盲目の青年がビーチの公衆トイレで「目撃」した事件。 少女が悪人に襲われており、通報しようとしたらミスって男に見つかった。でも、殺されなくて本当に良かった。「お前は撃つまでもないからな。」"What's the point, you're worthless." 犯人はBenを甘く見ましたね。「たまたま」外には苦情を受けていたHoratioがいた。(笑) Benから要領よく事情を聞いたHoratioは、銃を構えて即走り出す。いきなりテンションが高い~
普段は技術の粋を集めた「科学捜査」が売りですが、今回はあえて人間の持つ能力にこだわった感じですね。 Benの観察力、知覚力の総力を総動員してチームは連れ去られた少女Lindseyに至る重要な証拠に結びつく。 犯人だと思って銃を向けられたLindseyのパパは気の毒。HoratioとEricの義兄弟コンビの迫力は凄い。(笑) それにしても、Horatioが黒で、Ericが白という服装もできすぎです。まるでマイアミ・バイスだ。 Lindseyは父親に銀行口座の暗証番号を問い合わせてきた。 「娘は殺されるのでしょうか?」「そんなことはさせない。(I'm not gonna let that happen.)」(萌) LindseyはC4を括りつけたベストを着せられて銀行へ。その場所を絞り込むのに、またBenの聴力が役に立ちました。Horatioが犯人の車を目撃しているので、手配して簡単に見つかりそうですが、やはりここはBenが光りましたね。 そしてLindseyを見つけたHoratioは、爆弾を見ると彼女に「悪いが左の方を向いてくれませんか?」と紳士的に頼む。何を言っていると思いますが、Hは犯人をあっさりと逃がしてしまい、この時にRyanは犯人の顔をちらっと見る。 今度はRyanの出番ですね。彼もパトロール警官として人相はしっかりと記憶できる。映画スターの名前を出しながら似顔絵を描き上げて、誘拐犯は母親のヘアスタイリストだとわかる。 誘拐事件の時はやはりCalleighが適切に対応しますね。今回も全く胸から下は写りません。 犯行には共犯者がいて、Lindseyの居場所もわからない。ヘアスタイリストはパートナーに殺されるから何もしゃべらないと開き直り、ここはまたHの独断場ですね。
犯人が狙った金にはいわくがあったらしい。商売が傾き、日本の投資家(!)から金を受け取ってキャッシュビジネスを行うというやばい事をしていた。犯人はまだLindseyを離さない。 Horatioのとっさの機転はお見事、さらに爆弾を見て制作者を言い当てるなんて、さすが元爆弾処理班。(爆) 爆弾を作ったのは Joe LaBrock、そうカイルが登場したシーズン6でHoratioに脅されたり仕返ししたりしていたあいつですね。シーズンを跨いだ悪役としてふさわしいキャラクターです。 そして、デイド署に護送されたLaBrockの声を聞いたBenが「彼が犯人だ」と断言する。 Benの優れた能力にLaBrockは「あり得ない」と開き直るが、Horatioは「私は信じるよ」と答える。しかし、独房にいたはずのLaBrockがどうやって外に出て犯行を冒したのか?
何気ないシーンですが、LaBrockを調べるWalterの気持ちがいちいち動作に備わっていて、視聴者の気持ちを代弁してくれています。良い味だしているな~ HoratioとRyanが捕らわれているLindseyを救い出すのはso sweet。いつものお姫様を助けるHoratioです。 そしてLaBrockの独房を調べたEricが脱獄の証拠を見つけるシーン、シーズン1でSpeedleとEricがどちらがトイレの奥に入るかと言っていたのを思い出しますね。 しかし、脱獄を試みたのはLaBrockだけではなかった。刑務所の他の房からトンネルに繋がっていて、なんと8名もの受刑者がどさくさに紛れて脱獄してしまった。義兄弟コンビの働きで、そのうち1名捕らえ、2名が死亡したが、残りは市中に逃げ出してしまった。 Ericには「脱獄者狩り(Manhunt)が始まるぞ。」とこれからの戦いに備えろと言い、再びLaBrockの前に立ったHoratioはもう特権はないと勝ち誇った雰囲気ですが、LaBrockはしょげるどころか「お前はどうなんだ、これから忙しくなるぞ。逃げた犯罪者たちはみんな赤毛の警部補のことを話していたぞ。それも復讐についてな。」と居直る。 "Well, you know what I will say Joe, I say, bring it ON." 「それなら私が言うことも判っているな、『かかってこい』。」きゃ~ ニヤニヤしてしまいますね。Horatioに恨みを持つ者たちというのは、今シーズンの敵となるあの人ですね。 Horatioは久しぶりに戦う鬼になるのでしょうか。 ところで、最後までかっこよかったBenとNataliaのやりとりはとても良かった。 障害者(という言葉は使いたくないですが)として、Benのような強い正義の人のようなキャラクターはCSIシリーズには珍しく、声援を送りたくなりました。また出てきて欲しいです。