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前回、スティーヴン・キングの読書日記をアップしたので、タイトルもキングっぽくしてみました。キング・ファンじゃない人のために解説しますと、元のタイトルは「やつらはときどき帰ってくる」。故郷の高校に教師として赴任してきたティムが、かつて兄とともに死んだはずの不良達とそっくりの転校生を迎え、少年時代の悪夢に引き戻されて行く、というストーリー。で、やつらとは、<死んだ人間達=ゾンビ>ですね。この作品は、映画にもなったので、見たことがある人もいるのではないかな?ちなみに、映画のタイトルは、「ブロス/やつらは時々帰ってくる」。さて、これからご紹介する3つの事件は、夏も終わろうとしている9月の最終週に起こりました.......。<やつら、その1> うららかな日曜日の朝にやって来たのは.......。花の水遣りのためにベランダに出た私が見たものは、ベランダの手すりに網を張る大きなクモ!ジョロウグモ(女郎蜘蛛)です。黒や黄色の綺麗な配色をしているクモなのですが、こんなところに巣を張られたら、お布団を干せないですからね。すぐに、虫担当大臣のだんなを呼んで、撤去してもらいました。<やつら、その2> まだまだ暑い月曜日の朝にやって来たのは.........。朝、時々エレベーターで一緒になる小学3年生くらいの男の子がいるんだけど、彼はとても虫好き。私は密かに「虫くん」と呼んでいる。で、エレベーターを待っていると、向こうから虫くんがやってきた。で、天井を見て一言。「あっ、大きなカマキリが....」げっ 見ると天井の丸い蛍光灯に、体長10cmはあろうかという大きなカマキリがへばりついているではありませんか写真を撮って見せてあげたら、喜んだ虫くんが、うれしそうにまた一声。「もう一匹いるよ」うっ 蛍光灯の脇に、さっきのよりは少し小ぶりのカマキリがくっついていました。たぶんオオカマキリだと思うんだけど、こいつらはまだまだ活躍のようで、つい最近も外廊下の壁にピタッと張り付いているのを見かけました.........。<やつら、その3> 雨の降る肌寒い火曜日の朝にやって来たのは.......。出勤前にベランダの花に水をあげていると、カシミアケイトウの鉢の向こうに何やらうごめく黒い物体が 良く見ると、ひっくり返って死にかけているコクワガタでした。日中は暑いのだけれど、朝晩はかなり冷え込んできたので、もう寿命なんでしょう。脚を細かく震わせているのがかわいそう。でも、時間もないし、何もしてあげられないので、「ごめんね」とつぶやいて会社に出かける私でした。秋になってきたので、あまり「やつら」と遭遇することは少なくなってきたけれど、油断をしていると、いつ何処で出会うか分かりません。まだまだ気が抜けない、今日この頃です.......人気blogランキングへ
September 27, 2006
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文春文庫版『いかしたバンドのいる街で』は、スティーヴン・キングの第三短編集”Nightmares & Dreamscapes(1993年)”を文庫化するにあたって4分冊したうちの第2巻です。いかしたバンドのいる街で本書には、「献辞」・「動く指」・「スニーカー」・「いかしたバンドのいる街で」・「自宅出産」・「雨期きたる」の6つの短編が収められています。かなり前に書かれた第三短編集なので、すでに他のアンソロジーに収録されている作品も入っていますが、簡単に紹介していきますね。「献辞」ホテルで清掃主任をやっているマーサの息子が作家となり、本を出版した。息子を作家にするべく、マーサが行ったある方法とは......。キングの短編には、いくつかのパターンがあるんだけれど、これは、気持ち悪い系のストーリー。何しろその方法が、なんともおぞましいというか、かなり気持ち悪いので、ちょっと覚悟が必要かも。まあ、輪廻転生をこういう風に料理する発想はすごいとは思うのだけどね。キングによれば、この作品は「その後に書いた『ドロレス・クレイボーン』という長編のための試作品のように思える。」とのこと。「動く指」公認会計士ハワードのバスルームから、何かが引っかくような音が。それは、洗面台の排水孔から突き出た一本の指だった。恐怖に駆られたハワードと指の死闘が始まった......。もちろん、お約束通り、なぜ指が現れたかの説明は一切なし。『ゴーサムカフェで昼食を』でも、そうなんだけれど、こういう「人間が狂気に陥っていく」ストーリーを書かせたら、キングの右に出る人はいないのではないだろうか?「スニーカー」音楽プロデューサーのポール・ジャニングズと一緒に働くテルは、3階の男子トイレの個室にスニーカーが見えるのに気付いた。日ごとに増えていく、足元の蝿の死骸。なぜ、テルにだけ見えるのか.....。幽霊屋敷ならぬ幽霊便所のお話。「死者の告発」がテーマの幽霊ものなんだけど、あんまり怖く無いストーリー。まあ、「幽霊便所の怪」って感じでしょうか。「いかしたバンドのいる街で」自動車旅行中、小さな美しい街「ロックンロール・ヘヴン」に迷い込んだクラークとメアリー。街の住人は、なぜかどこかで見たことのあるような人たちばかりなのだった......。本文に「この街は『トワイライト・ゾーン』の無数のエピソードで、人々がしじゅう迷い込む"奇妙な小さい街"にそっくりだ」ってあるように、「トワイライト・ゾーン」の1エピソードといってもいいくらい。