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福井記念 決勝戦結果2慎太郎-7市田-4望月柴崎、慎太郎、村上、萩原の順で周回。赤板で萩原が上がると、村上はこれを追って鐘前で先頭に立つ。慎太郎は村上ラインにスイッチし、3番手を追走。鐘過ぎから柴崎が早めに叩いて来るが、当然村上も踏む。両者のもがき合いは、村上が意地を見せて出させず。最後に萩原の捲りが飛んで来るも、併せて市田が番手捲り気味に踏み出す。ゴール前で市田後位にいた慎太郎がグイと伸びて、6年ぶりの記念V。萩原マークの望月が3着に突っ込む。慎太郎おめでとう!泣くなよ・・・。多分、G1を獲った時より嬉しかったんだろうなぁ。地獄から這い上がってきた男は強い。そこで腐ってしまって、ズルズル行ってしまう選手も少なくないですが、慎太郎は違いました。私事ですが、今日は展開も車券も会心でした。今年一番の内容だったと自負しています。車券を買う側からは、選手に感情移入し過ぎるのはどうかと思いますが、長いこと競輪をやっていて、貰い泣きしたのは初めてです。元々大好きな選手ですし、今後の活躍からも目が離せません。
2009/06/29
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福井記念 決勝戦5柴崎-9坂上弟-6朝日8萩原孝-4望月裕-3鈴木誠1村上兄-7市田2慎太郎G1の間に挟まれた記念開催。盛り上がりが非常に心配されましたが、慎太郎のおかげで、4日間とも楽しめそうです。今回は慎太郎祭りです。先日の宮杯で、負け戦ながら3連勝を決めて、復活を大いにアピールしましたが、今場所も素晴らしい内容。捲り自在に、4倍ギアで見事な立ち回り。もはや、以前の慎太郎とは別人です。決勝戦も目標が無く、その上単騎ですが、今の慎太郎には、下手にウマを付けない方がいいでしょう。ここも競りよりは、先手ライン追走から自在な競走になりそうです。先行するのは、柴崎か村上か。宮杯組はみんな疲れが残ってますが、柴崎もその一人で、決勝には勝ち上がってきましたが、動きは重いです。一方、村上は今場所まだ先行出来ていません。初日、2日目と地元の市田を連れてあの内容では、村上のプライドが許さないでしょう。決勝戦こそは、市田の前で目一杯駆けると見ます。市田は勝てる展開ならチャンスを逃さず、余計な事は考えずに、縦に踏む事が出来るか。慎太郎が俊敏にこの3番手を取れれば、両者のマッチレースになりそうで、ゴール前の攻防は見応えがありそうで、楽しみです。2車複(2車単) 2=73連複 2=7=3489辺りオッズ次第では、総流しの方がいいかも?
2009/06/28
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今回もいつも通りに、決勝進出選手を中心に何人か振り返ります。この後すぐに親王杯が控えますので、宮杯→親王杯組の選手の出来は、しっかりチェックしておきたいです。@平原康多喉から手が出るほど欲しかったタイトル。まだまだ総じて褒められた内容ではないですけど、タイトルを獲って、気持ちが楽になった今後の走りに注目します。@山崎芳仁決勝戦でのイン粘りには誰もが驚かされたはず。基本は大ギアの特性を生かした捲り追い込みなので、踏むコースさえ空けば、突っ込める脚には仕上がっています。@浅井康太賛否両論あるようですが、決勝の走りは俺は納得出来ます。自在性も兼備した幅広い攻めが出来る競走は、周りの選手は脅威でしょう。@諸橋愛大レースに強い選手で、親王杯が開催される青森バンクは大得意。親王杯でも諸橋からは目が離せません。@阿部康雄大レースで穴を空けるのはお手の物。位置が苦しくても、我慢して脚を溜めて直線の突っ込みに懸けるレース。決勝は、「平原が競り負けたら入れてやりたかった」とのコメントも、結果的には裏目で、諸橋共々勿体無いレースになってしまいました。でも、いかにも阿部らしいコメントだと思います。@渡辺晴智堅実な走りで、気が付けば決勝に勝ち上がっている印象。少々決め脚不足なのが気になる。@小嶋敬二決勝は浅井に任せた結果だから仕方ないにしても、やはり、この選手は人の後ろを回るのは向いてないです。脚自体は文句の無い仕上がりだっただけに、勿体無かった。@南修二まさかの決勝進出で、一躍名前を売った選手です。しかし、まだ戦法が確立出来ていないと思うので、今後の課題はその辺りでしょうか。@武田豊樹自分の任務を完璧に果たし、GPを見据えた競走でした。あとは神山をGPに連れて行く事が出来れば完璧でしょう。@伏見俊昭えげつない縦脚、横にさえ絡まれなければ全く問題なし。伏見の前を走る選手の気持ちは複雑だと思います。@成田和也成田も大レースに強い印象で、特に親王杯は相性の良い大会。脚も仕上がっているし、楽しみな一車。@佐藤友和競走内容はともかく、脚は大分戻っています。もう少し自在な競走を覚えてもいい時期なのかも。@井上昌己初日で不調だなというのは分かりました。位置は取れても、車が全然伸びない。まだまだ掛かりそうです。@中村淳2、3着が多い選手ですが、元々はショート捲りが得意な縦の選手。このクラスでは伏兵格ですが、ガッツあるタイプで最後まで諦めない競走。@前田拓也マエタクらしいシャープな差し脚が見られました。コース取りも中々巧く、人気薄の筋違いとかが面白そうです。@有賀高士3着3本はいかにも有賀らしい内容。とは言え、不利な展開からも突っ込んだレースが目立ちました。中々ユニークなキャラで、密かにファンも多い選手です。@佐藤慎太郎負け戦3連勝は見事の一言。初日が本当に勿体無かった。去年の全プロで大怪我を負って、やっとG1の舞台に復帰しましたが、F1戦では捲りも駆使した自在性のある攻めを見せており、G1の大舞台でも、その走りが通用するところを証明しました。強い慎太郎が戻ってきた感じです。@中川誠一郎この選手は本当に何を考えているのか分かりませんが、負け戦2勝で、自分の型を見出したような感じを受けました。しかし、この勝ち方は500バンクや直線長い競輪場でしか通用しません。これでは、九州のマーク屋からソッポを向かれるのも仕方ないでしょう。@木暮安由G1の洗礼を受けたと言った所でしょうか。まさか、4日間で一度も連絡みすらないとは思いませんでした。どこか遠慮したような走りで、木暮にしては大人しすぎた印象。最終日なんかは、ライン長い徹底先行の金山の番手を攻めるとか、もっと暴れても良かったような気もします。まだ先行に未練があるのでしょうか?
