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丑寅の二人旅 第104弾 新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で 2日目2日目最初は南魚沼市の曹洞宗雲洞庵越後一の寺、日本一の庵寺と謳っています人々が言うのではなく、御自身が仰っています何が越後一で、何が日本一なのか、分かりませんでした杉の巨木が凄いです庵寺とは尼寺ですね雲洞庵の歴史は古く、藤原鎌足の孫の母親が庵(雲洞尼僧院)を結んだのが最初で、1300年ほど前の事その時点では尼僧院、尼寺・庵寺ですね、これが日本一の庵寺の謂われでしょうか?因みに藤原鎌足は、中大兄皇子と共に、645年に大化の改新を成した人ですね山門です、通称赤門その後1429年に上杉憲実が曹洞宗雲洞庵を開創、この辺りが「越後一の寺」でしょうか?上杉家は藤原氏からの子孫筋みたいですね山門からの境内の眺め鐘楼それにしても、このお寺さん、境内は苔だらけ苔生した地蔵さん苔と池豪雪地帯ですから、この境内は間違いなく冬の2-3か月は数mの雪で覆われます雪と苔は関係があるのでしょうか?苔生した幹・枝・根?苔の石仏、後は本堂境内から本堂に入ります欄間が立派です欄間、彫刻と言えば、越後のミケランジェロと称される石川雲蝶の天井画(彫刻)有名な西福寺が割と近くにあります木魚「雲洞庵の土をふんだか」と言うフレーズがあるみたいです山門から本堂に続く境内の石にお経を一字一石で記されているから「石を踏んでお経を学べ」から転じて、「雲洞庵で曹洞宗を修行しなければ一人前の禅僧には言えない」と言う意味らしいです本堂の中心瑠璃壇暗くて良く見えないのですが、千手千眼観音様です「土を踏んだか」に呼応したのか「関興寺の味噌をなめたか」のフレーズもあります意味は同じで「関興寺で修業して初めて一人前の禅僧だ」です2回から眺めた苔の境内襖絵南魚沼にある塩沢宿に向かいます塩沢宿は中山道の高崎宿から分かれて、日本海の北陸道の寺泊宿に繋がる三国街道の宿場です最初は塩沢つむぎ記念館鯉のぼりで塩沢4大織物を展示1.麻の越後上布 2.絹の塩沢紬 3.絹の夏塩沢 4.絹の本塩沢塩沢つむぎ記念館ですが、展示が40% 販売が60%みたいです小物の展示・販売塩沢の4大織物越後上布に対して近隣の小千谷に小千谷縮も有名です反物上布か絹か? 雪駄とか洋風仕立てのニューファッションです塩沢宿牧之通りの雁木牧之通り、白壁・蔵風、綺麗に昔の街並みに整えています整った街並みは良いのですが、何かひとつふたつ目玉が欲しいですね、観光客を呼び寄せる為のリサイクル専門の和服着物屋さんリサイクルにしても安いですこの時期牧之通り50-60店舗で「ひな雪見かざり」が行われていましただけど外からだと「全然見えない分からない」でした着物リサイクルのお店の雛飾り山は水墨画の風景でした ー 第104弾「新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で」終了です ー
2024.03.30
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丑寅の二人旅 第104弾 新潟市のお屋敷と長岡・南魚沼で 3月29日今回は新潟県は新潟市まで走り、それから西に戻って長岡市、更に南下して南魚沼市と回る予定です出発時は雨、昼頃には晴れる予報ところが、群馬県に入る手間辺りから関越道渋川伊香保-沼田区間が霧の為通行止めの情報が更にカーナビに駒寄PAから渋川伊香保ICまでの区間が渋滞で真っ赤な表示に、渋川伊香保ICでは駄目と判断して駒寄PAのスマートICから一般道に脱出、沼田の一つ先の月夜野ICまで一般道を走りましたが、対向車線は沼田・月夜野から逃げて来た新潟方面からの車が続いていました最初は北前船の時代館 新潟市文化財「旧小澤家住宅」江戸時代後期から活躍した商家小澤家の店舗兼住宅米穀商から始まり、廻船問屋・運送・倉庫・地主・石油商まで発展した豪商大きな仏壇、越中富山辺りの豪商の仏壇はもっと大きいですね茶の間です寝間の小花模様・幾何学模様・結露ガラスの窓硝子屋内の道具蔵(家財蔵)にからくり人形と雛人形が展示されている筈だったのですが、何もなく空っぽでした 他の何処かに貸出展示出張中なのかな?仕方なく、土間に置いてあったカエルを撮影敷地は1600㎡、延べ床面積860㎡紅梅が綺麗に咲いていました庭はそれほど大きくはありません、石を多く巧みに配置してます、紀州石・御影石・佐渡赤玉石などを北前船で運んできたらしいです続いて同じ新潟市で旧小澤家住宅から車で10分ほどで国指定の名勝旧斎藤家別邸です「にいがた庭園街道」に記載されている屋敷・庭園のひとつ(「にいがた庭園街道」は新潟県北東部の下越地区(新潟市から村上市辺り)の150km程にある屋敷・庭を巡る街道で、昨年2023年8月の第101弾「新潟県で屋敷と庭とお寺さん」で回りましたが、回り残したもののひとつが旧斎藤家別邸です)斎藤家は明治から昭和初期に活躍した新潟の三大財閥の一つの豪商、出身は越前三国だとか屋敷内の見どころのひとつ3枚の桐の鏡板に描かれた板戸絵牡丹孔雀図花卉図竹鶏図3枚の板戸絵、作者は日本画家佐藤紫煙土蔵にあった雛人形達敷地面積は1300坪本屋敷の一番の見どころは、広い池泉式回遊庭園と庭屋一如(ていおくいちにょ)と言われる庭と建屋の調和ところが先の能登半島地震の被害を受けて、庭への回遊は閉鎖中、庭と建屋の調和も見られませんなので屋敷内からの庭の眺めだけです、西の間からの竹林東の間からの池泉の眺め二階大広間からの主庭・池泉二階大広間からの松玄関・受付脇での小物販売新潟市から中越の長岡市の「長岡発酵巡り」へ長岡市摂田屋(せったや)、店の名前でなく、地名ですここにある発酵の店は:① 摂田屋6番街 発酵ミュージアム米蔵② 吉乃川 酒ミュージアム 酒蔵③ 旧機那サフラン酒の鏝絵(こてえ)④ 江戸時代からの醤油醸造元 越のむらさき⑤ 味噌と醤油の醸造元 星野本店等々③のサフラン酒の醸造元建屋と酒蔵の鏝絵です酒蔵の鏝絵全ての窓の扉に鏝絵①の摂田屋6番街 発酵ミュージアム米蔵、直売店みたいです朝の関越道一部通行止めの影響で1時間ほど遅れてます長岡発酵巡りも鏝絵と米蔵2か所で終了魚沼市大湯温泉の宿に向かいます宿からの川の流れの眺め宿の置物鷲と瓢箪 ー 2日目に続く ー
2024.03.29
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