そして、「太平洋岸北西部で、いっちゃんノっている街!」っていう、街の看板に偽りはなしの内容です。で、Queenファンの私としては、「ロンドンから先ほど到着したフレディ・マーキュリー」がツボかなぁ~。「おぉ~、フレディーさん、こちらに行かれたんですね!!」って感じで。といっても、自分がこの街で暮らしたいかって言うのは、別ですけどね。「自宅出産」小さな島で暮らすマディー・ペイスは、一人では何も決められないおとなしい女性。そんな、彼女は自宅で出産を迎えようとしていた。夫に先立たれて、頼れるのは自分ひとり。同じ頃、世界では理解を絶する悪夢が始まっていた。果たして、彼女はうまく対処できるのだろうか.......。最初は静かに物語が始まるのですが、突如、ゾンビが現れる。この唐突さが、いかにもキングらしい。そう、これは一種のゾンビものですね。地球を征服しつつあるゾンビたち。それに立ち向かう身重の女性。そう、お約束通り、マディーの死んだ夫も登場します。「雨期きたる」ジョンとエリーズのグラハム夫婦が、休暇を楽しむためにウィローにある集落にやってきた。そこで、ある老人から「今夜は7年に一度の雨期で、空からヒキガエルが降ってくる。だから、町の外ですごす方が良い」と勧められる。冗談だと取り合わないグラハム夫婦は、忠告を無視して町で過ごすことを選ぶのだが.......。夫婦が奇妙な町に迷い込み悲劇に遭遇するっていうと、『トウモロコシ畑の子供達』を思い出すのだけれど、まさにこれもそんなストーリー。さて、空から降ってくるヒキガエルは、当然、ただのヒキガエルではないんですよ。それが、土砂降りっていいくらいに振ってくるんだから その場面から翌朝にいたる描写は、正にキングの真骨頂 いやぁ~、カエル嫌いの私には、なんともいやなお話ですね。さて、いかがでしょうか?キング中毒症のあなたはもちろん、そうでない人にも、オススメの一冊です。6つの悪夢があなたを待っていますよ人気blogランキングへ
September 25, 2006
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9月最後の日曜に、新潟県長岡市のお米屋さんから新米が届きました。このお店は、楽天の「お米プラザ新潟」。そして、届いた新米は<こしいぶき>。ちなみに、10kgで4,980円(税・送料込)と、リーズナブルなお値段です。産地直送即日発送【新米】18年新潟産こしいぶき10kg 白米【送料無料】<こしいぶき>って、こんなお米なんですよ。こしいぶきは新潟県と農業団体が通常の倍以上にあたる800回以上の品種交配と8年間の歳月をかけて完成した新品種でコシヒカリを親にもつ【ひとめぼれ】と、【どまんなか】 の組み合わせから誕生しました。炊き上がりのツヤが良く、粘りがあり、『コシヒカリ』に匹敵する優れた食味を持っています。お米のおいしさを表すために測定される「味度値」は他の優良品種と比較しても高い数値を示しており、ねばりを表すアミロース含有率(数値が低いほうが良い)も適正値で、しっかりした食感は若い世代や育ち盛りのお子様がいるご家庭にもぴったりです。(お店のホームページより)届いた<こしいぶき>には、ちゃんと新米のシールが貼ってありましたさっそく、ル・クルーゼのお鍋で炊きました。お鍋で炊くと、おねばも出るし、カニ穴も可愛くぽこぽこ出来るので、Goodなんですよ。そうそう、おこげ有りでも、おこげ無しでも自由自在に炊けるっていうのも、お鍋ならではですね。ご飯用のル・クルーゼには、日本未発売のマット・ブラックを使っています。日本未発売ル・クルーゼココット・ロンド 22cm マットブラックさすがは、新米。蓋を開けると、湯気と一緒にとってもいい香りがふわぁ~っと漂ってきます。だんなも、「うわぁ~、とっても美味しそうだねぇ~。お米もピカピカ光っているよ!」と喜んでいました美味しいお米には、美味しい「ご飯のとも」が必要ですよね。というわけで、出してきたのが、楽天の「温泉市場」で買った<紅鮭のほぐし鮭>。1缶1,260円と、ちょっとお高いのだけれど、それだけのことはあるんですよ。そんじょそこらのスーパーで売っているのとは、わけが違います。何しろ、この<紅鮭のほぐし鮭>、めちゃくちゃ美味しいの これさえあれば、ご飯が何杯でも食べられるってものなんです。北海道で一番美味しい紅鮭のほぐし鮭!ゆっくりじっくり熟成させるために缶詰になっているとのことですが、蓋を開けるとほぐし鮭がみっしりと詰まっているので、かなりのボリュームがあります。しっとりとして、ちょっと柔らかめのほぐし身は、脂のノリと絶妙な塩加減が相まって、絶品のお味です。これ、ご贈答用にしても喜ばれると思いますよ。一押しの、オススメですあっ、そうそう。もちろん、ちゃんとおかずも作ったのでご安心を!せっかくの新米なので、ちょっと張り込んでみました。<牛肉のソテー>薄切り肉にさっと塩・胡椒を振って、フライパンでジュッと焼きました。お肉が美味しいから、これだけで十分<鍋蒸しナス>これは、ル・クルーゼのお鍋で作ります。熱したお鍋にサラダ油を入れて、皮をむいたナスの表面に軽く焼き色をつけます。お水を少し入れたら、蓋をして丸ごと蒸し焼きに。器に盛ったら、胡麻ダレ(白練りゴマ・醤油・バルサミコ酢・砂糖)をかけて出来上がり。バルサミコ酢をいれることで、コクが出るんですよ。このタレ、だんなには好評です<三つ葉のお汁>さっぱりとした、三つ葉のお吸い物に卵を散らしました。おかずにボリュームがあるから、お味噌汁でなくて、お汁で正解新米が届いて、本格的に食欲の秋がやってきたようです。でも、ちゃんと運動もしなくっちゃね........人気blogランキングへ
