ザビ神父の証言

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2017.12.09
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クロニクル 自衛隊のイラク派遣計画決定

2003(平成15)12月9日

14年前のことです。この日、自公連立の小泉内閣は、自衛隊のイラク派遣に関する基本計画を決定しました。

1947(昭和22)年5月3日に施行された昭和憲法は、その前文において、「日本国民は、恒久の平和を念願し、……平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」と正々堂々と宣言し、この前文を受けて、平和主義を掲げる9条を設けたのでした。

9条は、「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇または武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。」と述べ、さらに2項において、「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」とはっきりと述べています。

武力紛争が続く時代にあって、この戦力不保持を宣言した憲法は、国際的に見て異彩を放つ立派な憲法だったと私は思います。しかし、だからこそ、日本国憲法が拠って立つ平和主義は、理想主義の旗を高く掲げた世界平和主義の視点に立つ、攻めの憲法にして行く責務が、日本国民には科せられていたのだと、思うのです。

惜しむらくは、敗戦日本国民は、世界に対して広く訴えるという、世界平和主義の視点に立つことが出来ないできました。そのため、狭い一国平和主義に閉じこもる道を選んで良しとしてきてしまいました。そのため、身勝手だと世界から指摘され,遂にその指摘に尻押しされて、遠く離れたイラクに兵を派遣せざるをえなくなってしまいました。

そして今日、特定秘密保持法を成立させ、その勢いで集団的自衛権の行使を容認する法改正まで実行してしまいました。この方向は、国際紛争の解決に武力を用いないとする憲法の規定に、明らかに反する暴挙です。だからこそ、安部内閣は憲法改正に執着し、9条の骨抜きに熱心なんでしょうね。我々は、そういう政府に対して、もっと強く抗議する必要があると考えています。。





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最終更新日  2017.12.10 02:41:16
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