ザビ神父の証言

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2016.01.06
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カテゴリ: 国際政治
クロニクル 「日本を……反共の防波堤に」

1948(昭和23)年1月6日

68年前のこの日、米国のロイヤル陸軍長官が「日本を極東における反共の防波堤にすべし」と演説、日本の再軍備を主張しました。

8/15以後の日本占領軍は、連合国の共同占領の形を整えていましたが、GHQ(日本占領軍司令部)の主要幹部は米軍関係者で占められ、実質的には日本は米国の占領下にありました。

その米国の対日基本方針は、「日本を再び軍事大国にはしない」ということに尽き、そのための仕掛けが民主化の徹底でした。財閥解体で経済界の民主化を行い、農地改革で農村の民主化を徹底、労働組合の結成と行動の自由化(労働規準法以下の労働三法がその保障)で、企業経営をチェック、さらに戦犯を公職から追放することで、国内の抵抗勢力を封じ込め、教育の民主化によって若い世代に民主主義の精神とあり方を学んでもらうという徹底振りは、今振りかえってみても見事なものでした。

そしてその集大成が、憲法前文と9条に凝縮した平和主義でした。

日本国民は、あまりに急速な民主化の進展に戸惑い、天皇の人間宣言に驚きと戸惑いを感じながらも、心の底でこうした変化を支持し、受け入れていたらしいことは、石坂洋次郎の新聞小説を映画化した『青い山脈』が大ヒットして、1949年の映画興行収入第2位を記録し、藤山一郎が歌った主題化が、現在もなお歌い継がれていることからも理解できます。  

そうした日本国民が何よりも歓迎し、強く支持したのが、この平和主義であり、「陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない」とした戦力不保持の原則でした。

憲法の施行から1年も経たないこの日、米国政府内から発せられた対日占領方針の変更に繋がるような発言に、日本国民の間では、旧軍人や右翼など守旧派の一部に歓迎する向きはありましたが


この発言の背景には、当時の中国における情勢の大きな変化がありました。








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最終更新日  2016.01.06 12:59:19
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