いつも、ゴルフの素振りの練習をしたり車のメンテナンスをされたりで、通りがかればご挨拶をすることが多かったので、この半月ほどお見掛けしないな、と思っていたところでした
奥さまも奥様で、一ヶ月ほど前に左手の手根管の手術をされたそうで
良くなると思った手術なのに、術後、強い痺れと感覚がマヒしていて熱いお鍋を掴んでも熱さを感じなかったので、左手に酷い火傷をされたそうです
その傷は、もう落ち着いて皮が少し剥がれている程度だったのですが
ご主人の療養もあって、随分落ち込まれているように見えました
ご主人の病状も随分よくなられたけれど、食欲が無いらしくって
私に、夫の療養中はどのような食事を作っていたのかと尋ねられました…
そうですね、、、
そういえば、食事にはとても苦労したけれど
それは食欲が無かったからではなくて、口腔内を手術したから
噛み砕くことがとても困難になったから苦労したのであって
食欲ない人に食べさせるために、考えたことは無かった、、、
そんなボンヤリな答えしかできませんでした
そういえば、数年前に食道がんが見つかったと仰っていて
手術をされてその後、お元気にされていたので忘れていましたけれど
人の体力や免疫って、年齢に関係なくその方の人生時計で動いているのかもしれないな、と思いました
夫も、最終的には希少癌で亡くなってしまったのだけれど
振り返って見ると、大きな手術を2回と小さな手術は5回ほどしていました
それぞれの手術の結果は成功して、よくなる一方でしたけれど
もっと長期間を視野に入れて考えると、体寿命の観点からは体を酷使していたんだろうなと思います
手術の成功という良い結果と引き換えに、大切な何かを渡しているような、、、
だから、夫の場合も
体力や、免疫とかが年齢に関係なく、色々と引き換えにしたから寿命を迎えたのかな、、、と思うのです
その結果、希少癌が発現してアッという間に体中に広がって、命が尽きてしまったのかもしれないと思うようになりました
独りになった直後、お隣のご主人さまの元気さが
とてもとても羨ましくて、眩しいくらいで…
何か、とても不公平感を感じて辛さが増したことを覚えています
でも、人の寿命は分からないもので
お隣のご主人はまた元気になられると思いますけれど
寿命の終わりに近付いたら、数年のうちに様々な形で
人生の坂道を転がっていくのかもしれません
なんだか、、、人は皆、多少のずれはあるけれど
転がっていくのかな、と思いました
でもね、少しでも長く一緒に居たいですよね
もうこれは理屈ではなくて、当たり前の願いです
お隣の奥様が、災難続きの時に
旅へ行って良いのか、、、
何かお手伝いできることがあるんじゃないのか、、、
と思ったんですけれど、逆の立場だったら旅行をキャンセルなんてされたら嫌ですから
一応、峠は越えられたという事で、今回は予定通りに行こうと思います
昨日今日と、せめてお買い物に行ってきましょうか、とお声掛けしましたけれど
冷蔵庫がいっぱいだから大丈夫です、との事でしたので
私の出番は無さそうです
もう少し、これからはよくお会いするようにしようと思った一件でした
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