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我が家の脱衣所の一角で、下手すると死体でも埋まっとんちゃ~ん?ってなほどまでこんもりと山を成していた一週間分の洗濯ものを二度に分けて洗濯機でぶん回し、いざ干さんやとベランダに一歩足を踏み出した途端、空模様がおどろおどろしい色合いになり始めてもて、結局のところ踏み出した一歩を渋々引き下げ部屋干しを強いられた週末の昼下がり。部屋中にダウニーさん(我が家ではダウニーの素晴らしき香りに敬意を表して「さん」付けで呼んでおま。)の香りが充満してることが嬉しくて悪天候もまんざらじゃないねなどと心で呟き、この香りを独り占めしてやろうと逆ラマーズ法で大吸引しながらほくそ笑みもってアタック25を見ていたら、ダーリンが「ねぇねぇ、keiko やん、ここにあるかっぱえびせん食べてもい~い?」ってテーブルの上に置いてあったかっぱえびせんの袋を人差し指でツンツコツンツコしながら往年のアイドルのような笑顔で言うわけ。取り分け制する理由もなかったし第一私も小腹がいい感じにすいていたので「ガンガンいっちゃいな!」と即答するや否や「いぇーい♪」って言いながらダーリンったら間髪入れずバフ!って。それが私が予想だにしなかった腹部分からご開帳の「パーティー開け」ときたもんだから、さっきまで部屋中を満たしていたダウニーさんの心地よい香りにかっぱえびせん臭が融合したことで何とも形容し難い複雑なスメルが鼻腔の奥で暴れ出し、急遽、逆ラマーズ法から本来のラマーズ法へ切り替えて「ヒッヒッフゥー」とダウびせん臭(ダウニー+かっぱえびせん)を吐き出すことに必死のパッチの私をよそに「さて問題です。かっぱえびせんの発売は何年でしょーか。アタックチャ~ンスっ!」と左手をグーにして顔の横でグイグイしもって児玉清以上に威圧的な声で迫って来るもんだから、アタックチャンスだなんて、そんな重要な場面を急に叩き付けられたところでまさかパーティー開けするほどダーリンのやんちゃっぷりがそこまで至るとは予想だにしておらず、自分の浅はかさを嘆くことで忙しかったもんだから、めちゃくちゃ適当に「1960年」って答えたら、そりゃもう鬼の首を獲ったかのように嬉しそうに「ブッブブー!」と唾液飛ばしながら私の顔の前でバッテンをこさえたやがった。数秒後、せっかくのアタックチャンスを棒にふったことにハタと気付いた私はガックリうな垂れながら「1964年?」って答え直すと、暫しの沈黙のあと一本のかっぱえびせんを私の鼻に入れながら「正解」って言うもんだから、もうちょっとじっくり考えたら良かったんだわという後悔の念に苛まれながら袋からかっぱえびせんを一本取り出し、ダーリンの鼻の穴に突っ込みながら「じゃあ、かっぱえびせんはダーリンよりも3歳年上なんだね」って言い返すと、ダーリンったら大きく目を見開き「か…、かっぱえびせん兄さん!」とな。
2009年10月27日
先週の話。私にとっての元祖・好き系顔の唐沢寿明氏主演ドラマ「不毛地帯」が荘厳な音楽と共に始まった夜のこと。初っ端からフォアグラにも匹敵するほどの濃厚感たっぷりな内容だった上に大盤振る舞いな初回拡大版で通常の倍以上の放送時間だったもんだからダーリンったら早々に「長いわ暗いわで残念ながら僕ギブ。もう寝るもんね。」とマウンテンゴリラが如く脇腹をワシワシ掻きながら私の前を横切ってベッドルームへ消えて行ったんだけど、プラズマ画面越しに唐沢さんが流暢なロシア語で捲し立てもって強烈な目力で私を見つめるもんだからそれどころじゃなくって「まだ小学生も暴れ倒してる時間だぞ、おい。」とマウンテンゴリラに一瞥もくれることなくコール&レスポンスするのが限界だったの。リビングに残された私は、小雪ちゃんが自作陶芸品を唐沢さんに渡すシーンに向かって「変な壺。変な壺。花瓶か?」