2009/06/23
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高松宮記念杯 決勝戦結果7平原-1山崎-9浅井山崎、武田、浅井の順で周回。赤板で浅井が武田を抑え、鐘で先頭に立って流すと、何と、前受けの山崎がイン粘りに出る。これが全く競りにもならず、あっさりと山崎が浅井の番手を取り切る。鐘過ぎ4角で小嶋が中団に下げたところで、満を持して、武田が一気に仕掛ける。今度は浅井が武田の番手の平原を退かしに掛かるが、武田-平原までが出切り、阿部がやや踏み遅れた3番手に浅井が収まる。最終2Cから平原が番手発進。浅井と、6番手から体勢を立て直して捲り追い込む山崎も猛追するが、平原が押し切って、念願のG1初制覇。山崎は惜しくも届かず2着まで。浅井も及ばず3着。まずは、平原。おめでとう!やっとタイトルをツモりました。武田の躊躇の無い仕掛けで、浅井の飛び付きも堪えて、出切ったところで優勝が見えました。これで肩の荷も下りたでしょう。武田も自分の任務を完璧に果たし、GPのウマも確保出来て、「さて、平原君。年末は頼んだよ、ウェッヘッヘ~」と言った所です。山崎のイン粘りは俺も全くの想定外で、驚かされました。小嶋も予測していなかったとしか思えないほど、あっさりと明け渡し、この瞬間に小嶋は終わりました。浅井は、今日は先行する気は満々だったと思います。しかし、まさかの事態で、後ろが山崎すんなりでは踏み込めません。この段階で、先行から自在にとっさにシフトチェンジし、武田の番手に飛び付こうとしましたが、及ばず。惜しくも3着でしたが、こういう競走をやっても強いところを証明し、幅広い攻めが出来るようなら、いずれタイトルも獲れるでしょう。でも、自在戦は飽くまで切り札で、当分は先行基本に戦って欲しいです。今開催の印象を一言でまとめれば、「荒れたな~」この一言に尽きます。毎度の事ですが、G1戦は疲れますね・・・。こういうブログをやっている以上は、手は抜きたくないですし、しっかりとレースを見た上で、更新したいというのがあります。2週間後には次のG1が控えます。選手もファンも心が休まる暇もありませんが、また次の機会には、よろしくお願いします。
2009/06/21
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高松宮記念杯 決勝戦1 山崎 芳仁(福島:88期)蘇った4回転モンスター2 武田 豊樹(茨城:88期)任されたのなら、やる事は一つか3 小嶋 敬二(石川:74期)出来は抜群。番手戦は不安要素?4 阿部 康雄(新潟:68期)輪界屈指の穴男は健在5 渡辺 晴智(静岡:73期)連覇懸かるも、いつも通り無欲に6 南 修二(大阪:88期)場合によっては自分で動いてレース掻き回す7 平原 康多(埼玉:87期)千載一遇の大チャンス到来8 諸橋 愛 (新潟:79期)「愛」が天下を制するか。輪界の直江兼続9 浅井 康太(三重:90期)決勝戦も自分が勝つ競走に徹するのか2武田-7平原-4阿部-8諸橋9浅井-3小嶋-6南1山崎-5晴智注目の関東は、4人連係で武田が先頭になりました。ここは武田が平原のために目一杯駆けると見るのが自然でしょう。平原は、龍虎賞の失態を十分に取り戻す、素晴らしい準決の内容。武田が駆けて、新潟勢も後ろを固めてくれるなら、絶対に取りこぼせない。中部コンビも二段駆けが見えますが、3日間の浅井の競走を見てると、今回は自分が勝つ競走に専念しています。社杯では永井を引っ張って優勝させてますし、もう自分の使命は果たしたとでも思っているのかもしれません。しかし、インタビューでの今にも泣き出しそうな表情。「ラインに迷惑をかけてしまったのが悔しい」というコメント。これは相当、慎平や他の先輩達にでも怒られたのか、決勝戦では、3日間が嘘のような競走をする場面もありそうで、浅井の動き、心理面がレースの鍵を大きく握るような気がします。浅井が後手を踏むようなら、南は自分で動いて好位を狙う競走も。山崎はいつも通り、自分が勝てる位置からの仕掛けでしょう。浅井が決勝も勝つ競走なら、関東の二段駆けが本線ですが、先行意欲ありそうな武田に対して、浅井が真っ向勝負を挑むようなら、捲りに構える山崎で楽勝のケースも。また、武田と浅井が踏み合う展開なら、外のラインの番手から、平原か小嶋が先捲りを打つ展開もありそうで、絞って買うのは非常に難しくなりそうです。俺は、気持ち平原のG1初制覇の方を重視しますが、展開縺れれば、山崎の一気の捲りも押さえでは絶対必要でしょう。2車複(2車単) 7=1348 1=5 3=6まで?3連複 7=1=458 7=4=38 1=3=56
2009/06/20
