Jul 19, 2005
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カテゴリ: 詩集『漂流』



七月の雨上がり
ゆうるりと虫の声

薄明かりの月の夜
涼風に誘われて

やすらぎにふれようと
水面の月をひとすくい

指の隙間を 零れ落ちる
月の宿る 銀しずく

両手にのこる
小さな海は

あの天を映しだし
やがて儚く消えてゆく

七月の雨上がり
ゆうるりと虫の声

薄明かりの夜の闇を
見上げればせつなくて


(2005/07/19)


めぼしいネタがなかった為、 久しぶりの詩(笑)。
七月って昼はあんなに明るくて暑くて鬱陶しいくらいなのに、
その反面、夜はなんだかもの寂しい気がする。
不思議な感じ。。。






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最終更新日  Jul 20, 2005 03:03:33 AM
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