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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。狭心症や心筋梗塞などの再発予防には、「地中海食」のほうが「低脂肪食」よりも効果が高いことが、スペインで行われた大規模無作為化試験(*1)で明らかになりました。7年間の追跡で、地中海食を続けた人たちの再発リスクは、低脂肪食の人たちの4分の3以下に抑えられたことがわかりました。日本食らしい食事を取っている人は認知症のリスクが低いことが知られていますので、日本人は日本食に地中海食のよい点を加えるのがよさそうです。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「heisei28令和元年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************狭心症や心筋梗塞などの再発予防には、「地中海食」のほうが「低脂肪食」よりも効果が高いことが、スペインで行われた大規模無作為化試験(*1)で明らかになりました。7年間の追跡で、地中海食を続けた人たちの再発リスクは、低脂肪食の人たちの4分の3以下に抑えられていました。低脂肪食か地中海食に割り付けて7年間追跡心筋梗塞や脳卒中などの心血管疾患を発症して治療を受けた人は、再発リスクを減らすために、動脈硬化の進行を抑えて血栓形成を予防しなければなりません。具体的には、心血管疾患の危険因子である高血圧、高血糖、脂質異常症に対する治療薬を処方されたり、禁煙、減量といった生活改善を指示されたりします。では、食事はどのようなものが好ましいのでしょうか。心血管疾患の発症予防には、低脂肪食(脂肪の摂取量を抑えた食事)と地中海食(オリーブオイルや魚介類などを多く摂取する食事)のどちらも好ましい食事法として知られています。しかし、心血管疾患の「再発予防」における効果を調べた、大規模で質の高い研究はありませんでした。そこでスペインの研究者たちは、長期にわたる無作為化試験を行って、これら2つの食事法の再発予防効果を比較することにしました。スペインの大学病院で、冠動脈疾患(心筋梗塞または狭心症)の経験がある20~75歳の患者で、過去6カ月間は冠動脈疾患関連の症状を経験しておらず、他に重症の疾患を持たない人を登録して、地中海食または低脂肪食に割り付けて7年間追跡しました。食事の内容に関する栄養士の指導は、6カ月ごとの対面と2カ月ごとの電話で行い、3カ月に1回はグループセッションも行いました。地中海食は、脂質からのエネルギー摂取を総エネルギー摂取量の35%以上(一価不飽和脂肪酸が22%、多価不飽和脂肪酸が6%、飽和脂肪酸からの摂取は10%未満)とし、たんぱく質からのエネルギー摂取は15%、炭水化物からのエネルギー摂取は50%以下としました(*2)。低脂肪食は、脂質からのエネルギー摂取を全体の30%未満とし(一価不飽和脂肪酸が12~14%、多価不飽和脂肪酸が6~8%、飽和脂肪酸が10%未満)、たんぱく質からのエネルギー摂取は15%、炭水化物からのエネルギー摂取は55%以上としました。どちらもコレステロールの摂取量は1日あたり300mg未満になるよう調整しました。また、エネルギー摂取量には制限は設けず、運動の推奨は行いませんでした。それぞれ摂取を推奨する食品にも違いがあり、例えば、地中海食ではバターやマーガリンの摂取は認めず、ワインについては、日常的に飲酒している人に対して、女性は1日にグラス1杯、男性は1日にグラス2杯まで認めました。一方低脂肪食では、バターやマーガリンは週に1皿以下とし、ワインの摂取は認めない、としました。それぞれの食事法に対する遵守率(食事法に関する指示にどの程度従うことができていたかどうか)はそれぞれ、0~14ポイント制のMediterranean Diet Adherence Screener(MEDAS)と0~9ポイント制の低脂肪食遵守度調査を用いて、年1回評価しました。いずれの評価指標も、高スコアほど遵守度が高いことを意味します。*1 Delgado-Lista J, et al. Lancet. 2022 May 14;399(10338):1876-1885.*2 一価不飽和脂肪酸はオリーブオイルに含まれるオレイン酸、多価不飽和脂肪酸はαリノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)などが代表例。不飽和脂肪酸は動物性の脂肪に含まれる。地中海食群は低脂肪食群に比べ25~28%のリスク減少2009年10月1日から2012年2月28日までの期間に、条件を満たした1002人(平均年齢59.5歳、82.5%が男性)を登録し、500人を低脂肪食に、502人を地中海食に割り付けました。2018年7月1日まで追跡したところ、全体の13%に相当する132人が、割り付けられた食事法を継続できていませんでした。うち46人は地中海食群、86人は低脂肪食群で、これら人数には統計学的に有意な差が見られました。割り付けられた食事法を開始した時点の遵守度は、地中海食群が8.78ポイント、低脂肪食群は3.81ポイントでした。1年後には両群ともに遵守度が上昇しており、スコアは、地中海食群で1.99ポイント、低脂肪食群では2.53ポイント高くなっていました。それ以降の期間も、スコアは小さいながらさらに上昇し、地中海食群では11~12ポイントに維持され、低脂肪食群は6ポイント半ばから7ポイントを少し超えたあたりまでのレベルを維持していました。7年間追跡して、心筋梗塞、血行再建術(冠動脈バイパス術や経皮的冠動脈形成術)施行、虚血性脳卒中(脳梗塞)、末梢動脈疾患、心血管疾患による死亡を合わせた「心血管複合イベント」の発生の有無を調べました。イベントは計198人に発生、うち87人が地中海食群で、111人は低脂肪食群であり、1000人-年あたりの粗の発生率はそれぞれ、28.1と37.7で、差は有意でした。年齢、性別、動脈冠疾患の家族歴、喫煙習慣、BMI(体格指数)、LDLコレステロール値、糖尿病、高血圧、追跡期間中の体重と運動量の変化などを考慮して分析したところ、低脂肪食群に比べ地中海食群のほうが、複合イベントを経験するリスクが有意に低いことが明らかになりました。考慮する項目の数を変更するなどして、複数種類の分析を行ったところ、低脂肪食と比較した場合の地中海食によるリスク減少は25%から28%の範囲になり、すべて有意差を示しました。サブグループ解析を行ったところ、冠動脈疾患の家族歴がない人、試験に参加した時点で70歳未満だった人、試験参加時点で高血圧ではなかった人、LDLコレステロールが100mg/dL未満だった人において、低脂肪食と比較した地中海食の利益が有意に大きくなっていました。また、地中海食の利益は男性で大きく、リスク減少は32~33%になりました。多くの参加者を無作為に割り付けて十分な長さの追跡を行ったこの試験は、エビデンス(科学的根拠)レベルの高いものであり、心血管疾患の再発予防における、低脂肪食に対する地中海食の優越性を示しました。大西淳子(おおにし じゅんこ)医学ジャーナリスト筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。(出典:日経グッディ)
2022/07/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。筋トレ(筋力トレーニング)を習慣にしている人において、死亡リスク、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患のリスク、がんのリスクが最も低下するのは「1週間に30分から60分程度」行った場合であることが、複数の研究のデータを統合解析した研究で明らかになりました。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2019年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチ6を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は109・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は126・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は144しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなる・古代から活動的な個体に健康・長寿を授けているそして、サルコペニア、さらに進んでフレイルとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ4、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************筋トレ(筋力トレーニング)を習慣にしている人において、死亡リスク、脳卒中や心筋梗塞などの心血管疾患のリスク、がんのリスクが最も低下するのは「1週間に30分から60分程度」行った場合であることが、複数の研究のデータを統合解析した研究(*1)で明らかになりました。週に30~60分を超えて筋トレを行うと、これらのリスクの低下幅は小さくなっていました。筋トレを習慣にする人は死亡リスクが低下ここ数年、筋トレに高い関心が寄せられています。筋トレに取り組む目的としては、外見を良くしたい、筋肉量を増やして太りにくい体にしたい、丈夫な足腰を維持したい、老化予防、ストレス解消、自己肯定感を高めたい、などいろいろありますが、筋トレが病気や死亡の予防につながるかどうかについては、これまで、一貫した結果は示されていませんでした。そこで東北大学の門間陽樹氏らは、これまでに報告された複数の研究のデータを利用して、筋トレと死亡リスク、および心血管疾患(心筋梗塞や脳卒中)、がん、糖尿病の発症リスクとの関係を調べることにしました。対象としたのは、文献データベースに2021年6月までに登録されていた研究で、がんなどの重症の疾患や障害を持たない18歳以上の人たちを2年以上にわたって追跡し、筋トレと健康の関係について検討していたものです。データを統合解析するために、複数の論文が報告していた転帰(総死亡〔あらゆる原因による死亡〕、心血管疾患、あらゆるがん、糖尿病、結腸がん、腎臓がん、膀胱がん、肺がん、膵臓がん)を分析対象に選びました。2012年から2020年に発表された、16件の研究が条件を満たしました。多くが米国で行われており、ほかには、イングランドとスコットランド、オーストラリア、日本で行われた研究が含まれていました。最長追跡期間は25.2年、参加者の年齢は18歳から97.8歳で、12件は男性と女性の両方を、2件は男性のみ、3件は女性のみを対象としていました。有酸素運動や他の運動の影響が及ばないよう考慮した上で分析した結果、筋トレを習慣とする人では、総死亡リスク、および心血管疾患、あらゆるがん、糖尿病、肺がんの発症リスクが10~17%低下していました。筋トレとの関係が有意にならなかったのは、結腸がん、腎臓がん、膀胱がん、膵臓がんでした(表1)。*1 Momma H, et al. Br J Sports Med. 2022 Feb 28;bjsports-2021-105061.死亡リスクが最も減少するのは週に30~60分続いて、筋トレの実施時間とリスク低下幅の関係を検討しました。総死亡、心血管疾患、あらゆるがん、糖尿病の発症のリスクについて、1週間あたりの筋トレ時間が10分増加するごとのリスクの変化を分析することができました。その結果、総死亡、心血管疾患発症、がん発症のリスクと筋トレ時間の関係はJ字カーブを描き、1週間に30~60分の人たちにおいてリスクは最小となりました(表1)。表1 筋トレをする人たちのリスク低下(出典: Br J Sports Med. 2022 Feb 28;bjsports-2021-105061.)筋トレ時間がそれよりも長くなるとリスク低下幅は小さくなり、週におおよそ100~120分になると、筋トレを全くしない人々との間の差は有意ではなくなりました。さらに筋トレの時間が延びると、週に170分あたりから死亡リスクが、190分あたりから心血管疾患の発症リスクが、筋トレを全くしない人よりも有意に高くなっていました。がん発症リスクについては、今回分析が可能だった、最大で週に150分程度の筋トレではリスク上昇は有意にはならず、上昇傾向を示すにとどまりました。一方で、糖尿病と筋トレの関係はL字カーブに近く、筋トレ時間が長くなるほどリスクは低下する傾向を示しました。糖尿病リスクの低下は、1週間の筋トレ時間が60分になるまで急速に大きくなりましたが、それ以降はゆるやかな低下を示しており、筋トレがもたらす糖尿病リスク低下の恩恵のほとんどは、週に60分の筋トレにより得られることが示唆されました。著者らはさらに、筋トレと有酸素運動の組み合わせの影響を、それらを行わない人と比較しました。その結果、筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、総死亡、心血管疾患、がんのリスク低下は28~46%となり、相加効果が得られていました(表1)。今回得られた結果は、筋トレが健康に長期的な利益をもたらすこと、有酸素運動との組み合わせによってさらに利益が増すことを示した一方で、やり過ぎは健康被害をもたらす可能性があることを示唆しました。大西淳子(おおにしじゅんこ)医学ジャーナリスト大西淳子(おおにしじゅんこ)筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。(転載:日経グッディ)
2022/05/19
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。お酒の飲み過ぎが病気につながることはよく知られています。1日にビールのレギュラー缶1本(350mL、純アルコール14g程度)前後の量であっても、習慣的な飲酒は脳に悪影響を及ぼす恐れがあることが、英国の中高年者約3万7000人を対象とした研究で示されましたそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究少ない量でも飲酒はがんにつながる!? 日本の研究からわかったこと禁酒はどのぐらいの期間で変化と効果がでる? 肝臓のためにできる事!週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】**************************** 1日にビールのレギュラー缶1本(350mL、純アルコール14g程度)前後の量であっても、習慣的な飲酒は脳に悪影響を及ぼす恐れがあることが、英国の中高年者約3万7000人を対象とした研究(*1)で示されました。◆少量の飲酒も脳に悪影響? 結果は相反していた日常的な大量飲酒は、心血管疾患(脳卒中や心筋梗塞)や栄養不足、がん、老化などのリスクを高めることに加えて、脳の構造の好ましくない変化とも関係することが知られています。ただし、少量から中等量の飲酒が脳の構造に悪影響を及ぼすかどうかは明らかではなく、これまでに行われた研究では、相反する結果が得られていました。そこで、米ウィスコンシン大学マディソン校のRemi Daviet氏らは、英国で行われている長期にわたる観察研究「UKバイオバンク」から大規模なデータを得て、精度の高い分析を行うことにしました。UKバイオバンクは、2006年から2010年にかけて40~69歳の50 万人を全国から募集し、さまざまな検査や測定を行って、その後の健康状態を追跡しています。参加者からは質の高い頭部MRI画像も得ており、世界最大規模の脳イメージングデータを研究者たちに提供しています。今回は、イメージングデータに加えて、飲酒習慣などの必要な情報がそろっていた3万6678人分のデータを分析対象としました。女性が52.8%で、女性の平均年齢は63.09歳、男性の平均年齢は64.42歳でした。2006人の女性と899人の男性は非飲酒者で、それらも含めた全体の日常的な飲酒量の平均は、女性が1日0.87単位、男性は1日1.49単位でした(*2)。*1 Daviet R, et al. Nat Commun. 2022 Mar 4;13(1):1175.*2 英国における飲酒量の1単位は、純アルコール8g。日本の厚生労働省は、純アルコール20g程度を1日の適量としている。◆純アルコール8gを超える飲酒者は灰白質などが縮んでいたMRI画像に見られる脳の灰白質全体の体積と白質全体の体積は、飲酒量が増えるほど小さくなっていました。結果に影響する可能性のある要因(年齢、身長、性別、喫煙歴、社会経済的地位、遺伝的な背景など)を考慮した分析を行ったところ、1日に1単位(純アルコール8g)を超えて飲酒する全ての人において、それらの体積は有意に減少していました。男性、女性を分けて分析しても、同様の結果になりました。飲酒なし、または1日1単位以下の場合は、有意な変化は見られませんでした。灰白質については、全灰白質のほぼ90%の領域の体積に飲酒は悪影響を及ぼすことが示唆されました。部位別に体積の減少と日常的な飲酒の関係を検討したところ、前頭葉、頭頂葉、島皮質、側頭部、帯状回、被殻、扁桃体、脳幹で、それらの関係は強力でした。続いて、白質の微細構造と飲酒の関係について検討したところ、飲酒量が増えるにつれて、白質の微細構造が不健康な状態になっていました。具体的には、神経線維が集まって走行しているいくつかの部位に、飲酒による統合性の低下(*3)が見られました。今回の研究結果は、英国人においては、性別に関わりなく、1日に1単位を超える飲酒の継続は脳のマクロ構造(脳全体または各部の体積)と微細構造(白質統合性)に好ましくない変化をもたらす恐れがあること、飲酒量が増えればその関係は強力になることを示唆しました。*3 MRI画像に基づく分析において、神経線維が一方向に整然と走行し、適切に髄鞘化されている状態を「白質統合性が高い」と見なす。大西淳子(おおにしじゅんこ)医学ジャーナリスト大西淳子(おおにしじゅんこ)筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。
2022/04/21
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私の知人のメルマガを転載いたします。ここから転載。本間真二郎医師にお話しを伺いました。本間先生は著書『新型コロナ ワクチンよりも大切なこと』でご存知の方もいらっしゃるかと思いますが米国国立衛生研究所でウイルス・ワクチンを実際に作っていた(研究されていた)だけあってとても重要な内容でした。 シェアさせていただきますね! ◆新型コロナウイルス感染症の特徴・無症状者がとても多い・20歳未満の死亡はない・通常の健康な人にとっては症状の強い風邪程度 ◆コロナはなくならない・コロナはどんな対策をしても ワクチン接種を徹底しても 今後も流行と収束を繰り返す(第何波でもくる、次々に変異株が出現する) ◆コロナは怖い病気ではない・若年者、健康な人、 通常の免疫力がある人 にとっては怖い病気ではない・高齢者や基礎疾患のある人は 死に至ることがあるが、 それは風邪、インフルエンザも同じ・日本では重要度はインフルエンザと同等か、それ以下・日本人の死因ランキングは 新型コロナは26位(80代以上でも、99.925932%) ◆新型コロナウイルスは特に子どもは限りなく安全・未だに日本での20歳未満の死亡は1人(海外でもほぼ同様の傾向)・インフルエンザでは 小児には重篤な脳炎脳症があるが コロナにはない ◆新型コロナワクチンの接種を慎重にすべき理由・軽い症状にワクチンは不要(特に子どもや健康者)・人に使われたことのない 初めてのタイプのワクチン・治験中で効果や安全性は全く不明(どんな副作用があっても不思議ではない)・遺伝子ワクチンは人の遺伝子に影響する可能性・ワクチンを接種しても 感染や人に移すことを防げない・ウイルスは変異するので 毎年打つことになる・ワクチン接種を繰り返すほど 累積的に副作用が増大する(長期的弊害)・ワクチン接種後の死亡報告が インフルエンザと比較して非常に多い(数10倍) ◆マスクは必要か???・ウイルスはマスクでは防げない(マスクの隙間よりウイルスのサイズは1/50)・二酸化炭素濃度の上昇により 頭痛、めまい、倦怠感、吐き気などの症状を招く(日本小児科学会にもマスクの問題について記載がある) ◆微生物は敵ではなく必要・不自然なモノを分解して土(地球)に戻す。 ↓ 死んだモノ 病気のモノ 痛んだモノ 役割を終えたモノ・健全なモノは分解せず エネルギー(命)を供給する・微生物は地球の大きな循環 (分解と創造)の要であり なくてはならない存在・人に害をなす微生物(病原微生物)は 微生物全体の極々わずか(1%以下)・人間の免疫系の正常な発達と維持には 微生物との接触が必要 現在病の根本は微生物を遠ざけていること ↓ アレルギー 自己免疫疾患 うつ 生活習慣病など ◆新型コロナウイルス感染症の経過は自己軸の問題・ウイルスの問題ではなく ウイルスをもらった人の問題・ウイルスをもらっても 感染するか 発症するか 重症化するか 死亡するか 後遺症が出るかは 全てウイルスではなく 自分の免疫の問題・感染しないことよりも 感染しても大丈夫な 生活をすることが重要 ◆免疫力、抵抗力、解毒力を上げる方法・自然に沿った生活をする・腸内細菌を元気にする生活 環境を破壊しない生活に要約される・日本人には 日本的で伝統的な昔ながらの生活が良い・病気にならないためには 日常生活(食事、生活、メンタル)が大切 ◆コロナ騒動の正体・少し症状の強い風邪の ウイルスの1つをピックアップして 徹底的にPCR検査をして 情報統制を行ないながら 良い情報をカットして 悪い情報のみを流し続けると 今回の様な騒動になる ◆今後の予想と対策・コロナはまったく怖くない・怖いのは、コロナ対策、情報(思考)汚染・今後同調圧力が強くなっても 自己軸を守り、社会とも協調すること・何があっても大丈夫なカラダと 体制(共同体)を整えておく・本質を見抜けば、本当は希望に向かっている
2022/02/02
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。お酒の飲み過ぎが病気につながることはよく知られています。1日にビールのレギュラー缶1本(350mL、純アルコール14g程度)前後の量であっても、習慣的な飲酒は脳に悪影響を及ぼす恐れがあることが、英国の中高年者約3万7000人を対象とした研究で示されましたそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順量にかかわらず飲酒は脳に悪影響 英研究少ない量でも飲酒はがんにつながる!? 日本の研究からわかったこと禁酒はどのぐらいの期間で変化と効果がでる? 肝臓のためにできる事!週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】**************************** 1日にビールのレギュラー缶1本(350mL、純アルコール14g程度)前後の量であっても、習慣的な飲酒は脳に悪影響を及ぼす恐れがあることが、英国の中高年者約3万7000人を対象とした研究(*1)で示されました。◆少量の飲酒も脳に悪影響? 結果は相反していた日常的な大量飲酒は、心血管疾患(脳卒中や心筋梗塞)や栄養不足、がん、老化などのリスクを高めることに加えて、脳の構造の好ましくない変化とも関係することが知られています。ただし、少量から中等量の飲酒が脳の構造に悪影響を及ぼすかどうかは明らかではなく、これまでに行われた研究では、相反する結果が得られていました。そこで、米ウィスコンシン大学マディソン校のRemi Daviet氏らは、英国で行われている長期にわたる観察研究「UKバイオバンク」から大規模なデータを得て、精度の高い分析を行うことにしました。UKバイオバンクは、2006年から2010年にかけて40~69歳の50 万人を全国から募集し、さまざまな検査や測定を行って、その後の健康状態を追跡しています。参加者からは質の高い頭部MRI画像も得ており、世界最大規模の脳イメージングデータを研究者たちに提供しています。今回は、イメージングデータに加えて、飲酒習慣などの必要な情報がそろっていた3万6678人分のデータを分析対象としました。女性が52.8%で、女性の平均年齢は63.09歳、男性の平均年齢は64.42歳でした。2006人の女性と899人の男性は非飲酒者で、それらも含めた全体の日常的な飲酒量の平均は、女性が1日0.87単位、男性は1日1.49単位でした(*2)。*1 Daviet R, et al. Nat Commun. 2022 Mar 4;13(1):1175.*2 英国における飲酒量の1単位は、純アルコール8g。日本の厚生労働省は、純アルコール20g程度を1日の適量としている。◆純アルコール8gを超える飲酒者は灰白質などが縮んでいたMRI画像に見られる脳の灰白質全体の体積と白質全体の体積は、飲酒量が増えるほど小さくなっていました。結果に影響する可能性のある要因(年齢、身長、性別、喫煙歴、社会経済的地位、遺伝的な背景など)を考慮した分析を行ったところ、1日に1単位(純アルコール8g)を超えて飲酒する全ての人において、それらの体積は有意に減少していました。男性、女性を分けて分析しても、同様の結果になりました。飲酒なし、または1日1単位以下の場合は、有意な変化は見られませんでした。灰白質については、全灰白質のほぼ90%の領域の体積に飲酒は悪影響を及ぼすことが示唆されました。部位別に体積の減少と日常的な飲酒の関係を検討したところ、前頭葉、頭頂葉、島皮質、側頭部、帯状回、被殻、扁桃体、脳幹で、それらの関係は強力でした。続いて、白質の微細構造と飲酒の関係について検討したところ、飲酒量が増えるにつれて、白質の微細構造が不健康な状態になっていました。具体的には、神経線維が集まって走行しているいくつかの部位に、飲酒による統合性の低下(*3)が見られました。今回の研究結果は、英国人においては、性別に関わりなく、1日に1単位を超える飲酒の継続は脳のマクロ構造(脳全体または各部の体積)と微細構造(白質統合性)に好ましくない変化をもたらす恐れがあること、飲酒量が増えればその関係は強力になることを示唆しました。*3 MRI画像に基づく分析において、神経線維が一方向に整然と走行し、適切に髄鞘化されている状態を「白質統合性が高い」と見なす。大西淳子(おおにしじゅんこ)医学ジャーナリスト大西淳子(おおにしじゅんこ)筑波大学(第二学群・生物学類・医生物学専攻)卒、同大学大学院博士課程(生物科学研究科・生物物理化学専攻)修了。理学博士。公益財団法人エイズ予防財団のリサーチ・レジデントを経てフリーライター、現在に至る。研究者や医療従事者向けの専門的な記事から、科学や健康に関する一般向けの読み物まで、幅広く執筆。
2021/10/21
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。お酒の飲み過ぎが病気につながることはよく知られています。英オックスフォード大学の研究者らが観察研究した英国内2万5000人の結果によれば、飲酒に「安全な」レベルというものは存在せず、アルコールの摂取が増えればそれに関連して脳の健康は悪化するとの新たな研究結果が発表されました。その度合いは喫煙など他の多くのリスク要因を上回るそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順少ない量でも飲酒はがんにつながる!? 日本の研究からわかったこと禁酒はどのぐらいの期間で変化と効果がでる? 肝臓のためにできる事!週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************飲酒に「安全な」レベルというものは存在せず、アルコールの摂取が増えればそれに関連して脳の健康は悪化するとの新たな研究結果がこのほど発表された。 この未査読の観察研究では、英オックスフォード大学の研究者らが英国内の2万5000人からアルコールの摂取量を申告してもらい、各自の脳の断層写真との関連を調べた。 オックスフォードの上級臨床研究者で論文の筆頭著者を務めたアニヤ・トピワラ氏によれば、調査の結果、飲酒が脳の灰白質に影響を及ぼしていることが分かった。灰白質とは、脳の中で情報を処理する重要な部位を構成する領域を指す。 トピワラ氏は電子メールで「酒量が増えるほど、灰白質の容量は小さくなる」「脳容量は年齢とともに縮小するが、その度合いは認知症でより深刻化する。脳が小さくなれば、記憶に関するパフォーマンスの低下にもつながる」と説明した。 研究チームは特定の飲酒パターンや酒の種類、その他の健康条件によってアルコールが脳に及ぼす影響が変化するかどうかも検証した。 その結果、飲酒に「安全な」レベルは存在せず、どれだけ少量でもアルコールを摂取すればその分脳の健康は悪化することが分かった。また酒の種類で悪化の度合いが変わる証拠は見つからなかったとした。 一方で高血圧や肥満、大量飲酒といった特定の条件が加わることでリスクがより高まる可能性はあると付け加えた。 「飲酒は『適量』なら無害もしくは何らかの予防効果さえあると考える人があまりに多い」「認知症のような神経変性疾患の『治療法』がまだ見つかっていない以上、脳損傷を防ぎ得る要因について知ることは公衆衛生にとって重要だ」(トピワラ氏) 量にかかわらずアルコールの摂取には健康リスクがあることは過去の研究でも指摘されてきた。 ロンドン大学キングス・カレッジの客員臨床研究員で高齢者の精神医学を専攻するトニー・ラオ氏はCNNの取材に答え、今回の研究結果について、サンプルの多さから偶然表れたものとは考えにくいとの見方を示した。 同氏は過去の研究にも共通する傾向がみられるとしたうえで、たとえリスクの低い飲み方であってもアルコール摂取は脳への悪影響という意味で従来の想定以上の役割を果たしていることが証明されたと分析。その度合いは喫煙など他の多くのリスク要因を上回ると述べた。(出典:CNN)
2021/05/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。野菜や果物、オリーブオイル、魚が豊富な、いわゆる地中海食と呼ばれる食事スタイルは、認知機能の低下を防ぐ可能性があることを示唆する研究結果が「Neurology」に、5月5日掲載されました。日本食らしい食事を取っている人は認知症のリスクが低いことが知られていますので、日本人は日本食に地中海食のよい点を加えるのがよさそうです。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「heisei28令和元年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************野菜や果物、オリーブオイル、魚が豊富な、いわゆる地中海食と呼ばれる食事スタイルは、認知機能の低下を防ぐ可能性があることを示唆する研究結果が「Neurology」に、5月5日掲載された。アルツハイマー病の特徴とされるアミロイドβやタウタンパク質の蓄積および認知機能と、食習慣の関連を調べた結果である。筆頭著者であるドイツ神経変性疾患センターのTommaso Ballarini氏は、「地中海食は神経変性から脳を保護するように働き、認知症発症リスクを抑制するのではないか。因果関係の証明と根底にあるメカニズムの解明のため、今後の研究が期待される」と語っている。Ballarini氏らは、ドイツで実施されている認知機能障害と認知症に関する縦断研究のデータを用いて横断的解析を行った。解析対象数は512人(平均年齢69.5±5.9歳)で、169人はアルツハイマー病(AD)のリスクを有さず、他の343人は何らかのADリスクを有していた(AD近親者53人、軽度認知障害81人、脊髄小脳変性症209人)。148品目の食品の摂取状況を質問する食事アンケートの回答に基づいて、研究参加者の食生活の地中海食らしさをスコア化し判定するとともに、認知機能検査を実施。さらに226人については髄液検査を施行して、ADのバイオマーカーであるアミロイドβやタウタンパク質のレベルを調べた。年齢や性別、教育歴などの影響を統計学的に調整した後、地中海食に近い食生活を送っている人ほど、アミロイドβやタウタンパク質の蓄積が少ないことが明らかになった。具体的には、地中海食スコアが1点高いごとにAβ42/Aβ40比(低いほどアミロイドβの蓄積を意味する指標)が高く(β=0.003、P=0.008)、タウタンパク質は少ない(β=-1.96、P=0.004)という相関が示された。また、地中海食スコアと記憶力との相関も認められた(β=0.03、P=0.038)。これらの変化は、約1年分の加齢変化に相当すると考えられた。なお、地中海食スコアとこれらの変化との関連は、ADの遺伝的なリスク因子(ApoE4)を保有しているか否かにかかわらず、一貫して認められた。著者らはこの研究の限界点の一つとして、地中海食スコアを研究参加者の自己報告に基づいて判定したため、精度が十分高いとは言えない点を挙げている。その上でBallarini氏は、「地中海食の順守は、ADのリスク関連マーカーレベルが低いことや記憶力の高さと関連がある」と結論付けている。この報告について米アルツハイマー協会のHeather Snyder氏は、「ADのリスクを低下させる生活習慣は、食生活に限ったことではない」と説明する。同氏によると、運動習慣もまたADのリスクを低下させるという。「重要なことは、何か一つの生活習慣がADリスクを抑制するのではなく、恐らく複数の習慣の組み合わせが相乗効果をもたらしているという点だ」と同氏は語り、その組み合わせを特定する研究の必要性を指摘する。またSnyder氏は、「地中海食をはじめとする健康的とされる食習慣は、いずれもADリスクの低さとの関連が認められる。それらの食習慣の共通点は栄養バランスに優れていることであり、結果として脳が必要としている栄養素の供給が満たされる。『これが正しい』という食生活はない。必要な栄養素をまんべんなく適量摂取するとともに、活動的な日々を送ってほしい」とアドバイスしている。(出典:HealthDay News)
2021/05/17
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コロナ騒動は続いてします。ワクチンが輸入され、ワクチンの接種が始まっています。ワクチンの効果や安全性には疑問の声もあり、私は的を射た健康管理を習慣にしていますので免疫力が高いので接種しないことに決めています。強い圧力があった時のために書類を作り、アップしましたので、ご参考になれば幸いです。
2021/04/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本食らしい食事を取っている人は認知症のリスクが低いことが知られています。しかし、その食生活を維持せずに、日本食パターンから遠い食生活に変化してしまった人は認知症リスクが上昇してしまうことが、3,000人以上の日本人を追跡した結果から明らかになったそうです。反対に、日本食パターンに近い食生活に変化した人は、認知症リスクが低下するという結果が示されました。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「heisei28令和元年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************日本食パターンの食事(日本食らしい食事)を取っている人は認知症のリスクが低いことが知られている。しかし、その食生活を維持せずに、日本食パターンから遠い食生活に変化してしまった人は認知症リスクが上昇してしまうことが、3,000人以上の日本人を追跡した結果から明らかになった。反対に、日本食パターンに近い食生活に変化した人は、認知症リスクが低下するという結果だ。この研究は、東北大学大学院医学系研究科公衆衛生学分野の陸兪凱氏、辻一郎氏らの研究グループが行ったもので、詳細は「Clinical Nutrition」に12月5日掲載された。これまでにも同研究グループの報告から、一時点の食事パターンと認知症リスクとの関連が示されていた。しかし、観察対象者を一定期間追跡する縦断研究から、食事パターンの変化と認知症リスクとの関係が示されたのは今回が初めてという。陸氏らはこの研究に、1994年実施の「大崎国保コホート研究」と2006年実施の「大崎市市民健康調査」のデータを用いた。この2回の調査の両方に協力していた人から、死亡者、転居者、既に要介護認定を受けていた人、食事アンケートに回答しなかった人などを除外した3,146人(ベースライン時の平均年齢74.0±5.4歳、男性46.4%)を解析対象とした。日本食らしさの評価には、8項目からなる日本食指数(the 8-item Japanese Diet Index;JDI8)スコアを用いた。これは、米飯・みそ汁・海藻・漬物・緑黄色野菜・魚・緑茶の摂取量が多い場合に加点、牛肉または豚肉の摂取量が多い場合に減点して、合計0~8点のスコアで評価するもの。点数が高いほど日本食パターンに近い(日本食らしい)食生活と判定される。今回の研究では、1994年調査と2006年調査のJDI8スコアを比較して、2点以上低下した人(584人)、1点低下した人(599人)、変化がなかった人(784人)、1点増加した人(635人)、2点以上増加した人(544人)の5群に分けて、認知症のリスクを検討した。2回の調査期間中にJDI8スコアが2点以上低下した人(日本食パターンでない食生活に大きく変化した人)は、喫煙習慣があり、摂取エネルギー量や歩行時間が少なく、高血圧や糖尿病・心筋梗塞の既往のある人が多かった。1万4,336人年(平均5.0±1.4年)の追跡で231人(7.3%)が認知症を発症した。認知症の発症に影響を及ぼし得る因子(年齢、性別、学歴、心理的ストレス、1994年調査時のJDI8スコア、両調査時のBMI、喫煙・飲酒習慣、歩行時間、摂取エネルギー量、既往疾患など)で調整後、JDI8スコアが変化しなかった群を基準に、他の群の認知症リスクを比較した。その結果、JDI8スコアが2点以上低下した群はハザード比(HR)1.72(95%信頼区間1.13~2.62)で、有意なリスク上昇が認められた。JDI8スコアが1点低下した群はHR1.10(同0.73~1.66)、1点増加した群はHR0.82(同0.54~1.25)、2点以上増加した群はHR0.62(同0.38~1.02)であり、JDI8スコアの増加が大きくなるほど認知症リスクが低下するという有意な相関が認められた(傾向性P<0.0001)。著者らは、認知症の家族歴や社会経済的因子が調整されていないことなどの解釈上の限界点を挙げた上で、「食習慣が日本食パターンに近づくことは認知症のリスク低下と関連し、日本食パターンから遠ざかることは認知症リスクの上昇と関連していることが示唆される」と結論付けている。また考察として、「日本食は、認知症リスク低下との関連が報告されている地中海食と同様に、野菜や果物、魚の摂取量が多く、そのことによる抗酸化・抗炎症作用が認知症リスクを抑制するのではないか。加えて日本の食生活には、やはり認知症リスク低下との関連が報告されている緑茶の摂取量が多いという特徴もある」と述べている。(出典:HealthDayNews)
2021/02/27