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高松宮記念杯 3日目成績10R結果 7小嶋-1武田-4諸橋武田、小嶋、友和、北津留の順で周回。鐘前2角から北津留がゆっくりと上がって、最終Hでスパートすると、友和も外を踏んでくる。友和は大塚に張られて3番手に後退。そこを、武田の捲りが襲い掛かり、小嶋がそれに乗って行く。最終3角で武田が北津留を捕らえ、直線に入り、小嶋が外を物凄い勢いで突っ込む。小嶋が頭突き抜けて1着。武田-諸橋の関東コンビが堪えて2、3着。11R結果 9山崎-2晴智-3浅井石丸、山崎、浅井、矢口の順で周回。鐘が鳴っても誰も動かず、前受けの石丸が後ろを警戒しているところを、最終Hで、浅井が来ないならと山崎が主導権。3番手はインに石丸、アウトに浅井で取り合い。後方離された矢口の捲りは厳しい。結局は、山崎がそのまま押し切り1着。続いた晴智が2着。外併走を凌いだ浅井が3着に入る。浅井がこんな競走をするとは驚きました。12R結果 4阿部-3平原-6南一成、井上、山田、平原、南の順で周回。鐘で平原が前を抑え、山田が切り替えて4番手。一成は8番手まで引かされる。誰も動けないまま、最終B付近からやっと一成が仕掛けるが遅い。それに乗った伏見が車を外に持ち出すが、一成と接触して失速。山田も井上も全く仕掛けられず。番手から阿部が交わして、関東ワンツー。関東ライン追走の南は大正解で、大殊勲の3着で決勝進出。決勝戦 並び予想確定なのは、今日と同じ並びで山崎-晴智。中部もおそらく連係で、浅井-小嶋でしょう。問題は4人揃った関東勢で、4人連係なら、平原-武田-諸橋-阿部になりそうですが、この並びでは、4番手の阿部にチャンスがほとんど無い。となると、平原-阿部と武田-諸橋に分かれた方が、全員に優勝するチャンスが出てくるので、俺もこちらを希望です。近畿単騎の南は、とりあえず中部コンビを追走か、それとも、単騎でレースを掻き回すのか。怖いもの知らずの若手の動向には注目したいです。
2009/06/20
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二次予選では、北津留と小嶋が驚愕の強さを見せました。龍虎賞では、平原が嫌がらせとしか思えないレースで、北日本をアシストするような走りでガッカリしました。優秀競走が楽しみだなんて、珍しい事だったのに、所詮は優秀競走でしかなかったようです。早く廃止にして欲しいです。さて、3日目はいよいよ準決勝です。3レースとも、パッと見た感じはすんなり並びが決まると思いましたが、また一悶着あったようです。高松宮記念杯 3日目出走表(準決勝は10Rからになります)10R(準決勝/3着権利)3友和-9成田-6内藤7小嶋-2ヤマコウ1武田-4諸橋8北津留-5大塚準決勝一番の激戦区。化け物のような強さが戻った小嶋と、全プロスプリント優勝から、人が変わったかのような活躍の北津留。準決勝でこの二人がぶつかるのは非常に勿体無いです。ラインが一番長くなる友和ですが、近況からも先行は考えられないので、小嶋か武田が巧く抑え先行に持ち込めるか、北津留が持ち前のスピードで一気にカマすのか。俺は、やや北津留に分があると見ています。それほど、今の北津留は覚醒した感があります。誰が逃げるにしても、3番手を取った選手が有利には変わりませんが、誰が逃げても強いですし、掛かりも良いと思うので、無理に捲りに行くよりは、しっかり権利取りの競走を重視して、遅めの仕掛けの方が良さそうに思います。車券の軸は、北津留が先行すると見ての番手の大塚で絞ります。2車複(2車単) 5=1378(オッズ次第で総流しも)11R(準決勝/3着権利)3浅井-7慎平-8前田拓9山崎-2晴智5石丸-1小倉4矢口-6中村淳龍虎賞では、自分の競走をさせてもらえなかった浅井が、今度こそ主導権は絶対に渡さない構えで臨んで来ると思います。これに無理に先行争いを挑みそうな選手はいなさそうで、3人とも、あまり位置に拘るタイプの選手でもないので、案外すんなりとした流れから、取れた位置からの捲り合戦になりそうです。とは言っても、ここで山崎が消えるとは考え難く、よほど離された8番手とかでも無い限りは、連には絡むでしょう。ここはあまり捻らず、素直に考えたいです。2車複 9=27 7=8押さえ?3連複 7=9=12812R(準決勝/3着権利)1井上昌-7紫原 8小野9一成-5伏見3平原-4阿部2山田裕6南コメントを聞いて耳を疑いましたが、井上の後ろは九州同士で競りです。今場所の井上自体がそんなに好調とは思えないし、どうせ捲り追い込みになるのだから、こんなところで競るくらいなら、伏見の後ろにでも行った方が良さそうだとは思いますが・・・。まぁ、とにかく、こんなところで競る両者は問答無用で消しです。山田と南はそれぞれ単騎で、勝ち上がれる位置を狙った競走で、おそらくは、両者とも伏見の後ろに行きたいのが本音でしょう。平原は、せっかく京王閣記念で男気溢れる競走で株を上げたのに、龍虎賞でそれを無に帰す競走をしてしまい、あまり応援する気にもなれません。長々と書きましたが、今の伏見には逆らえないというのが結論です。一成が先行する流れなら、特に苦も無く準決勝を突破するでしょう。2車複(2車単) 5=123463連複 5=2=1346 5=3=14
2009/06/19