などと一人、打ち上げられたトドのようにソファーに寝そべったままスルメイカを指示棒のように突き出して毒づいていたんだけど、名は体を表すってことを自らの身を挺して立証してるその雪のように白い肌を見て、今に始まったことじゃないんだけど突然我が身が哀れに思いだしたもんだから、心は無理にしてもせめて身ぐらいは近付く努力をせねばとスルメイカを咥えたまま徐に着ていたTシャツを半身脱ぎつつテーブルの上に鎮座していたメイク用鏡を至近距離までグイと引き寄せ、下半身は田舎侍の食事風景を思い起こしてしまうような片膝、そのまま片腕万歳スタイルで腋毛抜き作業を開始したわけで。時は流れ、テーブルに広げたティッシュの上に点在する抜いた剛毛がひじきに見え始めた頃。半身などといったしみったれた状態から自分を解放し2つの干しブドウも丸出しでラストスパートに差し掛かろうとしていた私の背後にゆる~い視線を感じたんでそろりと振り返るとだな。そこにはシッコに起きたダーリンが自分の息子を両手でパジャマの上から包みながら立っていてだな。「通常の男ならドン引きすること山の如しその姿を目で捉えようとも全くの不動心でいられる僕。スゴ過ぎる僕。更に言うと、keiko やんと出逢って以降並々ならぬ寛大な心が培われてもた僕。だからだ、ここは一つ見なかったことにしてあげましょう。」と、カッサカサの声で言われたんだけどもアンタ、掘り起こされた土偶のような表情から垣間見るダーリンのほのかな優しさをみすみす見過ごすわけにはいかんわなと感じた私はメンフィスのポーズをとって腋下をダーリンの方に向け、ここじゃここ、ここ見てみとチラチラ腋下に視線を送りもって「ある意味、明日からここも不毛地帯や。」と、ありがとうの言葉に代えて。
2009年10月21日

この三連休、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?なーんてことを聞いておきながら皆様がどう過ごされてたなど基本的に興味はございませんので私が何をしていたのかについて朗々と今から語ろうと思うのですが…。「カチ。」「カチ。」「カチ。」おっとっと、どこそこからブラウザを閉じるために画面右上の×印をクリックしたり別ブログへ移動するためのクリック音が聞こえるのですがチミチミ、ヘソのゴマを掃除する程度の暇潰しには充分価するかと思うので、まあ待たれい。でですね、10月10~12日、知性を伴わずして官能を語るべからずという信念の元、自称エロインテリ薬剤師はエロとインテリの両面に更なる磨きをかけるべくして学会 in 滋賀県に出席して参りました。と申しましても実際の日程は10月11~12日で前日10日に前乗りっつーわけでして、単に移動のみで土曜日を使うのは勿体ないなということで一気に滋賀へ行くのではなく途中の京都へ。到着したのがお昼過ぎってこともあり腹減りまくりだったため、まずは食事をしようと向った先は京都大学。前から一度食べたかった「総長カレー」をやっつけて来ましたよ。勿論生ビール(早大と共同開発したオリジナルビール)とともに。シーフード、ビーフ、ステーキの中から一番値段が高いステーキカレーをチョイス。だけどそこは学食、高いって言っても税込で \787 だから可愛い(因みにグラスビールは \299 だぞ)。肉は固かったけどルーは抜群に美味(でも結構スパイシー)でございました。満たされた腹をさすりながらモクろうと喫煙所に向うと既にそこには数人の京大教授軍団がおわしましたので、浅草寺で線香を頭から被るように教授が噴出すタバコの煙を頭上で受け止めつつ私も一服、次に向ったのは京都大学総合博物館。入館料 \400 と破格の値段であることと国立大学内に設置しているということからどうせ大したこと無いだろと暇潰し用アトラクションとして予定してたわけですがなんのなんの。ご立派。さすがロザン宇治原みたいなかしこがギョーサン集うところに設置されてるだけあるわぁ。期待値のハードルを下げていたことが功を奏し始終興奮気味だった私ですが「ええ加減はよ帰って」みたいなアナウンスが館内に流れたので泣く泣く博物館を後にし、夕食のスポンサーとの待ち合わせ場所へ向いました。