いつまでも…二人で

いつまでも…二人で

2025.05.11
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テーマ: 日常(52)
カテゴリ: 日常




5年前のコロナ禍が始まって間もなく、緊急事態宣言が出て
家から出ることができなかったあの頃
夫と二人で、三食家で食べる日が続いていました

だんだん暑くなる季節に、外食することもできないから
お昼ご飯は麺に落ち着いて、具沢山そうめんや冷たいトロロそば、そして冷麺を順番に作っていたのです

懐かしいなぁ…

あの未曾有の恐怖に包まれて、世界経済にも大打撃を与えたのに
今となっては、夫と濃密な時間を一緒に過ごすことができたので
思い出深い年月に思えます

冷麺一つにも、物語ができていて
かけがえのない想い出になっているのです


でも、独りなんですよね

美味しそうだね!という夫もいないので
独りで黙々と作って、いつものように独りで美味しく食べる…

独りでも美味しく食べる事もできるようになりましたけれど…

想い出に浸らなければ、独りご飯がもう私の当たり前の日常になりつつあります


(死別直後にありあわせの材料で作った冷麺)



そうですね、、、独りに慣れるというよりも
独りの時間を重ねて行くうちに、独りが当たり前に感じ始めるのかもしれません

人間という生き物は、思っている以上にタフなのかもしれません
過去の辛いことは早めに忘れるようにDNAに刻まれているのだと思うのです

死別直後は

右も左も、前も後ろも

何処を向いても、夫の残像が残っていて
残像どころか、体温や懐かしい匂いさえ残っているように思えて

居ない事が異常なのでした

その、異常な空間で来る日も来る日も独りで生きなくてはいけない事に
理不尽さと戸惑いと絶望と…そんな感情だけに包まれて窒息しそうな毎日を過ごしていたのです

今振り返れば…ジタバタする気力も体力も残されていないで
ただただ、流れに身を任せて浮かんでいるだけで精一杯でした

泳ぐことなんかできるはずもなく
何かの行動を起こす事なんて、想像すらできなかったと思います

だからこそ、動けなかったからこそ
毎日、その日だけ過ごすことを目標にしていました

先の事なんて考えられないし
もちろん夢を語る事なんてできないから

どんな将来が待ち受けているのか…
考えるだけで真っ暗な宇宙に放り出されるような恐怖すら覚えたものです

そんなころに比べれば、今は少し霧が晴れて
少しだけ前が見えて来たようです

それは、思っていたほど暗くもなく恐ろしくは無さそうです

若い頃のような、夢や希望に満ち溢れているような景色ではありませんけれど
それなりに、明るくて華もある
今までの見覚えがあるような普通の景色が広がっているように思えます

夫と生きてきた人生の中で、色々な不安もありましたけれど
多くの心配や不安は現実になったことはありませんでした

案ずるより産むが易し…

日々を精一杯生きていれば、それなりに暮らしていける…
夫との生活で学び、身に付けた教訓だと思って

これからも、波のように消えては襲ってくる不安と向き合っていこうと思うのです

今日は、珍しく体調不良でしたので
家で、ゆっくりとしていました

早め早めに自分の声を聴いてあげて、なるべく元気に過ごして行きたいと思います

自分でできる事は、こんなことくらいですから…


明日は、お昼に友人と会ってランチができるかもしれません
そんな小さな楽しみを大切にしていきたいな、と思います




今日もお読みくださってありがとうございます(^^)


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最終更新日  2025.05.11 21:24:22
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