September 24, 2006
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2年半ぶりに友人のYちゃんと会ってきました。彼女とは、前の前に務めていた会社で知り合いになったんだけど、何故かとっても気が合うので、会社を辞めてからも時々会ってご飯を食べていたんです。しばらく会っていなかったので、話がはずんで、とっても楽しかったですよ選んだお店は、いつもの東京大丸「SABATINI di Firenze (サバティーニ・ディ・フィレンツェ)」。ここならデパートのレストランということで、お値段も手ごろだし、東京駅直結で帰りが便利っていうのが良いんですよ。それに、10時閉店なので、長居したくてもそれ以上はできないってところも、ちょうどいいんですね。何しろ、二人とも主婦なので、あんまり遅く帰るのもねぇ~.......。というわけで、美味しいイタリアン・ディナーを楽しんできました♪選んだのは、<シェフのおまかせコース>。内容は、<シェフおすすめのオードブル・本日のパスタ料理・本日のおすすめメイン料理・ワゴンのデザート・パン・コーヒー又は紅茶>。これで3,990円なら、お手ごろだと思いませんか?食前酒は、<ベリーニ>をオーダー。桃とシャンパンのカクテルで、とっても綺麗なピンク色をしています。<シェフおすすめのオードブル>は、生ハム・イタリアンサラミ・タコのマリネなど、各種盛り合わせで、かなり豪華。美味しいオードブルに、つい、パンに手が伸びてしまいます。<本日のパスタ料理>は、茸とベーコンのクリーム・パスタ。塩味がきいた濃厚なクリーム・ソースで、あっという間に食べてしまいました<本日のおすすめメイン料理>は、牛ロースのソテー、バルサミコ・ソース。柔らかな牛ロースに、ちょっと甘めでコクのあるバルサミコ・ヴィネガーで作ったソースが合うんですねぇ~。付け合せのラタトゥユもGood♪お待ちかねのデザートは、ワゴンサービスで運ばれてきます。私が選んだのは、山盛りのフルーツに生クリームたっぷりの<フルーツ・タルト>。フルーツの下のカスタード生地は、甘さ控えめで、いい感じ いくらお料理が美味しくても、最後のデザートが美味しくなくてはね。<カプチーノ>を飲みながら、Yちゃんとの話は、まだまだ盛り上がります。気が付くと、もう閉店の10時です。3時間半話しても、まだまだ話は尽きないんですよ。というわけで、近いうちに会う約束をして別れたのでした。それにしても、良くしゃべったなぁ~人気blogランキングへ
September 22, 2006
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最近、「和」に凝っている私が見つけたのが、楽天の「和風雑貨&和楽器店 はいから」で売っている<やわらかガーゼのバスたおる>。柄は6種類もあってちょっと迷ったけれど、今回は、<野うさぎ>と<笹竹>をチョイス。 やわらかガーゼのバスたおる野うさぎ やわらかガーゼのバスたおる笹竹模様のアップの写真を撮りました。左が、ベージュ色の<野うさぎ>。右が、ブルーの<笹竹>。 ガーゼのバスタオルって、お肌がデリケートな赤ちゃんに良く使いますよね。そっと肌に当てるだけで水分を吸収してくれるからなんですけど、このバスタオルも肌触りがとっても柔らかいんですよ まず、そこが気に入りました。もちろん、ガーゼだから、吸水性もいいし、すぐ乾くし、いい感じです。それに、たたむとコンパクトだから、持ち運びにかさばらないところもGood スポーツジムやスイミングの時に持っていくのに良いのではないかな?そうそう、旅行に行く時に持っていったら、何かと重宝するかも。他の4種類の柄もご紹介しますね。<とんぼ>・<先染め野うさぎ>・<金魚>・<トリプルガーゼ縞柄>です。 やわらかガーゼのバスたおるとんぼ やわらかガーゼのバスたおる先染め野うさぎ やわらかガーゼのバスたおるきんぎょ やわらかガーゼのバスたおるトリプルガーゼ縞柄厚手のバスタオルが好みの人には勧められないけれど、この<やわらかガーゼのバスたおる>、「和」が好きな方には、おススメです人気blogランキングへ
September 19, 2006
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三連休の2日目の日曜日。雨が降ってくる前に済ませようと、午後から実家のお墓掃除に出かけました。お墓掃除の3点セット(ゴム手袋・タワシ・歯ブラシ)で綺麗に磨いたので、お墓はピカピカ。でも、私はちょっとお疲れ気味。というわけで、晩御飯は外で食べることにしました。だんなと相談の結果、この前ランチを食べて気に入った「タイ料理 チャイハナ」に決定 小雨のパラつく中をバスに揺られて行って来ました。まずは、飲み物をオーダー。メニューの中で目に留まったのが、アメリカの<ジーマ ビール>。二人とも飲んだことがなかったので、トライすることに。で、運ばれてきたボトルを見てビックリ 何と、透明なビールなんですよ。リンゴとオレンジ入り。甘い香りでサイダーっぽかった......。ちなみに、ZIMAとは、ロシア語で「冬」っていう意味だそうです。