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節酒に運動 認知症リスク最大6割減る5つの生活習慣おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。健康的な食事をとり、中強度から高強度の運動を定期的に行い、タバコを吸わず、飲酒は節度ある適量に抑えて、認知機能(脳)を刺激する活動を日常的に行えば、アルツハイマー型認知症の発症リスクは6割低下する可能性がある――そんな結果が、米国の高齢者を対象とした観察研究によって示されました。世界保健機関(WHO)は2019年5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。また、世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2019年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は133・40%強度 運動している私の場合は97しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 孤独は認知症リスクを5倍高める 日本の高齢者、痩せと糖尿病が認知症リスクに 認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO 認知症の7つの危険因子、発生リスクへの影響は 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************健康的な食事をとり、中強度から高強度の運動を定期的に行い、タバコを吸わず、飲酒は節度ある適量に抑えて、認知機能(脳)を刺激する活動を日常的に行えば、アルツハイマー型認知症の発症リスクは6割低下する可能性がある――そんな結果が、米国の高齢者を対象とした観察研究によって示されました。危険因子を修正すると、どのくらい予防効果が得られる?世界的に高齢化が進んでおり、今後30年間にアルツハイマー型認知症と診断される患者は3倍に増加すると予想されています。これまでのところ、アルツハイマー型認知症に高い効果を示した治療薬はありませんが、幸いなことに、アルツハイマー型認知症の予防が可能であることを示唆した疫学研究や臨床試験の報告はあります。例えば、好ましくない生活習慣や、狭心症や脳卒中などの心血管系疾患は、認知機能の低下やアルツハイマー型認知症発症の危険因子であり、生活習慣の改善や心血管系疾患に対する治療を適切に行えば、認知症リスクを低減できることが示されています。しかし、日常生活の中に存在する複数の危険因子を次々と修正していけば、より大きな利益を得られるのかどうかは、明らかになっていませんでした。今回、米Rush Institute for Healthy AgingのKlodian Dhana氏らは、シカゴ在住の2つの高齢者集団を対象に、食生活、運動、喫煙、飲酒、認知機能刺激活動の状況と、その後のアルツハイマー型認知症発症の関係を検討しました。認知症発症予防に提案されている食事法「MIND」を基に評価分析対象にしたのは、以下の2つの集団です。1)アルツハイマー型認知症の危険因子について検討するために、シカゴで1993年に始まったChicago Health and Aging Project(CHAP)の参加者。参加時点の平均年齢は73.2歳、女性が62.4%。2)認知機能低下の危険因子を明らかにするために、シカゴで1997年に始まったRush Memory and Aging Project(MAP)の参加者。参加時点の平均年齢は81.1歳、女性が75.2%。これらの参加者の中から、分析に必要な情報がそろっていた、CHAPグループの1845人とMAPグループの920人のデータを入手しました。どちらのグループの参加者も、参加時点で、144項目からなる質問票を用いた食物摂取頻度調査を受けていました。収集されていたデータにMIND(Mediterranean-DASH Diet Intervention for Neurodegenerative Delay)食事スコアを適用し、食事の質を評価しました。MIND食は、認知症の発症や進行を遅らせることができる食事法として米国の研究者が提案している食事法で、地中海沿岸地域に暮らす人々の伝統的な食事法である「地中海食」と、高血圧や心疾患の予防のために米国で考案された「DASH食」を組み合わせたものです。具体的には、摂取頻度を増やすべき健康的な食品として「緑色の野菜、その他の野菜、ナッツ、ベリー、豆類、全粒穀物、魚介、鶏肉、オリーブオイル、ワイン」の10種類を、摂取頻度を減らすべき不健康な食品として「赤身肉、バター/マーガリン、チーズ、甘いパン/ケーキ/菓子、揚げ物/ファストフード」の5種類を挙げています。今回の分析では、飲酒習慣を別の項目として評価するため、健康的な食品の中からワインを除外した上で、食生活が健康的であるかどうかを示すスコアを算出しました。スコアは、健康的な食品を一定頻度以上で摂取していればそれぞれ1ポイント、不健康な食品の摂取頻度が一定レベル以下ならそれぞれ1ポイントとして合計しました(スコア幅は0~14の範囲)。運動習慣については、5種類の中強度または高強度の運動(運動としてのウオーキング、庭仕事、徒手体操/全身運動、サイクリング、水泳)を過去2週間にどの程度実施していたかを尋ねました。喫煙習慣では、「現在も喫煙中、禁煙した、喫煙歴なし」のいずれかを選択するよう依頼しました。飲酒習慣については、飲酒の頻度と量を尋ねました。認知機能を刺激する活動については、「新聞や本を読む、手紙を書く、図書館を訪れる、チェスやチェッカーなどのボードゲームをする」などの7種類の活動のそれぞれを行った頻度を尋ねました。スコアは、「過去1年間に1回以下」を1ポイント、「ほぼ毎日」を5ポイントとし、平均を求めました。さらに、人種、体格指数(BMI)、学歴、スタチン(脂質異常症に使われる治療薬)または降圧薬の使用、心疾患または脳卒中歴、抑うつ症状などに関する情報も収集しました。著者らは、既存のエビデンスやガイドライン、専門家の意見に基づいて、以下の目標を達成している人のアルツハイマー型認知症の発症リスクは低く、達成していない人のリスクは高いと推定しました。1)MIND食事スコアが集団の上位40%以内2)認知機能を刺激する活動のスコアが集団の上位40%以内3)現在喫煙していない4)中強度から高強度の運動を1週間に150分以上実施5)少量から中等量の飲酒(女性なら純アルコールを1日に1~15g、男性では1~30g)これら5項目のそれぞれについて、達成できていればスコアは1、できていなければ0として合計し、生活習慣態度スコアとしました。スコアの範囲は0~5で、高スコアほど、より認知症予防に良い生活を送っていることを意味します。著者らによると、MIND食事スコアと、認知機能を刺激する活動のスコアが上位40%以内というのは、生活習慣の改善を目指す人々の多くが達成できるレベルだということです。スコアが1上昇で認知症のリスク27%低下CHAPグループの追跡期間の中央値は5.8年、MAPグループでは6年で、それぞれ379人と229人がアルツハイマー型認知症と診断されていました。2つの集団のデータを合わせて解析したところ、生活習慣態度スコアが1上昇するごとに、アルツハイマー型認知症の発症リスクは27%(CHAPグループでは30%、MAPグループでは26%)低下することが明らかになりました。生活習慣態度スコアに基づいて人々を層別化し、スコアが1以下だった人々を参照群として比較したところ、スコアが2~3だった人はアルツハイマー型認知症のリスクが37%低く、スコアが4~5だった人では60%低くなることが示されました。今回の分析で得られた結果は、健康的な食事をとり、積極的に運動し、タバコを吸わず、飲酒は節度あるレベルに留めて、認知機能を刺激する活動にいそしむことで、アルツハイマー型認知症のリスクを大きく減らせる可能性を示しました。論文は、Neurology誌2020年7月28日号に掲載されています[注1]。[注1]Dhana K, et al. Neurology. 2020 Jul 28;95(4):e374-e383.(出典:日経Gooday 30+/2021/1/9/)
2021/01/10
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。第39回日本認知症学会(11月26〜28日、ウェブ併催)において、九州大学大学院精神病態医学分野講師の小原知之氏は、これまでに得られた知見を幾つか紹介するとともに、新たに孤独感が認知症の発症リスクを5倍以上高めることが明らかになったと報告しました。小原氏は「認知症発症リスクの低減には高血圧や糖尿病の予防と管理に加え、禁煙、適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持、運動習慣および多様性のある食習慣が重要である」とまとめました。世界保健機関(WHO)は2019年5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。また、世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 日本の高齢者、痩せと糖尿病が認知症リスクに 認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO 認知症の7つの危険因子、発生リスクへの影響は 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************超高齢社会を迎え、認知症患者の増加が社会問題となっている。認知症の成因はいまだ十分には解明されておらず、根本的な治療法も確立されていない。福岡県久山町では、日本有数の認知症の前向きコホート研究(久山町研究)が継続中であり、その発症に関連する危険因子・防御因子が探索されている。第39回日本認知症学会(11月26〜28日、ウェブ併催)において、九州大学大学院精神病態医学分野講師の小原知之氏は、これまでに得られた知見を幾つか紹介するとともに、新たに孤独感が認知症の発症リスクを5倍以上高めることが明らかになったと報告した。高齢になってからでも禁煙する意義はある久山町研究は、認知症の危険因子および防御因子を同定し、その発症リスクを低減することを目指している。認知症のない高齢住民およそ1,000人を1985年から長期間にわたって追跡、ベースライン時の因子が認知症の発症にどのような影響を与えるかなどを検討している。初めに小原氏は、久山町研究によってこれまでに同定された認知症の危険因子・防御因子として代表的な研究結果を紹介した。高血圧、糖尿病といった生活習慣病は認知症の危険因子である。老年期の血圧が高いと血管性認知症の発症リスクが高まる(Hypertension 2011; 58: 22-28)。そして、血圧の日間変動が大きいほどアルツハイマー型、血管性いずれの認知症の発症リスクも有意に上昇した(Circulation 2017; 136: 516-525)。さらに、糖尿病の人は正常耐糖能者と比べてアルツハイマー型認知症の発症リスクが2.1倍有意に高かった(Neurology 2011; 77: 1126-1134)。喫煙習慣も認知症発症の危険因子だ。中年期から老年期にかけて喫煙習慣のない人と比べて、いずれの期間も継続して喫煙していた人ではアルツハイマー型認知症の発症リスクは2倍、血管性認知症の発症リスクは2.8倍に高まる。一方、中年期に喫煙していたが老年期には禁煙した人では、非喫煙者に比べて発症リスクが高いものの有意差は認められなかった(Am J Geriatr Soc 2015; 63: 2332-2339)。つまり、老年期からでも禁煙を推奨することが認知症のリスク低減には意義があると考えられる。運動習慣を持ち、野菜や乳製品を多めに運動習慣が認知症発症リスク低減に重要だということはよく知られている。久山町研究でも、運動習慣がある人ではない人と比べてアルツハイマー型認知症の発症リスクが40%有意に低いことが示されている(Eur J Epidemiol 2016; 31: 267-274)。また、骨格筋の指標として知られる握力と認知症の発症についても検討されており、握力が低い人では高い人に比べて認知症発症リスクが高く、筋力の維持が認知症の発症リスク低減に重要と示唆されたという(J Epidemiol 2020; 30: 15-23)。認知症のリスクを低減する上で理想的な食事パターンも検討されている。日本の伝統的な和食をベースに野菜、牛乳・乳製品が相対的に多い食事パターンがアルツハイマー型および血管型認知症の発症リスクを低減するというのだ(J Clin Nutr 2013; 97: 1076-1082)。適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持がリスクを下げる可能性2019年に世界保健機構(WHO)が認知症発症リスクの低減につながる取り組みとして、身体活動、社会活動の維持、禁煙、過度な飲酒の禁止、バランスの良い食生活、認知機能訓練、生活習慣病の管理、うつ病、難聴の管理を推奨した。久山町研究でもおおむねこれらを支持する結果が得られているが、これだけではないと小原氏は述べた。その1つが睡眠時間だ。睡眠時間5〜6.9時間を基準とすると、5時間未満の人や8時間以上の人ではアルツハイマー型および血管性認知症の発症リスクが高まることが示されている(J Am Geriatr Soc 2018; 66: 1911-1918)。さらに、孤独感が認知症の発症と関連することが久山町研究でも明らかにされた。65歳以上の高齢者1,141人を中央値で5.0年間追跡した結果、孤独感がある人ではない人に比べて認知症の発症リスクが1.5倍と有意に高まることが示された。また、同居していない親族や友人との交流頻度で層別して情緒的孤独感の有無と認知症発症の関連を調べたところ、交流頻度が月数回以上ある人では情緒的孤独感の有無にかかわらず認知症発症リスクに有意差は認められなかったが、交流頻度がほとんどない人では、情緒的孤独感の有無によって著しい差が見られ、情緒的孤独感がある人は情緒的孤独感がない人と比べて認知症の発症リスクが5.3倍高まるというのだ(図、J Gerontol B Psychol Soc Sci 2020年11月10日オンライン版)。図. 交流頻度別に見た情緒的孤独感と認知症の関係(J Gerontol B Psychol Soc Sci 2020年11月10日オンライン版)以上から小原氏は「認知症発症リスクの低減には高血圧や糖尿病の予防と管理に加え、禁煙、適切な睡眠時間の確保、社会的交流の維持、運動習慣および多様性のある食習慣が重要である」とまとめた。(出典:Medical Tribune 2020年12月22日)
2020/12/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも厳選された無農薬栽培の緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いた最高品質のサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順お茶の成分でストレスによる脳の萎縮を予防できる可能性、静岡県立大学茶学総合研究センター発表減量やがん、認知症予防には? 緑茶の健康効果を探る血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************長く日本人の食生活に親しまれてきた緑茶。ダイエット効果や血糖値を下げる効果なども注目され、「トクホ(特定保健用食品)」のお茶を選ぶようにしている、という方も少なくないはず。日本のスーパーフードともいえる緑茶、実はまだ知られていない健康効果の可能性があるようです。今、脚光を浴びているのは緑茶に含まれる成分のひとつ「テアニン」。その知られざるパワーについて、九州大学大学院医学研究院 教授・医学博士の二宮利治さんにうかがいました。お茶をよく飲む人は、糖尿病になりにくい?テアニンとは、緑茶に含まれるうま味成分。これまでは、主にリラックス効果をもたらす成分として知られていましたが、2019年5月に発表された研究結果で「2型糖尿病の発症リスク低減」に働く可能性が明らかになりました。発見の舞台となったのは、福岡市に隣接する糟屋郡久山町(かすやぐん・ひさやままち)。ここでは、久山町と九州大学によって、1961年から55年以上にわたって40歳以上の住民を対象にした健康調査が実施されていて、その成果は「久山町研究」として世界的にも高い評価を得ています。「1985年ごろから認知症が増えてきたことに伴い、認知症の危険因子を突き止める研究を重ねてきました。その結果、高血圧や糖尿病、血糖値を急上昇させる食事などが危険因子となることがわかったのです。とくに糖尿病の方は、正常な方と比べてアルツハイマー型認知症へのなりやすさが約2倍にもなります」(二宮教授)そこで、糖尿病を防ぐためにはどんな生活習慣が望ましいのか、の研究に着手することに。注目したのが、緑茶に含まれるテアニンです。こうして、二宮教授を中心とする久山町研究とサントリーとの共同研究が始動することになったのです。「テアニンは、体のなかでグルタミンとエチルアミンという成分に分解されます。緑茶を一日に2〜3杯以上飲む生活をしている人は、血中のエチルアミンの濃度が高いことがわかりました。さらに、エチルアミンの濃度が高い人は、血中にエチルアミンをほとんど含まない人に比べて30%ほど糖尿病になりにくい、というデータが出たのです」(二宮教授)30〜40代からの緑茶習慣で健康効果をアップ!テアニンの効果については、さらなる研究が続けられている最中ですが、私たちの健康にとってうれしい働きをしてくれることは間違いなさそう。「糖尿病、認知症というと、高齢者の病気というイメージが強いかもしれません。しかし、アルツハイマー型認知症の場合、50代ごろから脳を萎縮させる成分が蓄積し始めると言われています。30〜40代の若いときから、認知症、糖尿病になりにくい生活を心がけることが、予防効果を高めるためにも大切だと考えます」(二宮教授)二宮教授がおすすめするのは、緑茶を暮らしに取り入れ、食事や会話を楽しむこと。「緑茶のうまみを感じながら、ほっとくつろいだり、友人や家族とおしゃべりしたりすることは、認知症の予防にも大切だと言われる“社会活動の維持”にも結びつきます。また、緑茶をおいしいと感じる味覚を育てることは、バランスのよい食生活にもつながると思います。大豆製品、野菜、海藻、魚介類などを積極的に摂る食事は、発症リスクを下げることがわかっています」(二宮教授)テアニンリッチなお茶を淹れるなら、かぶせ茶を低めの温度で血中のエチルアミンの濃度を高めるためには、一日に2〜3杯、500〜600mlの緑茶の摂取が目安とのこと。「テアニンは光に弱いので、深蒸し茶や玉露など、日光に当てないで製造させる“かぶせ茶”がおすすめ。60度くらいのお湯で淹れると、テアニンがたっぷり抽出されてうまみの濃い、おいしいお茶になります。逆に沸騰したお湯で淹れれば、カテキンがたくさん出て、渋みの強いどっしりした味わいに」(二宮教授)テアニンの量は、60度以上のお湯であれば変わらないそう。気分に合わせて、淹れ方を変えるのも楽しそうです。「急須に残った茶がらは、酢醤油であえたり、佃煮にしてもおいしいですよ。飲むだけでなく、茶葉を料理に使うのも、お茶が持つ栄養成分を丸ごと摂ることができていいですね」(二宮教授)仕事の息抜きにお茶を飲んでリラックスしたり、料理やスイーツに使ったりと、楽しみ方はいろいろ。日本が誇るスーパーフード、緑茶の力をぜひ暮らしに取り入れたいですね。(出典:MYLOHAS/2020/12/10)
2020/12/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。南オーストラリア大学の最新研究により、運動や記憶の学習能力や身体の回復力が格段に向上する運動方法が明らかにされました。脳の神経可塑性における最大変化は、計20分間の高強度インターバルトレーニング、および25分間持続する低強度の有酸素運動によって起こることが判明したそうです。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2019年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチ4を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は127・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は145しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなる・古代から活動的な個体に健康・長寿を授けているそして、サルコペニア、さらに進んでフレイルとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ4、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************・脳内の「神経可塑性」を高めることで、運動や記憶の学習能力や身体の回復力が格段に向上する・最新の研究により、神経可塑性を最大化させる2パターンの運動方法が明らかになる南オーストラリア大学の研究により、頭の回転を高める具体的な運動方法が明らかにされました。実験で提示されたベストな運動法は、脳内の「神経可塑性」を最大限に高めるもの。神経可塑性とは、脳の神経接続を再配線したり修復する能力であり、この能力が高いほど心身ともにプラスの効果が期待できるようです。研究の詳細は、「Journal of Science and Medicine in Sport」に掲載されました。◆「神経可塑性」を高めて、心身を健康に実験では128名の被験者に参加してもらい、1回の運動後の脳状態をモニタリングする調査を行いました。バイクマシーンおよびランニングマシーンを使った、「低強度の長時間有酸素運動」と「高強度のインターバルトレーニング」を行い、両者の間では、被験者の心拍数が50~90%変わります。前者は、ジョギングなどの長く続けられる運動、後者は、短いインターバルを挟む激しい運動です。その結果、脳の神経可塑性における最大変化は、計20分間の高強度インターバルトレーニング、および25分間持続する低強度の有酸素運動によって起こることが判明しました。一方で、長時間にわたる高強度トレーニングや継続時間の短い有酸素運動では、脳にポジティブな効果が見られませんでした。研究主任のアシュレー・スミス教授は「定期的な運動が、神経可塑性を高め、記憶力や注意力、学習能力を向上させることはすでに知られている」とした上で、「神経可塑性は、乳児期から成人期までの脳の発達を促し、新しい運動スキルを習得したり、記憶を形成したり、さらには脳損傷や脳卒中からの回復を手助けしてくれる」と説明します。また、定期的に運動する人は、あまり運動をせず、1日の座っている時間が長い人に比べて、より大きな神経可塑性や神経接続性を示すことが分かっています。それだけでなく、新しい運動スキルを学ぶ際は、その前に運動をしておくことで神経過疎性が高まり、習得も早くなるのです。脳が特別な理由は、コンピューターと違い、感覚信号と運動信号を並行して処理できる点にあります。脳には別の機能を複製できる多くの神経経路が備わっているため、たとえ脳のある部分が損傷しても、別の神経経路を使って、信号を再経路化できます。こうした脳の柔軟性が高いほど、心身のパフォーマンスも格段に向上するのです。日頃の運動不足がたたり、頭の回転が鈍くなっていると感じている方は、ぜひ取り入れてみると良いでしょう。(出典:ナゾロジー)
2020/02/15
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。ストレスに長期間さらされていると、脳が萎縮したり認知機能が低下することが、動物実験で示されている。静岡県立大学茶学総合研究センターの研究は、お茶に最も多く含まれているアミノ酸で緑茶の旨味成分の1つである「テアニン」の機能性に着目し、これまでにテアニンがマウスのストレスを軽減し認知機能低下を抑制することなどを報告しています。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順減量やがん、認知症予防には? 緑茶の健康効果を探る血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************ストレスに長期間さらされていると、脳が萎縮したり認知機能が低下することが、動物実験で示されている。またヒトにおいても、たび重なるストレスと脳の前頭前野などの容積に関連が見られるとする研究報告がある。このような影響を避けるにはストレスがかからない環境に移ることが一番だが、それを簡単に実行できる人はあまりいない。が、ひょっとしたら、お茶を飲むことが脳の萎縮の予防につながるかもしれない――という研究結果が「Nutrients」1月8日オンライン版に掲載された。静岡県立大学茶学総合研究センターの海野けい子氏らは、お茶に最も多く含まれているアミノ酸で緑茶の旨味成分の1つである「テアニン」の機能性に着目し、これまでにテアニンがマウスのストレスを軽減し認知機能低下を抑制することなどを報告してきている。今回の研究では、テアニンがストレスによる脳萎縮を抑制するかを、東北大学加齢医学研究所の住吉晃氏らとの共同研究により磁気共鳴画像法を用いて検討した。4週齢のマウスを5日間グループで飼育し環境に慣れさせた後、そのままグループで飼育する群と、仕切板により1匹ずつ個室で飼育した後に途中から仕切板を外して2匹の相部屋に移す群に分けた上で、さらにそれぞれを2分し、一方は通常の水、もう一方はテアニンを20μg/mL含む水溶液を与えるという計4条件で飼育した。個室から2匹相部屋に移す条件では、2匹のマウスが互いに相手を侵入者と見なしストレスがかかった状態になる。このストレス状態の期間は、0、1、2、4、6日月の5パターン設定した。一連の実験は、ストレスに対する感受性が強い「SAMP10」というマウスと、比較対照として動物実験で一般的に使われる「ddY」という計2種類のマウスを用いて行った。まずSAMP10マウスの脳の容積を前記の4条件別に見ると、ストレスを負荷し通常水で飼育した群は、ストレスを負荷しテアニン水溶液で飼育した群や、ストレスを負荷せずに通常水で飼育した群に比較して、海馬(記憶を司り、アルツハイマー病では初期から萎縮する部位)や新皮質(脳の高次機能を司る部位)が有意に小さいことがわかった。次にこの変化を経時的に見ると、ストレス負荷1カ月の時点で新皮質が有意に萎縮したが(112.75±8.26mm3)、テアニン水溶液で飼育した群では2カ月目で回復した(123.75±7.57mm3)。また海馬ではストレスを6カ月間負荷した時点で、通常水で飼育した群(23.01±0.79mm3)とテアニン水溶液で飼育した群(26.02±1.46 mm3)に有意差が生じていた。これらの結果は、ストレスによってSAMP10マウスの海馬や新皮質で萎縮が生じるが、テアニンがその抑制や回復に寄与したものと考えられる。なお、グループ環境で8カ月間飼育した(ストレスを負荷しなかった)群では、通常水(25.75±1.69 mm3)、テアニン水溶液(25.54±1.91 mm3)の違いによる海馬の容積に差がなかった。一方、ddYマウスではストレス負荷1カ月時点で、通常水で飼育した群とテアニン水溶液で飼育した群のいずれも海馬容積が有意でないながら軽度に縮小する傾向が見られたが、2カ月目以降、両群ともに回復した。グループ環境で8カ月間飼育した群では、通常水で飼育したマウス(23.93±1.04 mm3)はテアニン水溶液で飼育したマウス(27.81±1.16 mm3)に比べ、海馬の容積が有意に小さかった。ddYマウスの検討では、海馬で見られたこれらと同様の変化が新皮質においても認められた。上記のほか研究グループでは、ストレス負荷がSAMP10マウスの遺伝子に及ぼす影響を検討した。その結果、Npas4やLcn2といった遺伝子の発現がストレスの影響を受けて変化し、テアニン水溶液で飼育したマウスではそれらの変化が抑制されることがわかった。海野氏らはこれらの結果を踏まえ、「ストレス負荷によって、ストレスに敏感なマウスの脳容積が減少する。これに対し、茶葉の主要アミノ酸であるテアニンは、ストレス応答遺伝子発現を修正することで脳萎縮を防ぐことが示唆される」とまとめている。(出典:HealthDay News)
2020/02/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本人の睡眠時間は、2016年のOECD報告で、加盟国最短・最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れ、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうで、年々悪化しているそうて゜す。2002年に結果が発表された、サンディエゴ大学が米国癌協会の協力を得て行った100万人規模の調査では、睡眠制限をかけると大変なことが起きるという報告が次々と判明したそうです。・眠らないと、食べ過ぎを抑制するレプチンというホルモンが出ず、太る。・眠らないと、インシュリンの分泌や反応が悪くなって血糖値が高くなり、糖尿病を招く。・眠らないと、交感神経の緊張状態が続いて高血圧になる。・眠らないと、精神が不安定になり、鬱病、不安障害、アルコール依存、薬物依存の発症率が高くなる。また、1990年代の調査によると、40分の睡眠負債を返そうと思えば、毎日14時間ベッドに入ることを3週間続けなければならないそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、私は週平均7時間以上、短い時には昼寝30分は取るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch4で毎日チェックしていますが、90%以上あり、良い睡眠は75%以上、深い睡眠も30%以上はあり、体感の快眠が裏付けられています。これらの経験から睡眠の最善策は筋トレ、飲酒は少量でもマイナスですね。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は22年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、数年前から週平均で7時間は確保するよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要、たっぷりな深い睡眠などの快眠なのはAppie Watch4の睡眠アプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順6時間睡眠に忍び寄る睡眠負債、解決策はコーヒーナップ睡眠不足は酩酊と同じ 「眠り」見直し、会社で仮眠も平均睡眠時間は「7時間22分」日本は世界一の“寝不足国家”「寝だめ」は不可能 睡眠研究者が語る睡眠負債を貯めないコツ日本の睡眠時間、主要国中で最短 心拍計メーカー調べ不眠症 原因探り治療 生活習慣をチェック 睡眠薬に頼らず改善「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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2020/02/05
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。喫煙によって健康上のさまざまなリスクが増加することは周知の事実ですが、喫煙によって身体の痛みが強くなるという報告もあります。さらに、現在は禁煙しているがかつて日常的に喫煙していた人は、日常的に喫煙したことがない人に比べて身体の痛みを感じやすく、現在日常的に喫煙している人と同じように高いレベルの痛みを感じることが分かったそうです。喫煙が生涯にわたり身体の痛みを強くする恐れがあることは、喫煙しない理由としても重要だと思います。厚生労働省研究班の推計で、タバコが原因で平成26年度に100万人以上が、ガンや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、受動喫煙を合わせて1兆4900億円の医療費が必要になったそうで、これは国民医療費の3・7%を占めるそうです。医療費を浪費する喫煙者の行動変容を促すには、医療費自己負担を増やせば禁煙率が下がりそうですね。喫煙者が吸う主流煙を「ファーストハンドスモーク」、 受動喫煙を起こす副流煙などを「セカンドハンドスモーク」と呼び、どちらも目に見えるケムリです。しかし「サードハンドスモーク」は、目に見えないのが特徴で、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響があるそうです。「サードハンドスモーク」で最も問題になる有害物質は「ニコチン」です。「サードハンドスモーク」中のニコチンが、大気中の亜硝酸と反応して発がん性物質の「ニトロソアミン」が生成されることが判明しています。2015年だけで喫煙が原因で発症した病気で死亡した人は640万人となり、日本は人口に比べて上位の6位だそうで、喫煙は命がけ、自殺行為だということが改めてわかりますが、禁煙後進国としての反省はなく、規制は後手後手で情けない状態が続いています。喫煙による世界の経済損失は、年間160兆円以上という研究報告があり、米国国立がん研究所の研究で、1日1本未満の喫煙でも肺がん死亡リスクが9倍と、タバコの煙への曝露には安全というレベルはないことがわかったそうです。別の調査では、働き盛りの若い世代の喫煙者は心筋梗塞のリスクが8.5倍になるということがわかっています。たばこを吸う本数が多いほどDNAが傷つき、1日1箱を1年間吸い続けると肺の細胞では遺伝子に150個の変異が生じると国立がん研究センターなどの国際チームが発表しました。また、米国立研究機関は、過去にタバコを吸っていた人の遺伝子には遺伝子の働きを左右するDNAメチル化が起きて喫煙歴を示す痕跡が残り、一部は30年経っても消えないとの調査結果を発表しました。その影響は人間の遺伝子の約3分の1に当たる7000以上の遺伝子に及び、2600箇所以上でメチル化が起き、185箇所は30年経っても残っているそうで、喫煙の悪影響は長く尾を引き、さらにDNAを通じて子孫にまで及び、喫煙者の子孫は生まれつき免疫機能が低下して病気に罹りやすくなるわけです。さらに日本人は依然、「たばこの害」を侮っている! 喫煙が日本経済に及ぼすコストは年7兆円になるそうです。喫煙は何一つよいことはありませんが、悪いことは次々と見つかっています。記憶・言語・認知などの重要な思考プロセスを司っている大脳皮質を破壊することがわかったそうで、認知症にもなりやすいわけです。また、喫煙は免疫システム全体に重大な悪影響を及ぼし、免疫機能が低下するそうです。詳しく調べるとDNAのあちこちが切断されているので、まさに百害あって一利なしです。厚労省の最新の研究では、受動喫煙で1万5千人死亡し、半数以上が脳卒中だそうで、他殺行為であり、禁煙後進国の日本も速やかな受動喫煙対策が望まれます。最近では、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響がある3次喫煙が心配されてきました。職場で禁煙・分煙を希望している人が81%、職場やレストランなどでの全面禁煙の義務化には62%が賛成するなど国民の受動喫煙防止の意識は高いのに国の禁煙政策は遅れに遅れています。喫煙は様々な病気の原因になっています。◆喫煙と関連する病気口腔(こうくう)咽頭がん、喉頭がん、食道がん、気道・気管支・肺がん、急性骨髄性白血病、胃がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、腎臓・尿管がん、子宮がん、膀胱(ぼうこう)がん、大腸がん脳卒中、失明、記憶障害、神経障害、認知症、白内障、加齢黄斑変性、妊娠中の喫煙による先天性口唇・口蓋裂(こうがいれつ)、歯周病、大動脈瘤(りゅう)、若年成人期からの腹部大動脈の硬化、冠動脈疾患、肺炎、動脈硬化性末梢動脈疾患、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、結核、喘息(ぜんそく)、その他の呼吸器疾患、糖尿病、女性の生殖機能の低下(妊孕性=にんようせい、妊娠しやすさ=の低下など)、大腿骨近位部骨折、異所性妊娠(子宮外妊娠)、関節リウマチ、免疫機能への影響、健康状態全般の悪化、全身に蓄積◆受動喫煙と関連する病気子供:中耳の病気、呼吸器症状、肺機能の悪化、下部呼吸器疾患、SIDS大人:脳卒中、鼻の刺激症状、肺がん、冠動脈疾患、女性の生殖機能の低下(低出生体重)また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。PM2.5や黄砂、放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強くお願いしたいです。さらに、20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうで、高額ですね。タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は若い女性の喫煙率が増えている異常国です。受動喫煙は全員が大きな迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)また、たばこ1本で寿命は14.4分短くなるという研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。・「長生きしたくない」老後不安の未婚者・「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康・「長生きは不安」8割超 若年男性日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の今以上の長寿を望んでいないからでしょう。1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと と禁煙は第2位に出てきます。なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。・たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)・禁煙治療に保険が使える医療機関情報(日本禁煙学会) ・タバコ会社の本音・タバコの生涯コスト1600万! 効果満点の「リセット禁煙」とは関連ブログ 新しい順インフル発症リスクは喫煙者で5倍超電子タバコの使用でインフル感染リスク増?たばこ 1日1本でも心血管病リスク増電子たばこの蒸気を吸引、尿から5種類の発がん物質 米研究たばこで医療費1・5兆円 がん、脳卒中、心筋梗塞で 厚労省研究班受動喫煙でも大動脈疾患 死亡リスク2倍超に子どもを襲う“見えない煙害” 分煙では防げない「サードハンドスモーク」の危険性全世界で喫煙が原因の死者数は? 日本は人口の割に順位高く国別6位喫煙による世界の経済損失、年間160兆円以上 研究1日1本未満の喫煙でも肺がん死亡リスクが9倍たばこを甘く考える働き盛りに衝撃 50歳未満の心臓発作の危険度8.5倍日本の「喫煙対策」は待ったなし 4つの方法でタバコを今度こそやめる受動喫煙「飲食店で」最多41%、対策望む声根強く 厚労省調査 喫煙率は過去最低更新喫煙で遺伝子に多数の変異! 肺や喉にがんの危険性高める 国立研究センターチームが発表日本人は依然、「たばこの害」を侮っている! 喫煙が日本経済に及ぼすコストは年7兆円禁煙30年でもDNAに喫煙の「痕跡」受動喫煙 肺がんリスク1.3倍 国立がん研究センター 因果関係「確実」と指摘たばこ規制 世界で強まる 国際会議でガイドライン相次ぐ 箱に健康被害の画像もタバコで肺が“まっ黒なボロ雑巾”に 「肺気腫」の正体!4月から34歳以下でも「禁煙治療」に保険が適用に! 44歳までに禁煙できれば死亡リスクは激減!?たばこの依存性は麻薬とほぼ同じ! そのツラい禁煙をラクに変える新発見とは歯周病リスク、受動喫煙が喫煙より高い数値 男性に顕著な傾向超危険「3次喫煙」とは? 受動喫煙の数倍から数十倍の影響ありたばこ「万病のもと」 喫煙との関連解明進む 膀胱がんにも影響 糖尿病リスク1.34倍禁煙開始の新しいきっかけとは? 彼らが禁煙を始めた理由の上位3位は? 煙たがられる時代最大の中毒問題は「たばこと酒」、初めて世界統計がまとまる喫煙は脳の大脳皮質を損傷させ、脳の老化を早める死よりも恐ろしい病気!? たばこの警告文を「肺気腫」から「COPD」に!喫煙を科学するータバコがなぜ体に悪いのか、細胞、遺伝子レベルで解明する米国のがん死亡の30%は喫煙が原因肺がん発症しやすいCOPD、心筋梗塞や骨粗鬆症も東京五輪:スモークフリーでおもてなし 受動喫煙防止条例整備へたばこ1本で寿命は14.4分短くなる 拡がる禁煙習慣「職場で禁煙・分煙を」8割 民間調査、全面禁煙義務化望む声ガンはたばこが最大の原因たばこがメンタルヘルスの面でも悪影響 禁煙は抗うつ薬よりも効果的最近分かったたばこ関連の病気 米当局が発表禁煙体と心で探る ニコチン徐々に抑制、やめた自分イメージ 通院し医師から助言日本を含む主要国の喫煙率の最新情報を発表 21ヵ国同時調査無煙たばこでも受動喫煙リスクの指摘 煙が出なくても呼気から有害物質たばこに対する意識改革を 喫煙は肥満よりも社会的信用を落とすあなた、タバコはいつやめますか肺や心臓だけじゃない、たばこの害たばこ、PM2.5の塊 禁煙ない居酒屋、北京並み 脳卒中やがんリスク高まる喫煙女性の健康リスク激増、「軽い」タバコが一因か喫煙女性の死亡率は非喫煙女性の約3倍、寿命は11年短い肺疾患「COPD」知って ひどい息切れ・せき 医師ら啓発喫煙で寿命10年縮まる 日英、日本人を60年以上調査児童公園に灰皿16%、禁煙表示なし8割ひどい息切れ・せき 慢性閉塞性肺疾患 まず禁煙、薬で悪化防ぐたばこ:子ども受診の病院は屋内全面禁煙にすべての職場が全面禁煙か分煙に****************************【以下転載】****************************喫煙によって健康上のさまざまなリスクが増加することは周知の事実であり、喫煙によって身体の痛みが強くなるという報告もある。さらに、現在は禁煙しているがかつて日常的に喫煙していた人は、日常的に喫煙したことがない人に比べて身体の痛みを感じやすく、現在日常的に喫煙している人と同じように高いレベルの痛みを感じることが分かった。喫煙した期間が痛みに対して永続的な影響を及ぼす可能性があるという。英・University College LondonのOlga Perski氏らがAddict Behav(2020; 102: 106229)に報告した。◆16~34歳の若者でも元喫煙者は非喫煙者より痛みのレベルが高いこの研究は、British Broadcasting Corporation Lab UK Studyの一環として2009~13年に実施された。対象は16歳以上の英国人22万3,537人で、1喫煙したことがない2以前日常的に喫煙していた3現在日常的に喫煙している-の3グループに分け、身体の痛み、喫煙状況、さらに社会人口学的背景、健康、行動、心理に関する情報を収集。参加者は、過去4週間にどのくらいの痛みを感じ、その痛みが家事や仕事に支障を来したかどうかを報告した。収集されたデータは健康状態、神経症、うつ病などを考慮し共変量調整された。検討の結果、身体に痛みを感じにくい16~34歳の若年者であっても、元日常的喫煙者(調整済みB=0.72、95%CI 0.30~1.15、P<0.001)と日常的喫煙者(調整済みB=0.50、95%CI 0.18~0.82、P<0.01)は、非日常的喫煙者よりも身体の痛みレベルが高かった。さらに、元日常的喫煙者は、35~64歳(調整済みB=1.04、95%CI 0.69~1.38、P<0.001)および65歳以上(調整済みB=1.65、95%CI 0.07~3.24、P<0.05)の非日常的喫煙者よりも痛みレベルが高かった。この結果について、Perski氏は「以前の喫煙者と非喫煙者との間でこのような驚きの結果をもたらしている要因が喫煙以外にもある可能性は完全には否定できない。しかし、少なくとも日常的な喫煙は、禁煙後も身体の痛みのレベルを高める可能性があることを考慮すべきである」と述べている。◆喫煙が組織の損傷もしくはホルモンフィードバックに関与かさらにPerski氏は「痛みのレベルが増強する原因は、喫煙が身体のホルモンフィードバックに悪影響を及ぼしたり、組織を損傷したりしているためであるかもしれない。喫煙が痛みの増強に寄与する可能性があるという報告は以前にも見られているが、今回はサンプルサイズが大きく、これまでより広範囲の潜在的な交絡因子を考慮している点で重要である」と説明。その上で「喫煙が生涯にわたり身体の痛みを強くする可能性があるということは、喫煙しない理由として重要である」と述べた。(出典:Medical Tribune)
