2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
全4件 (4件中 1-4件目)
1
私は、フランスという国がとても好きです。その国民性を育てた環境を持つ「フランス」という国が好きなのです。 かた田舎の小さな港町。海へと続く小道の鄙びた匂い。そこら中にキャンバスを立てている画家の卵たち。何から何までアーティスティックな雰囲気のする街である、という理由の他に、一番惹かれるのは「成熟した男と女が自然体でいられる」国だから、ということがあります。 イザベル・アジャーニの悪魔的な魅力、エマニュエル・ベアールのかくも美しき存在感。フランスの女優って各々に強烈な「匂い」が感じられます。 何かの本で読んだのですが、映画のキャンペーンで来日していたソフィー・マルソーが「どんなエクササイズをしていますか」というインタビューに、こんな風に答えていたそうです。 「私はハリウッドの女優達とは異なる生き方をしている。せっせとジムに通ったり、苦行のようなエクササイズに時間を使うのは真っ平で、そんな時間があったら私は恋しい人と逢っていたいし、恋しい人を想っていたい」 アジャーニにしてもべアールにしても、大変な美貌の持ち主には違いないのだけれど「ハリウッド的、人工的な美」とはまったく違う。あるがままに、情熱のままに、恋を繰り返し、感情の吐露をおさえず、自分の価値観で生きてきた結果、現在の肉体がある。手入れが行き届いていないかのように見える、多少たるんでいる皮膚でさえ、セクシーに見せてしまう存在感という感じでしょうか。 嗜好の問題ですが、この日本はどちらかというとアメリカナイズされていて「ハリウッド的」といいましょうか、人工的な美を追いかけている風潮がありますね。男性がそれを求めるからなのか、女性がそれを目指しているからなのか、簡単に答えは出せない部分でしょうけれど。 ソフィー・マルソーの名言、実に素敵だな~と思うんです。 「個」が確立しているからこそ、出てくる言葉です。 でも、この日本ではむずかしいだろうな。。。残念ながら。 認めてくれる他者がいるからこそ、魅力って輝くのですもの。誰も認めてくれなければ、しぼむしかないわけです。 数年前に「フランス映画」をモチーフにして、「愛情」のあり方を1冊の本にまとめて出版しよう、と本気で考えていたものですが、いつしか日常に埋没し、忘却の彼方へ。。。しかし、潜在意識とは不思議なほど己の味方なのです。ある時期がくると、ちゃ~んと思い出すんですよね。なんとなくそれが気になって、引っかかって、素通りできなくなるんです。 非日常に埋没していた日々に、想いを馳せてみようかな....一日の終わりに。そんなことを思い始めています。
January 25, 2006
コメント(0)
IT文化がこれほどまでに「日常に浸透している」ということについて、ふと考えてみた。数年前までは、顔も知らない人とつながる方法ってあった?そんなこと、考えもしなかったんじゃないでしょうか。 迷惑メール、脅迫メール、すごく嫌なことも多いけれど、これほど浸透しているITが世界中からなくなることなど、絶対にありえない。生まれた時から、当たり前のようにそうした空気を吸い、ごく早いうちにパソコンに触れている小学生の思考回路は、宇宙人のごとく、すでに世代間のギャップなんていう言葉では語れないほどかけ離れているのだろう。 初めて「ディズニーランド」がフランスに出没した時、案外人気がなかったという話があるけれど、その国民性に「ハマる」「ハマらない」ということはやっぱりある。世界中からこれほど受け入れられているIT文化とは、考えてみると空恐ろしい。 「自分の存在を知ってもらいたい」 突き詰めると、このひと言に尽きる。おそらくそうなのだ。皆、自分のことを他者にわかってもらいたい、受け入れてもらいたい、影響を与えたい。人間が一人では生きていけないといわれる所以は、おそらくここにある。「一人では孤独である」ということ以前に、他者の存在があって初めて自身の存在価値がある、ということ。この事実に気づいた時、人は様々なことに納得がいく。 メルマガ ブログ ホームページ セミナー ワークショップ カルチャー講座 イベント 世の中、イベントだらけだ。それだけ日々が退屈で、人と接点を持ちたがっている、ということだろうか。一人でいるだけでは、心を動かされることは少ないし、感動を得ることはむずかしい。TVドラマや映画を観て、また本を読んで感動することはある。しかし、目の前で実際に起こっているドラマの方が絶対的なリアリティがある。「瞬間」をそこで実体験する、ということ。 私は現在「人間科学」学士取得のため、社会人大学生なのだが、「表現科学概論」という面白い講義で教授が語っておられた。 「21世紀の芸術文化は、その瞬間に起こって消えていくものが中心になる」と。 