小さい頃は、母がちらし寿司を作ってくれて不二家の菱形生クリームケーキを買って来てくれて、それなりに一生懸命、私の為にしてくれていたんだなぁ…と、今頃になって感謝をしています

私が小学生の頃には、市場が主流で夜まで開いているスーパーマーケットも無かったから
お仕事が終わって、急いで家へ帰ってきた母が椎茸を煮たり薄焼き卵を焼いたりして、一からちらし寿司を作ってくれて、、、
私ならできるだろうか…と随分大人になってから思い出して
それなりに母は、私の為に精一杯の事をしてくれていたのかも、、、と思う事もありました
当時は、友達のお母さんはほとんど家に居ましたから、イレギュラーな私の家庭に劣等感のようなものを感じていました
ひな祭りだと言って、夜暗くなってからちらし寿司を作るなんて…
友達の家では、お昼から時間をかけて丁寧にお寿司やお菓子の用意をして
雛飾りの前は、華やかで賑やかだったので
母に感謝するなんてことは無くて、
他の普通の家の事が羨ましくて仕方ありませんでした
そんなことが積み重なって
私は、母の事を恥ずかしい…と思うようになったのかもしれません
兄とのあまりにも差のある育て方や不平等な扱いも、許せない事だったから
心の底から、母に甘えることも期待することも無かったように思います
夫と結婚して、お姑さんを無条件で大切に思う優しい心と言うものに接して
自分の母に対する歪な感情に気が付いたのでした
できる事なら、私もこんな風に肩に力を入れることなく
とても自然体で人を大切に思うことができるようになれれば
それこそが、生まれてきた意味なんではないかな、、、と
夫のおかげで気が付くことができたのです
それから、母の事を許せたり、何もなかった事にはできませんでしたが
時間をかけて、母なりに一週懸命だったのかも知れない…と
思えるようになりました
自分の親を、素直に心から愛せないという事は、とても不幸せなことだと思います
できる事なら、、、何物にも代えがたい存在だと迷うことなく言える関係であることが、親からっ貰える財産なのだと思います
残念ながら、親とそんな信頼関係が築けなかった者は、自己肯定感が低いまま大人になってしまうのです
今から思えば、夫と結婚するまでの私は本当に自己肯定感が低かったなぁ、と思います
そんなことにも気が付かないまま、大人になって社会人になっていたのです
本当に、夫と結婚して良かったと思います
自分の価値観が、どれだけ歪んだもので
小さい世界で生きていたかという事を知ることができたから、、、
人を大切にすることを知りました
慈愛というものも知りました
人の大きな愛というものも知りました
今、私が独りになっても、それなりに暮らして行けるのは
夫と暮らしたおかげで、様々な価値観と考え方を
身に付けられたからだと思うのです
そういう意味で
私の人生にたくさんの色を足してくれたのは
夫なんだと思うのです
巡り合えてよかった
一緒に人生を歩めてよかった
夫の命の最期まで、横で寄り添えて良かった
夫と過ごしたその時間が
これからも私の足元を照らし続けてくれるのだと思います
明日は、ひな祭りだけれど
子供同然に夫と可愛がったワンコの誕生日でもあります
夫はひな祭りだからではなくて
ワンコのお誕生日だから、毎年ケーキを買って来てくれました
明日は、、、
ケーキを買って来ようと思います
(一昨年のケーキ🎂)

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