後で、強いお酒好きのだんなは、中国白酒(パイシュ)から、<茅台酒(マオタイシュ)>を頼んでいました。これは、53度もある中国の国酒ともいわれる強いお酒です。ボトルの写真は撮らなかったので、こちらをどうぞ。こんなお酒です。さて、お料理を待つ間に、飾ってあったタイのゾウさんたちが可愛かったので、パチリ最初に出てきたのは、<青菜のタイ風炒め>。時期によって青菜が違うんですが、今日は<空芯菜(クウシンサイ)>でした。ニンニクがきいていて美味しいんだけど、かなりの辛さ。辛いのが苦手な人には、ちょっと無理かも。でも、この辛さがいいんだよねぇ~。辛旨くて、満足お次は<屋台そば>。タイ料理の麺類やご飯ものは、あっさり味が多いせいか、自分で薬味を入れて好みの味に調節するんですよ。薬味は、<砂糖・唐辛子・ナンプラー・酢>の4種類。さっきの<空芯菜のタイ風炒め>が辛かったから、<屋台そば>のマイルドさで、ほっと一息。これは<ラープムー(豚挽き肉炒め 野菜包み>。まあ、豚挽き肉のそぼろサラダっていう感じでしょうか。そして、このお料理には<もち米>が付いているんですよ。可愛い籠に入っています。 かなり辛い挽き肉炒めなんですけど、もち米と一緒にレタスで包んで食べると、ほどよい辛さになって、とっても美味しい。また、バジルがたくさん入っているから、その香りがふわぁっと広がって、とってもGood これ、オススメですお腹も一杯になったので、デザートを頼みました。<ココナッツソース・アイス>です。その名の通り、甘いココナッツソースに冷たいアイスが浮かんでいるという、「ちょっとは、工夫せんかい」と言いたくなるような、超シンプルなデザート。でも、辛いお料理の後は、こういう甘いのを食べたくなりますよね。お店を出る頃にはすっかり雨もあがって、ご機嫌で帰る二人でした人気blogランキングへ
September 17, 2006
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萩寺(=宝戒寺)を後にした我ら夫婦が向かったのは、すぐ近くにある「鶴岡八幡宮(つるがおかはちまんぐう)」。ここの源平池(げんぺいいけ)は、ピンクと白の蓮の花が咲くので有名なんですが、もう夏も終わりなので、ほとんど散っていました。ピンクはもう終わっていたので、咲き残っていた白を撮ってみました。ちなみに、こちらは桜の頃の源平池。蓮のハの字も見当たらないでしょ。これが夏頃になると、池の中からムクムクッっと蓮たちが顔を出して、一面の蓮池となるんです。では、ここから小町通りを南下して行きます。目指すお店は、そう、いつもの「カフェ・ロマーノ」です。暑い日だったので、だんなは、<Cafe Jelly>が食べたかったみたいなんだけど、残念ながら売り切れでした。そこで、目に留まったのが、<ティラミス・パフェ>。どんなパフェなのかというと....マスカルポーネのティラミスとバニラアイスクリーム。ティラミス&アイスクリーム 950円濃厚なティラミスがさっぱりと食べられるイタリアンパフェちょっと、食べてみたいですよね というわけで、さっそくオーダーしました。パフェが来るまでに、店内の様子をパチリ この白壁の向こうがカウンター・コーナーになっています。いよいよ、<ティラミス・パフェ>の登場です 上には、茶色いココアの帽子を被った<ティラミス>がドーンとのっています。その下には、冷たい<バニラアイス>とサクサクの<コーン・フレーク>がサンドされています。甘味を抑えた<ティラミス>は、とっても滑らか。<バニラアイス>との相性もバッチリ♪「ふっ、ふっ、ふっ」と、思わず笑みがこぼれる私でありました。ただ、コーン・フレークの量が、私的にはちょっと多いかなと思って、だんなにそう言ったら、「コーン・フレークがなくて、全部アイスだったら、大変なことになるよ」だって。まあ、確かに、全部アイスだったら大変なこと(=デブ)には、なるだろうね.......というわけで、美味しいパフェを食べて満足した二人は、のんびりと午後のひと時を過ごしましたとさ(めでたし、めでたし)人気blogランキングへ
September 16, 2006
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「COBAKABA(コバカバ)」で満足した我ら夫婦は、一路、萩寺(はぎでら)を目指します。大通りは、車がうるさいので、途中で脇道に入りました。日本基督教団鎌倉雪ノ下教会の横に、若宮大路とほぼ平行に走る路地があるんです。静かな小道を歩いていたら、ちょっとびっくりしたものを発見たぶん、<バショウの木>だと思うんですが、2階の高さまで伸びていて、とっても大きい良く見ると、花が二つ咲いていました。そう、これは実ではなくて、花なんですよ。バナナの木と似ていますね。良く見ると、苞の内側に小さい雄花が付いています。 場所は、ちょうど清川病院の裏手に当たるところなんですが、いやぁ~、珍しいものを見ました。のんびりと歩いて、やっと目的の「宝戒寺(ほうかいじ)」に辿り着きました。ここは、別名「萩寺」と呼ばれるように、萩の花で有名なお寺です。山門の扉には、北条氏の「三鱗(みつうろこ)」の紋が付いています。そう、ここは北条氏ゆかりのお寺。もともと、このあたりは、執権を務めた北条氏の屋敷があったんですが、建武2年(1335年)に、滅亡した北条氏の霊を弔うため、後醍醐天皇が足利尊氏に命じてこの地に寺を建立させたのだそうです。鎌倉のお寺を訪れた時に、この三角の紋がついていたら北条氏に関係のあるお寺だと思ってくださいね。