それ以前の「芸術」とは、「絵画」であり「彫刻」、「文学」だった。静止している芸術。その後、この100年ほどの間に発展・確立した映像という分野。「映画」はスピード感ある動きを楽しむことができるが、その動きは編集された結果の画像であり、あくまでも観客にはブラウン管を通して観るのみなので、やはり静止の芸術には違いない。 ITのネットサーフィンがこれだけ流行るのは、「今」この瞬間を誰かと共有している。この感覚がこたえられない、と感じるからではないだろうか。「つながっている」と感じられる。それが顔も知らない、話したこともない相手であっても。 つまり、孤独だから...?という言葉で片付けたくはないな、と思う。古今東西、人が孤独でなかった時代などないし、現代日本において特に人々が孤独であるとは言えないはずだ。しかし、ITという情報手段が瞬く間に世界を制覇してしまったことを思うと、人々のニーズは明らかに「隣近所との親密な深く狭い関係」より「バーチャルであっても広範囲での関係」を求めているのだ。 もっと言うと、「出会いは簡単にしかも広範囲」に求めたいが「実際は深く関わりたい」ということかもしれない。ただ、深く関わるためには相応のスキルというか、技術(人間的な力ということ)が必要なのだ。 スポーツも楽器演奏もそうでしょ?初心者のうちは、その部分の筋肉が鍛えられていないから、当然身体が反応しない。上手になって動けるはずがない。毎日の鍛錬と根気が必要だってこと、わかると思う。 「人間力」を高めることも、まったく同じことだ。それまでお手軽に生きてきてしまった場合、筋肉に相当する「感性」が育っていないのだから、上質なものが何なのかわからなくても不思議はないのだ。 「21世紀の芸術文化は『今』の瞬間に起こり、そして消えていくドラマが主体になる」ということと、ITのネットサーフィンの関連性を書こうと思ったが、ちょっと脱線してしまった。 ITを通じて簡単に発信できるようになってから「コトバ」の価値がなんとな~く安っぽく感じられるようになった、ということについて、次回に書きたいと思います。
January 20, 2006
コメント(4)
好きになった人を信じるのではなく、信じられる人を好きになりなさい---- いつか読んだ本の一文に書かれていた言葉。あぁその通りだなぁと思いました。人の性格は基本的には変わらないので、浮気をする人はやっぱりいつかは浮気をするし、誠実でない人が突然誠実になることはないからです。もちろん、天地がひっくり返るほどの衝撃的な事件や、深くえぐられるような哀しみを経験した後、その人が劇的に変化するということもあることはあります。しかし、そんなことは特殊なことなのであって、人は相手が変わるだろうことを期待してはいけないのです。 頭で理解しても、実際はそううまくはいかないのが人生であり、また、悩みが尽きないところなのです。たいがいの人は、自分が好きになった人を信じたいし、誠実だと思いたい。この人は特別な人であり、自分だけを愛しているのだと-----。 よく「フィーリング」って言いますね。付き合い始めたのはフィーリングが合ったからだと。これは本当のことだと思います。自分の中に同じような感覚、感性があって、そうした目には見えない波動が呼応して惹きあう。それがフィーリングです。フィーリングが合わなければ、そもそも「惹かれる」という現象は起こらない。自分自身を知っている人ほど、この感覚は敏感です。 しかし、「フィーリング」の他に、やはり私たちは一方では覚醒した視線で視て、意識を働かせなければならないのです。私たちは誰しも素直な美しい感情ばかりではなく、嫌悪するような悪感情だって持っている。無意識にはこれまでに経験した様々な感情がインプットされています。「憎しみ」「寂しさ」「哀しみ」「嫉妬心」----そうした感覚を強く相手に投影していないかどうか、惹かれているのは何故なのか、意識的に考えてみることも必要なのです。 あなたがもし、おつき合いしている恋人となぜかぶつかってばかり、幸せな感覚が持てない、どうもうまくいかない....という状態にあるなら、ちょっと思い出してみてください。出会った時期、あなたがどういう心理状態であったかを。 仕事がうまくいかなくて落ち込んでいた、失恋したばかりで寂しかった、別れた相手に憎しみを持っていた、すべてにやる気が起きなくなっていた、そういう時期ではなかったですか? もし、全てのことがまるでウソのようにうまく回っていて、エネルギーにあふれている時期に出会った人であるなら、その人とは長期的にお付き合いしたり将来へと結びつく可能性が高いと言えます。 一生のうちで、様々なことがうまく進み、絶好調で快調である時期というのは、そう何度も訪れるものではありません。その流れは自分自身で生み出すものではありますが、他力である大きな流れも大きいのです。常に自分自身の心だけは美しく磨いておくというのは、人生の最大の知恵でしょうね。 「好き」になるのは一向にかまわないのですが、「惚れる」というところまで深く進み、将来的なところまで考えるのなら、フィーリングだけの結びつきでは弱すぎます。 男女の間では「好き」という感情さえも、実にあやふやなもの。だからこそ、信じられる人を好きになる方が絶対に幸せですよね。