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初日は1Rと最終Rこそ1番人気でしたが、10万車券がポンポン飛び出し、G1らしい荒れた一日でした。二次予選も難解な番組が多く、車券を買う側も大変そうです。二次予選Aは、1~4着まで。二次予選Bは、1~2着まで。龍虎賞は、失格しない限り全員が準決勝へ進出します。高松宮記念杯 2日目出走表(二次予選は6Rからになります)6R(二次予選B/2着権利)2柴崎6一丸8有賀 1長塚9稲村 3三宅達5村上弟 7一成4内藤2着権利と厳しい勝ち上がりの上、長走路の500バンク。先行するにはかなりの度胸が必要になってきます。ここは同タイプの柴崎と一成がいて、三宅も含めて、カマシ先行が強烈な選手が揃いました。初日の一成と三宅は、人の後ろを回る競走で、持ち味を全く発揮出来ずに終わっているので、出来の方はイマイチ不明。圧倒的なスピードを見せ付けた柴崎が人気になると思います。動き良い長塚は、中団キープから最後は自力も出す構えか。村上も近況好調ですが、三宅マークというのは個人的には割引ポイント。内藤は展開不問で連下で押さえたい一車。7R(二次予選B/2着権利)3新田祐2高木6遠沢 1矢口7兵藤 9永井5岩見 8南4伊藤保ここも互角の細切れ戦で非常に難しいです。初日は先行一車のようなレースで先行した新田は、本来は捲りの方が好きなタイプで、今日は勝つ競走になりそう。中々巧い先行見せた矢口か、番手戦で不完全燃焼の永井の先行でしょう。南は先手ライン追走から自力含みか。このレースもゴチャゴチャになりそうで、全く分かりません。8R(二次予選B/2着権利)3栗田9村本6山口貴8横田 7村上兄1前田拓4北野 2荒井5小野初日の内容では、村上の好不調の判断は難しく、名前だけで買うのは危険かもしれません。確実に動きの良い栗田が、関東勢の援護も受けて気風良く先行するようなら、村上と言えども厳しい流れになりそうです。先日のレインボーカップで、弟が特進した村本は、手本になるような番手戦をしっかりと見せておきたいところ。初手は3番手からになる上り調子の山口は、最後は自力を出す場面は十分。2車になった九州コンビは、荒井の調子が明らかに思わしくなく、激しい先行争いにでもならない限りは、出番があるのかどうか。9R(二次予選A/4着権利)9吉田4金子8鈴木誠 5友和2岡部 6北津留3紫原 1石丸7松坂初日はライン戦で力を発揮出来なかった吉田が、今日は積極策か。金子は番手捲りを打つよりは、出来る限り庇う競走が求められそうです。これに対抗するのは北津留のスピードを生かした攻め。吉田が流すようなら、一気に叩いていく場面もありそうで、末の粘りも付いてきているだけに、仕掛けどころには注目したいです。友和は自分だけの競走ばかりですが、脚自体は戻ってるはずなので、中団以内をキープなら、長い直線を伸びてくる気配は十分。イマイチ動きが重い石丸は、また後方に置かれるようなら厳しい相手。後ろが赤の他人なのもマイナス材料。10R(二次予選A/4着権利)2海老根5神山6十文字 1井上昌7大塚 9稲垣8諸橋 4濱田3小倉ここも難解な細切れ戦で、展開を読み切るのは無理です。井上以外の誰かの先行になると思いますが、スタート回数が多い小倉が前受けなら、大ギアの濱田が引いて叩き返せる流れになるのかは微妙。後ろが赤の他人で、横はあまり期待出来ない諸橋を連れた稲垣よりは、ライン長くて仕事もしてくれる神山を連れた海老根の方が先行し易そう。追い込み勢も、混戦得意な選手が多くて、それこそ、全通り買わないと的中は難しいレースと言えそうです。11R(二次予選A/4着権利)3小嶋8濱口6中村淳 1新田康7晴智9中村浩 5哲男2三宅伸4阿部二次予選の中では、ここは比較的考え易そうな番組と言えるでしょうか。初日の雪辱戦で、今日こそ小嶋は主導権は渡せない。先行争いを挑んできそうな選手は見当たらず、番手が濱口なら、イン粘りもリスクが大きい。落ち着いて仕掛けられれば、中部ワンツーの可能性は高いと思います。別線はどちらも中団が欲しいタイプで、遣り合うようならますます小嶋に展開が向く。晴智、中村、阿部の混戦に強いマーク屋を連下に押さえる程度で、あまりゴチャゴチャ買うようなレースでは無いと思いますが、果たして。12R(龍虎賞)8浅井4山田裕7山口幸2慎平 5山崎1伏見6成田 9平原3武田勝ち上がりに関係ないレースですが、このレースは楽しみです。9着でも問題ないので、浅井は目一杯行くでしょう。山田の番手捲りまでは微妙ですが、山崎と平原を相手に浅井がどこまでやれるのか、見る価値はあります。ここで、ある程度まで粘って、後ろの先輩たちの誰かが1着になるようなレースが出来れば、浅井はまた一皮剥けるでしょう。車券はどうしても北日本勢から売れるとは思いますが、個人的には、浅井の走りに注目したいです。
2009/06/18
