クーパーらの複雑な気持ちは……レッドの逮捕はやむなし、だけどレッドが殺されるのはイヤ……特にハドソンのようなヤツに殺されるのは許しがたいし、ハドソンに逮捕させるのも胸クソ悪い……ということでしょうね。 ハドソン議員については、プリチャードを平気で犠牲にしただけでなく、セリフの端々に憎たらしい感じが出ていましたねぇ。終盤でデンベの尋問権をクーパーから奪う時にも……字幕だと「二度と容疑者と話はさせない」になっていた部分…… You won't be pulling rank to speak to our suspect again. =もう二度と地位を悪用して容疑者を奪うようなことはさせない。 日本語吹き替え版では「二度と我々に上からものを言うな」でしたが、ハドソンの嫌らしさは、この日本語の方が伝わった感じがします。 そして、デンベが連行される時、 レスラーが「私も立ち会う、気に入らないなら手錠を」とカッコよく同行しましたねぇ。さすがシーズン9の12話=#186 The Chairmanでの連帯!……I wrote――― >リズの墓の前で……レスラーはパク+アラム+デンベと肩を組む。 >「リズという名のもとに」。 >流れる音楽は浜田省吾の代わりに…… >彼より3歳ほど年上のFrankie Millerの……「After All (I Live My Life) 」 パクもアラムも不在の今、デンベと肩を組んだ最後の一人はレスラー。
Re:The Blacklist 10 #217 Raymond Reddington (No. 00): Pt. 1(12/13)
続・録画でみているファン さん
先週のデンベの緊急通報は…… 「レッドを殺させない」という気持ちが一番つよいデンベゆえに、実力行使したわけで、不法行為への責任はデンベ自身が負う、という潔さもデンベらしいですね。 今週のセリフでも――― I spent over two decades at the right hand of the world's greatest criminal. =20年以上、世界一の犯罪者の右腕であり続けた……共犯者としての罪が、たかだか数年のFBI活動で帳消しにならないことも、意識していたと思います。 >タスクフォースで責任を取るべきは自分である、というのは切ないなあ。 >まるで自分が犠牲になってレッドの罪を償うような感じに見えました。 というデンベの気持ちとは裏腹に……
>レッドがデンベのために戻ってきたのは予想通りでした。 レッドは「勝手に」恩義を感じて……せっかく逃亡できたのに引き返してくる、という古き良き「任侠の世界」ファンタジー。。。 レッドの行動は僕の期待通りですが……しかし…… デンベの決意は固く「I'm not going with you.……It's my choice.」 状況判断ができない男=ハドソンがデンベを撃ち……レッドが「悪人」ハドソンを成敗し……レスラーの防弾ベストにも連射=動きを止めて……重症のデンベをレッドが連れ去る、という哀しい展開。流れる歌は「振り子は行ったり来たり」@「Pendulum」。 「My shadow left me long ago」とか「Nothing works, works for me anymore」とか歌っていました。