2020/02/02
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本経済新聞社が2019年秋に実施した郵送世論調査によると、70歳以上まで働くつもりだと答えた人が60歳代の54%にのぼり、18年秋に実施した前回の調査に比べて9ポイント増えたそうです。「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく変わっていることが浮き彫りになり、政府も企業も、高齢者が働き続けることができる制度づくりが迫られています。人口減少社会と同時に現実化している人生100年時代を上手く生き抜くには、人生三大不安の経済・健康・孤独の対策が重要です。平均寿命80歳前提の教育、仕事、引退の3ステージでは対応出来ず、わかりやすいロールモデルはありません。さらにAIやロボットが職業を激変させる時代を生ききるためには充分な健康管理をしてマルチキャリアを構築しながら働くことが最善策になりますが、どのような働き方をするかが大きな課題になります。私は50歳の時、10年続けて得意分野になった健康増進・エイジングケア分野で複業として起業して1年後にリスクなく独立し、生涯現役をめざしていますので、定年はありません。この仕事は働き続けなくても収入が安定しているので、時間的な自由度もたっぷりあり、申し分ありません。この経験を活かして副業や起業・独立のお手伝いもしています。目前に迫る長寿社会100年時代を生ききるために必要な資産を持つ退職者は全体のわずか2%だそうです2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。週刊東洋経済2017年7月22日号はライフ・シフト実践の特集でした。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。・生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟・人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃・年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。最近の関連ブログ 新しい順大企業の「希望退職・早期退職者」募集は止まらず 各社のボーダーラインは何歳?副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待 労務管理など課題もミッシングワーカー働くことをあきらめて熟年力で生涯現役 定年見直し、企業の戦力に経団連、副業・兼業容認へ転換 年初にも方針 働き方改革の一環で各社に検討促す生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク定年後も働き続けるため、50代が準備していること年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか定年男性が陥る「三悪行」を避けるには介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは?「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードにダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験ありスマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ男性より切実? 女性の「定年問題」収入だけじゃない! 「副業で得られる」貴重すぎる3つのメリット50年以上働き続ける長寿社会に不可欠な6つの仕組み老後不安なシングル女性若い世代の家計、消費意欲が過去最低に 背景に将来不安「オーバー65歳」会社にやりがい 学んで成長、若さの秘訣正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換副業、社員の力アップ 本業と相乗効果も意外と多い?! 従業員の兼業・副業認める中小企業が3割強 東商が調査高齢者雇用対策 「生涯現役」の環境を整えよう「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%「子育て世帯に不安、消費に弱さ」 経財白書 脱デフレの動き鈍化を指摘「長い老後」へ備え不十分 50代、資金計画38%止まり「幸せ」より「お金」 60~74歳で増加 長い老後、思い切実長生きリスク、老後の不安現役世代8割が「老後生活」に不安 老後資金の備えは何歳から?シニア起業が静かなブーム 定年も収入も決めるのは自分だ!85歳にして現役 ウォーレン・バフェットが語る、可能な限り働き続けるべき3つの理由40~50歳代の6割以上「60歳以上も働きたい」 でも「体力や健康に不安」日本人はなぜこんなに不安なのか 「何かに不安」75%、年金、健康や地震・テロ「次世代シニア」1500万人 大量失業の備え、40代から 老いに克つ 起業家、3割が60歳以上 やりがい自ら作る 高齢者が「終活」ではなく、「就活」に奔走する? 低所得者ほど米・パン摂取 野菜・肉類は少なく 厚労省調査60歳以降も働くことへの不安、1位は体力 仕事探しより自分自身の心配意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味サラリーマンに高まる「複業」のニーズ 大手企業も注目「キャリア開発のツールになる」不安になりがちなS遺伝子を持つ日本人の割合は98.3%30~50代に聞いた貯蓄額「500万円以上」約11%、「副業を考えた事がある」は55%若者の起業意欲弱く 民間調査「関心無い」58%若手社員、4人に1人「転職したい」 長時間労働、低賃金に不満多い65歳過ぎても働く 能力あれば「エイジフリー」 定年廃止、会社が慰留「転職検討」20代男性51% 男性、給与水準に不満 女性、人間関係で悩み働き手「70歳まで」 新生産年齢人口に日本の起業家が一気に高齢化 若者が起業しない理由は? 「仕事に向かうエネルギーあるか?」日本は「YES」38%、世界平均は83%シニア起業で年金支給70歳時代を生き抜くゆる起業のススメ 定年後の働き方アベノミクスで「実質賃金」下落格差拡大で「年収100万円時代」の到来を予想****************************【以下転載】****************************日本経済新聞社が2019年秋に実施した郵送世論調査によると、70歳以上まで働くつもりだと答えた人が60歳代の54%にのぼった。18年秋に実施した前回の調査に比べて9ポイント増えた。「人生100年時代」を迎え、高齢者を中心に就労意識が大きく変わっていることが浮き彫りになった。政府も企業も、高齢者が働き続けることができる制度づくりが迫られている。何歳まで働くつもりかを選択肢を挙げて聞いた。「75歳以上」と回答したのは全体の16%、「70~74歳」は21%だった。この2つを合わせた「70歳以上」は37%で、前回調査より7ポイントも増えた。減ったのは「60歳代」との回答だ。「65~69歳」は26%、「60~64歳」は14%だったが、合計すると前回より5ポイント減った。こうした回答の平均値を出すと67.5歳で前回より0.9歳上昇した。いまは多くの企業が定年を60歳に設定しているが、回答者が望む定年はもっと高いといえる。定年が現実味を帯びる層ほど、高齢まで働く意向があることも分かった。回答を世代別に分析すると「70歳以上まで働くつもり」は70歳代では45%、60歳代は54%に達した。30~50歳代は3割前後で18~29歳は18%と、若年層ほど低かった。70歳代では「75歳以上」との回答が34%にのぼった。「70歳以上」と回答した人を男女別でみると、女性の28%に対し男性は45%と大幅に上回った。職業別でみると、正規の職員・従業員は28%で全体の平均の37%を下回った。高いのは自営業者の72%で、パート、アルバイト、派遣・契約社員も46%だった。年収別では300万円未満が42%と高く、800万円以上は32%となった。調査では老後に不安を感じていると答えた人が76%だった。不安の理由を複数回答で聞くと「健康」の71%で、「生活資金など経済面」が68%と続いた。低年収の人や待遇が不安定な人を中心に、老後の生活のために働き続けたいと望む人が増えた可能性がある。こうした世論を踏まえ、政府も具体的な対策を打ち始めた。20日に召集予定の通常国会では、70歳まで就業機会を与えるよう企業に努力義務を課す法案や、公的年金の受給開始年齢の選択肢の上限を現在の70歳から75歳に繰り下げて受給額を増やせるようにする法案を提出する。希望者が高齢でも働き続けることができる環境をつくるためだ。それでも就労意欲の高さに比べると、雇用環境の整備は遅れている。内閣府の高齢社会白書によると、18年の世代別就業率は60~64歳が69%、65~69歳が47%だった。これが70~74歳では30%、75歳以上では10%と急激に下がる。「人生100年時代」への対応は道半ばといえ、官民ともにさらに対策が迫られる。今回の調査では職場や地域に外国人が増えることの是非も聞いている。「良い」と答えた人は3ポイント増の69%で「良くない」は3ポイント減の26%だった。「良い」と答えた人に理由を聞くと「働き手として重要」が最も多く、10ポイント増の82%だった。外国人労働者の受け入れに関しては「積極的に受け入れるべきだ」が31%、「好ましくないが、仕方ない」が50%で、合計で容認派は8割に達した。18~29歳は「積極的に受け入れるべきだ」が48%にのぼった。19年4月には外国人の新たな在留資格「特定技能」ができた。人手不足が深刻な14業種で外国人の単純労働に事実上、門戸を開いた。今回の調査では外国人労働者の受け入れに支持が広がっている実態が分かった。調査は日経リサーチが19年10~11月に全国の18歳以上の男女を無作為に抽出して郵送で実施。1677件の回答を得た。有効回答率は55.9%。(出典:日本経済新聞)
2020/01/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。お酒の飲み過ぎが病気につながることはよく知られています。日本の研究グループによって少量であっても飲酒でガンのリスクが高まることが報告されました。お酒を飲まない人は、最もガンにかかるリスクが低いという結果が出たのです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順禁酒はどのぐらいの期間で変化と効果がでる? 肝臓のためにできる事!週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************お酒の飲み過ぎが病気につながることはよく知られています。しかしお酒は量を守って飲めば大丈夫と思っている人も多いはず。残念ながらこのたび、日本の研究グループによって少量であっても飲酒でがんのリスクが高まることが報告されました。お酒を飲まない人は、最もがんにかかるリスクが低いという結果が出ています。これまでの研究から、お酒をたくさん飲むと、がんにかかるリスクが増えることが確認されていますが、基本的にお酒に弱いとされる日本人を対象とした研究はあまり行われていませんでした。そこで東京大学の研究グループが日本での飲酒とがんのリスクの関連性を詳しく調べています。研究グループは全国 33か所の病院での2005~2016年の間の入院患者データベースを用いて、がんとなった6万3232症例と、性、年齢、診断年、病院のバランスを等しくするようにしたがんではない6万3232症例とを比べて、飲酒とがんにかかるリスクの関連を調査したのです。対象者は1日の平均飲酒量(飲酒1単位換算)と飲酒年数を報告。飲酒1単位はアルコール含有量23gで、これを一般的なお酒に換算すると、日本酒1合(180ml)、ビール中瓶1本(500ml)、ワイン1杯(180ml)、またはウイスキーダブル1杯(60ml)となります。◆お酒を飲まない人はがんにかかりにくいそうしてわかったのは、お酒を飲まない人は最もがんにかかるリスクが低く、お酒を飲む人は飲む量によってがんのリスクが高まることです。飲酒指数が10飲酒年(1日1杯を日常的に10年間継続)で、がん全体の罹患リスクは 1.05倍、つまり5%程度上昇しました。また低~中程度の飲酒においても、がん全体の罹患リスクは上昇する可能性が。がんの種類別でみても大腸がん、胃がん、乳がん、前立腺がんの罹患リスクはいずれも増えていました。これは、性別、飲酒・喫煙傾向や職業分類などを考慮しても同じ傾向が現れていました。今回の結果からも、研究グループは「現在、日本の死因の第1位はがんであり、がん予防のため、飲酒によるがん罹患リスクの啓発活動をさらに強化する必要がある」と指摘しています。飲酒には健康リスクがあることをあらためて意識し、ほどほどにするとよいのかもしれません。(出典:フィッテ)
2020/01/13
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。運動の刺激がないと老化の三大仮説の一つ、炎症が広がる可能性があると、東京都健康長寿医療センター整形外科の宮崎剛部長らが2019年9月に発表した論文で明らかにしたそうです。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチ4を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は127・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は145しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ4、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************新年の誓いで運動習慣の継続を挙げた人もいるだろう。運動をしないと足腰は弱くなり、生活習慣病は悪化するといわれる。その理由はなにか。運動の刺激がないと細胞の炎症が広がる可能性について、東京都健康長寿医療センター整形外科の宮崎剛部長らが、2019年9月に発表した論文で、明らかになった。「今回の研究では、運動が体の炎症や老化を抑制するメカニズムを解明しました。経験則ではなく、細胞レベルで適度な運動は炎症を抑えるために欠かせないことがわかったのです」宮崎部長らが着目したのが、炎症や老化に関わるタンパク質のNF-kB(エヌ・エフ・カッパー・ビー)。これが働くと細胞の炎症性サイトカイン(別項参照)の後押しをして、細胞の炎症と老化が進んでしまう。NF-kBを抑制するのが、核の中に分布するCas(キャス)というタンパク質。研究では、片方の脚の運動性を低下させたマウスでは、Casが骨細胞の核外に分布し、NF-kBをうまく抑制できず、骨量が減少した。「骨に適度な運動で衝撃を与えると、Casが核内に入ることで骨量低下を防ぐことにつながります。適度な運動による刺激が大切なのです」Casを欠損したマウスは、普通の運動をしても骨に衝撃が伝わらないマウスと同様に、骨量が減少していた。Casの仕組みは、単に骨細胞だけにとどまらない。「今回の研究は骨の細胞に焦点をあてていますが、CasやNF-kBは、全身の細胞に存在します。生活習慣病、認知症やサルコペニアなどの加齢性疾患は、炎症との関わりが深い。それらの炎症にも、CasやNF-kBが関わる可能性が高いのです」過去の疫学調査などで、運動と生活習慣病の関係が深いことは分かっている。福岡県の久山町研究では、中年期の握力レベルが高いと、将来の循環器疾患や慢性閉塞性肺疾患の発症、死亡リスクも低下することが示唆された。また、国立がん研究センターの多目的コホート研究でも、身体活動量が高いほど死亡リスクが低下。男性はがんと心疾患の死亡リスクも低下したと報告された。病気に関わる炎症は運動で抑えられるのだ。「70代まで元気に働くためには、50代、60代での運動習慣が大切になります。若い頃からの適度な運動習慣を心掛けましょう」宮崎部長によれば、歩くだけでも下肢に体重の2~3倍の負荷がかかる。大まかにいうと、膝などの局所的には、70キロの人なら150キロ以上。走った場合には5~6倍の負荷が。70キロの人はなんと400キロ以上の負荷がかかっている計算になる。そのため、いきなり走ると膝などを痛めてしまう恐れがある。まずは歩くことを意識して、慣れてきたら軽いジョギングをしよう。「無理をして故障しては元も子もありません。私たちの研究では、1日10分でも効果はあります」■炎症性サイトカインとは細胞から分泌されるタンパク質の一種で、インターロイキン6(IL-6)やTNFαなどを炎症性サイトカインと呼ぶ。アレルギーをはじめ生活習慣病、がん、歯周病、認知症など、さまざまな病気の慢性炎症を引き起こす。病気予防や改善では、いかに慢性炎症を封じ込めるかがカギを握る。(出典:ZAKZAK)
2020/01/12
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。英国の研究によると、飲酒と喫煙で発がんリスクを比較した結果、1週間にワイン10杯(1本)の摂取による発がんリスクは男性で週5本、女性で週10本の喫煙によるリスクと同等であったそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順週ワイン1本の発がんリスク=たばこ5本「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************お酒が好きな人はお酒がもたらす影響というのも気になるところではないでしょうか。でも禁酒をして本当に効果があるのか、そしてどれくらいの期間我慢したらよい影響があるのか、そもそも禁酒による効果はあるのかと気になることだらけです。そこで、禁酒の期間別にどれ程の効果があるのか、また、禁酒の期間におすすめの飲み物などもご紹介していきます。これを機会に少しだけ禁酒の期間を設けてみて、変化を体感してみてはいかがでしょうか。◆呑んべぇに禁酒は必要? お酒が肝臓に与える影響「お酒は百薬の長」という言葉を、呑んべぇさんであれば一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?適量のお酒を毎日飲むことで、健康になるといわれることもありますよね。しかし、それと同時に「百薬の長とはいえど、よろずの病は酒よりこそおこれ」という言葉もあります。コミュニケーションを円滑にしたり、楽しい時間を作ってくれるお酒ですがやはり飲みすぎには健康の為にも注意しなければいけません。特に”肝臓”はお酒を分解する役割を担っており、お酒の飲みすぎによる影響を一番受けやすい臓器といっても過言ではありません。肝臓病でいうと脂肪肝はお酒の飲みすぎによりまず最初に選らわれる病気です。脂肪肝は、肝臓の細胞に中性脂肪の滴ついた状態で様々な肝障害を引き起こすといわれています。しかし、肝臓は沈黙の臓器といわれていて、病気になっていたとしても痛みなどの症状が出にくく発見が遅れ放置されてしまう事もしばしばあります。「特に体の不調は感じてない!」そう思ったとしても、適量以上の毎日の飲酒はどんどんと肝臓に負担を与えている可能性もあります。お酒が大好きな呑んべぇさんだからこそ、呑みすぎには気を付けてお酒と大人の付き合いができる事が望ましいですよね。◆禁酒の期間は3日からでも出る? 驚きの変化!毎日お酒を飲まないと眠れないというような人も多いようですが、試しに三日だけでもお酒を飲まない日を作るというのはとても大切です。肝臓を休ませるという意味では三日では大きな効果をもたらしませんが、日常生活において大きく変化は訪れます。まず、お酒を飲まないと眠れないというのは大きな間違いです。アルコールには興奮を引き起こす作用がありますので、アルコールを飲むと脳が興奮状態になります。そのため、眠れたとしても脳は興奮状態のままで休んではいないため、寝起きが悪かったり、朝は集中することが出来ないという状態にあったはずです。しかし、三日の禁酒によって、ようやく脳が休む時間を得ることかでき、睡眠の質も高まっていきます。三日の禁酒期間でもたらすのは高い集中力が身に付いたりと、「何となく体調がいいな」ということが三日間の禁酒では得ることが出来るはずです。たった三日と思うかもしれませんが、三日だけでも変化は訪れます。◆禁酒期間2週間で効果はここまで得られた!お酒を毎日飲んでいた人にとっては、この二週間というのは大変辛いかもしれませんが、二週間で得ることが出来る効果は三日よりも断然大きいです。一番の効果はやはり疲労感が減少するということです。アルコールは脳を活性化させる働きがありますので、夜飲むことが多いアルコールを摂取して寝るとなかなか眠れなかったり、何度も目を覚ましたりというようなこともあるのではないでしょうか。しかし、アルコールを二週間飲まない期間を作ることで、脳がリラックス出来るのです。同時に、二週間の禁酒によって肝臓もデトックスを開始しています。禁酒で最も気になるのは肝臓への負担を抑えることが出来るのかということではないでしょうか。肝臓はアルコール分解をする働きもありますが、疲労物質の分解も担っています。そのため、アルコールを摂取すると、アルコール分解することが優先されて疲労物質の分解まで行き着かず、疲労感が残りやすくなっていたのです。しかし、二週間の禁酒によって肝臓は正常な働きをもたらすことができ、疲労感が格段と軽減すると言えます。◆さらに1ヵ月禁酒期間を続けると…禁酒を一ヶ月も続けるなんて無理だと思われるかもしれませんが、一ヶ月でもたらす効果というのは絶大です。日頃、習慣的にお酒を飲んでいた方は、肝臓内に脂肪細胞を蓄積させています。実験によると、禁酒一ヶ月で肝臓脂肪が15%も減少させることが出来たというデータもあり、更には体重が2%減少したというデータもあるのです。また、アルコールというのは脱水状態を引き起こすとも言われています。そのため、アルコールを摂取し続けていると肌も乾燥状態になっていると言われています。そのため、一ヶ月禁酒期間を設けることで、肌の状態も改善するという効果もあります。乾燥肌でさまざまな化粧品を試したけれど思ったような効果を得ることができなかったというような方も、禁酒を一ヶ月続けることで何だかいつもとは違うと実感することが出来るはずです。また、一ヶ月禁酒した後は多くの人がその後のアルコール摂取量が減少するなど、一ヶ月の禁酒によってその後のアルコール摂取量にも変化をもたらすことが出来るのです。◆禁酒の挫折を食い止める! 味方なドリンク禁酒を決意しても、習慣になっていることをやめるということは難しいものです。禁酒期間中に挫折しようとしたら、まずはなぜ禁酒をしたのかを思い出してみてください。それでもお酒が飲みたいという欲求が抑えられない場合、普段飲んでいるドリンクに工夫をしてみてはいかがでしょうか。まず、禁酒期間におすすめのドリンクは炭酸水です。ビールなどは喉ごしを重視される方も多いので、実は炭酸水のシュワシュワで満足できたというような方も少なくはないのです。炭酸水だけでは物足りないという人はレモンやライムなどを加えると、満足度が高いですので、禁酒を決意したら炭酸水を購入しておきます。また、お酒好きな人はカクテルやワインなどフルーティーなものを好む人も多いはずです。そのような方はちょっとリッチなフルーツジュースをお取り寄せするのもおすすめです。高級なグレープジュースやビネガードリンクなどもおすすめです。はまるとお酒よりも安くて健康的だと禁酒を忘れる方も多いのです。(出典:呑んべぇ)
2020/01/09
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。親から受け継ぎ、一生変わらないヒトの遺伝子は約2万個と言われています。しかし、心身に影響をもたらす腸内細菌の遺伝子は20~40万あり、中にはヒトが消化できない食べ物からエネルギー源を取り出したり、免疫に関わったりする遺伝子があり、細菌とヒトが相互に助け合って共生する姿が遺伝子からも見えてきたそうですし、性格まで左右する報告がでてきましたが、腸内細菌叢の乱れで、体内時計が狂い太りやすい体質になる恐れがあるそうです。日本人は炭水化物やアミノ酸を利用してエネルギー源を取り出す遺伝子が多く、さらに炭水化物の代謝でできる水素を利用して栄養素を作るものが多く日本人の腸内は細菌との相互扶助がうまくいく健全な環境だそうです。人間の腸内にいる数万種、数百兆個と言われる多種・多様な腸内細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。この細菌の塊は腸内細菌叢または腸内フローラと呼ばれ、消化・吸収・排泄・免疫の点で多大な役割を担っているのでアレルギー、肥満、糖尿病、動脈硬化、ガン、アレルギー、皮膚疾患、さらにうつ、自閉症やパーキンソン病など脳、神経系疾患にも影響を与えることが分かってきたそうです。・「腸内細菌」は肥満、動脈硬化、がんの毒にも薬にもなる・あなたの性格を決める「ゲノム」が判明!? 「良い人/悪い人」は「腸内細菌」で決まる!?・“腸内菌”が幸福感を左右する! 知られざる腸のチカラ・21世紀は腸内細菌叢に注目 慢性疲労症候群にも関連か・ウォーキングが腸内フローラを改善 腸内細菌叢が変化し脳を健康に・健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍・「腸内フローラ」って何? 様々な病気との関係も指摘される“微生物群”の実態とは・腸内細菌で体が変わる? 移植で腸炎改善も・運動が腸内細菌によい影響を与えている・日本人の腸の老化は深刻な状態・健康維持に大切な腸内細菌 抗生物質や食習慣で乱れ最近の研究で短鎖脂肪酸の驚くべき働きぶりが分かってきたそうです。炭素数が6個以下の短鎖脂肪酸は、大腸内の腸内細菌が作る脂肪酸で、酢酸、プロピオン酸、酪酸があり、消化酵素で分解し切れない食物繊維を発酵・分解する役割があります。短鎖脂肪酸は、腸内を適度な弱酸性に保ち、悪玉菌の出す有害酵素、発がん性物質の二次胆汁酸、腐敗産物の活力を一気に抑え込み、善玉菌を全力で加勢する腸内のスーパーマン。短鎖脂肪酸は、オリゴ糖や食物繊維を豊富に含む食品を食べたり、ビフィズス菌などの有益な腸内細菌を増やせばよく、腸内はますます元気になります。また、ウイルスや病原菌から体を守る腸管バリア機能も短鎖脂肪酸の得意技だそうです。腸細菌の研究で知られる酪農学園大学の辨野教授が実施した「腸年齢と健康に関する調査」によると、実年齢20代の平均腸年齢は45.7歳、実年齢30代の平均腸年齢は51.3歳、40代の平均腸年齢は54.2歳。日本人の腸の老化は予想以上に深刻で、整腸力が落ちていることが明らかだそうです。この調査では、腸年齢の若い人ほど脳機能の衰えが少なく、老化もゆっくりと進むことが判明。腸年齢の若い人は、肌の悩みが少なく、健康状態や体力、気持ちの持ち方、外見も若い。腸を若々しく保てば保つほど、何歳になっても病気に罹りにくい健康体を維持できる。腸年齢の若さを保つことは、健康長寿に欠かせないそうです。・あなたの「腸」は何歳?私は23問中チェックは2つでした。チェックが4個以下の人:腸年齢=実年齢,腸年齢は若くてバッチリ合格!人間の腸内にいる多様な細菌のバランスを保つことが、健康維持に重要な役割を果たすと言われています。いろいろな食材を少しずつ食べる和食のスタイルが、腸細菌のバランス維持に寄与しているそうで、専門家は「和食を多く取り入れると、肥満やメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防・改善に効果が期待できる」と話しています。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と慢性的なカルシウム不足や抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、主食を最後に食べるカーボラストにするとさらによくなりそうです。和食が世界文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************◆実年齢と腸年齢は同じではない口から食べた食物を消化して体内に吸収する腸は、健康維持のバロメーターとも言える臓器です。腸内環境が整っていれば、食物の消化・吸収がスムーズに行われるだけでなく、代謝や免疫力がアップし、内臓機能が向上するなどいいこと尽くし。「美腸」を意識した生活を心がけて、気持ちのいい毎日を送りたいですよね。とはいえ、年齢とともに腸が老化していくのは必然のこと…。しかし、近年では腸年齢が実年齢より20歳以上も老けている「老け腸」の人が増えているのだとか。あなたの腸は大丈夫?心配なら、まずは生活や食習慣を見直してみましょう。◆老け腸を進行させないための生活・食習慣□禁煙する□毎日運動をする習慣をつける□ストレスを解消できる趣味を見つける□疲れがとれる程度の睡眠時間を確保する□寝つきを良くする工夫をする□休肝日を設ける□毎日、食事時間を同じにする□3食食べる。特に、朝食を抜かない□毎食、野菜を1日350gは食べる□肉は野菜の1/3くらいの量に留める□乳製品や発酵食品を毎食食べる□決まった時間に排便をする□外食は週に4回以内に留める□生活のリズムを崩さないいかがでしたか?逆に言えば、上記の生活・食習慣ができてない場合は「老け腸」の可能性があるということ!では、「腸が老ける」とは、どういうことなのでしょうか?年齢とともに腸も老化します。腸内で悪玉菌が増えるのも一種の老化現象。腸が老化すると、腸管運動も低下して便秘などの症状も出やすくなります。その結果、悪玉菌が優勢となり、腸内での腐敗が進んで、有害物質がたくさん作られるようになってしまいます。老化した腸が作る便はひょろひょろと細長く、臭いもキツくなります。残便感があってスッキリしないのも特徴です。また、近年では実年齢と腸年齢との開きが大きい若年層が増えているという調査も…。腸内環境学者の辨野義己(べんの・よしみ)先生が行った調査では、20代の女性の平均腸年齢は平均47・5歳という驚くべきものだったそう。腸年齢を若く保つ秘訣は、成長期から成人期にかけて、善玉菌を増やしておくこと。つまり、若いうちから食物繊維や発酵食品を摂り、善玉菌の「貯菌」をしておくことが大切なのです。実年齢と腸年齢に大きな差がある人たちは貯菌が不十分なことが考えられます。貯菌が十分なら、悪玉菌が増えても悪さをする力を抑えられるため、快腸も維持できます。実年齢より若い腸を維持するためにも、良質なうんちを作り、育てる力をつける生活を送ることを心がけましょう。◆腸年齢を若く保つ3つのポイント運動 50%肥満は腸内環境の乱れの原因の一つであることがわかっています。その予防のためにも、運動は非常に重要です。長寿の人たちに共通しているのも「体を動かしている」ことなのです。食物繊維 40%腸内に棲みつく善玉菌を増やすには、発酵食品ではなく、まずは善玉菌のエサとなる食物繊維を摂ることが第一です。発酵食品 10%ヨーグルトは「特定保健用食品」認定のものがおすすめ。納豆も腸内環境を整える効果のある食品です。キムチの効能は医学的に実証されていないというのが実情です。◆ヨーグルトはアルバイトだと思え?!発酵食品を食べれば、腸内の善玉菌を増やせるという考え方は正確ではありません。それは整腸剤やサプリメントも同様です。一時的にビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を増やすことはできますが、摂取した菌がそのまま腸に定着するというわけではないからです。外部から摂取した善玉菌は、腸に滞在している間に乳酸や酢酸といった酸性物質を生み出して、腸内を弱酸性に傾けて悪玉菌の増殖を抑えます。そして、その隙をついてすでに腸内に棲みついているビフィズス菌や乳酸菌が増えていくという仕組みです。つまり、ヨーグルトなどの発酵食品やサプリメントはあくまでもアルバイトのような存在と考えることが正しいと言えます。外部から摂取した菌はすぐに便として排泄されてしまいます。そのため、もともと腸内に棲みついている定着型の善玉菌が少ないと、摂取した善玉菌が加勢をしても、腸内環境を整えるに足る量にまで増えてはくれないのです。定着型の善玉菌を増やすためには、十分な運動、食物繊維と発酵食品の摂取は不可欠です。また、肉や加工肉の食べ過ぎを控えることも重要となります。まずは定着型の善玉菌を増やし、しっかりとしたベースを作ることを目指しましょう。「老け腸」を防ぐポイントは、運動と食物繊維。さらに1日1回の乳酸菌食品を摂って、美腸をキープしたいですね。出典:『自分で治す お腹の不調と肥満症』監修:辨野義己(腸内環境学者)/理化学研究所イノベーション推進センター・特別招聘研究員。農学博士。うんこ一筋45年、腸内細菌研究の第一人者。『大便革命 腐敗から発酵へ』(幻冬舎新書)、『100歳まで元気な人は何を食べているか?』(三笠書房)他、著書多数。
2020/01/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。大リストラが盛んに行われているのを見てか、副業熱が高まっているそうです。価値観や働き方の多様性が重視されるより、大企業の社員で現在副業をしている社員は17%、1年以内に副業に取り組んでみたい社員は42%と、合計6割に上り、社員側の副業志向の高まりがうかがえますが、副業を容認している主要企業の5割に増えたそうです。人口減少社会と同時に現実化している人生100年時代を上手く生き抜くには、人生三大不安の経済・健康・孤独の対策が重要です。平均寿命80歳前提の教育、仕事、引退の3ステージでは対応出来ず、わかりやすいロールモデルはありません。さらにAIやロボットが職業を激変させる時代を生ききるためには充分な健康管理をしてマルチキャリアを構築しながら働くことが最善策になりますが、どのような働き方をするかが大きな課題になります。私は50歳の時、10年続けて得意分野になった健康増進・エイジングケア分野で複業として起業して1年後にリスクなく独立し、生涯現役をめざしていますので、定年はありません。この仕事は働き続けなくても収入が安定しているので、時間的な自由度もたっぷりあり、申し分ありません。この経験を活かして副業や起業・独立のお手伝いもしています。目前に迫る長寿社会100年時代を生ききるために必要な資産を持つ退職者は全体のわずか2%だそうです2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。週刊東洋経済2017年7月22日号はライフ・シフト実践の特集でした。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。・生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟・人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃・年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。最近の関連ブログ 新しい順副業解禁、主要企業の5割 社員成長や新事業に期待 労務管理など課題もミッシングワーカー働くことをあきらめて熟年力で生涯現役 定年見直し、企業の戦力に経団連、副業・兼業容認へ転換 年初にも方針 働き方改革の一環で各社に検討促す生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク定年後も働き続けるため、50代が準備していること年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか定年男性が陥る「三悪行」を避けるには介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは?「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードにダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験ありスマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ男性より切実? 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2019/12/31
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。目前に迫る長寿100年時代は、長い人生を楽しみたい。そのためには、健康寿命を延ばすことが重要ですが、何人もの医師の最も多かった答えは「働き続けること」だったそうです。どのような働き方をするかが大きな課題になりますので、的を射た健康管理と良い働き方の提案もしています。米スタンフォード大学のトニー・ウィス=コレイ教授らの研究チームは、18歳から95歳までの2925の血漿タンパク質を分析して研究論文を発表しています。研究論文では、老化は一定のペースで継続的に進行するのではなく、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで急激に進むことが示されたそうです。1990年から2015年における日本の健康指標の変化を都道府県別に検討した成績がLancet誌に掲載されました。(1)過去25年間に平均寿命・健康寿命などの健康指標は改善したものの、2005年以降は鈍化傾向にある。(2)2015年の段階で、死亡の47%が修正可能なリスク要因(不適切な食事、喫煙、高血圧、空腹時血糖高値、問題のある生活・作業環境など)により引き起こされている。(3)都道府県間の健康格差が25年の間に広がってきた。修正可能なリスク要因や保健システムの指標(1人当たりの医療費、人口当たりの医師数、看護師数、保健師数)の差だけでは、健康格差のすべてを説明することはできなかった。健康格差を縮め、健康寿命を延ばすのは難しくありません。約1万人の高齢者を調査したところ、適度な睡眠や毎日の歩行などの健康的な生活習慣を数多く取り入れている人ほど、介護を必要としない「健康寿命」が長く、最大2年余りの差がみられたとの調査結果を厚生労働省の研究班が発表しました。私達の身体は、老化を防ぐための防御メカニズムを生まれ持っています。しかし、時間の経過とともに、外からの健康被害や体内からの様々なダメージにより防御メカニズムが衰えて老化が促進してしまいます。老化を促進させる3大要因は、「酸化」「糖化」「炎症」ですが、これらを抑制させる食材は共通しています。「オメガ3脂肪酸」「緑黄色野菜」「未精製穀物」ですので、うまく取り入れたいものです。糖化の一般的な予防策として・食事前に緑茶を飲む・低GI食品の活用・ベジファースト(野菜、主菜、主食の順に食べる) 血糖値を急上昇させない食べ方になる・精製された糖質を避ける・糖質を摂り過ぎない・緑の野菜をたくさん食べる・食材の高温加熱は避ける・よく噛む・糖化した食品を摂りすぎない・食後1時間以内に体を動かすようにするなどがあります。遺伝子発現研究が進み、糖化抑制や糖化した老廃物の排除が出来るものが実用化され、愛用していますがまるで魔法のようです。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・伝統的日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素が足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************老化は一定のペースで継続的に進行するのではなかった ...... Xesai -iStockスタンフォード大学の研究チームがヒトの血漿タンパク質を分析したところ、老化は一定のペースで継続的に進行するのではないことがわかった。血中のタンパク質の測定によってヒトの健康状態を診断できることは広く知られているが、このほど、血中のタンパク質レベルによって、ヒトの年齢を精緻に予測できることがわかった。老化は一定のペースで継続的に進行するのではない米スタンフォード大学のトニー・ウィス=コレイ教授らの研究チームは、18歳から95歳までの4263名から得た血液サンプルを用いて2925の血漿タンパク質を分析し、2019年12月5日、その結果をまとめた研究論文を学術雑誌「ネイチャーメディシン」で発表した。この研究論文では、老化は一定のペースで継続的に進行するのではなく、34歳の青年期、60歳の壮年期、78歳の老年期という3つのポイントで急激に進むことも示されている。タンパク質は、身体を構成する細胞からの指示を実行する働きを担っている。それゆえ、タンパク質レベルの大幅な変化は、身体の変化を意味する。生理的老化は34歳、60歳、78歳で急激に起こる研究チームは、各被験者の2925の血漿タンパク質のレベルをそれぞれ測定し、そのうち1379のタンパク質レベルが被験者の年齢によって明らかに異なっていることを突き止めた。また、被験者の年齢は、これらのうち373のタンパク質によって、概ね3年程度の誤差で精緻に予測でき、9のタンパク質でも、ある程度の精度で予測が可能だという。加齢のみの要因で不可逆的に生じる生体の変化、すなわち「生理的老化」は、平均34歳、60歳、78歳の3つのポイントで急激に起こることも示されている。多くのタンパク質は、一定のペースで増減したり、生涯、同じレベルを維持するのではなく、一定期間、同じレベルを保ち、特定のポイントで、突然上下に変動しているのだ。年齢によってそのレベルが明らかに異なる1379のタンパク質のうち、895のタンパク質は、性別によっても特徴が認められた。男性と女性で老化プロセスが異なることを示す成果のひとつとしても注目されている。老化を遅らせる薬剤や治療法の開発などの応用が期待されているウィス=コレイ教授は、2014年5月に「若齢マウスの血液は、老化に伴う認知機能などの低下を抑制する」との研究成果を発表し、老化によって血中で分子の変化が起こっていることを示したが、今回の研究成果は、抗老化医学をさらに前進させるものだ。臨床応用までにはさらに5年から10年を要するものの、血中のタンパク質を「老化バイオマーカー」として老化の急速な進行を特定したり、老化を遅らせる薬剤や治療法を開発したり、老化を加速させる薬剤の副作用を早期発見するなど、様々な分野での応用が期待されている。(出典:ニューズウィーク日本版)
