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6月19日、金曜日の夜に大阪を出発。実のところ、お花はまだ早いと期待してなくて、どっちかと言うと、ちょびっとでも雪渓の上を歩けるといいな~そんな思いを胸に、6本爪アイゼンを携行し準備万端でのぞむ。結論から言うと、アイゼンは必要なかったです(^_^;)20日朝、福井県の大野市を抜け、勝原(カドハラ)より打波川に沿って北上し上小池の駐車場へ。別山まで往復すると11時間のロングコース。朝5時台に登山口を出発できなければ日帰りは無理だろう。高速道路で睡魔に負けた時点で、日帰りの案はボツ。三ノ峰避難小屋へ泊ることにする。荷物が増えるが、焦らず歩けることで気分的には楽だった。ところが、翌日は雨の予報。なんとしても、今日のうちに別山の往復だけはこなしておきたい。登山口を6時40分出発三ノ峰までの道のり、長かった・・。尾根へ乗っかると、普通アップダウンの繰り返しがあたりまえという認識だが、ここは、ひたすらアップ!アップ!これでもかと登る。稜線は強風で寒いほど、風をしのげる日陰はむせかえるような暑さ。暑い、寒いのメリハリがはっきりしすぎ(笑)風のおかげで、日差しの強い稜線を幾分か快適に登れたことはラッキーだったかも。ただ、虫が多く閉口・・。三ノ峰へと向かう一行(と言っても3人)登山道脇にはいろんな種類のお花が見られてうれしい。特にハクサンイチゲがいっぱい!心はすでに夏山気分に浸る。ハクサンイチゲ11時30分、やっと避難小屋へ到着。小屋の中に入り、昼食タイム。三ノ峰避難小屋。きれいです。25人宿泊可(相当詰めれば)なんとトイレは人感センサーで電気がつきます♪荷物を小屋にデポし、12時15分、別山へと向かう。やっぱり荷物がないと足も軽くうれしい。小屋から眺める別山。まずは三ノ峰山頂へ。奥が別山。振り返ると避難小屋。別山平まで来ました!7月になると、それはそれは素敵なお花畑なのでしょうね。御手洗池。逆さ別山を狙いましたが、風が強く水面が・・(^_^;)ハクサンイチゲとハクサンコザクラがいっぱい咲いてました。さあ、別山山頂までもう少し!14時05分、別山山頂です!雲行きがあやしい(^_^;)白山、残念ながら山頂は雲がかかってしまいました(^_^;)雨が来そう。。下りが主なので注意しながらも、ちょっとだけ急ぐことにする。別山からの下り。下に御手洗池。三ノ峰はうんと先、やっぱり遠い。15時45分、小屋へ到着してまもなく、雨が降り出す。間一髪のところで雨はまぬがれた。すごい雨音に、窓から見える景色はガスに覆われていた。実際はそんなに降ってなかったりする。屋根がトタンなので、音がすごい。こんな天気だもの、もう誰も登ってこないだろう。今夜は私たちの貸切かな?17時を過ぎ、そう確信した矢先、小屋の扉が開き、突然2人の男性がやってきた。こんな雨の中・・・物好きな人もいるもんです(笑)貸切はちょっと寂しいな~と思ってたところ、大阪の方だとわかり、話が盛り上がり、楽しい夜を過ごすことができた。チャプチェ21日、まだ雨が降る中の下山となった。カメラはザックに入れたので写真はありません。晴れていれば、さほど危険を感じない道だけど、両側が切れ落ちた尾根の急な下りは、緊張を強いられる。石につまづき、重い荷物に体が引っ張られ登山道から体が放り出された時は焦った。たまたま緩やかな斜面だったのはラッキーだった。気をつけなくては。下山する頃には、すっかり雨がやむ。やむどころか、なに?この猛暑は~!?鳩ヶ湯温泉で、雨と汗で濡れた体をサッパリさせる。小さい旅館だけど、とてもいいお湯。縁側でゴクゴク飲むキンキンに冷えたお茶がサイコー!!久々に長丁場な山歩きだったけど、本当にいい山だった。去年から3度目の白山、はまってます~また行きます♪
2009.06.25
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20、21日と、泊りでお花の山へ登ってきました。雨にも降られ、久々にハードな行程となりましたが、たくさんの可憐なお花に出会え、大興奮!時間の許す限り、ひたすらシャッターを押しまくりました。これでもまだ少ないそうです。最盛期には、いったいどれだけのお花が咲くのでしょうか?もういっかい、トライできるかな?できるといいな~次回は、山の記録へつづく~
2009.06.22
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