クロニクル 幸せの青い鳥「ブルーバード」発売
1959(昭和34)年8月1日
この日、日産自動車は、新型車「ダットサン・ブルーバード」を発売しました。ブルーバードは「欧米の乗用車に劣らない技術水準に達した本邦初の乗用車」と日産自動車の技術陣が自負する車でした。排気量は1000ccと1200ccの2種類でした。
日産自動車は、1953(昭和28)年から、英国のオースチン社の乗用車の国内組立てを行なっており、そこで習得した技術を生かして開発に漕ぎつけたのが、このダットサン・ブルーバードでした。
車名は当初「スノーバード」が予定されていましたが、この語は米国で「コカイン等の常習者」を指すことが分かったため、急遽幸せの青い鳥を意味する「ブルーバード」に変更されました。
当時の日本の自動車産業は、欧米の自動車産業との技術提携(日産とオースチン、いすずとヒルマン、日野とルノー等)によるノックダウン方式での組み立て作業が中心でしたが、1955年頃から徐々に国産車の生産も始め、1955年発売のトヨペット・クラウンを先頭に、トヨペット・コロナ、ダットサン110などが、発売されていました。
しかし、当時舗装道路区間が限られる国内事情もあって、悪路でもしっかり走れる頑丈さが優先され、車としての商品性に欠ける難点がありました。ブルーバ-ドは、この難点を克服し、走行性と耐久性共に優れた国産車として、日本車にたいするイメージの転換に貢献、マイカー時代の幕を明けたのでした。
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