2019/12/30
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。喫煙者は、非喫煙者と比較してインフルエンザの発症リスクが高い可能性が示唆されました。喫煙者は免疫力が下がるので、インフルエンザなどの感染症発症リスクが高いのは当然だと思います。厚生労働省研究班の推計で、タバコが原因で平成26年度に100万人以上が、ガンや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、受動喫煙を合わせて1兆4900億円の医療費が必要になったそうで、これは国民医療費の3・7%を占めるそうです。医療費を浪費する喫煙者の行動変容を促すには、自己負担を増やせば禁煙率が下がりそうですね。喫煙者が吸う主流煙を「ファーストハンドスモーク」、 受動喫煙を起こす副流煙などを「セカンドハンドスモーク」と呼び、どちらも目に見えるケムリです。しかし「サードハンドスモーク」は、目に見えないのが特徴で、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響があるそうです。「サードハンドスモーク」で最も問題になる有害物質は「ニコチン」です。「サードハンドスモーク」中のニコチンが、大気中の亜硝酸と反応して発がん性物質の「ニトロソアミン」が生成されることが判明しています。2015年だけで喫煙が原因で発症した病気で死亡した人は640万人となり、日本は人口に比べて上位の6位だそうで、喫煙は命がけ、自殺行為だということが改めてわかりますが、禁煙後進国としての反省はなく、規制は後手後手で情けない状態が続いています。喫煙による世界の経済損失は、年間160兆円以上という研究報告があり、米国国立がん研究所の研究で、1日1本未満の喫煙でも肺がん死亡リスクが9倍と、タバコの煙への曝露には安全というレベルはないことがわかったそうです。別の調査では、働き盛りの若い世代の喫煙者は心筋梗塞のリスクが8.5倍になるということがわかっています。たばこを吸う本数が多いほどDNAが傷つき、1日1箱を1年間吸い続けると肺の細胞では遺伝子に150個の変異が生じると国立がん研究センターなどの国際チームが発表しました。また、米国立研究機関は、過去にタバコを吸っていた人の遺伝子には遺伝子の働きを左右するDNAメチル化が起きて喫煙歴を示す痕跡が残り、一部は30年経っても消えないとの調査結果を発表しました。その影響は人間の遺伝子の約3分の1に当たる7000以上の遺伝子に及び、2600箇所以上でメチル化が起き、185箇所は30年経っても残っているそうで、喫煙の悪影響は長く尾を引き、さらにDNAを通じて子孫にまで及び、喫煙者の子孫は生まれつき免疫機能が低下して病気に罹りやすくなるわけです。さらに日本人は依然、「たばこの害」を侮っている! 喫煙が日本経済に及ぼすコストは年7兆円になるそうです。喫煙は何一つよいことはありませんが、悪いことは次々と見つかっています。記憶・言語・認知などの重要な思考プロセスを司っている大脳皮質を破壊することがわかったそうで、認知症にもなりやすいわけです。また、喫煙は免疫システム全体に重大な悪影響を及ぼし、免疫機能が低下するそうです。詳しく調べるとDNAのあちこちが切断されているので、まさに百害あって一利なしです。厚労省の最新の研究では、受動喫煙で1万5千人死亡し、半数以上が脳卒中だそうで、他殺行為であり、禁煙後進国の日本も速やかな受動喫煙対策が望まれます。最近では、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響がある3次喫煙が心配されてきました。職場で禁煙・分煙を希望している人が81%、職場やレストランなどでの全面禁煙の義務化には62%が賛成するなど国民の受動喫煙防止の意識は高いのに国の禁煙政策は遅れに遅れています。喫煙は様々な病気の原因になっています。◆喫煙と関連する病気口腔(こうくう)咽頭がん、喉頭がん、食道がん、気道・気管支・肺がん、急性骨髄性白血病、胃がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、腎臓・尿管がん、子宮がん、膀胱(ぼうこう)がん、大腸がん脳卒中、失明、記憶障害、神経障害、認知症、白内障、加齢黄斑変性、妊娠中の喫煙による先天性口唇・口蓋裂(こうがいれつ)、歯周病、大動脈瘤(りゅう)、若年成人期からの腹部大動脈の硬化、冠動脈疾患、肺炎、動脈硬化性末梢動脈疾患、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、結核、喘息(ぜんそく)、その他の呼吸器疾患、糖尿病、女性の生殖機能の低下(妊孕性=にんようせい、妊娠しやすさ=の低下など)、大腿骨近位部骨折、異所性妊娠(子宮外妊娠)、関節リウマチ、免疫機能への影響、健康状態全般の悪化、全身に蓄積◆受動喫煙と関連する病気子供:中耳の病気、呼吸器症状、肺機能の悪化、下部呼吸器疾患、SIDS大人:脳卒中、鼻の刺激症状、肺がん、冠動脈疾患、女性の生殖機能の低下(低出生体重)また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。PM2.5や黄砂、放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強くお願いしたいです。さらに、20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうで、高額ですね。タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は若い女性の喫煙率が増えている異常国です。受動喫煙は全員が大きな迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)また、たばこ1本で寿命は14.4分短くなるという研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。・「長生きしたくない」老後不安の未婚者・「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康・「長生きは不安」8割超 若年男性日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の今以上の長寿を望んでいないからでしょう。1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと と禁煙は第2位に出てきます。なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。・たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)・禁煙治療に保険が使える医療機関情報(日本禁煙学会) ・タバコ会社の本音・タバコの生涯コスト1600万! 効果満点の「リセット禁煙」とは関連ブログ 新しい順電子タバコの使用でインフル感染リスク増?たばこ 1日1本でも心血管病リスク増電子たばこの蒸気を吸引、尿から5種類の発がん物質 米研究たばこで医療費1・5兆円 がん、脳卒中、心筋梗塞で 厚労省研究班受動喫煙でも大動脈疾患 死亡リスク2倍超に子どもを襲う“見えない煙害” 分煙では防げない「サードハンドスモーク」の危険性全世界で喫煙が原因の死者数は? 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2019/10/06
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。約5万人を18年以上追跡、肉食・魚食・菜食群に分け心血管疾患の発生を調査した結果、魚食や菜食主義(ベジタリアン)の人は、肉食の人と比較して虚血性心疾患の発生率は低かったが、ベジタリアンでは脳出血および全脳卒中の発生率が20%高いことが示されました。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************魚食や菜食主義(ベジタリアン)の人は、肉食の人と比較して虚血性心疾患の発生率は低かったが、ベジタリアンでは脳出血および全脳卒中の発生率が高いことが示された。英国・オックスフォード大学のTammy Y N Tong氏らが、ベジタリアンと虚血性心疾患および脳卒中との関連を調査した前向きコホート研究「EPIC-Oxford研究」の18年を超える追跡調査結果を報告した。これまでの研究では、ベジタリアンが非ベジタリアンより虚血性心疾患のリスクが低いことは報告されていたが、利用可能なデータが限られており、脳卒中に関するエビデンスは十分ではなかった。BMJ誌2019年9月4日号掲載の報告。約5万人を18年以上追跡、肉食・魚食・菜食群に分け心血管疾患の発生を調査 研究グループは、1993~2001年に虚血性心疾患、脳卒中、狭心症または心血管疾患の既往がない4万8,188例を登録し、ベースラインとその後2010~13年に収集された食事の情報に基づいて、肉食群(魚、乳製品、卵を消費するかどうかにかかわらず肉を食べる人:2万4,428例)、魚食群(魚は食べるが肉は食べない人:7,506例)、菜食群(ヴィーガンを含むベジタリアン:1万6,254例)に分類し、追跡調査した。ベースラインとその後の2010年頃(平均追跡期間14年後)の両方で食事に関する報告があったのは2万8,364例であった。主要評価項目は、2016年までの英国医療サービスの関連記録から特定された虚血性心疾患および脳卒中(脳梗塞、脳出血)の発生とし、Cox比例ハザードモデル、Wald検定を用いて解析した。脳卒中、肉食群に比べ菜食群で20%増加18.1年以上の追跡調査の結果、虚血性心疾患2,820例、全脳卒中1,072例(脳梗塞519例、脳出血300例)が確認された。社会人口学的および生活習慣の交絡因子を調整後、魚食群および菜食群の虚血性心疾患の発生は、肉食群と比較してそれぞれ13%(ハザード比[HR]:0.87、95%信頼区間[CI]:0.77~0.99)および22%(HR:0.78、95%CI:0.70~0.87)低下した(異質性のp<0.001)。この差は、虚血性心疾患の発生が肉食群よりも菜食群において、10年以上で1,000人当たり10症例(95%CI:6.7~13.1)少ないことに相当した。虚血性心疾患との関連性は、自己報告による高コレステロール、高血圧、糖尿病、BMIで調整すると、部分的に減弱した(菜食群のHR:0.90、95%CI:0.81~1.00)。一方、菜食群では、全脳卒中の発生が肉食群より20%増加した(HR:1.20、95%CI:1.02~1.40)。これは、10年以上で1,000人当たり3症例多いことに相当し、大部分は脳出血の増加によるもので、脳卒中との関連性は疾患リスク因子を調整しても減弱しなかった。なお、著者は研究の限界として、スタチンなどの薬物療法に関する情報が利用できなかったこと、食事や食事以外に関する交絡因子の可能性、対象者の多くが欧州の白人であり一般化できるかは限定的であることなどを挙げている。(出典:ケアネット)
2019/09/28
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本人の睡眠時間は、2016年のOECD報告で、加盟国最短・最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れ、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、私は週平均7時間以上、短い時には昼寝30分は取るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch4で毎日チェックしていますが、90%以上あり、良い睡眠は75%以上、深い睡眠も30%以上はあり、体感の快眠が裏付けられています。これらの経験から睡眠の最善策は筋トレ、飲酒は少量でもマイナスですね。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は22年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、数年前から週平均で7時間は確保するよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要、たっぷりな深い睡眠などの快眠なのはAppie Watch4の睡眠アプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順睡眠不足は酩酊と同じ 「眠り」見直し、会社で仮眠も平均睡眠時間は「7時間22分」日本は世界一の“寝不足国家”「寝だめ」は不可能 睡眠研究者が語る睡眠負債を貯めないコツ日本の睡眠時間、主要国中で最短 心拍計メーカー調べ不眠症 原因探り治療 生活習慣をチェック 睡眠薬に頼らず改善「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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"不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】****************************日本人の睡眠時間は世界でダントツ短い。厚生労働省の『平成27年 国民健康・栄養調査』によると、睡眠時間6時間未満の人がわずか8年で11%も増加し、全体の4割を占めている。睡眠不足が日常的に継続した暁には、健康被害はおろか経済損失としても影響がでるという。2019年9月2日、働くひとの眠り方改革「Biz×Sleep」プロジェクト始動に先駆けたオープニングイベントが開催され、枝川 義邦氏(早稲田大学リサーチイノベーションセンター 研究戦略部門教授)が「『働き方改革』成功の鍵は“眠り方改革”!」について講演、問題解決の糸口について語った。トークセッションでは、お笑い芸人TKO(木本 武宏氏、木下 隆行氏)が、眠りの悩みについて打ち明けた。6時間寝ていても油断は禁物枝川氏はまず日本と世界の睡眠状況を示すために、OECD(経済協力開発機構)加盟国の平均睡眠時間のグラフを提示し、「日本の平均的な睡眠時間は7時間22分で、加盟国で最も短い(OECDの平均は8時間25分)。ただし、この統計は15歳以上の睡眠時間を算出しているので、10代の睡眠が十分とれている者が含まれている」と述べた。睡眠不足が積み重なった状態を『睡眠負債』というが、同氏は、「気づかないくらいわずかな睡眠不足でも、蓄積すると大きな影響を及ぼす可能性がある」とし、「実は、6時間未満で熟眠感を得ている人でも睡眠負債の可能性がある。睡眠不足が日常的な習慣になっている可能性もあり、自覚がないことも特徴」と警鐘を鳴らした。この現象は2003年に発表された論文1)で明らかとなり、2週間分の負債が蓄積することによるパフォーマンスの低下は、徹夜による負債に匹敵することが示された。 睡眠削減・労働時間多い=仕事がデキるの発想は時代遅れ!?睡眠負債を抱えた人が働きに出れば、仕事効率に影響を及ぼしパフォーマンス低下は避けられない。2018年度『企業の睡眠負債』実態調査によると、仕事中に眠気を感じているのは8割近く、うち2割は毎日眠気を感じていた。回答者の6割近くが生産性への影響を訴えたという。この“出勤しているにもかかわらず従業員のパフォーマンスが上がらない“残念な状態は、プレゼンティーイズムと呼ばれ、従業員の健康関連コストの8割弱を占める。同氏は「睡眠不足が原因の場合、1人あたり約3.4万円/年もの損失を職場に与えてしまう。以前は睡眠時間を削ってでも夜遅くまで働くことがカッコいいとされ、長時間労働を自負していた。しかし、今は規則正しい生活を行う人こそが素敵」とし、「睡眠負債は個人の問題ではなく、会社全体の問題として捉えることが重要」と強調した。遅寝遅起きでも◯、睡眠リズムとコーヒーナップが大切睡眠不足にならない生活習慣を心がけることが一番だが、睡眠不足が避けられない場合もある。そのような時に、同氏は「コーヒーナップがお薦め」だという。コーヒーに含まれるカフェインの効果は摂取後20~30分後に効果を発揮する。また、人間の脳の活動は起きてから約12時間後に低下傾向に陥ることから、「(脳の活動が低下する前)昼食時にコーヒーを飲んで仮眠をとると、カフェインの効果で目が覚めやすく、午後の仕事が効率的にできる」と、それぞれのメカニズムを上手く利用した睡眠負債の対処法を推奨し、「まとまった睡眠時間が取れない人も、仕事中に眠気が襲ってきたときに10~15分の昼寝を取り入れることで、脳がスッキリして業務効率も上がる」とも述べた。TKOとのトークセッションにおいて、木下氏は「不規則な生活が続いてしまう」と、悩みを吐露。それに対し枝川氏は、「睡眠はリズムが大切。前半と後半で役割が違うので、なるべくまとまった時間を睡眠にあてることが望ましい。短い睡眠時間を足し算するのは、最後の手段にしてほしい」とアドバイスした。(出典:ケアネット)
2019/09/12
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2型糖尿病は専門医が一生治らないと絶望させる生活習慣病です。「食品の選び方」と「食べる順番」が2型糖尿病の発症リスクに影響することを示した3件の研究結果が、米国栄養学会(ASN、6月8~11日、米ボルチモア)で発表された。これらの研究では、植物性食品を中心とした食事に改善したり、ビタミンB2やビタミンB6を多く摂取したりすると2型糖尿病リスクが低減したほか、「食べる順番」も同リスクに影響する可能性が示された。野菜を最初に食べると、食後血糖値の上昇だけでなく、食欲増進ホルモンの分泌も抑えられることが分かったという。糖尿病の合併症予防も血糖値のコントロールだけなので十分よい結果は期待できません。23年前に10年間インスリンを打っていた母の糖尿病は、私がサポートしてからわずか2ヶ月で完治、慢性腎炎もよくなって主治医は奇跡だと驚愕しましたが、奇跡ではなく2型糖尿病なら治りますが、予防が大切なのは言うまでもありません。糖尿病は、40歳以上では3人に1人といわれている国民病の一つで、多くの合併症を引き起こします。さらに高齢になれば、脳血管性認知症とアルツハイマー型認知症の両方のリスクが4.6倍にもなる怖い病気です。糖尿病の深刻な合併症である下肢リスクはあまり知られていませんが、日本で足を切断する人は年間2万足と言われ、下肢切断後の患者の7割は5年以内に亡くなり、肺がんの死亡率に匹敵するそうです。最近では、3年後の糖尿病発症確率を予測する「リスクスコア」が開発され、糖尿病の予備軍を見つけ発症の予防に役立てられるそうです。私は属性以外は0点の3点なのでリスク1%未満でした。糖尿病患者は、「治療の継続は大事」と一般論では認識していても、患者自身の合併症リスクの認識が甘く、十分な対応をしていないことがわかったそうですが、日本は主要国で一番健康意識が低いので当然だと感じます。また、睡眠時間が同じでも、夜更かしの人は早起きの人より糖尿病、サルコペニアなどの疾患を発症しやすいといわれています。・1997年1,370万人・2002年1,620万人(5年で250万人増加!成人6.3人に1人)・2007年2,210万人(成人5人に1人)・2012年2,050万人(成人5人に1人)・2016年2,000万人(成人5人に1人)2005年に一般男性の6割、女性の4割が耐糖能異常があるという調査結果もあり、上記の厚生労働省の数値より多いのが現実だと思います。糖尿病の本当の怖さは、過剰な血糖で坑酸化酵素が糖化されて抗酸化力が大きく落ち、活性酸素が猛威を振るって毛細血管などがボロボロになって発症する合併症で、ガン、脳梗塞、心筋梗塞など多くの病気罹患率が通常の2~3倍にも跳ね上がるそうです。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2016年OECD調査)と韓国と同率最下位で、驚くほど低率です。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。糖尿病関連フリーページ糖尿病の治療私がお手伝いした糖尿病症例食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会糖尿病関連ブログ 新しい順日本人の糖尿病増、原因に「座りすぎ」 簡単「ゆっくりスクワット」で改善を国内の糖尿病、予備軍含め2000万人超「血糖値スパイクに要注意」 11月14日は世界糖尿病デー安全に血糖を下げながら、脳・心血管疾患を抑制する糖尿病合併症 「米国で減」「日本で増」のなぜ野菜や果物などの「植物性食品」が糖尿病リスクを下げる「決め手」に炭水化物偏重は危険 しっかり食べて筋肉維持が糖尿病予防に糖尿病、初の1000万人 昨年推計 国民健康・栄養調査、高齢化が影響2型糖尿病患者は、アジア人でもがん死リスクが高い日本糖尿病学会の食事指導は本当に正しい? 患者は炭水化物をメインに食べるべき!?好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか30代糖尿病、心疾患18倍 男性「50代相当リスク」アルツハイマーは脳の糖尿病である 東北大が実証糖尿病、闘病期間長いと脳が萎縮糖尿病の予防に効果的なのは? 筋トレ vs 有酸素運動「少し太っているほうが健康」に根拠なし 糖尿病リスクは確実に上昇している徳島大「インスリン抵抗性」を解明 糖尿病根治薬へ新たな道糖尿病、点数で確率予測 国立国際医療研究センター、予備軍発見に活用低糖質食、もっと身近に 増えるメニュー コンビニや外食、普段から肥満・糖尿病予防歩いて病気予防、目安は? やりすぎると免疫力低下 糖尿病なら1日8000歩/早歩きで負荷プラスどんなに運動をしても、座りすぎの生活が糖尿病のリスクを高める糖尿病や認知症予防まで!? 筋トレがやっぱりすごい「5つの理由」糖尿病発症にもつながる? 実は怖い筋肉の老化足の切断は年間2万足!? 糖尿病患者が見落とす下肢切断のリスクに医師が警鐘健康維持の秘訣は「腸内フローラ」のバランスを整えること! 大腸がんや糖尿病の予防にも大活躍糖尿病予防に「ベジ・ファースト」 血糖値の上昇緩やかに世界糖尿病デーは11月14日 ブルーサークルで健康的な食事を拡大肥満で増すがんの危険 痩せすぎもリスク 糖尿病・心筋梗塞だけじゃない危険すぎる糖尿病の現実! 深刻な患者の“理解不足” 失明や心筋梗塞など合併症リスク増睡眠時間に関係なく「夜更かし」は糖尿病の引き金に? 認知症、筋肉量の減少もリスク上昇玄米が糖尿病予防に効果的 玄米の天然成分が血糖値を下げる糖尿病やメタボの予防、「果糖」を含む甘味料の料理への添加を控えるべし、果物や野菜に含まれる果糖は問題なし世界糖尿病デー 健康的な朝食が糖尿病リスクを減らす薬局でHbA1cを測定したら4人に1人が糖尿病か予備群ダイエット飲料で糖尿病リスクが高まる!? 人工甘味料の“謎”を解く糖尿病リスクは飽和脂肪酸の種類によって上昇唾液で血糖値を測定できる技術を開発 100分の1の精度で測定メタボ、糖尿病で常識覆す研究 スイーツは「昼」より「3時」糖尿病の直接的な原因は、筋肉内に溜まる「脂肪筋」糖尿病の悪玉物質特定 京都府立医大 新薬開発に道糖尿病と認知症 糖代謝異常との関連注目糖尿病疑い950万人 厚労省推計 07年から60万人増11月14日は世界糖尿病デー 世界の1000ヵ所でブルーライトアップ吐いた息で病気わかる? がんや糖尿病診断に期待 ガスの種類や精度、課題に通勤時にしっかり歩けば糖尿病と高血圧のリスクは低下糖尿病 合併症で多大な医療費 症状前に血糖コントロールを赤身の肉で糖尿病リスク上昇食生活の改善 糖尿病予防魚油サプリが糖尿病リスク低減に有効アルツハイマー病、脳は「糖尿病状態」 九大が患者調査水銀曝露が糖尿病リスクを高める速歩きは糖尿病、高血圧、脂質異常症リスク低下に効果的座っている時間が長いと糖尿病 を招く糖尿病の自己管理、上手に 治療のカギは日常生活 患者が意見交換、「やる気」刺激糖尿病 夢の新薬に道筋 「アディポネクチン」研究加速 8月に国際シンポ糖尿病:睡眠5時間以下、リスク5倍 予防「職場環境も重要」糖尿病:中小企業、患者割合高く 経過観察、約7割「何もせず」子どもの糖尿病治療 肥満対策に的 生活習慣を改善糖尿病予防にGI値の低い食品を選ぼう糖尿病の重症化防げ2型糖尿病予防はQOLの改善とともに医療費削減をもたらす 糖尿病:発症、高率で予測 二つの検査組み合わせ 筑波大など糖尿病に新治療法の可能性 東大、血管に原因突き止め****************************【以下転載】****************************「食品の選び方」と「食べる順番」が2型糖尿病の発症リスクに影響することを示した3件の研究結果が、米国栄養学会(ASN、6月8~11日、米ボルチモア)で発表された。これらの研究では、植物性食品を中心とした食事に改善したり、ビタミンB2やビタミンB6を多く摂取したりすると2型糖尿病リスクが低減したほか、「食べる順番」も同リスクに影響する可能性が示された。野菜を最初に食べると、食後血糖値の上昇だけでなく、食欲増進ホルモンの分泌も抑えられることが分かったという。一つ目の研究は、前向きコホート研究であるCARDIA(Coronary Artery Risk Development in Young Adults)研究に参加した男女2,717人(平均年齢25歳、約40%が黒人、約60%が女性)を対象としたもの。参加者を30年にわたり追跡した結果、成人早期から中年期にかけて食事の質に改善がみられた人では、食事の質がわずかに低下した人と比べて糖尿病リスクが60%低いことが示された。研究を率いた米ミネソタ大学ツインシティー校のYuni Choi氏によれば、「質の高い食事」とは栄養分に富んだ、植物性食品が中心の食事だという。今回の研究の対象者で最も質の高い食事を摂取していた人では、毎日野菜を4サービング以上、果物を2サービング、ナッツまたは種子類を2分の1~1サービング、全粒穀物を約2サービング摂取していた一方、加工肉の摂取量は1サービング未満、赤肉の摂取量は約1サービングだった。同氏らは「植物性食品に含まれる多様な栄養素が糖尿病予防に役立つと考えられる」と述べている。二つ目の研究は、3件の大規模観察研究に参加した計20万人の医療従事者から得られた食事に関するデータを15年間にわたって追跡したもの。この研究では、ビタミンB2とビタミンB6の摂取量が最も多い人では、最も少なかった人に比べて2型糖尿病リスクが約10%低いことが分かった。一方、ビタミンB12については、全体的な摂取量は2型糖尿病リスクの上昇とは関連しなかったが、食事からの摂取量が多いと同リスクは11%上昇した。ただし、サプリメントからの摂取量との関連は認められなかったという。また、最後の研究では、中国人の成人16人(ほとんどが男性)を対象に、一定量の野菜、肉、米が含まれた食事を、あらかじめ決められた5パターンの順番のいずれかで摂取してもらい、食後血糖値への影響を比較した。その結果、野菜または肉を最初に食べると食後血糖値の急上昇が抑えられることが分かった。特に、「野菜、肉、米」の順番で別々に食べると食後血糖値の急上昇が最も抑えられ、食欲増進ホルモンにも好ましい影響が認められたという。この研究を実施したグループの一人でシンガポール臨床科学研究所(SICS)所長のChristiani Henry氏は「野菜に含まれる食物繊維や他の栄養素により、食べ物の消化にかかる時間が長くなり、食後血糖値の急上昇が緩やかになる可能性がある」と説明。米を食べるときには、血糖値の上昇を抑えるために最初に野菜を食べるようにすることが「シンプルで実践的な方法」になるのではないかとしている。専門家の一人で、米ニューヨーク・プレスビテリアン/ワイルコーネル医療センターの内分泌科医であるRekha Kumar氏は、これらの報告を受けて、「果物や野菜、自然なままの食品を中心とした食事は、2型糖尿病を管理する上で極めて実践的で取り入れやすい方法だ」とした上で、「毎食必ず一皿の半分を植物性の食品が占めるようにするべきだ」と助言している。また、食べる順番については、「野菜や食物繊維が豊富な食品、タンパク質は消化に長い時間がかかるため、血糖値の上昇が緩やかになる。理論的には、食べる順番を変えることは体重や食欲のコントロールに影響すると考えられる」としている。なお、学会発表された研究は通常、査読を受けて医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(出典:HealthDayNews)
2019/07/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本の高齢者において、痩せていること(BMI18.5㎏/m2未満)と生活習慣病が認知症発症のリスク因子であり、BMIが低いほど認知症発症率が高いことが、山梨大学の研究でわかったそうです。認知症発症率が最も高かったのは高血圧症を持つ痩せた高齢者で、次いで脂質異常症を持つ痩せた高齢者でした。世界保健機関(WHO)は5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。また、世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 認知症予防は運動と食生活改善で、サプリは推奨せず WHO 認知症の7つの危険因子、発生リスクへの影響は 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************わが国の高齢者において、痩せていること(BMI18.5㎏/m2未満)と糖尿病が認知症発症のリスク因子であり、BMIが低いほど認知症発症率が高いことが、JAGES(Japan Gerontological Evaluation Study:日本老年学的評価研究)のコホートデータを用いた山梨大学の横道洋司氏らの研究で示された。また、本研究において認知症発症率が最も高かったのは高血圧症を持つ痩せた高齢者で、次いで脂質異常症を持つ痩せた高齢者であった。Journal of Diabetes Investigation誌オンライン版2019年6月17日号に掲載。本研究では、高齢者における糖尿病、高血圧、脂質異常症、肥満(BMI25㎏/m2以上)、痩せ(BMI18.5㎏/m2未満)に関連する認知症リスクを比較し、さらにこれらの代謝性疾患とBMIの組み合わせに関連する認知症リスクも調査した。対象は、2010年に健康診断を受けた高齢者(平均年齢73.4歳)で、平均5.8年間追跡した。認知症は介護保険登録を用いて調べ、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、肥満、痩せは、服薬もしくは健康診断結果で評価し、認知症発症率と調整ハザード比(HR)を計算した。主な結果は以下のとおり。・参加した高齢者3,696人のうち、338人が認知症を発症した。・標準体重で該当する疾患がない人を基準とすると、男女それぞれの調整HR(95%信頼区間)は、糖尿病では2.22(1.26~3.90)および2.00(1.07~3.74)、高血圧症では0.56(0.29~1.10)および1.05(0.64~1.71)、脂質異常症では1.30(0.87~1.94)および0.73(0.49~1.08)、BMI25~29.9㎏/m2では0.73(0.42~1.28)および0.82(0.49~1.37)、痩せでは1.04(0.51~2.10)および1.72(1.05~2.81)であった。・脂質異常症を持たない標準体重の男性と比較して、脂質異常症を持つ痩せた男性のHRが4.15(1.79~9.63)、高血圧症を持たない標準体重の女性と比較して高血圧症を持つ痩せた女性のHRが3.79(1.55~9.28)と、認知症リスクが有意に高かった。・認知症発症率が最も高かったのは高血圧症を持つ痩せた高齢者で、次いで脂質異常症を持つ痩せた高齢者であった。(出典:ケアネット)
2019/06/27
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。脱ニコチン依存の目的で電子タバコに切り替える愛煙家が増えているようです。しかし、電子タバコの蒸気は害が少ないとされるものの、長期間使い続けた場合の有害性についてはまだ論議が交わされている段階です。米小児学会誌には、電子タバコの蒸気を吸った16歳の子どもの尿から、5種類の発がん物質が見つかったという症例報告が発表されています。別の調査では、電子タバコは10代の子どもが喫煙を始めるきっかけになりかねないとも指摘されています。1946~2015年に発表された喫煙本数と心血管病の関係を調べた研究のうち、信頼のおけるものを集めて解析した報告が今年1月、英国の医学雑誌に発表されました。これによると、本数が1日1本の人は全く吸わない人に比べ、狭心症や心筋梗塞など冠動脈心疾患が男性で1・47倍、女性で1・57倍になっていました。1日20本の人では、男性が2・04倍、女性が2・84倍なので、それよりはましとはいえますが、リスクが20分の1になるわけではありません。脳卒中でも同じような結果でした。厚生労働省研究班の推計で、タバコが原因で平成26年度に100万人以上が、ガンや脳卒中、心筋梗塞などの病気になり、受動喫煙を合わせて1兆4900億円の医療費が必要になったそうで、これは国民医療費の3・7%を占めるそうです。医療費を浪費する喫煙者の行動変容を促すには、自己負担を増やせば禁煙率が下がりそうですね。喫煙者が吸う主流煙を「ファーストハンドスモーク」、 受動喫煙を起こす副流煙などを「セカンドハンドスモーク」と呼び、どちらも目に見えるケムリです。しかし「サードハンドスモーク」は、目に見えないのが特徴で、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響があるそうです。「サードハンドスモーク」で最も問題になる有害物質は「ニコチン」です。「サードハンドスモーク」中のニコチンが、大気中の亜硝酸と反応して発がん性物質の「ニトロソアミン」が生成されることが判明しています。2015年だけで喫煙が原因で発症した病気で死亡した人は640万人となり、日本は人口に比べて上位の6位だそうで、喫煙は命がけ、自殺行為だということが改めてわかりますが、禁煙後進国としての反省はなく、規制は後手後手で情けない状態が続いています。喫煙による世界の経済損失は、年間160兆円以上という研究報告があり、米国国立がん研究所の研究で、1日1本未満の喫煙でも肺がん死亡リスクが9倍と、タバコの煙への曝露には安全というレベルはないことがわかったそうです。別の調査では、働き盛りの若い世代の喫煙者は心筋梗塞のリスクが8.5倍になるということがわかっています。たばこを吸う本数が多いほどDNAが傷つき、1日1箱を1年間吸い続けると肺の細胞では遺伝子に150個の変異が生じると国立がん研究センターなどの国際チームが発表しました。また、米国立研究機関は、過去にタバコを吸っていた人の遺伝子には遺伝子の働きを左右するDNAメチル化が起きて喫煙歴を示す痕跡が残り、一部は30年経っても消えないとの調査結果を発表しました。その影響は人間の遺伝子の約3分の1に当たる7000以上の遺伝子に及び、2600箇所以上でメチル化が起き、185箇所は30年経っても残っているそうで、喫煙の悪影響は長く尾を引き、さらにDNAを通じて子孫にまで及び、喫煙者の子孫は生まれつき免疫機能が低下して病気に罹りやすくなるわけです。さらに日本人は依然、「たばこの害」を侮っている! 喫煙が日本経済に及ぼすコストは年7兆円になるそうです。喫煙は何一つよいことはありませんが、悪いことは次々と見つかっています。記憶・言語・認知などの重要な思考プロセスを司っている大脳皮質を破壊することがわかったそうで、認知症にもなりやすいわけです。また、喫煙は免疫システム全体に重大な悪影響を及ぼし、免疫機能が低下するそうです。詳しく調べるとDNAのあちこちが切断されているので、まさに百害あって一利なしです。厚労省の最新の研究では、受動喫煙で1万5千人死亡し、半数以上が脳卒中だそうで、他殺行為であり、禁煙後進国の日本も速やかな受動喫煙対策が望まれます。最近では、受動喫煙の数倍から数十倍の悪影響がある3次喫煙が心配されてきました。職場で禁煙・分煙を希望している人が81%、職場やレストランなどでの全面禁煙の義務化には62%が賛成するなど国民の受動喫煙防止の意識は高いのに国の禁煙政策は遅れに遅れています。喫煙は様々な病気の原因になっています。◆喫煙と関連する病気口腔(こうくう)咽頭がん、喉頭がん、食道がん、気道・気管支・肺がん、急性骨髄性白血病、胃がん、肝臓がん、膵臓(すいぞう)がん、腎臓・尿管がん、子宮がん、膀胱(ぼうこう)がん、大腸がん脳卒中、失明、記憶障害、神経障害、認知症、白内障、加齢黄斑変性、妊娠中の喫煙による先天性口唇・口蓋裂(こうがいれつ)、歯周病、大動脈瘤(りゅう)、若年成人期からの腹部大動脈の硬化、冠動脈疾患、肺炎、動脈硬化性末梢動脈疾患、慢性閉塞(へいそく)性肺疾患、結核、喘息(ぜんそく)、その他の呼吸器疾患、糖尿病、女性の生殖機能の低下(妊孕性=にんようせい、妊娠しやすさ=の低下など)、大腿骨近位部骨折、異所性妊娠(子宮外妊娠)、関節リウマチ、免疫機能への影響、健康状態全般の悪化、全身に蓄積◆受動喫煙と関連する病気子供:中耳の病気、呼吸器症状、肺機能の悪化、下部呼吸器疾患、SIDS大人:脳卒中、鼻の刺激症状、肺がん、冠動脈疾患、女性の生殖機能の低下(低出生体重)また、新たな脅威として話題のPM2.5よりも喫煙、受動喫煙の方がはるかに恐ろしいそうです。PM2.5や黄砂、放射線被曝リスクを懸念する喫煙者は、自身の喫煙の方がはるかに悪いと気づき、他殺行為になる人前での喫煙などはご遠慮いただきたいと強くお願いしたいです。さらに、20歳から70歳までの50年間タバコを吸い続けた場合、タバコ代とタバコを吸うことによって生じる諸費用(医療費やコーヒーなどの嗜好品費)の総額は、1600万円前後になるそうで、高額ですね。タバコも酒も女性の方が悪影響が強く出ますが、日本は若い女性の喫煙率が増えている異常国です。受動喫煙は全員が大きな迷惑ですが、最大の被害者は逃げられない胎児です。残念なことに最近の環境省の33,000人の妊婦を対象にした調査で、全体の5%が妊娠中も喫煙を続け、4%が飲酒しています。喫煙は24歳以下の妊婦では1割にもなるそうです。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)また、たばこ1本で寿命は14.4分短くなるという研究結果が発表されていますが、同様の研究発表で、アルコール依存症が20年早死にする研究結果もあり、合わせれば30年も早死にするので長生きはリスクだと感じている人には吉報かも知れません。・「長生きしたくない」老後不安の未婚者・「長生きは不安」9割 「長生きはリスク」7割 理由は経済と健康・「長生きは不安」8割超 若年男性日本の禁煙政策を牛歩以下にしている本音は、国民の今以上の長寿を望んでいないからでしょう。