ザビ神父の証言

ザビ神父の証言

2010.07.21
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カテゴリ: 国際経済
世界経済の現状(154)

日本国債の金利は世界1低いのです。国債の発行残高は670兆円を超えているのにです。しかもこの金利の低さは、短期国債に限らないのです。20年満期、30年満期といった超長期債の金利も、1%台半ばという低さなのです。

日本の国債は多様な発行形態がとられていますが、期間だけ見ても3年以内の短期国債、5年や7年といった中期国債、10年の長期債、そして15年以上の超長期債に分かれます。このうち期間15年、20年、30年といった超長期債の金利が、春以降コンマ3~4%下がって、現在は1,5%以下の金利になっているのです。

日本国債の保有を増やしているとされる中国が、買っているのもこうした超長期債です。マスコミは中国の保有高が1兆円を超えたと騒いでしますが、外貨準備が200兆円を超える中国です。1兆円はのその0,5%に過ぎません。それに発行残高の多い日本国債です。中国の保有が今の10倍の10兆円、20倍の20兆円になったところで、せいぜい全体の2%~3%に過ぎないのです。全く問題になる額ではありません。

本論に戻りましょう。長期債、超長期債の弱点は、とりわけ低金利時に発行した際の弱点は、やがて金利が上昇したとき、市場で流通する債券価格が下落する形で、調整されることです。
即ち、低金利の超長期債は変動金利でない限り、経験されて買い手が現れないのが普通なのです。

ところが日本国債に限っては、相変わらず飛ぶように売れています。そして発行後も調達したい大口投資家が後を絶たず、さらに金利が低下しているのです。少なくとも、マスコミやエセ評論家諸氏と違って、債権投資のプロたちは、日本のデフォルトは当分心配ない。日本では、今後かなり長期に渡って、安定的に低金利が続くであろうし、自転車操業であっても、日本がデフォルトに陥る心配はないと、考えていることが見て取れます。

債券を実際に売買している人たちは、日本国債の将来に不安を持っていないことが、理解できますね。
                              続く





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最終更新日  2010.07.21 21:57:30
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