連れて行かれた先では、いつもダンボールみたいな食感の肉や粘土みたいな舌触りの魚をンまいンまいと食べてる私なので上手く表現出来ませんが、とにかくトロ~ンとかフワ~ンとかシャピ~ンとかドゥキュ~ンとかアハ~ンとか、まあそんな感じのお料理ばかりが出て来ましてですね、「いつも行ってる居酒屋料理とはわけが違いますわあ~♪」なんてシェフに微笑み混じりに感想を伝えてその場の空気を見事に凍りつかせたわけですが、一本ウン万円もするワインを3本ガブ飲みし酔いもイイ感じだったのでスポンサーに深々と頭を下げてお礼を言いつつ「今度は夏に床(ゆか)へ連れてって♪」と耳元で囁き駅で別れ、そこからようやっと滋賀入りしました。学会初日、メイン会場入口でお出迎えしてくれた「ひこにゃん」にいとも簡単にハートを完全射抜かれ、後輩にうるさいと制されるまでカワユス!カワユス!ギザカワユス!ともやは死語である褒め言葉を連発しもって萌え萌えのまま山田洋次監督と女優・吉永小百合氏(の頭頂部)を大ホール最上段最後部から拝見(※1)し、物腰の柔らかい喋り方や脇をこうキュっと締めて両手でお上品にマイクを持つ姿を見ながら「左手にタバコかビールを、右手にマイク持ってカラオケしてる私には一生醸し出せない品っつーもんを痛感したぞ!」なんてことをランチョンセミナーのお弁当食べながら話し、午後からチョロチョロっと勉強(※2)したらいつの間にか初日終了。学会二日目、昼前に会場を後にして先斗町のスポンサーと落ち合い、高速飛ばして行って来ました、長浜市へ。そこで初めて「鮒ずし」というものにトライしたんですが、まー!ぶったまげた!牛乳以外は基本口に出来る私ですが再々込み上げるものに悶えるも耐え忍んで「えーん!」っと号泣しながらでしたもん。滋賀県出身の山崎まさやんが熊本県名産の辛子レンコンを作った熊本県人が理解出来ないと言っていたけどまさやん、あんたの出身県人の方が一歩も二歩もリードしてます。帰路に着こうと長浜を16時ぐらいに出たにも関わらず、ただでさえ混んでいる時間帯だったってことに加えて事故渋滞に引っかかったんだけども、先斗町&長浜のスポンサーが足川足男(文句言わずただひたすら運転に徹する運転手)に転身したので、後部座席で爆睡している間に神戸に到着、22時前にはダーリンに「ただいま~!いや~、喰った喰った!」と報告申し上げることが出来ました。以上でエロとインテリの両面に更なる磨きをかける学会参加報告を終わりたいと思います。ご清聴ありがとうございました。続きまして―、「カチ。」「カチ。」「カチ。」あ、まだ宿泊したホテルであったエロの部分を話してないんだけど。ちょ待ってって。ちょ…。(注釈※1)映画「おとうと」のキャンペーン。監督の山田洋次氏と薬局薬剤師の役柄で主演する吉永小百合氏を一目見ようと、そりゃもう会場周辺の琵琶湖の一部が沈むんじゃないかと心配になるほど大盛況でした。(注釈※2)2008年ノーベル化学賞を受賞された下村脩先生の特別記念講演「天の導くままに-発光生物と半世紀」を拝聴致しましたがアンタ、競艇のモンキーターンが如く前傾姿勢に身を乗り出してまうほどの興奮よ。ノーベル賞受賞っつーもんは目の前のニンジンのように名誉や名声や銭金を描いて目論んでも無理無理、絶対に無理。こういう賞は「ンなもんなんか欲しくない、もろたら立ちションも出来ひんなるから寧ろいらんわい。」って思うぐらい自分のやってることを貫き通す尋常じゃないこだわりと精神力と閃きと労力と頭脳と運を持ち合わせた人が築き上げた功績に後からついてくるようです。何かの頂点に達した人っていうものの凄さを改めて感じました。下村先生がノーベル賞を受賞された際の原著論文を読もうと PubMed で検索したのですがフルテキストでオープンされてないのん。実に残念。