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初日の全レースが終わりましたが、異常にバンクが軽く感じたのは気のせいでしょうか?好調に見えた選手はオレンジ、不調っぽく見えた選手は黄緑、判断が難しい選手は色を付けずに、レースごとに振り返ってみます。高松宮記念杯 初日成績1R欠場明けも、スピードの違いで圧倒した柴崎は問題無さそう。中川は先行するにしても、もう少し考えた競走をしないと・・・。2R内藤は500バンクは本当に良く走るし、展開も向く。意外と良かったのは山口貴で、少しずつ戻って来ている。3R競走内容は良かったが、松岡はもうひと踏ん張りが欲しい。一旦は死んだかと思ったが、踏み直して伸びた濱田の地脚は凄い。4R栗田は全く問題の無いレース。前の飯野が不甲斐ない競走で、厳しい展開になってしまったが、直線を捲り気味に追い込んだ慎太郎は上位戦でも戦える状態に戻っている。負け戦回りも、明日以降は楽しみ。5R自分だけ届く展開も、北津留のスピードはさすがに一級品。市田はちょっと焦った仕掛けになってしまった感じ。6Rマイペースなら矢口のもの。石橋はまだまだかかりそう。7R金子は全く問題無しで、このバンクにも向いてそう。村上弟も縦の切れは良好で、レースに余裕も感じた。8Rこのところの長塚の動きはすこぶる良い。木暮は人気過剰で、中団に拘り過ぎて負ける悪い癖。このメンバーなら先行して欲しかった。9Rグチャグチャになりそうな予感はあったが、思った以上にグチャグチャになった中を、器用な競走を見せた浅井。勝ちに拘る競走をするようなら、準決勝も楽しみな存在。10R新田康が外併走で意外と粘り強い競走を見せた。追い込み勢では阿部や中村浩が、混戦の強さを存分に発揮。兵藤は何もせずに、二次予選に温存か?11R山田の底力が光ったレース。小嶋は何か中途半端なレースになってしまい、勿体無かった。井上はまだまだ本調子には遠い。三宅伸と紫原も厳しい。12R展開一本棒にする力強い先行で、山崎は今日のところは全く問題無し。伏見はあれだけ車間を切って、余裕を持って差すのだから本当に強すぎる。
2009/06/18
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いよいよ、G1シーズンが始まります。宮杯からは過密スケジュールでBIGレースが続きます。選手は、この期間に合わせて調整してきているはずなので、力を出し切って、ファンにアピールする競走を期待します。一次予選は、1着のみが二次予選Aへ進出。2~3着と4着3名が二次予選Bへ進出。初日選抜は、1着のみが準決勝フリーパスの龍虎賞へ。2~5着が二次予選A、6~9着が二次予選Bへ。青龍賞と白虎賞は、1~3着と4着1名が龍虎賞へ。4着1名と5~9着は二次予選A回りになります。ちなみに、二次予選Aは4着までが準決勝へ。二次予選Bは2着までしか準決勝へは進めません。一次予選と選抜スタートの選手は、初日から1着を狙った戦いになります。高松宮記念杯 初日出走表1R(一次予選/西)3柴崎9濱口4北野6富永 7中川2小野5池尻 1岩津8豊田岩津の動きが気になるが、大きく見れば2分戦。中川が先行してくれるなら、岩津はこのラインからになりそうですが、柴崎の方が先行する流れなら、番手勝負に出る場面も。中川は直線の脚だけなら輪界トップクラスですが・・・。2R(一次予選/東)4藤田9太田2大作 1石毛7高木6望月裕 8山口貴3十文字 5内藤先行マニア、藤田の先行はほぼ確実でしょう。一応は関東で連係して、山口は初手はこのラインからか、石毛も中団は欲しいところで、縺れるようなら太田が圧倒的に有利。あとは、500バンク得意な内藤の直線強襲は要注意。3R(一次予選/西)7松岡健3前田拓8南 5伊藤正1富生9岩見 2濱田4西村6室井兄大レースになると、中々力を発揮出来ない松岡。ここはラインもしっかりしてるし、思い切った競走を期待したいです。大ギアの濱田が力勝負を挑むようなら、中団に拘る伊藤の捲りの出番。4R(一次予選/東)9栗田3鈴木誠4遠沢 6飯野5慎太郎2有坂 1後閑8廣川7木村貴F1戦での実績抜群の栗田は、この相手なら力で捻じ伏せられそう。久々の晴れ舞台に戻ってきた慎太郎は、近況捲り脚が復活し、強かった頃の、縦脚鋭い慎太郎が戻りつつあります。飯野次第では楽勝の展開は十分で、前が不発でも、今の慎太郎なら自分で突っ込める脚には戻ってるはず。京王閣記念を優勝し、気分的にも乗って行きたい後閑ですが、目標無く、出方も難しく苦しい。5R(一次予選/西)6松尾3坂上弟8一丸4馬渕 1北津留5加倉7松本大 9市田2伊藤保松尾が先行しても、復調した北津留がスピードで圧倒出来るはず。面白いのは市田で、どんな展開にも対応出来る器用な競走。このレースは市田の立ち回りに注目したいです。6R(一次予選/東)2矢口7諸橋4幸田6坂本英 5石橋3村本8加藤圭 1登志信9山田敦石橋はまだまだ本来の出来には無さそうで、ライン長くなった矢口がマイペースに持ち込めそうな感じ。登志信は番手よりは中団から、捲り追い込みに懸ける手か。大レースに強い幸田は、3番手からの伸び脚は脅威。7R(一次予選/西)5金山1村上弟6西郷 7金子貴9山内3有賀 8ノリ2香川4西田地元の金山は先行で見せ場を作りたい。番手は近況好調の村上ですが、番手捲りを打てるかは微妙。一応は、金山の顔も立てないとダメだろうし、別線が捲ってきた時の対処はちょっと難しそう。金子は近況動き良く、後方に置かれてもスピードで圧倒。8R(一次予選/東)3木暮2小橋正9佐久間 7長塚5中村淳4横田 8福田1中井6海野注目はG1初出場の木暮にどうしても集まります。ここは先行しても良さそうなメンバー構成だと思います。福田を逃がして中団でもいいですが、同じ関東の長塚もいますし、関東同士で中団を取り合うくらいなら、木暮が先行して長塚が中団で、お互いに力を出し切るレースをした方が良さそうです。