1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた1.健康を大切にしなかったこと 2.たばこをやめなかったこと と禁煙は第2位に出てきます。なるべくうまく卒煙したい人は、「禁煙セラピー 読むだけで絶対やめられる」という本をおすすめします。世界15ヵ国で翻訳され、イギリス、ドイツ、オランダで毎年ベストセラー、読むだけで90%の人がやめられるという話題の本であり、私の周りではこの本で7割が楽に卒煙しています。卒煙すると毎日毎日がとても快適になり、もっと早く卒煙すればよかったと感じると思います。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。・たばこと健康に関する情報ページ(厚生労働省)・禁煙治療に保険が使える医療機関情報(日本禁煙学会) ・タバコ会社の本音・タバコの生涯コスト1600万! 効果満点の「リセット禁煙」とは関連ブログ 新しい順たばこ 1日1本でも心血管病リスク増電子たばこの蒸気を吸引、尿から5種類の発がん物質 米研究たばこで医療費1・5兆円 がん、脳卒中、心筋梗塞で 厚労省研究班受動喫煙でも大動脈疾患 死亡リスク2倍超に子どもを襲う“見えない煙害” 分煙では防げない「サードハンドスモーク」の危険性全世界で喫煙が原因の死者数は? 日本は人口の割に順位高く国別6位喫煙による世界の経済損失、年間160兆円以上 研究1日1本未満の喫煙でも肺がん死亡リスクが9倍たばこを甘く考える働き盛りに衝撃 50歳未満の心臓発作の危険度8.5倍日本の「喫煙対策」は待ったなし 4つの方法でタバコを今度こそやめる受動喫煙「飲食店で」最多41%、対策望む声根強く 厚労省調査 喫煙率は過去最低更新喫煙で遺伝子に多数の変異! 肺や喉にがんの危険性高める 国立研究センターチームが発表日本人は依然、「たばこの害」を侮っている! 喫煙が日本経済に及ぼすコストは年7兆円禁煙30年でもDNAに喫煙の「痕跡」受動喫煙 肺がんリスク1.3倍 国立がん研究センター 因果関係「確実」と指摘たばこ規制 世界で強まる 国際会議でガイドライン相次ぐ 箱に健康被害の画像もタバコで肺が“まっ黒なボロ雑巾”に 「肺気腫」の正体!4月から34歳以下でも「禁煙治療」に保険が適用に! 44歳までに禁煙できれば死亡リスクは激減!?たばこの依存性は麻薬とほぼ同じ! そのツラい禁煙をラクに変える新発見とは歯周病リスク、受動喫煙が喫煙より高い数値 男性に顕著な傾向超危険「3次喫煙」とは? 受動喫煙の数倍から数十倍の影響ありたばこ「万病のもと」 喫煙との関連解明進む 膀胱がんにも影響 糖尿病リスク1.34倍禁煙開始の新しいきっかけとは? 彼らが禁煙を始めた理由の上位3位は? 煙たがられる時代最大の中毒問題は「たばこと酒」、初めて世界統計がまとまる喫煙は脳の大脳皮質を損傷させ、脳の老化を早める死よりも恐ろしい病気!? たばこの警告文を「肺気腫」から「COPD」に!喫煙を科学するータバコがなぜ体に悪いのか、細胞、遺伝子レベルで解明する米国のがん死亡の30%は喫煙が原因肺がん発症しやすいCOPD、心筋梗塞や骨粗鬆症も東京五輪:スモークフリーでおもてなし 受動喫煙防止条例整備へたばこ1本で寿命は14.4分短くなる 拡がる禁煙習慣「職場で禁煙・分煙を」8割 民間調査、全面禁煙義務化望む声ガンはたばこが最大の原因たばこがメンタルヘルスの面でも悪影響 禁煙は抗うつ薬よりも効果的最近分かったたばこ関連の病気 米当局が発表禁煙体と心で探る ニコチン徐々に抑制、やめた自分イメージ 通院し医師から助言日本を含む主要国の喫煙率の最新情報を発表 21ヵ国同時調査無煙たばこでも受動喫煙リスクの指摘 煙が出なくても呼気から有害物質たばこに対する意識改革を 喫煙は肥満よりも社会的信用を落とすあなた、タバコはいつやめますか肺や心臓だけじゃない、たばこの害たばこ、PM2.5の塊 禁煙ない居酒屋、北京並み 脳卒中やがんリスク高まる喫煙女性の健康リスク激増、「軽い」タバコが一因か喫煙女性の死亡率は非喫煙女性の約3倍、寿命は11年短い肺疾患「COPD」知って ひどい息切れ・せき 医師ら啓発喫煙で寿命10年縮まる 日英、日本人を60年以上調査児童公園に灰皿16%、禁煙表示なし8割ひどい息切れ・せき 慢性閉塞性肺疾患 まず禁煙、薬で悪化防ぐたばこ:子ども受診の病院は屋内全面禁煙にすべての職場が全面禁煙か分煙に****************************【以下転載】****************************インフルエンザウイルスへの感染を防ぐには、咳やくしゃみをしている人から遠ざかる以外にも、電子タバコの使用をやめた方がよいかもしれない。米ノースカロライナ大学チャペルヒル校環境医学・喘息・肺生物学センターのMeghan Rebuli氏らが実施した小規模研究で、紙巻きタバコや電子タバコを使用する人では、喫煙しない人と比べて免疫反応に変化が生じ、インフルエンザに罹患しやすいことが分かった。特に電子タバコを使用すると、男性よりも女性の方がインフルエンザに罹りやすい可能性があるという。研究結果の詳細は、米国胸部学会[ATS 2019、5月17~22日、米ダラス)で発表された。米疾病対策センター(CDC)によると、電子タバコは、装置内やカートリッジ内の液体(リキッド)を電気加熱して発生した蒸気を吸入するもの。この液体には、ニコチンやフレーバー(香料)、その他の化学物質が含まれるが、一般に従来のタバコよりも安全だと考えられている。また、電子タバコは禁煙に役立つとされるが、健康への影響については明らかになっていないという。これまでの研究で、紙巻きタバコを吸うとインフルエンザウイルスへの感染リスクが増加することが分かっていた。Rebuli氏らは、電子タバコでも同様に、免疫反応に有害な影響がもたらされるのではと考え、今回の研究を実施したという。この研究は、電子タバコを使用する14人と紙巻きタバコを吸う喫煙者13人、非喫煙者20人の計47人の男女を対象としたもの。参加者は全体的にやや過体重で、年齢は20歳代半ばから後半だったが、電子タバコの使用者の平均年齢は23歳と比較的若かった。また、電子タバコの使用者の多くは元喫煙者だったが、今回は1年以上前に禁煙していた者を対象とした。なお、電子タバコの使用期間は30日以上で、1日18回以上使用していることを条件としたが、いずれも上回る参加者が多かった。参加者は、全員が鼻腔内でのみ増殖する「弱毒生インフルエンザウイルス」を接種した。研究では、接種前後の肺胞上皮粘液や鼻洗浄液、血液を採取し、鼻粘膜生検を行って、ウイルスに対する免疫系の反応について調べた。その結果、ウイルスに対する免疫反応には、非喫煙者と電子タバコの使用者および喫煙者の間で違いが見られた。しかし、免疫機能に必要な一部の遺伝子やタンパク質の発現は、非喫煙者に比べて電子タバコの使用者では低下していたのに対し、喫煙者ではそのような低下は見られなかった。さらに、特に女性の電子タバコの使用者で、免疫機能の低下が示唆されたという。Reuli氏は「電子タバコの使用者で認められたウイルスに対する免疫反応の調節不全は、感染症やワクチンに対する感受性を高める可能性がある」とし、「今回の結果は、電子タバコを使用すると、特に女性で感染症のリスクが高まる可能性を示唆している」と述べている。しかし、この研究では電子タバコの使用で免疫反応が変化する機序については明らかになっていない。また、電子タバコを使用する人がインフルエンザにかかると重症度がより高まるかどうかも調べていないが、Reuli氏によれば、その可能性はあるという。この研究には関与していない米ノーザン・ウェストチェスター病院のRichard Stumacher氏は「この研究は、電子タバコの健康への影響について理解を深める上で大きな一歩だ」と述べ、「電子タバコが感染症と闘う免疫系の働きに直接影響するというエビデンスが得られたことは重要だ」と付け加えている。なお、学会発表された研究結果は、査読のある医学誌に掲載されるまでは予備的なものとみなされる。(出典:HealthDayNews)
2019/06/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だった報告がありましたが、緑茶抽出物に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)がアルツハイマー病の予防に効果がありそうなことがわかったそうです。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順血管にいい飲み物は「お茶」 心筋梗塞や脳卒中のリスク減も緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************緑茶が健康に良いという説を聞いて、毎朝のコーヒーを緑茶に切り替えようと考えている人がいるかもしれない。緑茶の効果をめぐって、これまで報告された研究結果を振り返る。緑茶と紅茶は同じ種類の木から摘んだ葉で作られるが、製法が違う。緑茶の葉はすぐに加熱して乾燥させるため、十分に発酵させる紅茶と比べて工程が短く、植物由来の抗酸化物質フラボノイドの一種であるカテキンという成分が酸化せずにそのまま残っている。ハーバード大学でフラボノイドの健康効果を研究するハワード・D・セッソ准教授によると、カテキンの中でも特に抗酸化作用の強いエピガロカテキンガレート(EGCG)は、緑茶特有の成分とされる。緑茶の減量効果については、緑茶を飲んだりカプセルで摂取したりした結果を統合している「メタ分析」がある。アジア人を中心にわずかな体重減少がみられるものの、人種による違いや、緑茶中のEGCGとカフェインによる作用の区別などははっきりしなかった。別の研究では確かに減量効果が確認されたが、対象者はお茶そのものを飲んだわけではなく、緑茶15杯分に相当するエキスを摂取していた。それでも体重の減少幅は小さく、心血管系の健康状態を改善するのに必要な5~10%には達しなかった。がん予防の効果をめぐっては、2009年の系統的レビューで十分な根拠がないとの結論が出された。前がん状態の病変の進行を遅らせるようだとの報告もあったが、がんのリスクが低減するかどうかは確認されていない。このレビューの後、前立腺がんや大腸がんなどについての研究も発表されたが、予防効果を立証するには至っていない。緑茶が脂質の吸収や血圧を抑え、心臓病のリスクを下げる可能性も指摘されている。ただしこれまでの研究は規模が小さく期間も短かったため、予防効果を断定することはできないという。一方で日本のある研究は、緑茶が認知症のリスク低減にかかわっていると結論付けた。紅茶やコーヒーにこの効果はみられない。ただ、この研究の対象者は緑茶を長年飲み続けた人々で、生活習慣が全般的に健康的だった可能性もあるという。緑茶の健康効果を立証するには、今後さらに長期的な対照試験が必要だ。対象者が毎日緑茶を飲み続けるという指示にしっかりと従ってくれるかどうか、という問題もある。だがセッソ氏によると、緑茶を飲んで害になることはなさそうだ。野菜中心の健康的な食事とともに1~2杯の緑茶を飲むのはとても良いことだと、同氏は強調する。とはいえ、本人は緑茶もコーヒーも飲む習慣がないという。(出典:CNN)
2019/06/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。価値観や働き方の多様性が重視されるより、大企業の社員で現在副業をしている社員は17%、1年以内に副業に取り組んでみたい社員は42%と、合計6割に上り、社員側の副業志向の高まりがうかがえますが、副業を容認している主要企業の5割に増えたそうです。人口減少社会と同時に現実化している人生100年時代は、健康寿命と資産寿命の対策が重要です。平均寿命80歳前提の教育、仕事、引退の3ステージでは対応出来ず、わかりやすいロールモデルはありません。さらにAIやロボットが職業を激変させる時代を生ききるためには充分な健康管理をしてマルチキャリアを構築しながら働くことが最善策になりますが、どのような働き方をするかが大きな課題になります。私は人生100年時代を豊かに生ききる新しい働き方を展開して生涯現役を目指してきましたので、お役に立てております。目前に迫る長寿社会100年時代を生ききるために必要な資産を持つ退職者は全体のわずか2%だそうです2016年10月には「ライフ・シフト」という書籍が発売され、人生100年時代が来たと様々な話題を呼んでいます。著者は、人材論、組織論の世界的権威でロンドン・ビジネススクール教授リンダ・グラットン氏とロンドン・ビジネススクール経済学教授アンドリュー・スコット氏の共著です。誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。目前に迫る長寿社会100歳時代の戦略的人生設計書と解説されています。この書籍以降は月刊誌でも特集が続いています。プレジデントウーマン2017年1月号には著者のリンダ・グラットン氏のインタビュー記事が載っています。日経おとなのOFF2017年3月号にも年代別の半数が到達する年齢予測が引用されています。週刊東洋経済2017年7月22日号はライフ・シフト実践の特集でした。内閣府の世論調査によれば、国民の二大不安は経済と健康で、年々増える傾向にあるそうです。不安の解決策は、健康力と経済力を高め、人生を楽しむことでむずかしくないと思います。不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独なのだそうで、厳しい若者がより強く感じているそうです。・生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟・人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃・年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」・「老後」に不安を感じる 20代は64.2%、50代は79.6%・なぜ日本人は働いても働いても不安しか貯まらないのか・不安しか溜まらない日本人は世界一不安で孤独・変わる働き方 生涯現役時代 再就職難、定年でいきがいも喪失・10年後の暮らし「悪くなる」3割 仕事や年金に不安 東大、20~40代を追跡調査・働く女性の9割以上「老後資金に不安」・夢持てぬ若者、収入・年金・仕事「不安」8割将来の不安は感じていてもリスクに備えない人がほとんどだそうですが、十分な備えのためには、・元気に楽しく働くために健康維持・増進、スマートエイジングに努める 的を射たことの実践がカギで、意外と簡単・経済力を高める 雇用されない複業=福業を立ち上げる 本業の生産性向上につながり、サービス残業なしで効率よく質の高い仕事をし、見捨てられない働き方にもなり、独立も可能になるこの2つで人生が好転できますので、お手伝いをして喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。最近の関連ブログ 新しい順ミッシングワーカー働くことをあきらめて熟年力で生涯現役 定年見直し、企業の戦力に経団連、副業・兼業容認へ転換 年初にも方針 働き方改革の一環で各社に検討促す生涯現役が究極の自助 わずかな年金、頼らぬ覚悟人生100年時代のマネーとキャリア、「2%」の衝撃年金受給開始70歳時代に備える 現役時代からの「蓄え力」大企業に広がる副業志向の波 副業している・してみたい社員は約6割根拠なし"長生きしないから大丈夫"のワナ 長寿リスク定年後も働き続けるため、50代が準備していること年金75歳受給時代、家族が病気になれば一瞬で家計は火の車一人暮らしの社会人、6割弱が「副業したい」日本人が一番、「定年退職」の準備が整っていないと思っている政府は副業推進 それでも広がらない理由 副業で過労死したらどうなるのか「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか定年男性が陥る「三悪行」を避けるには介護離職に備えよ 「人生100年」時代へ! 生活費以外の資金も視野に日本人は老後の生活費に不安 国によって異なる老後の考え方 幸福なリタイアとは?「サラリーマン+副業」という働き方がスタンダードにダブルワークの経験、59%で過去最高に 新社会人の55.5%がネット副業の経験ありスマホ 週末起業 物販・恋愛相談 特技で稼ぐ男性より切実? 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2019/05/27
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。世界保健機関(WHO)は5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。また、世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 認知症の7つの危険因子、発生リスクへの影響は 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************世界保健機関(WHO)は5月14日、認知症のリスクを減らすための勧告についてまとめた初のガイドラインを発表した。予防策として、適度な運動や健康的な食生活を提言している。一方で、認知力の低下や認知症予防を目的としたビタミンBやEなどのサプリメント服用は勧めないとした。認知症に詳しい英エディンバラ大学のタラ・スパイアーズジョーンズ教授は「認知症状が表れる前にライフスタイルを変えること、特に運動量を増やすことによって、認知症のリスクは低減できる」と指摘する。WHOによると、認知症は毎年新たに1000万人の症例が報告され、この数字は2050年までに3倍に増える見通し。認知症患者の介護にかかる費用は、2030年までに年間で推計2兆ドルに膨らむと予想される。ガイドラインでは、認知症のリスク低減のため、運動の習慣をつけ、たばこはやめ、飲酒量を減らし、バランスの取れた食生活を心がけるよう提言。特に、野菜が豊富で肉の量は少なく、主にオリーブオイルを使う地中海料理を推奨している。さらに、認知症や認知力低下のリスクを減らせる可能性がある対策として、体重や高血圧、糖尿病、コレステロール値のバランスが悪い脂質異常症の適切な管理を挙げた。一方で、ビタミンBや抗酸化物質、オメガ3、イチョウといったサプリメントの使用については推奨しないとした。英ノッティンガム大学のトム・デニング教授は「ビタミンや栄養補助食品は、(臨床問題のために必要とされる場合を除いて)使用しないことが望ましい。それによって大勢の人が浪費から救われることを望む」としている。(出典:CNN)
2019/05/23
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。2017年3月、英国政府は、食品製造および小売業界との協働で、シリアルや菓子類など特定の食品群の砂糖含有量を2020年までに20%削減する計画を発表した。イングランド公衆衛生庁(Public Health England)は、砂糖摂取目標を1日摂取カロリーの5%までとすることで摂取カロリーを11%削減し、これによって年間砂糖関連死を4,700件減らし、医療費を年間5億7,600万ポンド抑制するとのモデルを打ち出した。今回、同国オックスフォード大学は、砂糖減量計画の潜在的な健康上の有益性について予測評価を行った。砂糖減量計画が完全に達成され、予定された砂糖の減量がもたらされた場合の疾患別の影響は、糖尿病が圧倒的に大きく、10年間に女性で8万9,571例、男性で6万4,979例、合計15万4,550例が減少すると予測された。また、10年で大腸がんが5,793例、肝硬変が5,602例、心血管疾患は3,511例減少するとし、総医療費は、10年間に2億8,580万ポンド削減されると推定された。日本はやらないでしょう。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************2017年3月、英国政府は、食品製造および小売業界との協働で、シリアルや菓子類など特定の食品群の砂糖含有量を2020年までに20%削減する計画を発表した。イングランド公衆衛生庁(Public Health England)は、砂糖摂取目標を1日摂取カロリーの5%までとすることで摂取カロリーを11%削減し、これによって年間砂糖関連死を4,700件減らし、医療費を年間5億7,600万ポンド抑制するとのモデルを打ち出した。今回、同国オックスフォード大学のBen Amies-Cull氏らは、砂糖減量計画の潜在的な健康上の有益性について予測評価を行い、BMJ誌2019年4月17日号で報告した。砂糖減量計画の肥満、疾病負担、医療費への影響を検討 研究グループは、英国政府による砂糖減量計画が子供および成人の肥満、成人の疾病負担、医療費に及ぼす影響の予測を目的にモデル化研究を行った(特定の研究助成は受けていない)。全国食事栄養調査(National Diet and Nutrition Survey:NDNS)の2012~13年度と2013~14年度におけるイングランドの食品消費と栄養素含有量データを用いてシミュレーションを行い、砂糖減量計画によって達成される体重およびBMIの潜在的な変化を予測するシナリオをモデル化した。シナリオ分析は、個々の製品に含まれる砂糖の量の20%削減(低砂糖含有量製品へ組成を変更または販売の重点の転換[砂糖含有量の多い製品から少ない製品へ])または製品の1人前分量の20%削減について行った。イングランドに居住する4~80歳のNDNS調査対象者1,508例のデータを用いた。主要アウトカムは、子供と成人の摂取カロリー、体重、BMIの変化とした。成人では、質調整生存年(QALY)および医療費への影響などの評価を行った。10年で、糖尿病が15万4,550例減少、総医療費は2億8,580万ポンド削減 砂糖減量計画が完全に達成され、予定された砂糖の減量がもたらされた場合、1日摂取カロリー(1kcal=4.18kJ=0.00418MJ)は、4~10歳で25kcal(95%信頼区間[CI]:23~26)低下し、11~18歳も同じく25kcal(24~28)、19~80歳では19kcal(17~20)低下すると推定された。介入の前後で、体重は4~10歳で女児が0.26kg男児は0.28kg減少し、これによってBMIはそれぞれ0.17、0.18低下すると予測された。同様に、11~18歳の体重は女児が0.25kg、男児は0.31kg減少し、BMIはそれぞれ0.10、0.11低下した。また、19~80歳の体重は女性が1.77kg、男性は1.51kg減少し、BMIは0.67、0.51低下した。全体の肥満者の割合は、ベースラインと比較して、4~10歳で5.5%減少し、11~18歳で2.2%、19~80歳では5.5%減少すると予測された。QALYについては、10年間に、女性で2万7,855 QALY(95%不確定区間[UI]:2万4,573~3万873)、男性では2万3,874 QALY(2万1,194~2万6,369)延長し、合わせて5万1,729 QALY(4万5,768~5万7,242)の改善が得られると推算された。疾患別のQALY改善への影響は、糖尿病が圧倒的に大きく、10年間に女性で8万9,571例(95%UI:7万6,925~10万1,081)、男性で6万4,979例(5万5,698~7万3,523)、合計15万4,550例(13万2,623~17万4,604)が減少すると予測された。また、10年で大腸がんが5,793例、肝硬変が5,602例、心血管疾患は3,511例減少するが、肺がんと胃がんの患者はわずかに増加した。総医療費は、10年間に2億8,580万ポンド(3億3,250万ユーロ、3億7,350万米ドル、95%UI:2億4,970万~3億1,980万ポンド)削減されると推定された。3つの砂糖減量アプローチ(製品組成の変更、1人前分量の削減、販売の重点の転換)のうち、1つで摂取カロリー削減に成功しなかった場合、疾病予防への影響が減衰し、健康上の有益性が容易に失われる可能性が示唆された。著者は、「英国政府による砂糖減量計画では、砂糖の量および1人前の分量の削減が、摂食パターンや製品組成に予期せぬ変化をもたらさない限り、肥満および肥満関連疾患の負担の軽減が可能と考えられる」としている。(出典:ケアネット)
2019/05/09
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。2019年4月3日に、医学雑誌「ランセット」のインターネットサイトで研究結果が公開されています。日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************全世界で年間1100万人、成人してから亡くなる人の5人に1人が、不健康な食事が原因で亡くなっている。喫煙や高血圧による死者より多い。日本を含む世界195カ国の食習慣調査で、こんな結果が出ました。2019年4月3日に、医学雑誌「ランセット」のインターネットサイトで研究結果が公開されています。今回はこの研究を紹介します。そして日本人の食事は、世界的にみるとどんな評価で、何が問題なのか考えましょう。世界の研究者3600人が協力する国際研究 この研究は、「世界の疾病負担研究(GBD)」という名前で、国際チームによって行われました。GBDは1990年に始まりました。初期には主にハーバード大学と世界保健機関(WHO)の研究者たちが担当しましたが、今は、日本を含む145カ国以上の3600人以上の研究者による共同研究となりました。90年から現在まで195カ国で、350種類以上の病気やけがによる死亡と障害について、データの収集や分析をしています。研究の事務局は、主任研究者クリストファー J. L. マレー博士のもとに、米国ワシントン大学保健指標・保健評価研究所(IHME)に置かれ、ビル&メリンダ・ゲイツ財団から資金提供を受けて運営されています。世界中が不健康な食品を「取り過ぎ」で健康的な食品は「摂取不足」 研究者らは、90年から17年までの間で、食品や食品成分、計15種類の摂取量を195カ国で評価し、食事が病気や死亡に与えている影響を推定しました。なお、この推定のため「各食品を1日にどれだけ摂取すると死亡が最も少なくなるか」の基準を、従来の研究成果に基づいて設定しました。その基準は下の一覧の通りです。(1)の果物から(10)の「多価不飽和脂肪酸」までは「摂取不足」が、(11)の「赤身肉」から(15)の「塩分」までは「取り過ぎ」が、健康上、主な問題になります。【主な食品15種類の適切な1日摂取量。( )内は適切な範囲】 (1)果物 250g (200~300) (2)野菜 360g (290~430) (3)豆類 60g (50~70) (4)全粒穀物(米なら玄米や五穀米など) 125g (100~150) (5)ナッツ類 21g (16~25) (6)牛乳 435g (350~520) (7)食物繊維 24g (19~28) (8)カルシウム 1.25g (1.00~1.50) (9)魚介類のオメガ3系脂肪酸(EPA、DHAなど) 250mg (200~300) (10)多価不飽和脂肪酸 食事からとる総エネルギーの11% (9~13)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (11)赤身肉(牛、豚、羊の肉) 23g (18~27) (12)加工肉(薫製や塩漬けなど) 2g (0~4) (13)砂糖入り飲料 飲料中の砂糖の重さで3g (0~5) (14)トランス脂肪酸 食事からとる総エネルギーの0.5% (0.0~1.0) (15)ナトリウム(塩分) 3g (1~5) さて調査の結果、「15種類の食品すべての摂取量が適切」な国は、世界で一つもありませんでした。 特にナトリウム(塩分)や、砂糖入り飲料の摂取量は、ほぼすべての地域で「取り過ぎ」でした。 赤身肉は、オーストラリア、南ラテンアメリカ、熱帯ラテンアメリカで特に「取り過ぎ」。加工肉の摂取量が多いのは、高所得の北米、高所得のアジア太平洋地域と西欧。トランス脂肪酸の摂取量が多いのは、高所得の北米の国々と中南米諸国などでした。 一方、一部の食品に限ってですが、摂取量が適切な国や地域がありました。アジア太平洋地域のうち所得の高い国では、「魚介類のオメガ3系脂肪酸」の摂取量が適切でした。ほかに中央アジアでは野菜の摂取量が、カリブ海、熱帯ラテンアメリカ、南アジア、サハラ以南のアフリカでは豆類の摂取量が、それぞれ適切だと評価されました。三つの「危険因子」で世界の食事関連死亡の半分以上が生じるところで、各食品の「取り過ぎ」や「不足」が、どんな病気につながり死亡をどの程度増やすかは、GBDと別に従来の研究結果があります。「塩分の取り過ぎは高血圧を増やす」「果物不足は心筋梗塞(こうそく)などの心臓病や、脳卒中を増やす」などです。研究者らは、こうした従来の研究結果を、今回の食事の調査結果にあてはめ、「不健康な食事」が世界でどの程度死者を増やしているかを推定しました。その結果、17年には世界で約1100万人の死亡(全成人の死亡の22%)が、不健康な食事の影響だったとみられました。この中には、心血管系の疾患による死亡約1000万人、がんによる死亡約91万人、2型糖尿病による死亡約34万人が含まれています。そして、この死亡の半分以上は、「塩分が多過ぎる」「全粒穀物が少な過ぎる」「果物が少な過ぎる」という三つの危険因子によるものでした。これらのリスクは、経済的に豊かか貧しいかにかかわらず、ほとんどの国に当てはまりました。「不健康な食事」での死亡、日本は少ない方から世界4位実際にどの程度の人数が「不健康な食事」の影響で死亡しているかは、国や地域で異なります。17年1年間の、人口10万人あたりの死者数でみると、食事の影響で増えた死亡が最も多い国(ウズベキスタン)と、最も少ない国(イスラエル)の間には、10倍もの差がありました。増えた死亡が少ない方から数えると、1位はイスラエル(10万人当たり年間88.9人)。続いて2位フランス(同89.1人)、3位スペイン(同89.5人)。そして日本は、この3カ国に続く4位(同96.9人)でした。ちなみに、厚生労働省の人口動態統計によると、17年の日本の死亡率は、推計で人口10万人当たり1080人です。一方、死亡が多い国は、195位ウズベキスタン(同891.8人)、194位アフガニスタン(同750.5人)、193位マーシャル諸島(同720.7人)でした。ほかにイギリスが23位(同127.4人)、ドイツ38位(同162人)、アメリカ44位(同170.7人)、中国140位(同350.2人)でした。また「心血管系の疾患」に限ってみると、食事の影響による死亡が少ない国は、1位イスラエル(同66.9人)で、2位は日本(同68.6人)。3位フランス(同68.9人)、4位スペイン(同69.5人)でした。さらに「2型糖尿病」では、日本の死亡率は世界一低く、同0.9人。2位はモンテネグロ(同0.9人)、3位シリア(同0.9人)、そして4位シンガポール(同1人)でした。ここまでは日本が好成績を収めましたが、「がん」に限った死亡では違いました。日本は180位(同24.9人)と低迷し、1位のエジプト(同5.3人)の5倍弱。2位はクウェート(同5.6人)、3位はオマーン(同5.9人)でした。食事改善のための課題は地域でそれぞれ違うまた、どの食品の「取り過ぎ」や「不足」が主に死亡を増やしているかは、国や地域ごとに異なります。まず「ナトリウム(塩分)の取り過ぎ」が最も死亡を増やしている国は、中国、日本、タイなどでした。次に「全粒穀物不足」が最も死亡を増やしているのは、米国、インド、ブラジル、パキスタン、ナイジェリア、ロシア、フィリピン、エチオピア、エジプト、ドイツ、イラン、コンゴ民主共和国、トルコなど。「果物不足」が最も大きいのはインドネシア、バングラデシュ、ベトナムなどでした。なぜ日本は、世界的にみて「不健康な食事」で増える死亡全体や、「心血管系の疾患」と「糖尿病」による死亡率が低いのに、がんによる死亡率が高いのでしょう。残念ながら、この論文では考察されていません。ただ、日本で「どの食品の取り過ぎや不足が死亡に大きく影響しているか」の順番は公表されています。1位は前述の通り、塩分の取り過ぎ。2位は全粒穀物不足。3位以下は「果物不足」「ナッツ類不足」「野菜不足」「カルシウム不足」「食物繊維不足」「加工肉の取り過ぎ」と続きます。これらにも注意すべきでしょう。※編集部は、日本からこの研究に協力した医師の一人に見解を聞きました。「日本は70年代から減塩に力を入れて、脳卒中による死亡は減少した。そのため寿命は延び、そして脳卒中で亡くなる割合が下がったためにその分、がんが増えたように見える。それでもまだ高齢者の半数は高血圧で、減塩は重要だ」ということでした。「脂肪と砂糖」ばかり気にしない一方、研究者らは論文で次のように考察しています。「食事の改善策の議論では過去20年間、塩分、砂糖、脂肪(の摂取量をどう減らすか)が主な焦点だった。ところが今回の研究で、死亡を増やしている主な要因は、『塩分が多い』『全粒穀物が少ない』『果物が少ない』だと分かった。『ナッツ類不足』『野菜不足』『オメガ3系脂肪酸不足』の影響で生じる死亡もそれぞれ、全世界の死亡の2%以上を占めていた。砂糖や脂肪に絞った対策より、不足している食品の摂取量を増やすことに焦点をあてた対策の方が、健康を改善する効果が大きい可能性がある」なお研究者らは、研究で使った各国民の代表的な食品摂取量と、「各個人がどの食品をどれだけ食べているか」との間には、ギャップがあると指摘しています。日本でも食のグローバル化、ライフスタイルの多様化により、各食品の摂取量は人それぞれです。ぜひ今回の論文を参考に、自分や家族について、15種類の食品の摂取量を確認してみてください。大西睦子 内科医師、米国ボストン在住、医学博士。東京女子医科大学卒業後、同血液内科入局。国立がんセンター、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科にて造血幹細胞移植の臨床研究に従事。2007年4月より、ボストンのダナ・ファーバー癌研究所に留学し、ライフスタイルや食生活と病気の発生を疫学的に研究。08年4月から13年12月末まで、ハーバード大学で、肥満や老化などに関する研究に従事。ハーバード大学学部長賞を2度授与。現在、星槎グループ医療・教育未来創生研究所ボストン支部の研究員として、日米共同研究を進めている。著書に、「カロリーゼロにだまされるな――本当は怖い人工甘味料の裏側」(ダイヤモンド社)、「『カロリーゼロ』はかえって太る!」(講談社+α新書)、「健康でいたければ『それ』は食べるな」(出典:毎日新聞)
2019/04/20
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本人の睡眠時間は、2016年のOECD報告で、加盟国最短・最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れ、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、週平均7時間以上、短い時には昼寝30分は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch4で毎日チェックしていますが、90%以上あり、良い睡眠は75%以上、深い睡眠も30%以上はあり、体感の快眠が裏付けられています。これらの経験から睡眠の最善策は筋トレ、飲酒は少量でもマイナスですね。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は22年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、数年前から週平均で7時間は確保するよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要、たっぷりな深い睡眠などの快眠なのはAppie Watch4の睡眠アプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順平均睡眠時間は「7時間22分」日本は世界一の“寝不足国家”「寝だめ」は不可能 睡眠研究者が語る睡眠負債を貯めないコツ日本の睡眠時間、主要国中で最短 心拍計メーカー調べ不眠症 原因探り治療 生活習慣をチェック 睡眠薬に頼らず改善「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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睡眠大事 でも睡眠の不満に何も対策していない 睡眠の質と寝付きのスピードのちょっと意外な関係 毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? 睡眠も仕事 タスクリストに入れ優先順位をつければ体と心も変わる? 短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 筋肉が少ない人は睡眠の質が悪い!? 「睡眠」と「筋肉」の深いカンケイ 睡眠に関する間違った10の思い込み 日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 働き過ぎで知られている企業ですら、睡眠の重要性を認識し始めている 6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 長い睡眠時間は健康に悪影響 何時間が”長生き”に効く? "不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】****************************時間外労働の上限規制などを定めた働き方改革関連法が今月、施行された。無駄な残業の削減や、有給休暇の取得義務化で時間の使い方が変化する人もいそうだ。生活習慣や職場環境を見直す絶好の機会となるが、「睡眠」はそのポイントの一つ。専門家のアドバイスや企業の先進事例を踏まえ、改めてその大切さを考えたい。「ほろ酔い」と同じ「働き方改革で余暇が増えても、夜更かしなどで生活リズムを乱さないよう注意が必要だ」。日本初の睡眠障害外来を開設した睡眠医学の第一人者、久留米大の内村直尚教授は指摘する。睡眠不足は仕事の大敵だ。情報処理能力や注意力、判断力などを低下させミスを誘う。内村教授によると、睡眠時間は8時間がベスト。オーストラリアの研究者らの報告では、起床から17時間を超えると、血中アルコール濃度0・05%の飲酒(日本酒1、2合)と同程度にパフォーマンスが低下する。「睡眠不足は酩酊(めいてい)状態で仕事をするのに等しい」(内村教授)「五月病」が増える?もちろん、そんな状態で仕事がはかどるはずもない。米シンクタンク「ランド研究所」の試算(2016年)では、日本では睡眠不足に伴う生産性低下などにより1380億ドル(約15兆円)の経済的損失が出ている。国内総生産(GDP)の3%に当たる額だ。さらに労災事故の誘発のほか、肥満や高血圧、心臓病、脳卒中、鬱病などにかかるリスクも高める。「『たかが寝不足』と侮ってはならない」と内村教授。睡眠の充実は、眠りの3要素である「リズム」「質」「量」を大切にし、体内リズムを整えることが肝心だ。今月末から10連休も控えている。内村教授は「夜更かしや長寝でリズムを崩し、不安感や抑鬱感が強まる『五月病』になる人が増える恐れがある」と注意を促している。健康経営のススメ生産性に直結しかねない「睡眠」の問題は、会社側にとっても大きな関心事だ。こうした中、社員の健康に配慮し、会社の成長につなげる「健康経営」に乗り出す企業が増えている。「睡眠」に着目した事例も少なくない。首都圏で住宅リフォームを手掛ける「OKUTA」(オクタ)=埼玉=は平成24年から、業務中の社員に仮眠を認める「パワーナップ制度」を続けている。パワーナップとは15~30分程度の仮眠のこと。午後の時間帯(昼食休憩以外)に眠気を感じたタイミングで自身のデスクで仮眠を取る。外出中の社員は車の中で寝てもいい。広報の板倉南さんは「集中力向上に役立っている。経理部門では、電卓の打ち直しなどの余分な時間が減った」と話す。結婚式運営の「CRAZY」(クレイジー)=東京=は昨年10月、十分な睡眠を取った社員にポイントを与える「睡眠報酬制度」を導入した。スマートフォンのアプリで計測し、1日6時間以上の睡眠を確保すると100ポイントを付与。最大で年間約4万8000円分が得られ、社員食堂などで使える。「睡眠時間を確保するため、業務の割り振り方を社員同士で話し合うようになった」(広報)JR東海も、乗務員らが就寝や起床の時刻をコンピューターに入力し、自身の生活習慣を“見える化”する「睡眠自己管理プログラム」を運用している。健康経営を提唱するNPO法人「健康経営研究会」理事長で、産業医でもある岡田邦夫氏は「個人だけで睡眠習慣を十分に改善するのは困難。会社が積極的に関与して環境を整えていくべきだ」と指摘している。(出典:産経新聞)
2019/04/18