山門をくぐると、両脇には一面に<白萩>が植えられています。そう、「宝戒寺」は、紫の萩ではなくて、<白萩>なんですね。満開にはまだ早かったのが、ちょっと残念。萩の根元には、ピンクの花が咲いていました。たぶん、<ハナトラノオ(花虎の尾)>だと思います。<白萩>に囲まれた石畳の奥に本堂があります。 良く見ると、<白萩>に混じって、<紫の萩>もひっそりと咲いていました。そして、萩寺に咲いていたのは、やはり白い<彼岸花(ヒガンバナ)>。<彼岸花>って、真っ赤なイメージがありますが、白も素敵ですね。アップで撮ってみましたピンクの<芙蓉(フヨウ)>の花も、艶やかに咲いていました。これは、本堂の脇にある<水琴窟(スイキンクツ)>。手水鉢(ちょうずばち)の水をひしゃくですくって上の甕(かめ)に入れると、水の滴りが水面に落ちて甕の空洞に反響するんです。チーン、カーンという澄んだ音色が、小さな穴の奥から聞こえてきます。とっても、風流ですね。きれいな花たちを愛でて、気分も穏やかになりました。ふと、時計を見るとそろそろ3時になるところではないですかでは、「花より団子」ということで、お茶をしに行きましょう(というわけで、お茶編につづく.........)人気blogランキングへ
September 16, 2006
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三連休初日の土曜日のこと。午前中にちょっとした用事を済ませた後、お天気も良かったので、だんなと一緒に鎌倉の萩寺(=宝戒寺)に行くことにした。でも、腹が減っては何とやらなので、まずは腹ごしらえ。ちょうど、市場(いちば)に買い物があったので、近くにある「COBAKABA(コバカバ)」でランチをすることに決定東急駐車場の隣にある「COBAKABA」は、閉店した「小林カバン店」の跡に今年の6月にオープンしたカフェ。「小林カバン店」が閉店したのは残念だったけど、まさかその跡地にこんなカフェが出来るとは思いませんでした。ちなみに、隣にあったブティック「とけい草」のスペースと合わせて「COBAKABA」になりました。で、名前の由来なんですけど、もうお分かりですね。そう、「コバヤシカバンテン」からきているんですよ。そして、”K”ではなくて”C”から始まるってところ、要注意です店内は、こぢんまりとしているけど、とっても明るい。奥には、綺麗なブルーのステンドグラスが光っています。ランチは、「日替定食」・「週替定食」・「月替定食」の3種類。全部800円と良心的なお値段です。プラス150円でドリンク、プラス450円でドリンク&デザート付きになります。今回は、後でお茶をしようと思っていたので、「日替定食」+ドリンクにしました。こちらが「日替定食」。<かつおの竜田揚・切干大根の煮物・ザーサイともやしの中華あえ・五穀米・味噌汁・漬物>。とっても健康的なメニューでしょお味噌汁は具沢山。どれも穏やかで、ほっとするお味です。美味しい家庭料理をいただいているっていう感じかな。男性には、ちょっと物足りないかも知れないけど、ランチならこれくらいがちょうど良いのでは?で、珍しいなぁ~、と思ったのが<ゴーヤの漬物>。少しほろ苦くて、美味しかったですよ。これは、ドリンクメニューから選んだ<日本茶>です。もちろん、コーヒーや紅茶も選べるのだけれど、後でお茶をしようと思っていたので(くどい?)<日本茶>を選びました。でも、これが正解。正しい和の食事には、やっぱり緑茶が似合いますね。では、お腹も一杯になったので、腹ごなしに萩寺に向けて出発です(萩寺編につづく.....)人気blogランキングへ
September 16, 2006
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紀ノ国屋で<スペイン・フェアー>が開かれていたので、ちょっと行ってきた。そうしたら、「スペインの陶器展」のコーナーを発見入って見ると、色とりどりの器たちの間に、可愛い植木鉢がいくつも置いてあるじゃないですか買いたい気持ちがムクムクっと湧いてきたので、じっくりと品定めをすることに。で、選んだのが、受け皿付の赤系の植木鉢。鉢の周囲に、色とりどりの花が描かれていて、とってもカラフル。 来年、<カランコエ>を植え替える時にこの鉢を使おうと思っています。我が家の<カランコエ>は濃いピンク色だから、この鉢がピッタリだと思うんだけどな。今から、ちょっと楽しみこれは、今年の春に咲いた時の<カランコエ>の写真。 ところで、春に挿し芽をした菊に花が咲き始めたんですよ。まだ一部ですが、元気な花を咲かせています。この菊は、花びらの形がちょっと変わっているんですよ。先っぽの赤がアクセント。アップでパチリ9月とはいえ、まだ陽射しがきついので気を抜けませんが、つぼみがたくさん付いているから、どんどん咲いてくれるでしょう。こちらも楽しみ人気blogランキングへ
September 10, 2006