福田は逃げてナンボの選手なので、主導権を取れないと厳しそうです。9R(選抜/西)5浅井2永井7吉田 3哲男4小倉8三宅達 6荒井9大塚 1村上兄動ける選手が多く、村上が単騎という凄いメンバー構成ですが、社杯の再現で、浅井が先陣を切るのが濃厚です。1着で準決勝フリーパスなら、別線は中団で争うよりも、思い切って番手を攻めてくる場面は十分ありそうです。このレースも全く分かりません。10R(選抜/東)2新田祐9一成7成田 3新田康4松坂8中村浩 1兵藤5稲村6阿部とりあえずは、福島の先頭を任された祐大が先行せざるを得ないか。兵藤の持ち味は、脚を溜めて直線勝負に懸ける競走ですが、番手を攻めない限りは、福島勢のペースになりそうで非常に苦しい。康仁は近況1着が無く、どこまで戻しているのか一走見たい。11R(白虎賞)2小嶋3山田裕9山口幸 6稲垣5慎平 1井上昌7紫原 4石丸8三宅伸先日の富山F1では思わぬ落とし穴がありましたが、機動力は小嶋が1枚抜けています。中部近畿で遣り合うとは思えないので、どちらかが先行して、どちらかが中団に入るようなレースになりそうです。位置取り巧い井上は近況一息で、どこまで戻しているか。石丸もリズム悪く、後方に置かれる流れなら厳しそう。12R(青龍賞)5平原9武田3神山 2山崎7伏見 8友和4岡部 6海老根1晴智これぞ、東のベスト9と呼ぶにふさわしいメンバー。平原、山崎、海老根は京王閣記念で強いところを見せているし、友和もやっと復調気配で、どこからでも狙えるレースです。全通り買わないと当る気がしません。
2009/06/17
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久留米記念 決勝戦結果2菅田壱-7竹内-1紫原川村、矢口、和田圭、和田健の順で周回。赤板で和田圭が上がろうとすると、矢口は車を大きく外に振って牽制。矢口は、川村に突っ張り先行をさせて中団狙いの目論見で、それを見て、最後方の和田健が内を切り替えて川村の3番手へ。鐘で和田圭が主導権を取りに窺うと、前受けの川村が突っ張って出させず。和田圭は結局出切れず、竹内が4番手に切り替えて菅田はその後ろ。矢口が菅田の内に潜り込むと、菅田は自力に転じて捲り発進。紫原は矢口を捨てて菅田の捲りに乗るような格好も、竹内が菅田にスイッチして、再度ドッキング。紫原は追走出来ず、直線は宮城両者のマッチレース。菅田が迫る竹内を振り切って記念初優勝。千切れながらも紫原が何とか3着。グチャグチャとしたレースになりましたが、終わってみれば宮城両者でワンツーと言う結果でした。北日本は後ろ攻めになった時点で、こうなりそうな予感はありました。竹内が和田圭出切れずと見て、早々に4番手を確保したのも功を奏し、矢口が内に潜り込んだのが合図になったかのように、菅田が意を決して捲りを打つ良いタイミングになりました。しかし、笠松は番手捲りを打つ脚すらないんだなぁ・・・。せっかく3番手を取った和田健も全然動けないし、記念決勝にしては迫力不足のレースだったというのが正直なところです。話変わりますが、プロレス団体、ノアの社長でもあった三沢光晴が、試合中の事故で亡くなるという、ショッキングな事件がありました。最近はプロレスとはほとんど疎遠になってますが、90年代は、俺はプロレスが大好きで、何度か会場まで足を運んだこともありました。近所の片田舎のショッピングセンターに、当時全日の主力選手だった三沢と川田が来てくれた時には、握手してサインまで貰ったりもしたものです。タイガーマスク時代のことは分かりませんが、超世代軍として、川田とタッグを組んでた頃が一番印象に残っています。鍛えている選手でも、不慮の事故であっさりと亡くなってしまう。競輪にも同じ事が言えますが、命懸けで戦っているんだということを再認識しました。謹んでご冥福をお祈りいたします。
2009/06/14
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久留米記念 決勝戦8和田圭-2菅田壱-7竹内-4谷津田3矢口-1紫原6川村-5笠松9和田健記念史上最低の売り上げ記録を更新しそうな勢いの久留米記念。G1直前ということもあって参加メンバーも極端に軽く、こんな時期に無理に開催する必要性があるのかと、疑問に思います。主催者と、冠にもなっている中野さんが気の毒でなりません。中野さんの弟子で、地元のエース格の紫原が何とか決勝に乗り、最低限の格好だけは付きましたが、これはどう見ても、3人揃った宮城勢+谷津田の北ラインが有利です。記念決勝に宮城の選手が3人も乗るなんて、これが最初で最後かも?前を任された、記念初決勝の和田圭のやることはもちろん一つ。番手の菅田は、自分か竹内が優勝出来る位置からの番手捲りでしょう。もう一人の徹底先行の川村も、今回の動きは相当良いですが、宮城勢に抵抗するには、やや力不足の感も否めず、あとは、単騎になった和田健太郎が分断策に出るなどして、地元の紫原に任された矢口が男気を発揮して、自分が死ぬのを覚悟で強引に叩いていくかでもしない限りは、さすがに宮城勢にいいようにやられてしまうような気がします。紫原もお世辞にも好調とは言い難く、周りの温情もあって(?)決勝に乗っただけでも精一杯の出来でしょう。車券は素直に宮城の二段駆けからになります。2車複(2車単) 7=2493連複 2=7=49と、4=7=9辺りで絞りたいが・・・
