ザビ神父の証言

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2015.04.25
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カテゴリ: 外国史
クロニクル ラ・マルセイエーズの誕生

1792(寛政4)年4月25日

フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」と、アメリカ合衆国国歌「星条旗よ永遠なれ」の2曲は、歌詞はご存知なくとも、メロディと曲名については、ご存知の方が多いと思います。

アメリカ国歌、「星条旗よ永遠なれ」は、1812年~14年にかけての米英戦争の初期の頃に作られた軍歌と呼べるべき曲です。

フランス国歌、「ラ・マルセエーズ」は革命歌です。この曲は、元々は「ライン軍団の歌」と言い、1792年の今日、初めて披露されたのです。作曲者はルジェ・ド・リール。仏軍の砲兵大尉だった人物です。

5日前の4月20日、フランス革命政府は、オーストリアに宣戦布告し、革命フランスは反革命派から、革命を防衛するための戦争に入りました。そして、ライン方面軍として戦地に向かう兵士たちに捧げる行進曲として、ルジェ・ド・リールがこの日披露したのが、この曲でした。題して「ライン軍団の歌」です。それがどうして「ラ・マルセイエーズ」と呼ばれるようになったのか。

この曲は当初は、ライン方面=アルザス地方でのみ歌われていたのですが、国王ルイ16世と通じる将軍達の裏切りによって、戦局はたちまち不利となり、同年7月11日、革命政府は「祖国は危機にあり」と、非常事態宣言を発して、義勇兵の募集を始めたのです。この檄に答え、マルセイユ方面からの部隊が、ローヌ川を遡り、アルザス方面を経由して、パリに到着したのは、8月8日頃のことでした。

彼らは、アルザス地方でのみ歌われていた「ライン軍団の歌」が大変気に入り、パリッ子たちの大歓迎を受けながら、パリへ入場した際も、この曲を歌いながら入ってきたのです。たちまち勇壮なこの歌は、パリッ子たちの心を捉えました。そしてパリっ子がつけた名前が、マルセイユの義勇兵の歌を意味する「ラ・マルセイエーズ」だったのです。









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最終更新日  2015.04.25 12:56:53
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