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。英国の研究によると、飲酒と喫煙で発がんリスクを比較した結果、1週間にワイン10杯(1本)の摂取による発がんリスクは男性で週5本、女性で週10本の喫煙によるリスクと同等であったそうです。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順「程度な飲酒は健康に良い」は正しくない「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************英・University Hospital Southampton NHS Foundation TrustのTheresa J. Hydes氏らは、飲酒と喫煙で発がんリスクを比較した結果、1週間にワイン10杯(1本)の摂取による発がんリスクは男性で週5本、女性で週10本の喫煙によるリスクと同等であったとBMC Public Health(2019; 19: 316)に発表した。中等度飲酒のリスクは軽度喫煙に相当喫煙による発がんリスクは周知されているが、飲酒による発がんリスクに関する一般人の理解は乏しい。そこでHydes氏らは、中等度の飲酒による発がんの絶対リスク(1,000人当たりのがん罹患数)を算出し、軽度の喫煙による絶対リスクと比較した。リスク算出には、Cancer Research UKがOffice for National Statisticsなどのデータに基づく英国一般人口における発がん生涯リスクのデータ、喫煙および飲酒に起因するがんの罹患数に関する既報データ、中等度の飲酒および喫煙による発がんの相対リスクに関するデータを用いた。検討の結果、ワイン1本/週の摂取により、非喫煙者における発がんの絶対生涯リスクが男性で1.0%、女性で1.4%上昇。ワイン1本/週の飲酒を続けた場合、1,000人当たり男性で約10人、女性で約14人が生涯のいずれかの時点でがんを発症すると推定された。この発がんリスクの上昇は、男性では主に消化器(中咽頭、食道、大腸、肝臓)がんによるものであるのに対し、女性では55%が乳がんによるものであった。飲酒による発がんリスクの「たばこ当量」を算出したところ、ワイン1本/週の摂取による絶対リスクの上昇は、男性でたばこ5本/週、女性で10本/週と同等であった。女性の方が高リスク、飲酒量増加で性差拡大また、アルコール関連がんの絶対生涯リスクにおける男女差は、飲酒量の増加に伴い拡大した。ワイン3本/週(約2分の1本/日)の摂取により、発がんの絶対生涯リスクは男性で1.9%、女性で3.6%上昇。男女各1,000人がワイン3本/週の摂取を続けた場合、男性で約19人、女性で約36人ががんを発症すると推定された。ワイン3本/週の摂取によるリスクのたばこ当量は、男性で8本/週、女性で23本/週と算出された。Hydes氏は「この研究の目的は、ワイン1本/週という中等度の飲酒でも発がんリスク、特に乳がんのリスクが上昇するという注意を喚起する点にある。乳がんは英国人女性において最も高頻度に見られるがんなので、この結果が持つ意義は大きい」と強調している。さらに、「アルコールのたばこ当量という考え方は、たばこの発がんリスクが既に周知されていることを利用して、飲酒による発がんリスクを周知させることができる有用な手段である。大量飲酒と口腔・咽頭・喉頭がん、食道がん、消化器がん、肝がん、乳がんの関連は周知されているが、喫煙と異なり一般には広く認知されていない」と指摘。「たばこと比較することで、飲酒とがんの関連がより効果的に伝わり、リスクを十分に理解した上でのライフスタイル選択に役立ててほしい」と述べている。(出典:Medical Tribune)
2019/04/17
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。金沢大学の研究で、緑茶の飲用習慣がある人は飲まない人に比べ、認知症や認知機能低下リスクが3分の1だった報告がありましたが、緑茶抽出物に含まれるエピガロカテキンガレート(EGCg)がアルツハイマー病の予防に効果がありそうなことがわかったそうです。私が飲むのは多い順に緑茶、コーヒー、紅茶ですが、カフェインが入っているので快眠のために午後からは避けています。私は茶よりも緑茶の新芽手摘葉から抽出してカフェインを取り除いたサプリメントも毎日愛用しています。茶の中では緑茶の健康効果が一番のようですが、花王ヘルシアの高濃度茶カテキンは有害報告があり、効能も限られた条件下なので効果は期待できないそうです。緑茶カテキンの主要成分は、・エピカテキン(EC) ・エピガロカテキン(EGC)・エピカテキンガレート(ECg)・エピガロカテキンガレート(EGCg)の4つがあり、エピガロカテキンガレート(EGCg)が一番強力と言われています。緑茶カテキンには多様な効能があり、・血圧上昇抑制作用・血中コレステロール調節作用・血糖値調節作用・抗酸化作用・紫外線肌老化抑制作用・美肌作用・老化抑制作用・代謝促進作用・抗癌作用・抗菌作用・抗アレルギー作用・C型慢性肝炎治療薬効果を高める・アディポネクチン分泌を促す・機能性胃腸症に有用・アルツハイマー病予防・認知症予防などがすでに言われていますが、放射線被曝対策にも優れています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。緑茶関連ブログ 新しい順緑茶にアルツハイマー病の予防効果? 運動と一緒で EGCgに効果緑茶が守る脳細胞 老人斑予防 カテキンが下げるリスク緑茶の健康効果 脂肪の燃焼を促しがん予防の効果も緑茶がもたらす健康長寿 「認知症・がん予防」の可能性!緑茶、コーヒーが脳卒中リスク減 飲まない人より2割緑茶カテキンの効用続々 コレステロールが低下 アルツハイマー予防も花王ヘルシアの高濃度茶カテキンで有害報告続々 日米欧研究新茶で放射線を迎え撃つ 茶カテキンの抗酸化作用で防衛緑茶パワー(NHK)の健康情報をどのように受け止めるか緑茶カテキン 新型インフル対策に こまめに緑茶うがいインフル薬にお茶の力 カテキン加工、タミフルより効果緑茶やオリーブ油の抗酸化作用は保存期間の長さに伴って消失「お茶の用意をして。体にいいから」 コーヒー大国の米、お茶飲む国に緑茶1日5杯で危険低下 脳梗塞死亡で差緑茶:高血圧などに効果 掛川市立総合病院医療研究センターが発表緑茶に自己免疫疾患の予防効果****************************【以下転載】****************************「人は血管とともに老いる」は、医学界では決まり文句になっているという。人体で最大の“臓器”ともいわれる血管は、あらゆる体の不調と密接なかかわりを持っている。工藤内科副院長の工藤孝文さんが言う。「加齢や生活習慣の乱れによって、血管が硬くなると心筋梗塞や高血圧を引き起こすリスクが高まり、最悪の場合死に至る可能性もあります。また、血液がドロドロになって循環が悪くなると、体の隅々まで栄養や酸素が届かなくなる。栄養が行き渡らなくなった結果、細胞や脳の老化が進み、がんや認知症を発症する原因にもなりかねません」血液の約9割は水分でできている。つまり、水分をきちんと摂らなければ血流が悪くなり、老廃物がたまりやすくなってしまう。では、何を飲めばより血管にいい効果を生むことができるのか。医学博士の平柳要さんは緑茶を推奨する。「緑茶に含まれるカテキンには血管を拡張し、血流をよくする作用があります。研究報告によると、緑茶を1日1~3杯飲む人は、飲まない人に比べて心筋梗塞や脳卒中のリスクが明らかに低い」ただし、カテキンは80℃以上の熱を帯びると効能が薄れてしまう。沸騰したお湯で緑茶を入れるのは避けたい。一方、ルイボスティーはカフェインが入っていないので夜に飲んでも大丈夫。管理栄養士で料理家の金丸絵里加さんは「リラックスタイムにぜひ」とすすめる。「ノンカフェインのうえ、美容にもいい。血管の9割を占めるといわれる毛細血管は年齢とともに減っていき、その結果、シミやしわ、抜け毛など老化の原因になる。しかし、ルイボスティーに含まれる成分は、Tie2(タイツー)という毛細血管の働きを活発にする物質を活性化させ、老けさせません。女性ならば飲んで損はありません」お茶請けには「血管の弾力を強化する」として多くの専門家が熱視線を送る「くるみ」を添えたい。管理栄養士の浜本千恵さんが解説する。「くるみにはα-リノレン酸と呼ばれる、DHAやEPAと同じ効能を持つ脂肪酸が含まれており、血中の中性脂肪を下げたり、血栓を除去したりする働きがあります。さらに血液をサラサラにするビタミンEも豊富。しかも血管にダメージを与えやすい糖分はほとんど入っていない。おやつにぴったりです」(出典:女性セブン)
2019/04/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本人の睡眠時間は、2016年のOECD報告で、加盟国最短・最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れ、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、週平均7時間以上、短い時には昼寝30分は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch4で毎日チェックしていますが、90%以上あり、良い睡眠は75%以上、深い睡眠も30%以上はあり、体感の快眠が裏付けられています。これらの経験から睡眠の最善策は筋トレ、飲酒は少量でもマイナスですね。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順「寝だめ」は不可能 睡眠研究者が語る睡眠負債を貯めないコツ日本の睡眠時間、主要国中で最短 心拍計メーカー調べ不眠症 原因探り治療 生活習慣をチェック 睡眠薬に頼らず改善「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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睡眠大事 でも睡眠の不満に何も対策していない 睡眠の質と寝付きのスピードのちょっと意外な関係 毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? 睡眠も仕事 タスクリストに入れ優先順位をつければ体と心も変わる? 短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 筋肉が少ない人は睡眠の質が悪い!? 「睡眠」と「筋肉」の深いカンケイ 睡眠に関する間違った10の思い込み 日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 働き過ぎで知られている企業ですら、睡眠の重要性を認識し始めている 6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 長い睡眠時間は健康に悪影響 何時間が”長生き”に効く? "不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】**************************** 日本人の平均睡眠時間は、7時間22分――。OECD(経済協力開発機構)が、加盟国の就業者の睡眠時間をまとめた結果(2016年)、日本は加盟国中最短であることが分かった。加盟国の平均睡眠時間は8時間25分で、アメリカ、フランス、イギリスなど主要国はいずれも平均より多く睡眠をとっていた。平均値より1時間3分も短い日本は、世界一の“寝不足国家”と言っていい。参考までに短い方の2位は韓国、3位メキシコで、ここまでは7時間台。厚労省の平成29年「国民健康・栄養調査」でも寝不足日本人の実態が明らかになっている。それによると、年齢層別に「ここ1カ月間の1日の平均睡眠時間」を調査したところ、男性の場合――。・5時間未満…7.5%・5時間以上6時間未満…28.6%・6時間以上7時間未満…35.0%・7時間以上8時間未満…20.0%・8時間以上9時間未満…6.7%・9時間以上…2.3%こんな結果に。最多は「6時間以上7時間未満」、次いで「5時間以上6時間未満」で、この2つで全体の3分の2に迫る。世代別では、たとえば「50~59歳」は、「6時間以上7時間未満」組が40.2%、「5時間以上6時間未満」組は34.1%で、案の定少なめ。1世代若い「40~49歳」は同じく35.7%と37.2%で、「5時間以上6時間未満」組の方が多い。40代は、寝る間を惜しんで働いているのか?最新の研究では、健康維持のために必要な睡眠時間は「1日7時間」とも。寝不足は「脳の老化」にも直結する。ご注意あれ。(出典:日刊ゲンダイ)
2019/04/14
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに社交的に楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順「適度な飲酒は健康にいい」とされるが、実際どうなのか? 研究者たちの結論飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 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2019/04/09
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。心臓発作、脳卒中、がんの死亡リスクを減らすには1週間に1、2回の軽いウオーキングで十分と唱える論文が2019年3月19日、英スポーツ医学誌ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシンに掲載されたそうです。これならやらない理由はなくなりそうです。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチ4を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は127・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は145しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ4、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************心臓発作、脳卒中、がんの死亡リスクを減らすには1週間に1、2回の軽いウオーキングで十分──そう唱える論文が2019年3月19日、英スポーツ医学誌「ブリティッシュ・ジャーナル・オブ・スポーツ・メディシン(British Journal of Sports Medicine)」に掲載された。中国・山東大学(Shandong University)のボ・シ(Bo Xi)教授率いる研究チームは1997年から2008年にかけ、米国で8万8140人のデータを毎年収集して精査。さらに2011年までに死亡した人の数も調査した。調査結果によると、週に10分から1時間程度ウオーキングや庭いじりをする人は、まったく運動しない人と比べて病気などによる死亡リスクが18%低かった。また、週に2時間半から5時間の「適度な身体活動」によって死亡リスクは31%減少し、1週間の運動時間が25時間以上の人では死亡リスクはほぼ半減したという。だが、誰もが余暇に運動できる時間が多くあるわけではない。研究チームによると、サイクリングやランニングなどによって心臓や脈の動きを促すことは「中強度の運動よりも時間効率が良い」という。さらに心血管疾患だけでみると、運動時間が5時間から25時間に増えても得られるメリットはなかったという。ただ、調査結果は観察に基づいて得られたもので、因果関係については確かな結論を導き出すことはできないという。(出典:AFP)
2019/03/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2.33%であり、OECD平均の1.48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3.8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 認知症予防に歩行時間が大きく寄与~日本人1万4千人のデータ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************認知症発生の主要な危険因子として、糖尿病、高血圧、肥満、身体不活動、重度の精神的苦痛、喫煙、低学歴がある。東北大学の小瀧 由美香氏らは、大崎コホート2006研究において、これらの7つの危険因子の総数で人口寄与割合(PAF)を推定した。その結果、危険因子総数を減らすことが認知症発生リスクの減少に有意に寄与することが示唆された。Journal of Neurology誌オンライン版2019年3月2日号に掲載。本研究は65歳以上の8,563人の地域在住者が対象のコホート研究である。ベースライン調査(2006年)では、7つの主要な危険因子(糖尿病、高血圧、肥満、身体不活動、重度の精神的苦痛、喫煙、低学歴)に関するデータを収集した。危険因子の総数を曝露変数とし、危険因子の総数(0、1、2、3以上)により参加者を4群に分類した。認知症発生に関するデータは、介護保険データベースを参照した。ハザード比(HR)および95%信頼区間(95%CI)は、Cox比例ハザードモデルを使用して推定した。さらに、HRとコホートデータにおけるリスク保有割合からPAFを計算した。主な結果は以下のとおり。・577人(6.7%)で認知症が発生した。・危険因子の総数と認知症発生との間に用量反応関係が観察された。・年齢・性別で調整したHR(95%CI)は、危険因子がなかった群と比べ、危険因子が1つの群で1.25(0.92~1.70)、2つの群で1.59(1.18~2.15)、3つ以上の群で2.21(1.62~3.01)であった(傾向性のp<0.001)。・参加者の危険因子の総数が全員0個になった場合、PAFは32.2%となる。・参加者の危険因子の総数の分類が全体的に1段階改善した場合、PAFは23.0%となる。(出典:ケアネット)
2019/03/16
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。DHEAは、副腎で産出される男性ホルモンの一種で、男性ホルモンの「テストステロン」をはじめ、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンを作る原料になることから、別名「ホルモンの母」と言われています。DHEAは年齢と共に減少し、40代頃になるとなんと50%も半減する傾向にあると言われています!DHEAの分泌量が減少してしまうと「意欲の低下」「免疫力の低下」など、体に様々な不調を引き起こしやすくなりますが、DHEAの分泌量を維持し続けることで「美肌効果」「肥満予防」「記憶力の改善」など、エイジングケアに関する嬉しい効果に期待できます。ホルモンの母「DHEA」を活発化させるおすすめの食材について【ビタミンC】イチゴ・レモン・ブロッコリー・パプリカ【タンパク質】鳥の胸肉・卵・納豆【マグネシウム】ゴマ・大豆・小麦胚芽・抹茶【ビタミンB群】まぐろ・豚肉・レバー・バナナ様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。米国・ハーバード大学公衆衛生大学院の研究によると、12年にわたる食事の質の改善は、死亡リスクの低下と確実に関連していたそうです。食事で最も改善に寄与した食品群は、全粒穀物、野菜、果物、魚類およびn-3脂肪酸だったそうです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、平成27年国民健康・栄養調査からもわかります。体のサビは「酸化」、コゲは「糖化」と称され、健康に悪影響を及ぼします。活性酸素が原因となる酸化よりも悪さをするのではといわれているのが糖化です。過度に糖質を摂らず、食後高血糖にならないベジ・ファーストで、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけることも重要です。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1位:不健康な食事2位:高血圧3位:喫煙4位:運動不足5位:肥満日本人の食生活が良かったのは過去のことです。日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質、特に砂糖を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに食塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************『できる男』と言われて何を思い浮かべるだろうか?年収、地位や名誉、そして女性にモテること…。これらをすべてクリアするには何がカギなのだろうか。2019年2月18日、日本抗加齢学会が主催するメディアセミナーに、井手 久満氏(獨協医科大学埼玉医療センター泌尿器科准教授)が登壇し、「男性のための理想的なライフスタイル」について講演した。テストステロン値の高い男はなぜ成功するのか井手氏によると、『できる男』の象徴は、冒頭でも述べた事柄のほか、「スポーツ万能」、「性機能が強い」、「健康寿命が長い」などであり、これらに共通するのがテストステロン値の高さだという。証券会社に勤務するイギリス人男性の年収を比較した研究によると、テストステロンが高い男性の年収は、低い男性と比較して3~5倍も多いことが明らかになった。また、テストステロン量は骨格でも判定が可能で、人指し指より薬指の長い男性で高値ということが、さまざまな人種のデータによって確証を得ている。テストステロンは、造血作用や男性ホルモンを合成しているとされる海馬での認知機能制御など、多くの作用が報告されている。しかし、個人差や日内変動がとても大きく、ストレスや飲酒などにも左右される物質である。たとえば、恋愛過程でも、デートから真剣交際、婚約から結婚に至る過程で徐々に分泌が減少し、子供が生まれ、添い寝をするなどでも低下することが立証されている。メタボリックシンドロームとテストステロンの低下近年、男性の更年期が取り沙汰されるようになり、うつとの関連が理解されるようになった。さらには、糖尿病をはじめとするメタボリックシンドロームや心筋梗塞にも影響を及ぼすことが徐々に明らかになってきている。そこで、同氏は健康な中年男性のメタボリック因子と心血管疾患・心不全との関連について解説。メタボリック因子が多く、テストステロンが低下している症例にテストステロン補充療法を行った症例の体重、HbA1c、収縮期血圧などのデータを示した。「テストステロンの補充によって、それぞれが体重や腹囲の減少、血圧やHbA1cが有意に改善した。さらに骨密度や排尿状態の改善にも効果がある」とする一方で、「補充による有害事象として、多血症、睡眠時無呼吸症候群、肝障害、不妊症などが挙げられるので注意が必要」と、コメントした。アプリを活用した対策テストステロンの管理にはメタボリックシンドローム予防が重要であることから、医療機関を介した食管理システム(ヘルスログ)の開発が進められている。患者には、活動量をチェックするためのUP2(ブレスレット型装置)を身に付けてもらい、日々の食事記録をスマートフォンで記録。写真から摂取カロリーが計算される。将来的にはLINEを活用することで、共有した情報を基に管理栄養士から食事アドバイスも受けられるようになるという。このような背景を踏まえ、まずは、「自身によってテストステロンを低下させるリスク因子(喫煙や肥満)を理解し、リスク因子を排除することが大切である」と、同氏は締めくくった。(出典:ケアネッテストステロン
2019/03/05
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。厚生労働省・農水省は、1日に200gの果物と、1日に350gの野菜の摂取を推奨していますが、厚生労働省の「平成28年国民健康・栄養調査」の結果によると、日本人はどの年齢も果物も野菜の摂取が足りていません。 これまでの研究で、より多くの果物や野菜を食べる人は、より心臓血管系が健康的で、いくつかのがんのリスクが低く、寿命が長くなることが示され、さらに果物や野菜が心の健康にも良いとの研究結果が公表されています。心と体の健康のために、今日から新鮮な果物と野菜を、ぜひそのままモリモリと食べたいですね。米国神経学会の医学誌「ニューロロジー」に掲載された論文によると、野菜を食べていた高齢者と食べていなかった高齢者の差は歴然としており、加齢による記憶力低下を抑制し、脳をより若々しく保て、年齢でみるとおよそ11歳分の開きがあったそうです。食品メーカーが20~60代の男女から食卓画像を収集し、野菜の摂取量を推計したところ、1日平均の野菜摂取量は、わずか133グラムで、国が掲げる目標の半分にも届かなかったそうですが、信頼性に疑問があると言われている国民健康・栄養調査より現実に合っていると思います。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国で、野菜も食べていません。一人暮らし学生は、面倒、高いなどから4割が野菜食べないそうで、主要国で日本だけが減っています。さらに「私は野菜を摂れている」と回答しても8割超は不足という残念な現実も浮き彫りになっています。様々な研究によると、何をいつ、どれだけ食べるかなどの決断は、人の意識や直接的なコントロール以外の微妙な力によって左右され、外部要因のせいで、私達は生物学的、心理学的、社会的、経済的弱点を突かれて過食してしまうようです。私達日本人の解決策は世界最高の健康食・日本食をベースに最新の知見を加えることです。食事をしっかり食べているのに、栄養素、特にタンパク質、ビタミン・ミネラルが足りない低栄養の状態に陥ることを新型栄養失調と呼び、10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だという情報があり、残念な現実です。厚生労働省の調べでは、70歳以上の5人に1人が新型栄養失調に該当するそうで、40代や50代の働き盛りや若年層にも増えているようで、国民健康・栄養調査からもわかります。2013年3月に世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界5大医学誌の一つ「ランセット」に米国ワシントン大学と東京大学などによる共同プロジェクト「2010年の世界の疾病負担研究」世界187カ国における死亡と障害の原因を詳細に分析して発表しています。この研究によると日本人の健康寿命を縮めている原因の1位は栄養の偏った不健康な食事です。1.不健康な食事2.高血圧3.喫煙4.運動不足5.肥満日本食は世界無形文化遺産にも登録され、健康的な食事スタイルとして世界的に注目され、日本でも生活習慣病や肥満を予防・改善するために日本食の再評価がはじまっているそうです。日本食は、「一汁三菜」「主食・主菜・副菜・汁物」といった構成が伝統で、おかずは出汁を活用し、魚が多く使われ、豆腐や納豆などの豆類が多く、野菜が豊富で脂肪が少ないことが特徴です。そして日本食で大切にされているのは、「季節感を大切にした演出と味わい」「さまざまな食材と調理法」「素材の味を引き出した絶妙な味わい」などがあげられます。日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。国民皆保険に甘えて世界一医療に依存して健康管理を怠る日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。・人生で今日が一番若い。・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)日本人は先進国の中で心臓病による死亡率が低く、このことが長寿の一因となっています。これは一汁三菜をベースとし、新鮮な魚や大豆食品などを食べる世界2大健康食・和食による影響が大きく、さらに和食は倹約遺伝子により糖尿病を発症しやすい日本人の健康寿命を改善する作用があるそうです。和食は昆布やカツオ節などのうまみ素材を活用していることも特徴ですが、昆布の消費量はこの30年で約3分の2に減少し、2014年の年間購入金額は、60代の世帯では1289円、20代の世帯では約5分の1の258円しかなく、日本家庭の基本的な食習慣が崩壊しています。日本ではあまり調査・研究されていないので具体的メニューとしては、マウス実験しかないようですが、昭和50年代のものがよいそうです。また、日本人の健康寿命を短縮している疾患は、心疾患、脳卒中、糖尿病、骨粗鬆症、膝関節症、認知症、ガンだそうです。これは塩分の過剰摂取と抗酸化物質の摂取不足が原因と言われていますので、うまくカバーするために地中海食のよさを加味し、糖質を減らすとさらによくなりそうです。和食が世界無形文化遺産登録されても日本人の和食離れが進み、この遺産は相続拒否されていて食生活はドンドン不健康化しています。そんなことから脂質摂取が過剰になり、食事がお菓子化しているおかしな国になり、さらに味付けも、食材も甘くなっているので、自業自得の結果としてさらに生活習慣病が増えるのは間違いないです。アメリカからパン食を餌付けされた食料植民地となっていることに気づいて和食を見直す人が増えることを強く期待したいです。 厚生労働省の国民健康・栄養調査によると、40~74歳の日本人の内、男性の約6割、女性の約4割が高血圧といわれていますので、塩分は1日6g未満に抑えたいです。 食事中の食塩の75%以上が、レストラン、加工食品やファーストフードなどに由来していると言われています。良い天然塩を選び、新鮮でバランスのよい食品を選び、自分で調理することが、減塩の一番の方法だそうです。新鮮な食品には、ナトリウムの含有量は低く、調理するときに塩の摂取量が確認できます。しかも、新鮮な野菜や果物にはカリウムが豊富に含まれていて余分な塩分が排出されます。 ・ヒトは食物から造られる以外の何者でもない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス)・汝の食物を医者とも医薬ともせよ。食物で治せない病気は医者にも治せない(医聖・医学の祖 ヒポクラテス) そして、食事の外部化も進み、おふくろの味は袋の味に変わっています。「家庭の味」遺産になる? 手作り減少調理力と健康は強く相関していますので、国民の健康状態が悪化の一途の歯止めはかからないと危機感を強く感じます。食育の重要性を訴えている服部栄養専門学校理事長・校長の服部幸應さんは産経新聞の取材で以下のようにコメントしています。・食育の重要性は1985年頃に気づいた。・新入学生に1週間の食事日記を提出させたら悪さにビックリ。・2年間で変えてやろうと、いろいろやって卒業時にまた調査したらわずか6%しか改善していない。・栄養士や調理師を目指す学生でこれなのに、試験は出来る・3~8歳の間が特に重要で、厳しくしつけることが肝心。子供の運命は常にその母が創る(ナポレオン)8歳までの食暦と躾が人生を決めてしまうわけですね。2011年国民健康・栄養調査結果の概要◆国民健康・栄養調査は1948年以降毎年行なわれているが、有益と思われるデータがないため食事の変化が死亡率の増減にどのように影響を与えたか説明できない。 データも利用できない。日本と世界にとって深刻な損失。 ランセット2011年9月日本特集号 (世界で最もよく知られ、最も評価の高い世界五大医学雑誌の一つ 出典:ウィキペディア)◆日本に決定的に欠けているのは、トップランクの大学に「人間栄養学」がないこと。 このままでは、日本人は栄養を通じて健康を保つことはできないだろう。 東京大学大学院医学系研究科公共健康医学専攻社会予防疫学分野・佐々木敏教授◆日本は国民の新しい健康課題に効果的に取り組んでいるように見えない。 国民の健康寿命の最大の危険因子は栄養の偏った食事である。 日本人は長く生きた分だけ病気や障害に苦しむ年数も増大している。 東京大学大学院医学系研究科国際保健学専攻国際保健政策分野・渋谷健司教授1977年に発表され、世界の健康政策の原典と言われているアメリカ上院栄養問題特別委員会報告書(通称マクガバンレポート)によれば世界最高の長寿食は、伝統的日本食です。食事改善のコツはパン→ごはん、ラーメン→そば、スパゲティ→うどん、ケーキ→まんじゅう、ミルク→豆乳のように、カタカナ食品からひらがな食品にすることで、少しもむずかしくありません。ごはんは、私は玄米ですが好き嫌いがあるので、白米ともち麦を半々に混ぜた麦飯をおすすめします。おかずは、「まごたちわやさしいさ」にしてよく噛んで楽しく食べたいものです。ま:大豆、あずきなど豆類のこと。タンパク質、マグネシウムの摂取にご:ゴマ ナッツ クルミ アーモンドのこと。不飽和脂肪酸・ビタミンEの摂取に た:たまごのこと。アミノ酸スコア最高点のタンパク質の摂取にち:乳類のこと。タンパク質、カルシウムの摂取にわ:わかめ コンブ のりなどのこと。ヨード、カルシウムの摂取に や:野菜、根菜のこと。ベータカロチン、ビタミンCの摂取に さ:魚のこと。タンパク質、オメガ3系脂肪酸、亜鉛の摂取に し:しいたけ、しめじなどきのこ類のこと。多糖類、食物繊維の摂取に い:じゃがいも、さつまいもなどイモ類のこと。食物繊維、炭水化物の摂取に さ:サプリメントのこと。欧米では総合ビタミン・ミネラル剤はおかずの一つとして定着食・栄養を改善して必須栄養素の種類と量を理想に近づけて抗酸化力を高めると体調は劇的によくなるので、喜ばれています。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。食 関連フリーページ食生活の改善 (私がめざしている食生活)食の提言食育のすすめ -大切なものを失った日本人-粗食のすすめ 「健康と食生活 今日からできる10の提案」戦後の栄養改善運動が生活習慣病を蔓延させた真因だ!健康的な油脂類の摂り方「1本で1日分の野菜」ジュース、35品全製品が落第マクドナルドを30日間食べ続けたらどうなるか?あぶないコンビニ食マーガリン・精製油の恐怖21世紀の知的健康法 2.0『21世紀の子供を守る食育勉強会』と題したボランティア勉強会****************************【以下転載】****************************巷には「食」関連の書籍が溢れているネットの普及により、知識がコモディティ化していく中で、ビジネスシーンでもアーティストのように「感覚を鍛える」「感性を磨く」ことが、ますます重要視されています。その方法はさまざまですが、ベースとなる身体を日々作り出している「食事」というのは、かなり重要なファクターと言えるでしょう。世の中には、パフォーマンスを上げる、健康に良いとされる食事について書かれた書籍は無数に存在しており、数年前なら「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」(ダイヤモンド社)、最近であれば「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」(東洋経済新報社)などは、ビジネスパーソンの間でも話題となりました。しかし、この2冊はもとより、さまざまな書を読み漁ってみても、見解がまったく違い逆に困惑するばかり。医者やハーバード大や東大の教授など、世界のトップレベルの頭脳や最新のテクノロジーを駆使した研究をもってしても、まだまだベストな食事というのは解明できていないということがうかがえます。そこで今回は、医師がエビデンスをもとにまとめた食事法から、身体のパフォーマンスを上げるためのハック、ガンや糖尿病、オーガニックやマクロビオティック、ナチュラルハイジーン、アーユルヴェーダ、精進料理、腸内フローラ、糖質制限、原始人食など、あらゆる角度で書かれた100冊ほどの食関連の書籍から情報収集。さらにその中から30冊を厳選し、そこから見えてくる「ウエルネスな食事」の傾向をまとめてみました。<厳選した食関連の本30冊>1. 世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 津川 友介(UCLA助教授)2. 医者が教える食事術 牧田 善二(医師)3. 最高の食養生 鶴見隆史(医師)4. 医師が実践する 超・食事術 稲島 司(東京大学医学部附属病院地域医療連携部助教・循環器内科)5. いつものパンがあなたを殺す デイビット・パールマター(医師)6. 病気を防ぐ「腸」の時間割 藤田紘一郎(東京医科歯科大学 名誉教授)7. フィット・フォー・ライフ ハーヴィー・ダイアモンド(医学博士)8. チャイナ・スタディー T・コリン・キャンベル(コーネル大学教授)9. 太らない、病気にならない、おいしいダイエット ウォルターC .ウィレット (ハーバード大学院教授)10. 炭水化物が人類を滅ぼす 夏井睦 (医師)11. 粗食のすすめ 幕内秀夫(管理栄養士)12. 「砂糖」をやめれば10歳は若返る! 白澤卓二(順天堂大学大学院教授)13. 人の運は「少食」にあり 町田宗鳳(広島大学教授 僧侶)14. 欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」 奥田昌子(医師)15. 疲れない脳をつくる生活習慣 石川善樹(医学博士)16. 長生きしたければ朝食は抜きなさい 東 茂由(医学ジャーナリスト) 甲田光雄(医学博士)17. 『この4つを食べなければ病気にならない』崎谷式パレオ食事法 崎谷博征(医学博士)18. スタンフォード式 疲れない体 山田知生(スタンフォード大学スポーツ医局 アソシエイトディレクター)19. この食事で自律神経は整う 溝口徹(医師)20. マクロビオティック入門―食と美と健康の法則 久司道夫(マクロビ研究家)21. 自然農法 わら一本の革命 福岡正信(自然農法実践家)22. 一汁一菜でよいという提案 土井善晴(料理研究家)23. 糖質革命~がん、高血圧、糖尿病、うつ、花粉症、メタボ…現代病の原因は「低血糖症」にあった 櫻本薫 (医学博士) 櫻本光輪子(医師)24. 心が疲れたらお粥を食べなさい 吉村昇洋(僧侶)25. 腸内フローラ10の真実 NHKスペシャル取材班26. 科学でわかった 正しい健康法 ジェフ・ウィルザー(ジャーナリスト)27. できる男は超少食 船瀬俊介(ジャーナリスト)28. まだまだあった!知らずに食べている体を壊す食品 手島奈緒(ジャーナリスト)29. 実践アーユルヴェーダ ハリッシュ・ヴァルマ(医師)他30. 知っておきたい「食」の日本史 宮崎正勝(歴史学者)我らが主食、ごはんとパンは残念ながらネガティブな意見多数まず私たちの主食であるごはんとパンですが、残念ながら今後は少し控えるか、何らかの対策を練る必要がありそうです。というのも、ごはんは半数、パンは75%が健康に対してネガティブな意見でした。ごはんは糖質が高く血糖値を急激に上げてしまう、パンは小麦に含まれるタンパク質であるグルテンに対してアレルギーを持つ人が多い、というのが主な理由。ただしこれらは白く精製されたものということで、玄米や全粒粉のパンについてはポジティブな意見が多く見られました。とはいえ、巷で食するものはほとんどが白米や白いパンで、それらをすべて玄米や全粒粉に変えていくとなるとハードルが高い。まずは単純に食べる量を減らす(1日にごはんは茶碗一杯、食パンは一枚程度)、しばらく抜いてみて身体の調子を観察してみることから始めてみても良いかもしれません。また、ごはんであれば、血糖値の上昇を緩やかにしつつ栄養価の高い5~8分づきのものや、食物繊維をたくさん摂れる雑穀米にする、パンはグルテンフリーのものを試してみるということも視野にいれてみましょう。わかってはいたが…やはり最強の野菜と魚野菜と魚は、予想通り、ほぼ100%推奨という結果となりました。野菜は全般良いとのことですが、特に大根、キャベツ、ブロッコリー、チンゲンサイ、カブ、水菜、ルッコラ、ワサビなどのアブラナ科のものは、がんを抑制するというエビデンスもあるようです。またブロッコリーは栄養価が高く、がん予防に効果があるともされ評価が高いです。マイナスの記述があったものは根菜類(芋類、ニンジン、レンコンなど)で、糖質が高いという理由です。特にじゃがいもはGI値(食後の血糖値の上昇を示す指標)が非常に高いのでオススメできないという話もあり、それをさらに油で揚げて塩を添加したフライドポテトやポテトチップスは控えた方がいい、という記述はいくつかの書籍でみられました。よく話題に上がるオーガニックか否かで栄養価について優劣があるのか? という点については、科学的な根拠はないようですが、オーガニックを推奨する声は多いです。次に魚ですが、小型の青魚が良いという意見が多くみられました。大型の魚は水銀や科学物質の影響を受けやすく、有害物質が残留している可能性があり、また養殖の魚は餌に抗生物質などが入っている場合が多いので、天然のものを選ぶ方が良いとのことです。赤身の魚は幸せホルモンと言われているセロトニンが出やすいとのこと。確かにマグロは人気がありますよね。意見がきっぱり分かれるやっかいな存在の肉肉については意見がきっぱり分かれます。今回参考にした書籍中でも、良い・悪いがちょうど半数ずつという結果でした。良い派は主に、人間は原始時代に狩猟中心の生活をしていたので肉食に最適化されている、血糖値を上げにくく効率的に良質なたんぱく質を摂取できる、などという意見。悪い派は、動物性タンパク質自体が発ガン率を上げる可能性が高い、日本人は仏教の影響もあり肉食文化が盛んではなかったので消化に適してない、などという意見です。どちらもそれなりに妥当性のある意見で、なかなか判断が難しいところ。こればかりは自分の身体に合っているかどうか判断していく必要がありそうです。食べる際に気をつけることとして、「野菜と一緒に食べて良い消化を促す」「放牧のものや脂の少ないものを食べる」「鶏肉>豚肉>牛肉の順に量を調整する」などという話もありましたので、食べ方を工夫してみると良いかもしれません。「食べてはいけない」という意見が大多数な食品次に95%以上の書籍で「身体に悪い」とされている食品をピックアップしてみました。牛乳、加工肉(ハム、ウィンナー、ベーコンなど)、グルテン、加工食品、市販のお菓子全般、フライドポテト、ドーナツ、清涼飲料水全般(果糖された野菜&フルーツジュース)、人工甘味料全般、菓子パン、各種添加物 、タバコ、揚げ物全般など。言われてみればと納得感はあるものの、私たちの生活にかなり馴染みのあるものばかり。このあたりを控えるだけでも、身体に良い影響がありそうです。また、カレーやラーメン、丼もの、ハンバーガーなどの単品食は糖質が高く、血糖値を急激に上げてしまう、野菜などをバランス良く食べられないことから、否定的な意見が多くみられました。好きな方も多いであろう「ラーメン+ライス」は、糖質×糖質で野菜も摂りにくいことからNGのようです。「身体に良い」という意見が多かった食品一方で、野菜と魚の他に身体に良いとされる意見が多かったものが、豆類全般(特に納豆)、オリーブオイル、海藻やキノコ、カカオ70%以上のダークチョコレート、ナッツ全般(無塩でローストしたもの)、糖分の少ない果物などでした。特に野菜、果物、青魚、オリーブオイル、ナッツをよく食べる「地中海料理」は、各種研究によるエビデンスもあり、多くの書籍で理想的とされています。また調理方法では生が良いという意見が多く、熱を加えるにしても揚げる、焼くではなく、蒸す、煮る、茹でるなどが良いようです。その他、食材というより食べ方についてですが、腹八分目の少食、よく噛んでゆっくり食べる、血糖値を上げにくい野菜などから順番に食べる、“ながら”ではなく食べることに集中して食すなど、なんとなく分かってはいるけれど習慣化するのが難しいことが、重要な要素となっています。「身体に良い」は神話かも?! 考え直したい食品一般的に「健康である」とされながらも、実はそうでもない、と多くの書籍で指摘されている食品をピックアップしてみました。まずはヨーグルト。かなり健康志向なイメージが強いですが、その効果に対してのエビデンスはないというのが実際のところのようです。よく謳われる乳酸菌などは、取り入れても腸内には定着しないそう。ただし継続的に取り続けることで、少しは良い影響を及ぼすというような話はありました。チーズも健康に良いイメージが強いですが、そもそも牛乳と同じくカゼインタンパク質が含まれているので健康的ではないという意見が多数見受けられました。肯定派の中ではナチュラルチーズやフレッシュチーズ(モッツァレラ、カッテージ、クリーム)は良い、熟成させたものは良くないなどという意見もありました。フルーツは概ねどの書籍でも良いとされていますが、糖質が高く血糖値を上げやすいので食べ過ぎには注意が必要とのことです。ちなみに目に良いと広く知られているブルーベリーですが、実は確かなエビデンスはないようです。卵は栄養価が高いという肯定派と、コレステロールが高いので良くないという否定派に分かれますが、1日1個程度なら良い、というのが妥当なラインではないでしょうか。また、健康イメージの強い我らが和食については肯定派が多いものの、味噌、醤油、出汁や漬物などで塩分を摂りすぎてしまう傾向があるので、塩分量という面では多少注意が必要なようです。気になるお酒とコーヒーの話最後に、皆さん気になるであろうお酒とコーヒーについて。お酒については約65%が健康に対してネガティブな意見でした。理由は、がんや心筋梗塞、脳卒中などの疾患のリスクが高まる、日本人はアルコール耐性が低いなどという理由。良いという意見では、適量であれば心血管の病気による死亡率が下がるとのこと。赤ワインについては、抗酸化作用があるなどという理由からポジティブな意見が多く、醸造酒ではなく蒸留酒(焼酎、ウイスキー、ウォッカ、テキーラ)は良いという意見もありました。血糖値の観点でいうと、お酒によっては上がらないので、ほどほどであれば問題ないという記述も見られました。比較的量を飲む方は、同じ量の水を一緒に飲むことで、血中アルコール濃度を下げるのがオススメのようです。コーヒーは約70%が良くないという意見でした。ただし、こちらはコーヒーに含まれるカフェインが主な理由。カフェインは交感神経を一気に活発化させるため自律神経が乱れやすくなる、日本人はカフェイン耐性が低い人が多い、などという見解です。肯定派は心臓病や脳卒中、がんなどで死亡するリスクが低下したという研究結果などについて言及しています。ちなみに缶コーヒーはコーヒー味の砂糖水なので良くない、精製された砂糖を何杯も入れて飲むのもNGとのことです。自分の最適解を見つけながらも、食事を楽しむことが大事さまざまな考察を重ねてきましたが、やはり確かな答えはない、というのが実際のところです。しかし、ある程度の傾向は見えてきましたので、まずはさまざまな視点で考察し、あれこれ試しながら、自分の身体が喜ぶ食生活を見出していくことが大切だと思います。また、昨今ではフードアレルギー検査キットなども手軽に購入、実施できるので、一度自分の身体を調べてみて、まずはアレルギー反応があったものについて対策していくのも良いでしょう。ただあまり思い詰めてしまい、日々の食事が楽しくなくなってしまうと元も子もありません。日々楽しく生きることが健康の秘訣という、極めて当たり前の真実もありますので、「中庸、適度、適量」を意識して、うまくバランスを取りながら向き合っていきたいですね。もちろん、身体に良いとされるものをできる限り多く摂取した方が、病気のリスク低下はもちろん、感覚が研ぎ澄まされたり、人間本来の感覚を取り戻せるなどの可能性は高まると思います。まずは自分の身体と食生活、クリエイティビティやパフォーマンスの関係性に興味を持ち、自分と向き合いながら、独自の「食」のスタイルを極めていきましょう。(出典:フォーブスジャパン)