2009/06/13
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京王閣記念 決勝戦結果6後閑-9晴智-3海老根海老根、山崎、平原、永井の順で周回。赤板で永井がゆっくりと上がると、平原はそれを追うように鐘で先頭に立つ。永井が4番手に引いたところで、後方から山崎が追い上げるような動き。しかし、最終Hで平原が一気にペースを上げると山崎は躊躇。そこを強引に永井が叩きに出るが、平原が踏ん張って出させず。山崎も結局動けず、後閑にとっては絶好の流れ。最後に海老根の捲りが襲い掛かって来ると、平原は内を空けて後閑にウィニングロードを提供。それに応えるように、後閑が内を掬って直線堪えて地元記念V。南関コンビは内と外に分かれて、内を伸びた晴智が2着。海老根の捲りは3着まで。平原は後閑に優勝をさせる事のみに徹した競走でした。最終3角過ぎで、思い切り内を空けた時は、思わず噴き出してしまいました。そこまでするかと。後閑も多少無理をして出場してきたのかもしれませんが、思っていた以上に復調しているようで、ここまでしてもらっては、取りこぼすわけにはいきません。今回は絆の勝利と言った所でしょう。
2009/06/09
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京王閣記念 決勝戦1平原-6後閑-8横田2山崎-4長塚3海老根-9晴智7永井-5哲男ここ最近の記念決勝の中では、ズバ抜けて良いメンバーが揃いました。先行は平原でしょう。永井もいますが、尊敬する後閑を連れて気合の入り方が違うはず。怪我で長いこと低迷していた地元後閑も、やっと復調気配。初日は平原を差し切り、準決も山崎の物凄い捲りに食い下がり3着。まだ100%とまでは言えませんが、このクラスでも戦えるくらいには戻っていると見ました。そして、久々に化け物のような走りが復活した山崎は圧巻の3連勝。G1に合わせて調整するのはお手の物で、この後控える宮杯、親王牌、全日本選抜へと弾みを付けたいところですが、このメンバーでは、どうしても後方に置かれそうな感じがします。それでも、今場所の仕上がりでは届いてしまいそうな勢いも。永井は「4日間先行するつもりで来た」とは言ってるものの、準決は後方捲りで何とか繰り上がり3着。先行意欲ありそうな平原と遣り合っては苦しいし、出方が難しい一車。海老根は中団キープから自分の競走でしょう。どこからでも狙えるレースで難解ですが、平原の男気と、地元後閑の意地に期待してみたいです。オッズも割れそうですし、手広く狙った方がいいのかも・・・。2車複(2車単) 6=239辺り 3=93連複 2=6=3489 3=9=26
2009/06/08
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レインボーカップFinal 2日目結果10R結果 6村本-7四宮-5細川前受けの増田を、後ろ攻めの鈴木はなかなか抑えようとしない。結局そのまま増田の先行、鈴木の仕掛けは遅れる。鈴木の捲りは全然進まず、増田の番手から村本が楽に抜け出し1着。静岡ライン後位から、四宮と細川の中近コンビが伸びて2、3着。11R結果 1上野-5小磯-4鈴木栄引地のカマシ先行が決まり、上野は車間が大きく開いた3番手。後方に置かれた三谷の捲りは不発。意外にも引地の掛かりはそこそこだったが、上野の捲り追い込みが一気に捕らえて1着。引地の番手から小磯が伸びて2着。上野マークの鈴木が流れ込んで3着。12R結果 7岩本-4尾崎-1宮内岩本は中団インに包まれそうになるも、最終Hで抜け出し、一気に仕掛ける。追走の和泉田は群馬勢に絡まれるような格好で離れてしまい、宮内マークだった尾崎が俊敏に岩本に切り替え追走。その後ろを宮内が追走し、群馬の並びが逆になる。別線は全く出番無く、詰め寄る尾崎を岩本が振り切って1着。晴れてS級特進を決めた9選手を簡単に紹介します。@村本慎吾(静岡:94期)言わずと知れた、ゴルゴこと村本大輔の実弟。まだまだ雑だが、兄貴同様に気迫溢れるレースが身上。信頼されるマーク屋を目指したい。@四宮哲郎(京都:71期)鋭い縦が持ち味の追い込み選手。S級戦でも時たま穴を空ける事も多く、穴党は目が離せない。@細川貴雄(愛知:53期)かつては大レースでも活躍したベテランマーカー。縦はさすがに衰えるも、しぶといマーク技術はまだ健在。「千切れるな!細川貴雄」@上野真吾(神奈川:93期)93期期待のエリートもやっとこさS級入り。自力型の層の薄い南関地区の救世主になれるか。@小磯伸一(福島:47期)この歳にして、S級に返り咲いたのには頭が下がる。北日本王国を陰で支える超ベテランマーカー。@鈴木栄司(千葉:50期)どこからともなく突っ込んで来る鋭い差し脚。S級戦でもノーマークにするにはあまりに危険。@岩本俊介(千葉:94期)デビューから滝沢二世と言われ続けるも、幾度の特進チャンスに失敗し、今回のRCで遂に特進。S級でどこまで通用するのかは非常に楽しみ。@尾崎和人(群馬:79期)新人王戦で痛恨の1着失格をしでかしてから早10年。A級で燻っている器ではない。もっと上を目指せる力はあるはず。@宮内善光(群馬:88期)このところ、急激に力を付けて来た自在選手。捲り主体も、縦横OKでどんな展開でも対応出来る。