January 14, 2006
コメント(0)
類は友を呼ぶ----。 これは確かにそうで、周辺の人たちを見れば、自分の存在価値がわかろうというもの。 不思議なことに、起業家の周辺にはやはり社長が多いし、フリーターの周辺にはやっぱりフリーターが多いもの。イケメンの回りには同じようにカッコイイ男の子が、美女の友人には、それなりに綺麗な女の子が集まっていることが多いものなのです。もちろん、これは外見に限ったことではなく、心が同じように綺麗である、ということも言えますが。 知り合いの起業家。めちゃくちゃ顔が広く、人脈がある若き社長。プライベートタイムは夜の9時半以降から。それ以前は、いっさいプライベートの予定を入れることのないお忙し人。 彼の人脈リストには圧倒的に社長が多く、ふらふら自分探しをしているフリーターなんて1人もいない。「夢を追いかけることは悪くはないけど、じゃあ、それをいつまでと区切ってやるかだよ。男が30も過ぎてまだ叶わない夢を追いかけてるなんて、そりゃただのアホ」 彼は、こう断言する。 私の周辺には、「30も過ぎてるけれど、まだまだ自分探しの旅を終えられず、夢を追いかけてフリーターをしている輩」が少なからずおります。 それは「ダンス」だったり「演劇」だったりするが、その本業では食べられない。それだけは共通していて、皆さん、アルバイトをしていたり、自宅を離れられなかったり......。 この日本では、比類なき才能の持ち主にはスポンサーがつき、生活の面倒を見てもらいながら芸事に熱中する、という話はまず100%に近いほど聞くことはありません。よほど才能に自信のある人は、NYへ行ったりして成功するということもあるようですが、やっぱりそれは氷山の一角でしょう。 つまり、日本では「芸術」を仕事にしてそれを生活の糧にするという道は、まずほとんど閉ざされている、と言えるのです。 裕福というわけではなく、確実に!という才能を持ち合わせているとも言えず、しかし、「好きで好きでたまらず、どうしてもこれを仕事にして生きていきたい!」というアーティストたちは、一体どのようにして生きていったらよいのでしょうか。 「結婚」------この二文字には、やはり威力があるようですね。 結婚したいと思う彼女ができた、という理由で就職先を探しはじめる男性は多いみたいです。これはこれで、よいことなのではないでしょうか。だって、「結婚」とは「責任」ですからね。 では、女性はどうなのでしょうか。女性にしても理解ある配偶者をゲットするのは、相当むずかしそう。今の時代、女性を経済的に支えられる男性なんて稀少価値ですしね。 答えを出すことはできない話なのですが、私が思うところの結論は、こういうことです。 「好きなことを追いかけるためにこそ、安定した職を持つこと」。 かなえたい夢がある人こそ、お金で苦労をしない人生を早い時期から考えるべき。お金の苦労は、心身ともに疲労しますから。イヤな仕事を時間で区切って我慢する精神的苦痛は、肉体疲労にまでおよび、結局のところ当初の夢が色あせてきてしまうのです。人間は、それほど強くはないですから。 なので、若い時期、20代のうちに安定的職業の基盤をある程度つくっておくことをおすすめします。がむしゃらに打ち込んでいるうち、自分自身の新たな適職が見つかる場合もありますしね。 自身の才能に絶対的自信がある!というごく稀少の人を除いては、若い頃に好きなことだけをがむしゃらに追いかけるのではなく、若い頃にこそ、生活の糧とすべき職業の基盤を真剣に考えていただきたい。そうして培った余裕が余暇を生み出します。その時間でアートを楽しむ。これでは不十分でしょうか? 毎日毎日不安にさいなまれる生活より、よほど心身ともにくつろげると思うのですが、いかがでしょうか。 どんな仕事にも、日常生活にも「アート」を取り入れることは可能だと思うんです。そうして生活そのものを楽しむことが「アール・ド・ウ゛ィーブル」であります。不確実な「好きなこと」を「これこそが芸術だ!」と主張し、フリーター生活を続けながら肩身の狭い思いをするよりは、こちらの方がよほど楽しいのではないかなぁ。。。アーティストの皆さま、異論を承知ながら私はそんな風に思うのであります。 この世の中に「アート」はあふれているのですから。
January 2, 2006
コメント(0)
全4件 (4件中 1-4件目)
1
![]()