2019/02/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2・33%であり、OECD平均の1・48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3・8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 運動による神経細胞の新生が認知機能の改善に結びつく可能性 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************歩行時間が認知症発症に与える影響について、東北大学の遠又 靖丈氏らが65歳以上の日本人コホートで検証した。その結果、全員が1日1時間以上歩けば認知症発症の18.1%の減少に寄与すると推定され、歩行時間が認知症発症予防に少なからぬ影響を与えることが示唆された。International Journal of Geriatric Psychiatry誌オンライン版2018年10月22日号に掲載。本研究ではまず、65歳以上の1万3,990人のデータを分析しハザード比を推定した。1日歩行時間(0.5時間未満、0.5~1時間、1時間以上)は自己申告のアンケートから評価した。また、公的介護保険データベースを検索し、5.7年間の認知症データを取得し、Coxモデルを用いて認知症の多変量調整ハザード比(HR)を推定。さらに、国民健康・栄養調査における有病率を用いて、人口寄与割合(population attributable fraction:PAF)を算出した。主な結果は以下のとおり。・1日歩行時間は、認知症発症と逆相関を示した。・多変量調整HR(95%信頼区間)は、0.5時間未満を1.00(基準)とすると、0.5~1時間で0.81(0.71~0.92)、1時間以上で0.72(0.62~0.84)であった。・全員が1日1時間以上歩けば認知症発症の18.1%の減少に寄与し、現在の歩行時間を1つ上のレベルに増やせば(0.5時間未満から0.5~1時間、あるいは0.5~1時間から1時間以上)14.0%の減少に寄与すると推定された。(出典:ケアネット)
2018/12/15
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。米国の身体活動ガイドラインでは、運動は10分以上継続することが推奨されていましたが、2018年11月の米国心臓協会年次集会で発表された最新版ガイドラインでは、たった2分程度の歩行であっても運動することは健康に有益とする見解が出されました。これならやらない理由はなくなりそうです。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチ4を愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ4、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】****************************これまで米国の身体活動ガイドラインでは、運動は10分以上継続することが推奨されてきた。しかし、米国心臓協会年次集会(AHA 2018、11月10~12日、米シカゴ)で発表された最新版のガイドラインでは、たった2分程度の歩行であっても運動することは健康に有益とする見解が示された。このガイドラインの詳細は「Journal of the American Medical Association(JAMA)」11月12日オンライン版に掲載された。米国保健福祉省(HHS)のAdm. Brett Giroir氏によると、米国では早期死亡の原因の10%を運動不足が占め、4人に1人が運動不足を解消すれば約7万5,000件の死亡を回避できるという。HHSの調べでは、週当たりの推奨運動量を実行しているのは男性では26%、女性では19%、10歳代の若者では20%に過ぎない。同氏は、運動不足による医療コストは年間で10兆円を超えると指摘している。身体活動ガイドラインの初版は2008年に発行された。今回の改訂版でも科学的エビデンスに基づき、身体活動は短期的にも長期的にも健康に有益であることが示されている。そのポイントは以下のとおり。・短時間の運動でも頭がすっきりして不安感が軽減するほか、よく眠れるようになり、血圧値や血糖値が改善するといった効果が得られる。・定期的な運動で脳の健康が向上し、8種類のがんの発症リスクが低減し、体重増加を抑えられる。・運動をすると変形性膝関節症や高血圧、2型糖尿病、不安や抑うつなどの慢性疾患が改善される。・運動するとさらに、認知症や多発性硬化症、注意欠陥多動症(ADHD)、パーキンソン病などの患者の脳機能の改善にも役立つ。今回の改訂では、成人の週当たりの推奨運動量に変更はなく、これまでと同じく150~300分の中強度の有酸素運動または75~150分の高強度運動に加え、筋力トレーニングを週2日以上行うことが推奨されている。また、成人だけでなく3~5歳の子どもは成長と発育のため活動的であるべきで、6~17歳になると中強度~高強度の運動を毎日60分以上行うことが勧められている。さらに、妊婦や産後の女性は中強度の有酸素運動を週に150分以上行い、高齢者は有酸素運動と筋力トレーニングのほかにもバランストレーニングを行うことを推奨している。専門家の一人で米フロリダ大学医学部循環器内科教授のEileen Handberg氏は「慢性疾患がある患者であっても運動は必要だ。このガイドラインの対象とならない人はいない」と述べている。AHA会長のIvor Benjamin氏は、同協会ではこのガイドラインを運動に関する公式の勧告として採用する予定だとしている。ガイドライン論文の付随論評を執筆した米ハートフォード病院の心臓病専門医Paul Thompson氏は「一度に長時間の運動をしたり、複雑な運動プログラムをこなしたりする必要はない。運動は週に1~2日まとめて行っても週に3日以上行った場合と同様の効果が得られる」と説明している。(出典:HealthDay News)
2018/12/08
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。世界最大の医療研究機関、アメリカの国立衛生研究所(NIH)が提唱した認知症予防のための生活習慣は、1.運動習慣をつける2.高血圧を改善する3.人的交流など社会認知活動を増やす4.2型糖尿病の改善する5.地中海食などバランスのいい食事を摂る6.適正体重の維持(生活習慣病の改善)7.禁煙する8.うつ状態の改善の8つをあげ、最大の予防策は運動習慣だと言っています。高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、脳卒中の危険因子となることから、認知症の中ではこれまで血管性認知症との関連で注目されてきましたが、生活習慣病がアルツハイマー病の発症や進行にも大きく影響していることが最近の研究からわかってきたそうです。生活習慣病である高血圧、糖尿病、脂質異常症は治療や予防もできる認知症の促進因子になっています。これらは全て食事に関係があり、インスリン抵抗性を改善させる食事を習慣にすることで認知症のリスクを減らすことにつながりそうです。OECDは、2017年度の日本の認知症患者の有病率が、加盟35カ国中で最も高いと報告しています。日本人の認知症有病率は2・33%であり、OECD平均の1・48%を大きく上回っています。高齢化がさらに進む日本は有病率が上昇するとみられ、20年後には3・8%に達すると推定されています。糖質過多の食事が認知症を早める危険因子になっているので、認知症は3型糖尿病とも揶揄されています。インスリンは、血糖のコントロールをするだけではなく、神経細胞の働きをサポートするなど大切な役割も果たしています。役目を果たしたインスリンは、インスリン分解酵素の働きにより分解され、認知症の原因とされるアミロイドβという物質も分解してくれますが、糖質を摂り過ぎてしまうと、インスリン分泌量が増え過ぎてインスリン分解酵素は、インスリンの分解を優先し、アミロイドβの分解をすることができなくなり、アミロイドβがたまり、神経細胞が死んでしまうそうです。長寿が当たり前になり、認知症も急増していますが、最も多いアルツハイマー病は確かな予防法も治療法も見つかっていない「未知の病」とされ、認知症は予防が重要です。アルツハイマー病治療薬の臨床試験は99%失敗し、研究者と製薬会社は予防に目を向け始めたそうです。認知症にはそれぞれに原因疾患があり、大別して(1)根本的な治療が困難で、脳の神経細胞がゆっくりと壊れていく変性型認知症(2)発症・進行を予防できる認知症(3)根本的な治療ができる認知症があり、主なものでは、変性型認知症のアルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症、そして脳卒中などで起こる脳血管性認知症があり、原因疾患は数十種類に上るそうです。認知症予防には、様々な研究、報告がありますが、認知症予防に効果があると言われているのは、禁煙、運動の習慣化、脳トレ、血圧・血糖管理、食事は適度な糖質制限、塩分制限、糖質を最後に食べるカーボラスト、品数豊富なバランスのよい魚・和食、カテキンやビタミンD、教育年数の延長、社会性ある認知刺激余暇活動、睡眠などのよい生活習慣を総合的に組み合わせることだそうです。中でも効果があると言われているのが息が弾む程度の中強度の有酸素運動と言われています。2017年の国際アルツハイマー病会議で、世界五大医学雑誌の一つランセットの委員会が「世界の認知症発症例の3分の1以上が特定の生活習慣の改善によって予防可能である」と発表しています。信頼性の高い十分なエビデンスが確認されたと認められたのは9つの要因で、各要因は一部を除いてライフステージ別に発生するとされ、大きく4段階に分かれています。認知症との関係が指摘される「食事」「飲酒量」「視覚障害」「大気汚染」「睡眠」についてはエビデンスが不足として、今回の発表には含まれていません。(1)初期:15歳までの中等教育を修了していない(2)中年期:肥満、難聴(3)高齢期:早期治療に取り組んでいないうつ病、2型糖尿病、低い活動量、社会的孤立(4)すべてに共通:高血圧、喫煙習慣しかし、誰もが息が弾む程度の中強度の有酸素運動を習慣にできるわけではなく、料理教室もおすすめで、特に料理が得意ではない男性におすすめしたいです。健康・長寿は教養と教育が必要だ!・今日、用があること・今日、行くところがあること日本でも認知症は増加し、厚生労働省の2012年調査では認知症患者は462万人、認知症予備軍の軽度認知障害(MCI)患者は推計400万人、合わせると65歳以上の高齢者の4人に1人でしたが、別の調査では認知症患者の高齢者推計は550万人と65歳以上の18%となり、20年で6倍に増えていました。2025年には認知症高齢者が700万人(5人に1人)に急増し、軽度認知障害(MCI)患者と合わせると軽く1000万人を超えるわけです。また64歳以下までの認知症を若年性認知症と呼び、まれに10代後半で発症することもあるそうで、若年性認知症の推定患者数は約3万8000人と言われています。英国では20年前に比べ、1年間に認知症になる人の割合が20%減ったそうで、社会全体で健康増進を図れば、認知症の増加が抑えられるようです。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、インターバル速歩やスローランニング、階段昇降はおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からインターバル速歩やスローランニングを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2年ほど前からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。また歩きながら計算するとか、頭と体で2つのことを同時に行うデュアルタスク(2重の課題)がよいそうです。よい知識をつけて出来そうなことから無理なく生活習慣を改善していくことがポイントだと思います。遅発性アルツハイマーの爆心地が青斑核と呼ばれる脳の小さな領域だと分かり、この部位は、高齢者における認知機能の維持に大いに関連しているそうです。青斑核にある神経細胞は睡眠時間が少ないほど死滅することから、高齢者の脳年齢は睡眠時間が大きく関与しているそうです。筋力トレーニングは、使っている筋肉に意識を集中して動かすことで、筋肉と脳を結ぶ神経回路が刺激され、脳細胞を活性化でき、認知症予防に役立つそうです。筋肉の脆弱化を防ぎ、介護予防にも役立ちますので、一石二鳥です。歩行速度は新しい認知症診断テストの鍵とまで言われています。運動機能や筋力と認知症リスクに関する研究成果が数多く報告されていますが、適切な負荷、量の運動を習慣にすることは重要ですね。全国40~69歳の男女1200人を対象とした「認知症予防に関する意識調査」によると、認知症の予防に役立つ情報に関心がある人は6割近くにのぼり、認知症予防に有効だと思われる食事や運動習慣を改善するための情報を望んでいるそうです。2012年内閣府・高齢者の健康に関する意識調査によると、健康管理の行政への要望の1位が認知症でした。また50~70代の脳に関する意識調査では、91%が脳の働きに老化を感じていますが、何か対策を講じている人は24%しかおらず、対策をしていない人の85%が対策を知らない・わからないと回答しているそうです。認知症には、アルツハイマー型以外に、血管が破れたり、詰まったりする脳卒中により神経細胞が壊れる血管性認知症も知られています。両タイプの認知症には共通の危険因子として動脈硬化の原因とされるメタボがあり、若年期からのメタボの積極的な管理、予防が、認知症予防に有効だそうです。そのためには、食生活や運動、禁煙など日常の生活習慣を改善することが大切だと言われています。最も罹りたくない認知症は何種類かあり、その一つのアルツハイマー病は世界経済危機をもたらすと警告されたり、国際アルツハイマー病協会から認知症増大予測で対策強化の政策提言が出るほど増えていますが、よい治療法がないので高齢化国を悩ませています。最もよい対策は個人が取り組む的を射た認知症予防策の習慣化です。そんなことから厚生労働省は2012年に「認知症施策推進5か年計画(オレンジプラン)」が発表されたり、2013年12月に「主要国(G8)認知症サミット」、2014年11月5日6日には「G8認知症サミットの後継国際会議」が日本で開催され、認知症対策は重要な国家戦略として2015年1月に「新オレンジプラン」が発表されています。 一番多いアルツハイマー病は、一言で言うと「脳内にゴミがたまる現象」で、そのゴミとして比較的知られているのが、βアミロイドと呼ばれるたんぱく質ですが、数年前くらいから注目を集めているのが、「タウ」と呼ばれるたんぱく質で、βアミロイド以上に悪さをすることが分かったそうです。運動で得られるメリットはたくさんあり、いくつになってからはじめても遅すぎることはありませんが、やらない人はやりませんね。日本は平均寿命こそ世界一ですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要35カ国中34位(2017年OECD調査)で、驚くほど低率です。健康的な生活習慣を無視して好き放題の人は、やらない理由を探すのが得意だったり、「一寸先は病み」の現代で将来の健康がいかに蝕まれるかの想像力が乏しいとか、根拠のない自信を持ち過ぎの傾向などがあるようです。世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という世界一の健康オンチ国です。厚生労働省の調査によれば、運動など健康増進の習慣がある人は男女とも3割にとどまり、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。終末期医療専門医の著書「死ぬときに後悔すること25」によれば、後悔の1位は「健康を大切にしなかったこと 」で、死ぬ時に気がついても後の祭りで間に合いません。また、55~74歳の男女1060人に聞いた「リタイア前にやるべきだった後悔」の健康部分の第2位が「スポーツなどで体を鍛えればよかった」なので、後悔するなら今からやっても十分間に合います。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)国立長寿医療研究センターが認知症予防のために開発した、運動と頭の体操を組み合わせた「コグニサイズ」はよい方法だと思います。ウォーキングをしている人はたくさんおられますが、十分な効果を得るにはインターバル速歩、インターバルスローランニングがおすすめです。ストレッチ、ウォーミングアップをしてから・運動強度:70% 3分・運動強度:40% 3分この6分を1セットとして繰り返して1回3~10セット、週20セット(120分)がよいそうです。運動強度は心拍数で管理するのが一番です。 ・70%強度 運動している私の場合は134・40%強度 運動している私の場合は98しっかり予防するにはよい生活習慣が最善薬になり、有酸素系運動が一番重要と言われていますが、日本人はWHOから65%が運動不足と指摘されていますので、さらに患者が増える心配ネタの一つだと思います。時代は進み、アルツハイマー病の原因と言われている細胞内異常タンパク質をうまく除去することが出来る革命的な発明がされ、これも活用しています。認知症の予防もむずかしくないと思っていますので予防したい方は、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。認知症関連ブログ 魚類の摂取と認知症リスクに関するメタ解析 認知症予防の9カ条 日常生活で心がけを アルツハイマー病は予防が肝心! 毎日30分以上の有酸素運動+質の高い睡眠 認知症予防のカギは「生活習慣」が握っていた! 高齢者の運動機能維持が認知症予防・認知機能維持に大切 ボケ防止にとPC始める高齢者 PCの調子悪くストレスに直面 糖質過多の食事、認知症リスク増大との研究結果 高齢化のすすむ日本…認知症発症前の「超早期」発見へ大規模追跡調査 科学的に証明された「認知症予防法」はない? アルツハイマー病、血液で判定 治療薬開発に期待 塩分の取りすぎは認知症や脳梗塞が発症する 引き起こす理由が明らかに 筑波大ら、高強度インターバル運動の認知症予防効果を解明 高齢者の有酸素運動が脳に良い影響を与える 認知症予防には40~60代は生活習慣病予防、70歳以上は低栄養対策を 結婚すると認知症になりにくい?、独身者は42%のリスク上昇 認知症と栄養・食事 糖質制限、野菜・鉄分を 認知症予防には定期的な運動を 毎日5杯の緑茶が認知症を予防する 認知症の原因疾患 数十種、症状さまざま 魚を食べない人は食べる人より6倍の認知症リスク アミロイドβタンパクの蓄積防ぐ不飽和脂肪酸 認知症患者の割合、先進国で日本1位 2位に伊 どのくらい前から認知症発症は予測可能か新しい順神経のアンチエイジングで認知症と戦う認知症になっていない69~71歳は何を食べてきたか日本で認知症が増える? 過剰に恐れるのはやめよう8年後には高齢者の5人に1人が認知症発症 ゲノム解析での治療法探る認知症の社会的費用は14.5兆円! お金の準備を!認知症に対する備えの不十分さ、浮き彫りに若年性認知症の無情、病苦の上に経済負担がのしかかる認知症に新たな治療の可能性、老化を抑え寿命を延ばす効果も認知症の1/3は予防可能だ! 9つの生活習慣リスクを発表認知症予防の食事術 3食バランス良く、楽しく「認知症は予防可能」で健康格差に注目 米コホート研究に助成金歩行速度の低下は認知障害のサイン?「血液検査で軽度認知障害発見」新たな診断方法を開発認知症予防は60歳未満から始めたい認知症予防 歩く速さに気を付けて!認知症「前段階」、半数は回復 高齢者4年間追跡調査「音楽体操」、脳トレより認知症に有効 三重大准教授「単に体動かすより高い効果」最新の認知症予防 オートファジーフィンガー研究が示した総合的な認知症予防の有効性老後も安心! 認知症にならないための眠り方認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限米国で認知症の有病率が低下9時間以上の睡眠に認知症のリスク? 長時間睡眠に潜む4つの疾患認知症発症率は年々低下している? 英国に見る認知症発症率の変遷認知症を予防する運動とは認知症予防は40代から! 「脳の老化」薬の要らない防止法アルツハイマー型認知症は「新型の生活習慣病」 歯止めがかからない少子化と人口減交通量の多い地域の住民、高い認知症発生率 大気中の汚染物が脳内に侵入か「孤独感」を抱いているとアルツハイマー病に? ****************************【以下転載】****************************皆さんは日頃、どんな運動をされていますか? 運動は、単に筋肉や骨を丈夫にするというだけではなく、脳や認知機能にも影響すると考えられています。運動習慣は認知症予防や、症状の改善にも効果があると期待されていますが、その仕組みは明らかではありません。今回は、運動が認知症の症状の改善を促すメカニズムに迫った研究をご紹介します。先日、国際的な学術誌Scienceに、運動が認知症の症状改善につながる仕組みを調べた論文が発表されました。アルツハイマー型認知症ではβアミロイドというタンパク質が脳に蓄積するのが特徴です。過剰なβアミロイドは神経細胞を破壊し、脳の働きを妨げると考えられています。アルツハイマー型認知症では、記憶障害や見当識障害(時間や場所をとらえる力が低下する)などの症状が出ることが特徴です。記憶に深く関わるのが脳の海馬と呼ばれるところです。海馬は記憶の形成に重要な役割があると考えられており、たとえば海馬を損傷すると、新しいことが覚えられないなどの症状が出ます。脳の神経細胞の数は生まれたときに最も多く、歳をとるにつれてどんどん減っていきます。「大人になると神経細胞は新しく作られることはない」とされてきた長年の定説が覆されたのは、ごく最近のことです。新たに神経細胞が作られることを、神経の新生といいます。現在では、大人の脳でも、海馬の歯状回というところで、新生が起こっていることが明らかになりました。神経細胞の新生は記憶の形成に関わっていると考えられています。また、アルツハイマー型認知症の脳では、新生の能力が損なわれることも報告されています。運動によって神経細胞の新生が活発になるアメリカのマサチューセッツ総合病院の研究グループは、遺伝子操作によりアルツハイマー型認知症を発症したマウスを使って実験を行いました。このマウスを、運動に適した環境で育てたところ、運動しなかったマウスよりも神経細胞の新生が活発になることがわかりました。また、蓄積したβアミロイドの量が減ることもわかり、さらに行動を調べたところ、記憶や認知機能が改善していることも明らかになりました。神経細胞の新生は遺伝子を操作することや、薬剤によっても誘発することができます。アルツハイマー病のマウスにこれらの操作をしたところ、神経細胞の新生は増えたものの、蓄積したβアミロイドの量に変化、また認知機能にも変化はありませんでした。運動によって起こる神経新生は、薬によるものとどのような違いがあるのかを調べたところ、運動を行ったマウスの脳では、神経細胞の成長に欠かせないBDNF(脳由来神経栄養因子)などの物質が増えていることがわかりました。そこで、新生を促す薬剤にBDNFを加えて与えたところ、記憶力や認知機能が改善されたのです。以上の結果から、アルツハイマー型認知症の症状を示すマウスでは、運動によって神経細胞の新生が活発になり、蓄積したβアミロイドの量が減り、同時に認知機能が改善されることがわかりました。また、運動しなくても、新生を促す薬にBDNFを加えて与えることで同様の効果が得られるという結果も得られたのです。今後、運動が認知機能改善をもたらすメカニズムのさらなる解明が進み、認知症予防や認知症の症状改善に期待が高まります。運動が認知機能に与える影響は想像以上に大きいスポーツ庁が行った最近の調査によると、健康を意識して積極的にスポーツに取り組んでいる高齢者が増えている一方で、働き盛りや子育てに忙しい30代、40代では運動習慣がない人の割合が多いようです。今回ご紹介した論文はマウスによるものですが、ヒトでも運動による認知機能への効果は大きいと考えられます。積極的に階段を使う、お子さんと一緒に公園を駆け回るなど、ちょっと意識を変えるだけで、運動する機会は見つけることができます。ぜひ、毎日の生活の中で積極的に体を動かすように工夫してみてください。(出典:認知症ねっと)
2018/10/25
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。運動不足は高血圧や糖尿病、喫煙などのリスクを大幅に上回ることが分かったそうです。さらに、運動は長寿につながり、有酸素運動には際限ないメリットがあり、今回の研究では、ウルトラ級の運動をしていても、死亡率は低下することが分かったそうです。人間の身体機能は20歳をピークに年々低下し、60代の身体機能は20歳の4割にまで落ち込むそうです。筋肉は加齢とともに著しく衰え、特に足腰の筋肉は30~80歳の間に約半分になり、骨や筋肉など運動器の衰えが原因で歩行などに障害を来たすロコモティブシンドローム(運動器症候群)を防いで健康寿命を延ばすためにも、定年前後の時期から筋トレで筋肉や関節の機能を維持することが重要です。人生100年時代に100歳まで生き抜くために最も大切なことは、筋肉の減少をいかに食い止めるかということです。ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。・ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない・続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分 WHOガイドライン(18~64歳)1. 1週間で最低150分の中強度の有酸素運動、もしくは75分の強強度の有酸素運動。あるいは中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。2. 有酸素運動は、少なくとも10分間継続する。3. さらに健康効果を上げたい場合は、中強度の有酸素運動を1週間で最低300分、もしくは強強度の有酸素運動を150分する。あるいはそれと同量の中強度と強強度の運動を組み合わせた運動をする。4. 筋力を高めるためには、主要筋群を使う運動を、1週間に2日以上する日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると健康管理は「何もしない」派が46%もいるそうです。そんなことから日本人の主観的健康度は主要34カ国中33位(2017年OECD調査)のワースト2で、驚くほど低率です。厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額です。積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。しかし、世界23カ国の健康意識調査で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の健康オンチ国です。ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめです。筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。健康で長生きするための究極の秘訣は、定期的な運動だというエビデンスがあり、要約すると以下のようです。・有酸素運動を中心に種類は問わない・1日に30分以上・週に3~5回実行する・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れるアラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになるからです。このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。いつやるか? 今でしょう!!(笑)また、医師の47%は病人(2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。・人生で今日が一番若い。・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)・運動をしないことで脳が受けるダメージ たった10日で脳は衰える・「生きる目的」や「生きがい」が健康寿命を延ばす 幸福感を促す介入が必要・10年後、医療・介護費1.5倍 平均寿命より健康寿命・世界の死亡や健康寿命の損失で、修正可能な危険因子トップは高血圧・健康寿命は日本が世界一 男性は71.1歳、女性は75.6歳に・日本健康会議、指針8項目 民間主導で健康寿命延伸を・意外に短い「健康寿命」 50代早期退職の現実味・「健康」と「幸せ」の好い関係 伸ばそう"主観的健康寿命"・健康寿命のばすカギは「家族以外の3つのコミュニティー」・健康寿命延ばせるか くらし工夫で転倒防げ 地域ぐるみで体操、充実感も欠かせず・座りっぱなしでいると「健康寿命が7年短くなる可能性がある」・「健康寿命」延ばせば最大5兆円節減 10年間で推計・「自分は若い」と感じる人は健康に生きられる 「病は気から」は本当・口の健康を意識して健康寿命長くしよう・男のアンチエイジングと「食」・健康的な食事と運動習慣 以外にも長寿の秘訣があった・これが健康長寿のカギ「63歳」を元気に・米国医学会が出した「衝撃のリスト」 全米8割の医師が示した無駄な医療・長野の長寿 秘密は明治の教育・運動で40歳以降医療費153万円減 阪大試算 ・筋トレでメタボ脱出、データも裏付け 「予防医療」「医療費削減」にも・生活習慣改善 企業ぐるみ 健保の医療費削減そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに1時間に2分間の歩行を行うことが勧められるそうです。・長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに? ・理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かったそうです。また、健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。 自転車、ランニングのような有酸素運動は、心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ますが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。スマートホンをお持ちの方はPOLAR・H6心拍センサーがおすすめです。今では、より楽なPOLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400やアップルウォッチを愛用しています。有酸素系運動のめやす例 ・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度 私の場合は110・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度 私の場合は128・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度 私の場合は146しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。・筋肉や関節などを傷める・活性酸素(老化の主犯)の害を受ける・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、68%が半年未満でランニングに挫折している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。人間は動物なので・動かないと動けなくなる・動かないと認知能力も低下する・動かないとQOL(生活の質)が低下する・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる・動かないと老化が進む・楽をすると楽なことしかできなくなるそして、サルコペニア、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、1日10分程度でも有効という研究結果や運動はどんなやり方でも効果があるなど手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。私もライフログがとれるアップルウォッチ、スポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 ・普段はなるべく大股で速く歩く・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない・週2~3回、30分ジョギング・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分・週2~3回、加圧筋肉トレーニング・タバタ・プロトコルの活用程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。・有酸素系運動・筋肉トレーニング・ストレッチ運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。ランナーなどアスリートにおすすめです。解きにくい靴紐の結び方運動関連フリーページ“お手軽”運動で体の悩みを解消からだ百科:筋肉の可能性2008年に全世界で注目されている運動法とは?子供の体力低下と向き合う社員元気で会社元気アスリート サポート実績****************************【以下転載】**************************** いつも座ってばかりいる生活は、喫煙よりも、糖尿病や心臓病よりも健康に悪い――。米クリーブランドクリニックの研究チームがそんな研究結果を発表した。同クリニックのウェル・ジェイバー医師はこの結果について、「運動不足は高血圧や糖尿病や喫煙と同じような強いリスク要因としてとらえる必要がある」と話している。研究結果は19日のJAMAネットワークオープンに掲載された。クリーブランドクリニックでは1991年1月~2014年12月にかけ、患者12万2007人にランニングマシンで運動してもらう実験を実施。今回の研究ではこの運動の実績をもとに、さまざまな疾患による死亡と運動との関係を調べた。最も運動実績が低いグループは被験者の12%を占めていた。この調査の結果、ランニングマシンの成績があまり良くなかった患者は、腎不全で透析を受けている患者に比べ、死亡リスクがほぼ2倍に上ることが判明。運動量が少ない人は、運動成績が最も良かった人に比べて、死亡関連リスクが6倍に達していた。運動不足のリスクは喫煙などのリスクを大幅に上回ることも分かった。さらに、運動は長寿につながり、有酸素運動には際限ないメリットがあることも判明。過剰な運動が死亡リスクを高める可能性についても調べたが、「どれほどの運動を行っても危険にさらされることはない」とジェイバー氏は説明し、「今回の研究では、ウルトラ級の運動をしていても、死亡率は低下することが分かった」としている。運動の恩恵は、男女を問わず、全年齢層に及んでいたといい「40代でも80代でも同じ恩恵がある」とジェイバー氏。あまり動かない生活を送っている患者に対しては、「かかりつけ医から運動の処方箋をもらった方がいい」とアドバイスしている。(出典:CNN)
