ザビ神父の証言

ザビ神父の証言

2010.09.13
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カテゴリ: 外国史
ギロチン補遺

4日前のギロチンの記事に、沢山のコメントを戴きました。三年前になりますが、2007年の7月14日から11月15日まで、120回にわたって、フランス革命について連載しました。その8月中の記事のなかで、ギロチンについて触れています。

首切り役人が、首を落とす仕事は、気配で処刑される人間が首を竦めますから、一刀両断に寸時にして首が落ちることは、先ずありません。1日3人の首を落とすのがやっとだと言われるほどの、重労働だったと記されています。当然首を竦めたがゆえに、深手を負って苦しむ死刑囚も、大変な苦痛を味わうことになります。

ギロチンは、死刑囚が首を竦めることが出来ないように、うつ伏せに寝かせた死刑囚が首を竦めることが出来ないように、首枷で固定し、その首枷に沿って、かなりの高さに引き上げた頑丈な刃が、高速でストンと落ちることによって、確実に一撃で首を切り落とします。

ですから、1台のギロチンで、1日で20人でも30人でも、処刑することが可能なのです。残酷な処刑法には違いありませんが、死にいたるまでに長い時間がかかって、死刑囚を苦しめることはなかったのです。

我々の神経からすると、理解しがたい所なのですが、ギロチンに限らず、当時の死刑は全て公開でなされたことです。ですから、1793年1月21日の元国王ルイ16世の処刑も、同年10月16日の元王妃マリー・アントワネットの処刑も、いずれも公開で行われたのです。

下の絵2枚のうち上の絵は、処刑直後の国王の首を、死刑執行人が見物人にこれ見よがしに見せているところです。ギロチンの刃をご覧下さい。
その下は、刑場に引き立てられ、ギロチン台に上ったマリー・アントワネットです。これから、ギロチン台に寝かされるところです。

ルイ16世の処刑

刑場のマリー・アントワネット





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最終更新日  2010.09.13 21:18:25
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