2009/06/06
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「マンネリが続くグレードレースにはもう飽き飽きだ」と言う皆さん、お待たせしました。またこの季節がやって参りました。2日目は準決勝3個レースが組まれており、決勝戦に進出すればS級特進が決まる、ということで、今回も熾烈なレースが繰り広げられています。尚、A級3班のみで行われるチャレンジレースも同様に、決勝進出=A級2班に特進ですが、こちらは例によって、若手自力型がウジャウジャ乗っており、車券を当てるのは至難の業でしょう。今回も、A級1、2班のみの参戦とさせていただきます。レインボーカップFinal 2日目出走表(オレンジ表記は、来期A級が確定している選手です)10R(準決勝)3鈴木雄4一村8佐藤慎 9宮本1渡辺満 2増田6村本 7四宮5細川ベテラン先行職人の宮本もいますが、機動力は鈴木の方が上です。鈴木は来期もA級なので、ここに懸ける想いは相当強いはず。是が非でも、94期特進一番乗りを決めて貰いたい所です。増田と四宮がどう出るか?増田の捲り追い込みは中々強烈な物がありますが、先行争いならともかく、鈴木を逃がして捲るのは厳しそうで、ここは番手飛び付きまで頭に入れているかもしれません。四宮も縦基本の選手ですが、同様に番手を攻める場面もあるかも。11R(準決勝)1上野4鈴木栄2野本 3三谷9田谷6舛井 7引地5小磯 8徳吉93期ゴールデンキャップを獲得している上野は赤丸急上昇中。少し前までは脆いところも見せていましたが、近況は先行基本に力強い競走を見せており、A級戦では抜けた存在です。捲り主体の三谷が対抗しますが、上野に比べればやや安定感に欠けるか。北日本コンビは二人とも来期A級ですが、欠場明けの引地の状態が思わしくなく厳しそう。器用な競走も出来る単騎の徳吉は、思い切って上野の番手を攻める手も。12R(準決勝)7岩本3和泉田8永野 1宮内4尾崎 5山口6幸津 2山本 9安田A級最強の岩本の機動力が断然で、しかもほぼ先行一車。番手はS級での実績も抜群の和泉田がガッシリ固めて本線ラインですが、別線が勝ち上がるには捲りでは厳しそうで、やはりここも一か八かで番手を攻めるしかないような気がします。特に、単騎の山本と安田は来期もA級で、黙っていては準決突破は難しく、強気な競走を期待したいです。
2009/06/05
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宇都宮記念 決勝戦結果1神山雄-2友和-3武田友和、石毛、拓弥の順で周回。赤板過ぎから拓弥が一気に主導権を窺い、ライン5人が出切る。友和はすんなり引いて6番手、石毛は8番手。拓弥は流さずメイチ駆けで、武田は最終2角から早めに番手発進。友和も石毛も仕掛けず、雄一郎にとっては絶好の展開。直線に入り、雄一郎が楽々抜け出して地元記念V。中団で脚溜めて、直線勝負に持ち込んだ友和が2着に伸びる。番手発進が早過ぎた分、武田は粘り込めず3着。拓弥は自分の任務を完璧に遂行しましたが、武田の番手発進がちょっと早過ぎたように思えます。万が一にも、自分が粘って雄一郎が差せないなんて事が無い様に、とでも思っての事だったのかもしれませんが、雄一郎を優勝させる事が第一だったろうし、武田にしてみたら、満足の行く内容だったかもしれません。あと、友和はここに来て大分仕上げて来ていますね。準決勝も、あの苦しい展開から3着に届いていますし、内容こそ、自分だけの捲り追い込みばかりですが、脚の方は、タイトルを狙えるくらいまで戻して来ています。
2009/06/02
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宇都宮記念 決勝戦7神山拓-3武田-1神山雄-9英一-4黒崎2友和-6藤田剣5石毛-8伊勢崎全面リニューアルされた宇都宮競輪場。以前は、全国で唯一、ホーム側から観戦出来ない妙な競輪場でしたが、ホームとバックが逆になって、直線も僅かばかり短くなりました。それでも、荒れる500バンクであることには変わりは無いですが。並びを見れば一目瞭然。地元勢は、武田を挟んでの二段駆け体勢です。まずは前受けから、鐘前くらいから早めに拓弥がメイチ突っ張り先行。頃合いを見計らって武田が番手発進で、宇都宮では天皇のような存在の雄一郎が最後は差すシナリオでしょう。友和も石毛も徹底先行タイプでは無いし、本気で優勝を狙うなら、分断策に出るしかなさそうですが、ここはさすがに空気を読むと見て、去年の取手記念のように、ハッピーエンドで皆が笑顔になりそうです。2車単(2車複) 1-393連単(3連複) 1-39-39と、3着目で25辺り押さえ?もしくは、ワイドで3=9とかも・・・。去年の取手記念では、3連複よりワイドの方が配当が良かったですし。
2009/06/01
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