年末に落車して、その影響がちょっと気になるところ。@岩本 俊介94期生、南関期待の大型先行選手です。現在のところ、競走スタイルは先行一本。マークする選手は付いていくだけで精一杯で、付きバテする選手も。滝沢二世の呼び声も高い。@旭 健太郎安定感のある走りで、S級中堅選手として活躍していました。久々のA級戦になるが、A級では堅実さより勝つ事が求められると思うので、切り札の自力も駆使して戦えるかどうか。@柴崎 俊光ヤングGPにも出た、柴崎淳の実兄です。脚質は弟同様にスプリンタータイプで、先行よりは捲りの方が得意なタイプと言えそうです。弟には大分先を越されましたが、スピードで圧倒してまずはA級制覇。@菊谷 信一今期の目玉選手の一人で、S級でも強いところを見せていたので、知ってる人も多いでしょう。得意戦法は強烈な捲りで、位置取りもなかなか巧い。新年一発目の岸和田で完全優勝し、特進でS級に返り咲きたい。@川島 勝先行はありませんが、捲り自在に構えて1着も多い選手。混戦にも強く、どんな展開になっても対応出来るタイプの選手です。ちなみに、弟はプロ野球ヤクルトスワローズの選手です。@松川 高大94期生、西のNo.1選手。雑なところも目立つが、力で強引に捻じ伏せてしまうような競走。捲りが多いのがちょっと気になるも、順調に育てばトップクラスで十分活躍出来る逸材でしょう。95期生も1月から次々とデビューし、早くも他を圧倒している選手もいます。本日の小田原チャレンジ決勝では、95期生在校1位の上原龍が3連勝と前評判通りの滑り出し。将来のスター候補になるかもしれない、新人選手も注目です。
2009/01/04
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