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「タトゥーへの旅」に続いて、銀色夏生の新刊「ものを作るということ」が発売されました。ものを作るということこれは、おしゃべり本第3弾として、音楽プロデューサーの木崎賢治さんとの会話を本にしたものです。で、この木崎さんですが、「つれづれノート」シリーズのファンなら、もうお分かりですね。そう、あの<キーちゃん>です。銀ちゃんは、作詞家時代に大沢誉志幸さんと組んで、「そして僕は途方に暮れる」など、いろいろとヒットを飛ばしていましたが、そのときのプロデューサーが、この<キーちゃん>こと木崎賢治さんです。で、内容はというと......「でも、誰もがいいこと、言ってるよね」詩人×音楽プロデューサー 詩人と音楽プロデューサーが、人生を旅するように、自由にしゃべりました。ものを作ることや、ものを作っている人が、好きです。銀色夏生おしゃべり本、その3。(Web KADOKAWAより)今回のおしゃべり本は、いままでの3冊の中でもダントツに良いですねぇ~。何しろ、旧知の間柄ということで、とってもテンポがいいのですよ。うまく言葉のキャッチボールが出来ているって思いました。話している内容は、「つれづれ」で銀ちゃんが書いていた事(イチローの話とか)と一部ダブっているところもあったけど、それも話し相手の<キーちゃ>んがいるから、また面白く読めました。例えば、冒頭で「タトゥーへの旅」に出てきた<エイジくん>も参加しての「タトゥー」についてのおしゃべりが載っているのですが、木崎さんが加わることによって、タトゥー話が生き生きとしているんですよ。「タトゥーへの旅」もこれくらい面白かったら良かったのにぃ~、なんて思ってしまったくらいです。また、木崎さんの「もの作り」に対する姿勢や語られる言葉達の中には、「うんうん、そうだよねぇ~。」って、共感するところがたくさんありました。二人のやり取りから、「こういうものの考え方もあるんだよ!」っていうところを若い人達に、ぜひ読んでもらいたいなぁ~。さて、この本の中でちょっと発見したことをいくつか、ご紹介しますね。まず、「女っておもしろい」に出てきた<トゥトゥさん>ですが、やっぱり「つれづれシリーズ」に出ていた<ツーさん>でした。つれづれで<ツーさん>が出てくる一場面を木崎さんに話している銀ちゃんが『となりにいたともだち(トゥトゥ)が、』って言っているんです。ちょっと、うれしい発見♪それから、銀ちゃんが痩せたという話が木崎さんから出たのですが、これに対して銀ちゃんが『ある考え事があって、それに2ヶ月くらい集中していたら気が付くと体重が減ってた。来る日も来る日も、考えに考えて考えることに没頭してたの。』と答えています。この会話が3月30日なので、2ヶ月くらい前っていうのは、1月末くらいのことですよね。っていうことは、ちょうど、「メール交換 - 銀色夏生 × HARCO」の最後のメールが書かれたのが1月25日なので、この時のトラブルで悩んでいたのではないかな、と思うのですが、どうでしょうか?また、最後の方で銀ちゃんから「仕事の失敗」についての話題が振られています。『たとえば、失敗作っていうものを、どうやって自分に納得させるの?失敗したり、それとわかってて発売しなきゃいけなかったりする時』。これって、やっぱり「メール交換」のことじゃないのかな?「女っておもしろい」で、銀ちゃんが『メール交換は本としては未完成だから、失敗した~!』って言っていましたよね。もしかしたら、相当、トラウマになっているのかな?ところで、内容とは関係ないのですが、銀ちゃんと<キーちゃん>が食事をしたレストランって、「南イタリア魚介料理 ラ・スコリエーラ」ではないかと思うんですよ。ちょうど赤坂小学校のそばにあって、二人が頼んだ「貝のつぶつぶパスタ(=アサリとドライトマトのフレーグラ)」っていうメニューもあるし。食いしん坊の私としては、いつかチェックしたいと思っています。その時は、ご報告しますねこのおしゃべり本第3弾。例によって全て会話文で構成されているので、読みにくいかもしれないし、最後に肝心のところでテープが終わっていて、そこがちょっと残念だけれど、読み進むに連れて、不思議と頭の中が整理されていくような感じがします。銀ちゃんファンはもちろん、そうでない方にもおススメの一冊です人気blogランキングへ
September 9, 2006
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水曜日の昼下がりのこと。仕事中にだんなから携帯電話に「電話ください」のメッセージが。「一体、何事」と思って電話したら、某SNSで知り合った九州のMさんが、出張で東京方面に来ていて急遽会うことになったとの事。そういうことなら、私も参加しなくっちゃというわけで、3人でミニ・オフ会を開きました。場所は、横浜中華街にあるMさんお気に入りのお店「山東(さんとん)」。ここは、中華街でも珍しい山東省の家庭料理を出してくれるお店です。夜中の2時まで開いているので、他のお店のコックさん達も仕事が終わってから通っているとか。みなとみらい線の中華街駅から徒歩5分。まずは、朝陽門を目指します。中華街大通りを進んで、香港路を右に曲がった先に「山東」があります。とっても、こぢんまりとしたお店です。Mさんとは初対面だったのだけれど、われら夫婦と共通の知人がいることが判明して、一気に盛り上がりました。あっという間に時間が過ぎて、気が付いたらかれこれ3時間もお店にいたことに。当然、その間に大いに食べて飲んだのでありました......。では、3時間かけて食べつくした料理たちをご紹介しましょう<青島(チンタオ)ビール>で乾杯した後に運ばれてきたのが、<水餃子>と<空芯菜(クウシンサイ)炒め>。<水餃子>は、「山東」の看板メニュー。もちもちっとした厚い皮にニラがたっぷりで、とってもジューシー右に置いてある特性タレをつけていただくのですが、これが美味しい!