2018/10/24
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、安全な飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないようで、控えめに楽しく飲むことがよさそうです。控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高い。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになり、社会の絆も深め、社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからだそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順飲酒に「ここまでなら大丈夫」はない、予防効果はリスクで相殺週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************適度な飲酒は健康にいいとして、古くから「酒は百薬の長」とも言われる。実際のところ、飲酒する人としない人とで、健康へのリスクはどの程度の違いがあるのか? 研究者たちが導き出した、飲酒の「リスク」と「利点」についての結論とは。英国のイングランド公衆衛生局(PHE)は、飲酒量を減らすための新たな健康キャンペーンを9月から開始した。英政府首席医務官の飲酒ガイドラインは、週に14ユニットを飲酒の上限量としている(1ユニットは純アルコール10ミリリットル。週に14ユニットはアルコール度数4パーセントのビールを約3.6リットルに相当)。しかし、調査会社ユーガヴの世論調査によると、英国の成人の20パーセントは、この上限を超えて飲酒しているという。PHEの「休肝日」キャンペーンは、たしなむ程度に飲酒する中高年(45~65歳)に対して、週に14ユニットまでを一度に大量に飲まず、3日以上に分けて飲むように勧めている。このキャンペーンは、専用ウェブサイトや禁酒の記録を付けやすいアプリを提供して始まったものの、出だしからつまずいている。というのも開始2日目で、PHEのシニア・アドヴァイザーであるイアン・ギルモア教授とジョン・ブリットン教授が、教育慈善団体ドリンクアウェアによるキャンペーンへの関与に問題があるとして、シニア・アドヴァイザーを辞めると息巻いたのである。キャンペーンを運営するドリンクアウェアは、アルコール業界とのしがらみはないと主張するが、業界関係者から寄付を受けている。実際の飲酒リスクは非常に低い?飲酒に関連する公衆衛生のニュースが発表されると、ほとんどの場合ある程度の論争が生じることは避けられない。飲酒についての新たな研究結果が、医学雑誌『ランセット』で8月に公表されたときも例外ではなかった。ビル&メリンダ・ゲイツ財団が支援する疫学研究で、安全な飲酒量はないという結論が出たのである。この容赦ない結論は、科学界の反発を招いた。『ランセット』に掲載された論文のプレスリリースを引用しよう。「特に1日にまったく飲酒しない人と1回飲酒する人について、アルコールが招く23の健康問題のうちの1つが生じるリスクを比べると、飲酒する人のリスクのほうが0.5パーセント高かった。つまり、1年の期間を定めて、15~95歳の対象者のうちアルコール関連の健康問題が1つ生じる人数は、1年間にまったく飲酒しないグループでは10万人中914人になるのに対し、1日1回飲酒するグループでは10万人中918人になる計算だ」この結果をに対して、ケンブリッジ大学統計研究所教授でリスクに対する一般市民の理解について研究するウィントン・センターの所長デヴィッド・シュピーゲルホルターは、同センターのブログに次のように書いている。先の論文の計算によれば、1日1回たしなむ程度に飲酒する人のグループを25,000人として考えた場合、1年間にグループ全体で700ミリリットル入りボトルのジン40万本分を飲んで初めて、25,000人中1人が深刻な健康問題を1つ抱えるようになる。これは「非常に低いリスクであると考えられる」「控えめな飲酒」の利点ほかにも統計学者のアダム・ジェイコブスは、『ランセット』の論文の重要なグラフには、非飲酒者に関するデータを除外しているものがあると指摘した。そこで非飲酒者のデータを加えたところ、たしなむ程度に控えめに飲む人のほうが、まったく飲まない人よりも健康であることがわかった。それどころか、週に25ユニット飲む人ですら、まったく飲まない人よりも健康であるようだ。この結論は、以前の研究によって裏づけられると思われる。今年カリフォルニア大学アーヴァイン校が発表した研究結果「90+Study」は、90代の生活習慣を詳細に調べた研究である。この結果によると、毎日グラス2杯の飲酒によって早死にするリスクが18パーセント下がるという結論が出た。飲酒とバイオマーカーの相関関係を調べた別の研究でも、控えめな飲酒によってHDLコレステロール(「善玉」コレステロール)が上昇することがわかった。控えめな飲酒の利点は、わたしたちの生化学的な反応以外にも及ぶようだ。オックスフォード大学教授で心理学者のロビン・ダンバーによると、アルコールはわたしたちの社会生活でも重要な役割を果たしているという。アルコールの社会的・文化的役割の重要性昨年発表した研究でダンバーは、大規模な調査データを、パブで飲酒中の人に対する人類学的観察と組み合わせた。パブでの観察には、一般に野生動物の研究で用いられるアプリ「Animal Behaviour Pro」を使った。さてその結論は?控えめに飲む人は、そうではない人よりも社会に深く関わり、他者とのつながりが強く、生活の満足度も高いという。実際、アルコールによって社会的抑制が低下し、エンドルフィンが放出され、社交的になり、積極的に会話するようになる。もっともダンバーいわく、アルコールは社交を促すだけではなく社会の絆も深めるという。これはささいな発見ではない。社会との関わりの強さは、心身の病気を防ぐ要素としておそらく最も重要だからである。「クルマの運転」や「人生」との共通項は?アルコールの社会的・文化的役割は社会に深く根差しており、無視できない。ペンシルヴェニア大学で考古生化学を研究する考古学者パトリック・マクガヴァンは、人類が狩猟採集生活から農耕生活に切り替えたいちばんの理由は、パンではなくビールをつくるためだったという。アルコール依存症や過度の飲酒が、わたしたちの健康や社会生活に極めて有害な結果をもたらすことは否定できない。その一方、公衆衛生のキャンペーンで飲酒の問題を扱う場合は、微妙な差異をより敏感に汲み取る必要があることも確かだ。「この量までなら飲んでも大丈夫という『安全な』飲酒量がないからといって、一も二もなく禁酒せよという結論にはならないように思われる」。シュピーゲルホルターは、『ランセット』の論文が禁酒を推奨しているのを受けて、こう書いている。「車の運転にはリスクがあるが、だからといって当局はわたしたちに運転しないようにとは言わない。考えてみれば人生にもリスクはあるが、だからといって人生を投げ出す人はいないのである」(出典:WIRED)
2018/10/23
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。たまに楽しむグラス1杯のワインやビールでも、健康上の問題や死につながるリスクを増大させることが、195か国を対象とした飲酒に関する大規模な調査研究で明らかになり、世界で毎年280万人が、飲酒が原因で早死にしているそうです。研究によると、毎日基準飲酒量2単位分のアルコールを摂取する人は、全く飲酒をしない人に比べて、病気やけがのリスクが7%上昇し、5単位分の摂取では、重大な結果を招く危険性は37%上がるとのこと。飲酒は2016年の早死にと病気の原因の7番目に位置付けられ、死因の女性で2%強、男性で7%弱を占めるそうです。日本の安全基準は甘すぎることになり、卒酒が最善策かも知れません。アルコールにも賛否があり、適量有益説に否定的な研究報告が相次いで発表されていますが、リスク評価ではアルコール、タバコ、大麻の順という研究報告があり、飲酒国際同盟がアルコールの害への取り組みに力を入れているそうです。最近では女性も男性に引けを取らずアルコールを摂取しているので、女性のアルコール依存症が急増しているそうです。女性は、男性ほどアルコールに強くないのは、水分率に比べて脂肪率が高いためアルコールが体内により濃縮されて残ってしまう。女性は男性よりも肝臓が小さく、アルコールを無害なものに分解するのが大変なことがあげられています。市民のためのお酒とアルコール依存症を理解するためのガイドライン日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出し、具体策がだされました。目標値として定められた「生活習慣病のリスクを高める量」は、1日当たりの純アルコール摂取量が男性40g以上、女性20g以上で、この量はビールに換算して、男性で1日当たり1リットル、女性では500ミリリットルとなっています。 ・アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性・飲酒 認知症のリスクも高める・アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明・酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明・ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?・酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点・飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう・飲酒は適量でも認知症のリスク要因・呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも・自覚のないアルコール依存の危険・認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限・男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く・急増する女性のアルコール依存症・適度な飲酒は「百薬の長」でもないらしい・「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず? ・酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 ・禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ・アルコールで肝障害250万人、肝硬変4万8000人! 肝がんの死者は3万1000人! ・「酒やたばこを、違法ドラッグと同列に考えよ」 アルコールは高リスク・「1日缶ビール1缶程度なら有益」誤りか?・アルコール摂取が及ぼす怖い影響 筋肉を破壊、遺伝子にも影響・増え続けるアルコール依存症 女性が急増・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・飲酒はたばこに次ぐ発がんの要因 お酒は1合まで・女性のアルコール依存が深刻化 断酒の支援、重要に適量も諸説ありますが、量ばかりでなく頻度にも配慮が必要で、週に3~5日の「休肝日」がアルコール性肝臓病を予防するために効果的だそうです。適量のアルコールで健康効果を得られる人は15%説があり、アルコール有益説はドンドン追い詰められているようで、私も酒を飲む機会や量はさらに減しています。世界的にアルコールの健康への影響が注目されていますが、「アルコール摂取はやめた方がいい」理由が6つあげられています。・運動効果が台無しに・遺伝子に悪影響・肥満の原因・女性の方がリスクが高い・高血圧の原因・疲れがとれない2013年の厚生労働省の飲酒習慣調査によると、アルコール依存症の患者数は推計109万人で、10年前より29万人増加し、65歳以上の高齢者患者が急増しているそうです。女性患者は10年前より2倍近く増加して推計14万人にもなったそうです。最近ではランチの時にワインや生ビールを何杯も飲んでいる女性をかなり見かけますが、女性は男性に比べてアルコール依存症になりやすく、脳へのダメージは男性より3倍早いそうです。アルコールは、過剰摂取に起因する生活習慣病やアルコール依存症などを除けば、脳への直接的リスクは、適量であればそれほど高くないとは言えても、生涯に飲むアルコール総量が脳の委縮と強く相関し、認知症やうつ病のリスクが増えるそうです。そして脳内の神経細胞は、一度死滅すると元の大きさに戻ることはないそうです。世界保健機関(WHO)によると、世界で330万人がアルコール乱用が原因で死亡し、20~39歳の若い世代でも全死亡のおよそ25%がアルコールが影響すると報告しています。WHOは、アルコールは脂肪肝や肝硬変といった肝機能障害をはじめ、高血圧、食道がんなどのがん、不整脈・心不全などの心臓病などの原因になり、さらにアルコールは脳の神経細胞を破壊し、脳の萎縮や機能障害をまねくおそれがあると報告しています。 これらの疾患の多くは、運動によって改善が可能だそうです。飲酒の適量は諸説ありますが、飲酒は適量を守り、休肝日を設け、食生活に留意して、適度な運動をする。これが14万人を対象に、長期に渡って追跡を続けた結果から導かれた、「健康であり続けながら、長く、楽しく酒と付き合い続ける」ための秘訣だそうです。 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと 一般男女の飲酒率は7割程度ですが、医師は85%、薬剤師は75%、栄養士は59%で、2014年より増え、医師の27%、薬剤師の22%、栄養士の7%がほぼ毎日飲んでいるそうで、日本の医師の4人に1人がアルコール依存だという信じられない驚きの調査結果があります。・医師の半数が「常用薬あり」の病人(2014年日経メディカル調査)・医師の8割が“不養生”を自覚 「自分の健康に注意する時間と心の余裕がない」・医師の乱れた食習慣の実態 やめられないジャンクフード、菓子と酒・医師の不養生 運動する時間があれば眠りたい 過労が運動不足を生む悪循環・医師の4人に1人がアルコール依存米国では、アルコールが原因の死者が年間約9万人に上り、アルコール消費金額と同額の経済損失があるという調査結果が発表されています。日本も2014年6月から「アルコール健康障害対策基本法」が施行され、国も対策に乗り出しています。・WHO「アルコールの有害な使用を低減するための世界戦略」 英国では以前からアルコールに厳しい報告が続いています。・適量の飲酒も体に良くない、定説に疑問・アルコールはコカインやヘロインより危険・英国の適量研究結果では1日5g説が発表され、1日5gだと以下のいずれかの量になります。・ビール:100ml・ワイン:35ml・日本酒:33ml・焼酎:20ml・ウイスキー:10ml日本人は英国人よりアルコールに弱いので適量はさらに少ないかも知れません。飲酒はタバコに次ぐ発ガンの要因で、日本酒を毎日4合飲む日本人男性は、大腸ガンになるリスクが3倍になるそうです。お酒が「百薬の長」になるのは、少量なので飲酒は大きな健康リスクであり、飲んで顔が赤くなるのは発ガン物質が体内にたまっている目印だそうです。WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)WHOはアルコール規制強化を表明しています。卒酒したい人にはおすすめの本です。私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。 WHO(世界保健機関)が作成した評価法「アルコール使用障害同定テスト」(AUDIT)「適正飲酒の10か条」関連ブログ 新しい順週に1~3杯の少量飲酒に余命延長効果?アルコールは1日1杯でもリスク? 「適量」に再定義の必要性飲酒 認知症のリスクも高めるお酒を減らすには記録から 飲酒の適量化は「レコーディング」で成功ヒトは“酒に弱くなる”ように進化中であることがゲノム解析で判明! 「酒離れ」は必然、全人類“下戸”時代到来へお酒はがんの危険高める 飲み過ぎに注意と米学会「アルコールは発がん物質」は本当だった 米国臨床腫瘍学会が発表アルコールは幹細胞のDNAに不可逆なダメージをもたらすと判明飲酒の誘惑 薬で断つ アルコール依存症、最新治療飲むアルコールの種類によって、もたらされる感情が変わる?酒飲み過ぎでがん発症リスクがこれだけ増える! 食道がん5倍、肝がん2倍 米学会が声明ほどほどでも飲酒を続けると脳には有害?高齢男性、半数飲み過ぎ 厚労省研究班 飲酒の適正量、理解を少量の酒を飲むと創造力アップ酒を飲むのをやめると体に生じる7つの利点飲酒と健康 肝硬変、がん 飲み方見直そう飲酒は適量でも認知症のリスク要因断酒から「減酒」へ、休肝日・酒量目標を設定 治療外来開設酒は「百薬の長」か「万病の元」か どちらが正しいのかしっかりチェック!血圧の手帳 アルコールはほどほどに呑んべぇ天国の日本で飲み放題禁止、酒類広告規制の動きも自覚のないアルコール依存の危険認知症を予防する飲酒量は? 1日当たり0.5合程度が上限好きなお酒の種類で糖尿病リスクは異なるのか飲酒で顔が赤くなる人はがんなどの疾病リスクが高い認知症リスクが低い飲酒量、高い飲酒量男性の4割が問題飲酒の恐れ 20~50代、有病リスク高く「酒は百薬の長」? 1日4杯以上は「脳内出血」が約1.6倍、「くも膜下出血」が約1.8倍の発症リスク飲酒と依存症正しく知って 厚労省研究班が市民向け解説急増する女性のアルコール依存症最近の女性は男性と同じくらいアルコールを摂取していることが判明 女性の健康被害が増大飲み過ぎないための最強の方法はコレだ しかも科学的なお墨付き!「適度な飲酒でもガン発症」は本当? 科学誌が読めないメディアの問題点責任ある飲酒国際同盟(IARD) 世界の主要酒類メーカーがアルコールに関連する害への取り組みを大きく推進適度な飲酒は「百薬の長」 でもないらしい女性はビール1日500mlでリスク高まる、政府のアルコール対策計画が決定日本人の飲酒マナーは外国人に不評 「誰もがおかしくなってる」日本人に多い過ち「眠れぬ夜に寝酒」が体を痛めつけている「酒は百薬の長」を否定する解析結果 適度の飲酒でも寿命延びず?女性は加齢とともに“酒豪”に!? 若い女性にも増えている“脂肪肝” 酒は毒? 薬? アルコールの摂取で脳が縮む! 生涯の総飲酒量が脳の萎縮に影響 女性のアルコール依存症患者、10年で2倍 離婚なども原因 増え続けるアルコール依存症 消費量が減っているのに、なぜ? 禁酒がもたらす健康効果:お酒をやめて30日間で起きる9つのこと ****************************【以下転載】****************************たまに楽しむグラス1杯のワインやビールでも、健康上の問題や死につながるリスクを増大させることが、195か国を対象とした飲酒に関する大規模な調査研究で明らかになった。世界で毎年280万人が、飲酒が原因で早死にしている。8月24日の英医学誌ランセット(The Lancet)に掲載された研究には、500人以上の専門家が参加。論文の主著者、米ワシントン州シアトル(Seattle)の保健指標評価研究所(IHME)研究者のマックス・グリスウォード(Max Griswold)氏は、「アルコールの安全な摂取量基準はない」と話す。少量または適度な飲酒は心疾患リスクを低減させることを示す最近の研究もあるが、今回の研究では、飲酒はどちらかといえば有害と結論づけている。グリスウォード氏は「アルコールの予防効果はリスクで相殺される」と指摘。「総じて、アルコールに関連する健康リスクは、毎日の摂取量に従って上昇する」と説明した。毎日10グラムの純アルコール(基準飲酒量)を摂取すると、アルコールを全く飲まない場合に比べ、健康上の問題20数種のうち少なくとも一つを発症するリスクが約0.5%上昇する。10グラムの純アルコールはおおむね、グラス1杯のワインやビールに相当する。論文の共著者、IHMEシニアディレクターでワシントン大学(University of Washington)教授のエマニュエラ・ガキドゥ(Emmanuela Gakidou)氏は、「これらは余分な死、つまり回避できる死だ」と指摘する。研究によると、毎日基準飲酒量2単位分のアルコールを摂取する人は、全く飲酒をしない人に比べて、病気やけがのリスクが7%上昇する。5単位分の摂取では、重大な結果を招く危険性は37%上がる。飲酒は2016年の早死にと病気の原因の7番目に位置付けられ、死因の女性で2%強、男性で7%弱を占める。(出典:AFP)
2018/08/26
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おはようございます。いつもありがとうございます。毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。日本人の睡眠時間は、2014年のOECD報告で、男性はワースト3位、女性は最下位であり、最新の厚労省調査では、1日の平均睡眠時間が6時間未満の人の割合が4割に達しているそうで、寝起きの悪さにも表れているようで、特に若者の睡眠不足の最大要因はスマホ中毒だそうです。睡眠は投資と捉えて、明日のためには、どう眠ればいいかと未来志向で考えることがよいようで、なるべく7時間は眠るようにしています。布団に横になっている時間に対して実際に眠っている時間の割合を睡眠効率といい、一般の人が目指すべき合格ラインは85%以上といわれているそうで、私はApple Watch2で毎日チェックしていますが、90%前後で、深い睡眠も30%前後あり、体感の快眠が裏付けられています。日本人は睡眠の重要性には気づいているものの、睡眠よりも「インターネットを使用する」、「好きなテレビ番組/映画を見る」などを優先させているそうです。日本大学医学部が2012年に「日中の眠気」による国内の経済損失は、年間3兆5000億円、医療費を含むと全体で5兆円程の大きな経済損失という研究結果を発表し、一大センセーショナルとなりました。、さらに最近の米国のシンクタンク「ランド研究所」の調査研究によると、日本人の睡眠不足を原因とした国家レベルの経済的損失は、国民総生産(GDP)の約3%、約16兆円に達し、このGDP比は調査対象5か国の中でも最大であることが分かりました。睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がると指摘されていますが、睡眠時間の短い中高年ほど脳の老化が速いことが分かったそうです。睡眠中はノンレム睡眠(深い眠り)とレム睡眠(浅い眠り)が交互にくり返され、入眠直後から3時間までの間に最も深いノンレム睡眠が訪れ、脳の疲労をとることができるといわれているそうです。その次に体の疲労がとれ、最後に心の疲労がとれる、というように、睡眠のフェーズごとにとれる疲労が違うのではないかという仮説もあり、睡眠時間が短くなると、その分、とれない疲労が残ることになるわけです。2015年の大規模睡眠調査によると、睡眠は何よりも重要だと87%が思っているのに、睡眠に不満を感じていないのはたった17%、しかも睡眠に不満を感じて睡眠改善のために行動を起こしている人の割合はたった25%で、全体の57%の人は、睡眠を改善できるかもしれない行動を起こしていないことがわかりました。様々な統計結果や医学的根拠から、人間の最適な睡眠時間は7時間程度で、長くても短くてもよくないそうです。この睡眠時間は1日の活動時間の3分の1程度になり、時間にこだわるだけではなく、質を高くすることが大切だと指摘されています。普段から生活リズムを整えて、日によって睡眠時間に差がないように、質の良い適度な睡眠時間を確保したいものです。不眠症に悩む人も年々増加しています。不眠症の原因には、通常疲れたり、寝不足になると必要な睡眠を得ようとする機能が適切に働かない「恒常性異常」、覚醒状態から睡眠状態に移行する体内時計のリズムが崩れる「リズム異常」などがあります。最近注目されているのが覚醒システムの不具合で、覚醒を維持するオレキシンという脳内物質が過剰に働きシャットダウンしないことが近年の研究で解明されたそうです。私達には体内時計があります。主時計は目から入った光の情報を受け取り、メラトニンを分泌する脳にある松果体へ信号を送る部分です。さらに体内時計をコントロールする時計遺伝子が発見され、この時計遺伝子は脳の視交叉上核だけでなく、心臓、肝臓、肺、筋肉、皮膚などあらゆる細胞に存在しており、脳の主時計に対して末梢時計と呼ばれています。最近では細胞だけでなく、約100兆個の腸内細菌までもが、体内時計の末梢時計であることが分かり、腸内フローラが良い状態であることがよい眠りにも大切だそうで、腸内フローラ改善変化はすぐ睡眠に好影響を与えるようです。睡眠には謎が多く、睡眠中は脳も休んでいると考えられていましたが、起きている間より寝ている間の方が脳は忙しく重要な活動を行っていることがわかってきたそうで、改めて睡眠の重要性がわかりました。睡眠中の脳の4つの役割1.有害な毒素を排出する2.起きている間に得た情報を復習し、記憶させる。3.バラバラに入ってきた情報をまとめ、整理する。4.免疫力を高める。厚生労働省調査では、日本人の5人に1人が不眠に悩んでいるそうですが、2014年11月6日に発表された民間会社の全国20~79歳の男女7,827人の実態調査によると、国際基準「アテネ不眠尺度」で、約4割が「不眠症の疑いがある」、約2割は「不眠症の疑いが少しある」と判定されています。また、睡眠と寝起きに関する実態調査委員会の調査では、寝起きがだるい:48.1%、寝起きの目覚めが悪い:9割を超えています。睡眠障害による国内の経済損失は3.5兆円にもなり、睡眠障害が引き起こす健康被害の損失は含まれていないので、これを加えたらさらに巨大な損失になるそうです。 睡眠の生活パターンで一番よいのは、早寝早起き型で、週末の朝寝坊は時差ボケという意外な落とし穴を生むので、平日との差は1時間以内までがよいそうです。体内時計は24時間よりも少し長めなので、このズレを修正してくれるのが、朝に浴びる太陽光と起床後1時間以内の朝食だそうです。睡眠コーチとして活躍されている雨晴クリニック副院長の坪田聡先生は、「10分の2度寝」と「20分の昼寝」が仕事の効率をグイッと上げると提唱されています。不眠症患者の半分は、最低6時間の通常の睡眠時間を取っているが、不眠症患者の42%は、睡眠時間を1時間以上少なく見積もっていたり、眠っていたのに起きていたと勘違いすることがあるそうです。不眠症は睡眠が少なすぎるのではなく、脳の動きが活発すぎると研究者は指摘しています。日本人は、睡眠の不満は多く、最新の調査では半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望しているそうで、日本人のガンが減らない一因だと思います。不眠症の本質的な問題は睡眠状態誤認であることを世界に先駆けて喝破したのは日本人研究者だったそうです。不眠症は実際よりも睡眠時間を短く、寝つきを長く感じているそうです。・「睡眠不足で寿命が縮まっている」 警鐘鳴らす米学者・「睡眠負債」で認知症に? ぐっすり睡眠で脳をお掃除・睡眠不足は酔っ払っているのと同じくらい生産性が下がる・毎晩6時間寝ても疲労度は徹夜と変わらない? ・短期間の睡眠不足でも血液ドロドロ 命に関わる病気に直結 ・日本人は睡眠不足? 世界100カ国で最下位、米ミシガン大が発表 ・不眠症の経済損失は年間11兆円以上! コスト削減策の第一は治療 ・6時間睡眠を死守せよ 研究データが物語る恐ろしいリスクの数々 ・質悪い、目が覚める 眠りに不満96%・働き盛りの約8割が「かくれ不眠」・日本人の睡眠時間が年々減少している深刻な理由 ・寝過ぎ・眠れぬ 1700万人 睡眠障害、自分で簡易診断 ・日本人の約8割が「隠れ不眠」そのチェック項目&改善法とは?・半数以上が睡眠に不満、約9割が快眠のために現状改善を希望:「睡眠満足度調査」 ・「寝起きがだるい」「疲れが取れない」が9割を超える・若手7割 「睡眠不足で仕事に支障」・現役世代はお疲れモード? 「睡眠で休養取れず」 厚生労働白書・東京在住者「睡眠に不満47%」 世界5都市調査・機嫌悪い・起きない 中学生の7割、睡眠に問題 2014年3月に厚生労働省が「健康づくりのための睡眠指針」を発表しています。2014年厚生労働白書によれば20~39歳の若い世代でも「睡眠で休養がとれている」と思う人は半数だそうですが、年齢に関係なく疲れ知らずになるのは簡単なので、喜ばれています。・「健康づくりのための睡眠指針2014」 厚生労働省~睡眠12箇条~ 1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。 2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。 3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。 4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。 5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。 6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。 7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。 8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。 9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。11.いつもと違う睡眠には、要注意。12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。睡眠の問題を抱えている方は、睡眠調節機能を整えることが大切で、(1)朝きちんと目覚めるために太陽光で目が覚まし、(2)日中脳と身体を適度に動かすことが大切だそうです。・”睡眠満足度”があなたの年収を変える!眠りの技法私の睡眠時間は19年前に起業・独立してから4時間前後でしたが、2年くらい前から23時には寝て5時くらいに起きる6時間に増やすよう心がけていますし、時々昼食後に20~30分の昼寝をすることもあります。おかげ様でよい寝付き・スッキリ抜群の寝起き・目覚まし不要の快眠なのはiPhoneアプリでも確認できていますが、有能な人の睡眠時間は平均8時間36分との情報もあります。睡眠障害は精神科疾患の問題だけではなく、循環器疾患や糖尿病、メタボ、肥満などの生活習慣病や精神疾患、美容とも密接に関連するそうです。・慢性的睡眠不足で脳神経が死滅:マウスで実証また、睡眠薬を多用すると、ガン発症リスクが35%増加したり、早死リスクが4倍以上高まると指摘されているそうですし、アルコールを飲んで眠ることは質のよい睡眠ではありませんので健康によいといわれる微量以内で済ませたいものです。私は起床してすぐにパワフルに動け、終日疲れ知らずな生活を続けていますので、同じようなことをしたい人のお手伝いもしています。一般に言われている質のよい睡眠のコツにプラスして・心身の健康状態を向上させて維持する(意外と簡単でした)・快眠環境を整える・明確な目的や志がある・鼻呼吸を徹底するために口閉じテープをするこれらから短時間睡眠でも好調を維持できています。・健康経営の提案 社員元気で会社も元気私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。あなたの眠りの質チェックリスト睡眠改善委員会知人が展開しているNPO法人睡眠時無呼吸症候群ネットワーク睡眠時無呼吸症候群 関連ブログ 新しい順男性会社員の2割が睡眠時無呼吸症候群 京大教授ら調査睡眠時無呼吸により死亡リスクが著しく増大睡眠時無呼吸症候群:「疑い」86%見逃し 自己診断基準肥満ぎみの人は 危ないイビキ 「睡眠時無呼吸症候群」 に注意睡眠時無呼吸症候群:在宅検診システムで容易に診断可能に 睡眠 関連ブログ 新しい順日本の睡眠時間、主要国中で最短 心拍計メーカー調べ不眠症 原因探り治療 生活習慣をチェック 睡眠薬に頼らず改善「スマホ漬け」が20代の睡眠を蝕む データで見る長時間使用の実態年とともに増える「中途覚醒」の防ぎ方は? 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"不眠”の新たなメカニズム解明 注目は「覚醒システムの不具合」 不眠で自殺リスクはなんと4倍に 睡眠不足はマリファナ吸うのと同じ 快楽求めて「体に悪い食べ物」むさぼる 今夜から結果が出るかも? 体内時計は腸内フローラと食生活で変わる 時間に追われる人のための睡眠の秘訣 脂肪や糖分が多めの食事で睡眠の質が低下 深い眠りを誘うのは食物繊維かも これを知ればもっと眠りたくなる 寝てる間に脳がしている4つのこと 睡眠中の覚醒が多いほど脳動脈硬化が進む 質の高い睡眠をとるための秘訣とは? 今を生き抜くためのセルフケア術 ****************************【以下転載】****************************不眠大国・ニッポン。忙しく働くビジネスパーソンも連日の猛暑で疲れもたまり、寝苦しい夜によく眠れず、日々眠気と戦っている人も多いのではないだろうか。慢性的な睡眠不足を表す「睡眠負債」という言葉が2017年の流行語にランクインするなど睡眠への関心が高まる中、睡眠研究の第一人者・スタンフォード大学の西野精治氏による「良いパフォーマンスを実現する最高の睡眠について」のトークをまとめてみよう。西野精治(にしの・せいじ)スタンフォード大学医学部精神科教授。同大の睡眠生体リズム研究所(SNCL)の所長。1987年に大阪医大大学院からスタンフォード大に留学、突然眠りに落ちる過眠症「ナルコレプシー」の原因究明に注力。2000年には人のナルコレプシーの主たる発生メカニズムを突き止め、2005年より現職。2017年に出版された「スタンフォード式 最高の睡眠」(サンマーク出版)は30万部を超えるベストセラー。○睡眠リズムは簡単に乱れるまず、知っておくべきは「睡眠というのは非常に乱れやすい」ということ。例えば今年の夏のように気温が高く、湿気が高いといった気候の変化一つにより、眠れなくなる人が少なくない。睡眠障害は想像以上に多くの人が悩んでいる問題である。それから睡眠について、「量」、つまり時間のことと思われがちだが、「質」も非常に大事。睡眠に加え、生体リズムまで乱れるとみられる病気もあり、そうしたものも「睡眠障害」の範疇として、専門医が診察治療を行う。○睡眠のパターンと役割睡眠とは、「ノンレム(深い眠り)」と「レム(浅い眠り)」の繰り返し。入眠すると、まず深いノンレム睡眠が出現し、個人差はあるが90~100分持続する。そのあと短いレム睡眠が出るのだが、レム睡眠のときには脳が起きているときと同じように活動している。そのため、夢を見ていることが多い。このセットを一周期として、明け方まで4回5回繰り返す。レム睡眠には、重要な役割があり、(1)記憶を定着させる(2)記憶を消す(3)成長ホルモンの分泌(4)免疫力の強化(5)脳の老廃物を除去するなど。(1)と(2)に関し、記憶を定着させる以外に、記憶を「消す」という作用があるのも興味深いところ。これにより忘れたいことを忘れて心安らかに過ごせるようになるというわけだ。それから、(3)の成長ホルモンについては子どもや若者だけでなく、大人でも老人にも分泌され、新陳代謝に作用する。(5)については、感染症や、異形細胞、がんになる可能性のある細胞を除去するなど、重要な働きを担っている。○睡眠調節には恒常性と日内変動が重要睡眠には、「恒常性」と「日内変動」という2つの重要な要素がある。恒常性とは、起きていると眠気がたまり睡眠により眠気が放出されること。つまり、疲れにより眠る仕組みである。「日内変動」とは、昼間高く、夜低い人間の体温のリズムにより眠気が訪れること。徹夜すると徐々に眠くなり明け方の3時ごろに最も体温が下がり非常に強い眠気を覚えるが、引き続き起きていると、さらに眠くなるはずのところ、朝になると自然に体温が上がってきて朝の3時ごろに比べて眠気の軽減を感じることになる。○多くの人が睡眠障害を自覚一過性の不眠症は多くの人が経験するが、3カ月以上続く慢性の不眠症は1割から2割となる。よく知られている「睡眠時無呼吸症候群」も頻度は高く、アメリカでは中高年の男性で1割から2割。肥満の人がかかりやすいが、アジア人はアゴが小さく気道が狭いという体形の特徴から、肥満でない人や子ども、女性でも起こりやすい。アメリカでは、睡眠障害による経済的損失も算出している。1994年の試算では年間16兆円。日本の場合2006年に3兆5千億円の損失、去年は15兆円ぐらいの損失と報告された。ちなみに、自己申告によると、アメリカ人は男女平均7.5時間(中には3、4時間の人も)という結果が出た。死亡率との関係で言うと、平均時間の人が最も死亡率が低く、3、4時間という短時間、また10時間以上という長時間寝る人は1.3~1.4倍の死亡率となる。もう一つ話題になったことが「短時間睡眠の人が太っているということ」。これがメディアで話題になり、睡眠障害への理解が高まってきた。欧米と比べ、日本の睡眠障害の頻度はそれほど変わらないが、深刻な睡眠不足が指摘される。厚労省の去年の発表では4割ぐらいの人が6時間未満と、満足な睡眠が得られていない。また、十分な時間寝ても爽快感を覚えられない人も少なくない。日本人の睡眠時間は世界一短いことで知られているが、特に首都・東京で深刻な問題。理想睡眠時間の平均は7.21時間のところ、平均が5.59時間しか寝られていないというデータがある。○睡眠不足と生活習慣病睡眠についての関心が高まる中、内科で内分泌を専門とするような医者が生活習慣病との関連から興味を持ち、調査・研究に参入してきた。その結果、わかってきたのは「被験者を眠らさないよう睡眠制限すると血糖値が高くなる、インスリンの分泌も悪くなる」といったことだ。つまり、睡眠不足により生活習慣病のリスクが上がるということになるのだ。○精神疾患やがん、認知症のリスクも睡眠不足はメンタルにも悪影響である。「不眠があると、うつは3倍、不安障害は2倍もの発症率となる」というデータもある。アルコール依存症も同様の傾向を示し、薬物依存は不眠がなければほとんどならない。最近は、不眠があるとがんやアルツハイマーのリスクが高くなることも実験によって明らかになってきている。大人でなく、子どもについても当てはまる。ただ、問題なのは、子ども本人には不眠という知識がないため、不眠の症状を訴えにくいことだ。イライラしやすい、キレやすい、集中できないなどの問題から子どもの不眠が発覚することもある。不登校や学業・運動能力の低下も、もしかしたら睡眠による問題なのかもしれない。子どもの睡眠時無呼吸障害が発覚し、治療をすることにより、精神症状が消えたというケースはすでにいくつも報告されている。○パフォーマンス向上には日内変動がカギ体温とパフォーマンスは強く相関し、体温が高いとパフォーマンスも高く、夜はともに低い。長時間起き続けているとエラーが多くなり、3、4日徹夜すると短い睡眠状態に陥る「マイクロスリープ」という状態が見られることも。こういったことが日常生活で、勤務中に起こっている可能性があり、ビジネスマンだと仕事のミス、集中できないといった現実的な問題につながりかねない。○寝だめはムリ。睡眠不足解消には3週間かかる毎日14時間ベッドに入ると睡眠量はどうなるか、という実験が行われた。「実験前は7.5時間の睡眠時間、実験直後は13時間寝られるが毎日14時間は寝られない」という状態に置き、一週間経つと3、4時間はベッドの中で起きている状態となり、3週間後には睡眠時間は平均8.2時間に固定された。つまりこの「8.2時間」が、本来体の欲する睡眠量となる。実験前は7.5時間と、理想睡眠量よりも40分短い状態を何か月も続けていたが、これを改善するのに3週間かかったということになる。つまり、寝たいだけ寝ても睡眠不足解消には3週間かかるということが言える。よく「週末に寝だめする」などというが、睡眠負債は週末の1、2日では完済できないということになる。○良質の睡眠のコツは体温の「上げ下げ」身体の深部体温と皮膚温度の日内変動を見ると、日中その最大差は約2℃ある。内臓・脂肪・筋肉などが熱産生して日中の深部体温が高いときは、皮膚温度は低い。夜間の深部体温が低いときは、皮膚温度は高めである。手足の血管はラジエーターの役割を担い、体の熱を外へ放出しているようなもの。入浴などにより手足の熱拡散が本格化し、深部体温と皮膚温度の差が小さくなればなるほど「眠気が強まる」ということ。深部体温が下がると同時に、手足が温かくなることがポイント。40度の風呂に15分入ると深部体温は0.5~0.6度上昇し、それがもとに戻るまで約90分かかる。もとに戻ると入浴前よりさらに体温が下がることになる。このタイミングで寝るとよく眠れる。入眠も早いし深い睡眠が得られるわけというわけだ。――「ちょっと睡眠不足」。それは借金のように積み重なり、いつの間にか深刻な健康被害を招きかねない「睡眠負債」となる。できれば、理想睡眠時間の8.2時間を確保したいが、働き盛り世代はそうもいかない。せめて、毎日のリフレッシュタイムである入浴を見直し、自然な睡眠を得たいものである。西野氏によると、「就寝前の運動も有効」とのことだ。(出典:マイナビニュース)
2018/08/16
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