<空芯菜炒め>は、しょっぱいけれどニンニクがきいていて、こちらも美味う~ん、最初の二品から美味しさ爆発次のお料理も期待が持てそうです。<イカの沙茶醤(サーチャージャン)炒め>。イカはやわらかくて、ピリ辛のお味がとってもGood。<大正海老の香味揚げ>。塩味のきいた大正海老を殻ごとバリバリといただきます。う~ん、お酒が進むことといったらここで、珍しい中国の白ワインをご紹介しましょう。<王朝干白葡萄酒(Dynasty White Wine)>です。Medium Dryって書いてある割には、ちょっとドイツ・ワインっぽい甘めのワインでした。まあ、冷えていなかったのは「想定の範囲内」でしたが、やっぱり冷えているワインが飲みたかったな......。 <高菜と枝豆の炒め>。黄色いのは湯葉。湯葉がたくさん入っているのって、ちょっと珍しいね。高菜の塩気がいい感じ。<干し大根、卵の炒め>。想像していたお料理とは違って、ちょっとスペインオムレツ風。でも、これも美味しかった。<排骨(パーコー)かけご飯>。しょっぱい排骨に、かぶりついて満足、満足おいしいかけご飯でした。デザートは、さっぱりと<杏仁豆腐>なんだけど、氷の塊が入っていたのにはビックリ。そう、冷えていないから、氷で冷やそうという作戦らしい。確かに、一口食べてみるとぬるいんだよね。まあ、食べているうちに冷たくなってきたけれど、こんなところが中国らしい。写真に撮らなかったお料理は、<五目チャーハン>と<魚と肉の水餃子>の二品だけ。それにしても、よく食べました!美味しいお店を紹介してくれたMさんに感謝店員さんたちは当然、全員中国人。フロア担当で日本語が分かる女性は一人だけなので、ちょっと愛想が悪いと感じるかもしれませんが、そこは美味しさでカバー。どれを頼んでも(たぶん)ハズレなし(ちょっと、味が濃いけど)。値段も手ごろな「山東」は、オススメですよところで、帰りにMさんがお土産をくださいました。博多名物、「石村萬盛堂」の<塩豆大福>。とってもやわらかい大福で、甘さを抑えた餡と塩豆のしょっぱさが、絶妙なハーモニーこれなら、何個でも食べられそうです。とっても美味しいお土産、ご馳走様でした人気blogランキングへ
September 6, 2006
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以前の日記、「双子&三つ子のガーベラが咲きました♪」で、切り戻しをしたお花たちをコップに挿して食卓に飾っている写真をアップしましたよね。これが、そのときの写真。赤と白の小花がバーベナの<ミータン>です。で、水を換えようとしてよく見たら、何と根が生えているではありませんかくるんと丸まっているかわいい根っこがあったので、アップで撮ってみましたこのバーベナ<ミータン>は<宿根バーベナ>なので、生命力が旺盛なんですね。そういえば、<カランコエ>もコップに挿していたら、根が生えてきてビックリしたことがありました。せっかく根が出てきたのを捨てちゃうのって、かわいそう。なので、植木鉢に植えてあげることにしました。無事に、根付くといいなって、こんなことをやっているから、またベランダに植木鉢が増えてしまうのでありました....人気blogランキングへ
September 3, 2006
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9月最初の土曜日のこと。だんなと一緒に、西の方にちょっと遠出をしてきて鎌倉に帰ってきたのが、夕方の6時半くらい。とっても暑い日だったので、気分はインディアな2人。というわけで、インド料理のお店「T-SIDE(ティーサイド)」へGo今年の5月に小町通り沿いから、引っ越しをした「T-SIDE」。新しいお店は、小町通りの漬物屋さん「味くら」の角を若宮大路に向かって曲がった路地、「串揚げ ひらの」の並びにあります。ホームページがまだ更新されていないので、住所と電話番号を書いておきますね。鎌倉市小町2-11-11 大谷ビル1階Tel:0467-24-9572新しいお店は、前のお店よりも狭くなったのですが、前が広すぎたからこれくらいがちょうどいいのかな?もちろん、最初に御成町にあった頃よりは、断然広いですよ!入り口では、かわいいインドの人形達がお出迎え。ここで、ちょっと「T-SIDE」についてご紹介しましょう。インドカレー40種類、ベンガル地方、マドラス地方、ネパール地方出身のコックたちが各地方独特のおいしい料理をお作りします。カレーの辛さもマイルド、ミディアム、ホット、ベリーホットとお好みのまま。(ホームページより)今回は、いろいろな味を楽しめる「カップルコース(二人分で5,250円)」をオーダー。どんな内容かというと......。生ビール(グラス)・サラダ・サモサ・タンドール料理(3種類)・カレー(5種類から3種類をチョイス)・サフラン ライス・パラク ナン・チャパティ・デザート・コーヒーまたはチャイ一人分2,625円とは、なかなかリーズナブルなコースだと思いませんか?では、簡単にお料理を紹介していきますね。そうそう、写真は全て2人分ですので、お間違えなきように!!まず運ばれてきたのが、<サラダ>&<サモサ>。<サラダ>もインドらしく、スパイシー。<サモサ>は、中にジャガイモが入ったインド風ミート・コロッケ。パイ皮に三角に包んで揚げてあります。グリーン・ソースを付けていただきます。これは、タンドール料理の盛り合わせ。奥から順に、<チキンティッカ>・<シークカバブ チキン>・<フィッシュティッカ>です。どれもスパイシーなタレに漬け込んで焼いてあるので、香ばしい。冷たいビールに良く合うんだなぁ~、これがそうそう、インド料理といえば、<マンゴー・ラッシー>。しっかり追加オーダーしましたよ。辛いお料理を食べていると、汗がダラダラ出てきますよね。そんな時に、ラッシーの甘さでほっと一息。いよいよメインのカレーが運ばれてきました。カレーは、<チキンマサラ・ビーフマサラ・マトンマサラ・ベジタブルカレー・豆のカレー>の中から3種類を選べるんですよ。私達が選んだのは、左から<マトンマサラ>・・<豆のカレー>です。辛さは、ミディアム・ホットにしました。そして、この盛り合わせもすごいカレーが3種類だから、こちらも3種類。左から、<パクラ ナン(ほうれん草の入ったナン)>・<チャパティ(アター粉で作ったパン)>・<サフランライス>です。<チャパティ>は塩気がきいていて、なかなかGoodでした。デザートは、ナッツが入った甘酸っぱいヨーグルト。もちろん、これもスパイシーっていうか、ちょっとカレー風味っていう感じかな。不思議なお味でした。最後は、シナモンやカルダモンがふわっと香るインドのミルク・ティー<チャイ>。「T-SIDE」は、地元でも人気のお店です。私達の食事中にも、ひっきりなしにお客さんが入ってきます。この日は、外人さんも何組か来ていました。鎌倉で和食もいいけれど、たまには本格的な「インド料理」なんていうのも、いかがでしょう?おススメですよ人気blogランキングへ
September 2, 2006
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文春文庫版『ドランのキャデラック』は、スティーヴン・キングの第三短編集、”Nightmares & Dreamscapes(1993年)”を文庫化するにあたって4分冊したうちの第1巻です。ドランのキャデラック実は、キングの第四短編集『第四解剖室』・『幸運の25セント硬貨』が、すでに新潮文庫から出ているので、これでやっと全部の文庫版短編集が出揃うことになります。 本書には、「ドランのキャデラック」・「争いが終わるとき」・「幼子よ、われに来たれ」・「ナイト・フライヤー」・「ポプシー」・「丘の上の屋敷」・「チャタリー・ティース」の7つの短編が収録されていますが、冒頭には恒例のキングによる「序」が載っています。いつも通りに、何故この短編集を出すに至ったかなどを12ページにわたって、例の調子で長々と書いています。今回は、「想像力から発信されたこと全てを信じる行為」についての考察が、読みどころでしょうか。キング・ファンにとっては、この「キング節」を読むのも短編集の楽しみですね。では、そのうちの何篇かを簡単にご紹介します。タイトルにもなっている「ドランのキャデラック」。これは、妻を殺された男が犯罪組織の大物ドランに復讐を誓う物語です。完全防護のキャデラックに乗っているドランに対して、ある方法で復讐を遂げようとするのですが、その実行過程をキングならではの<しつこい描写>で延々と綴っていきます。そう、読む方がしんどくなるくらいに「これでもか~っ」と、16ページにわたって続くんですよ。正に、キングの真骨頂といったところでしょうか。う~ん、でも、これが面白いんですよねぇ~。さて、その奇想天外な復讐方法とは最初にも書きましたが、かなり前に書かれた第三短編集なので、すでに他のアンソロジーに収録されている作品も入っています。それが、「ナイト・フライヤー」と「ポプシー」。「ナイト・フライヤー」は、映像化されているのでそちらを見た事がある方もいるのでは?これは、キングお得意の吸血鬼ストーリーなんだけど、発想が新しい。何しろ、自家用飛行機に乗って飛び回る吸血鬼のお話なのだからね。で、ここに出てくるタブロイド新聞の記者が、『デッド・ゾーン』でチョイ役で出てきた<インサイド・ビュー>のリチャード・ディーズ。こういう、ちょっとした仕掛けがキング・ファンにはうれしいところ。最後の鏡を使ったトイレのシーンは、秀逸「ポプシー」は、ショッピングモールで男の子を誘拐したばっかりに、悲劇に見舞われる男の話。<ポプシー>とはぐれてしまった、無邪気な坊やがかわいいんだなぁ~。ラストシーンでの<ポプシー>と坊やの情景は、かなり恐ろしいのだけれど、なんともほのぼのと感じられるのは何故でしょう「丘の上の屋敷」は、あの呪われた町<キャッスル・ロック>が舞台となっています。ストーリー的には、まあ、普通なんですが、キングの解説によると「ここに出てくる老人たちが『ニードフル・シングス』で描かれた大災厄の生き残り」の人たちなんだそうです。そう聞くと、ちょっと興味がわいてきますよね。そして、ラストを飾る「チャタリー・ティース」。これは、ぜんまい仕掛けでカタカタと動く歯のおもちゃのことなんですが、動くおもちゃのホラーといえば、『神々のワード・プロセッサ』に収録されていた「猿とシンバル」。これは、逃れられない恐怖がテーマだったけれど、「チャタリー・ティース」の方は、ちょっと一ひねりした結末になっています。さて、いかがでしょうか?キング中毒症のあなたはもちろん、そうでない人にも、オススメの一冊です。7つの悪夢があなたを待っていますよ人気blogランキングへ
September 1, 2006
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