[実際の論文]Extraction, purification and properties of aequorin, a bioluminescent protein from the luminous hydromedusan, Aequorea. 1962, J Cell Comp Physiol. 59:223-239. PMID:13911999原著論文はオープンにされてませんが、下村脩先生が発見しノーベル賞を受賞された緑色蛍光蛋白質(GFP:Green Fluorescent Protein)について書かれている文献を見つけました。結構面白いので興味がおありの方はご一読を。「光るタンパク質-生物化学を導く星-」-GFP の発見と生命科学研究における関連蛍光タンパク質の利用(注釈その他)添付してある全ての画像をクリックいただくと各々関連サイトに飛びますぜ、兄さん。
2009年10月14日
仕事中に大胆にブログの更新や巡回するのって昼間っからフォカッチャとプロシュートで赤ワインがぶ呑みしてる時ぐらい悦楽至極だと思うし、逆にコソコソとするのって初めて上のお口でご奉仕する少女が抱く緊張感に似たものを感じると思うんだけども、昨日は後者の方で遊んでたわけ。パソコンのキーボードを Num Lock してテンキーから煙が上がるほどの勢いでズダダダダダ…!と叩くことであたかも猛烈にデータを打ち込んでいるフリをしデスクの向かい側に座る後輩に対してカモフラージュしながらブログで遊んでたんだけども如何せん、やっつけ仕事(仕事じゃないけど)はあきまへんえ。「ウイルスバスターのパスワード、教えておくれ。」前方の後輩ばかり気にしていたことで、いつの間にか背後に忍び寄る人影に頓着なしだったあたい。頭かくしてケツ隠さず。下手こいた。いつの間にかマリコちゃん(同職場で別フロア勤務の女子)が手に持ったメモ帳にペンを走らせる動きをしながら背後に立ちんぼしていて、当然それに気付いた瞬間、上のお口でご奉仕するような精神状態であったことを見抜かれたんじゃないかとギョっとした私だったんだけど次の瞬間、彼女の動きに合わせて津波のように押し寄せる未だかつてにおったことのないにおいが鼻腔を刺激して。「パスワード、ウイルスバスターのパスワード、教えておくれ。」今度はペンをパタパタしながらお尻の部分でメモ帳をポンポンと叩くマリコちゃんを尻目に私ったら隠蔽工作(Windows ロゴキー+Dキー)することも忘れて、失礼千万承知で眉間に皺を寄せながら彼女に悟られないようにクンクンしながらそのにおいの正体が何なのかを必死に考えるも、出た答えは唯の一つ。加齢臭だな、こりゃ。私よりたったの3歳年上のマリコちゃんからただならぬにおいが発し始めた事実に明日は我が身かと仕事中のブログ遊びがバレたやも知れぬことなど最早どーでもよくなったんだけど、万が一私のクンクンに気付いたマリコちゃんが密かに心を傷めていたらマズいなってーのと、3年後に全身を自分の加齢臭で覆われるのかという得も言われぬ恐怖を払拭するためにも、パパパ、パスワード!?と意味もなくドデカ声でリピートを。
2009年10月09日
今日は風が気持ちいいから試合終了後に歌う六甲おろしをボサノヴァバージョンで歌おうか、はたまた勝利の喜びスケールを声量で表現するためにもカンツォーネで攻めるか。そんなことを考えながら、甲子園球場敷地内の木陰で高齢者の高齢者による恒例の宴(試合開始前に球場の外で繰り広げられる勝利の前祝)がスタートしたんだけども、この日のメインディッシュ「カレイの煮付け」を広げた直後に気付いたのさ。箸を貰い忘れたってことに。「箸どこ?」(私、エアー箸を手にしながら周囲をキョロキョロと)「箸がない」(悪友の草刈正雄子、複数あるレジ袋の中を漁りながら)「貰い忘れたんちゃ~ん?」(ダーリン、ビール片手に)「貰い忘れたんちゃ~ん?」(私と正雄子、ミュージカルの輪唱が如く)こんな短い時間の間にここまで箸をフューチャーしたことなどないぞ!ってくらい箸箸箸と連呼した我々だけどもだ、何度箸箸箸と声を荒げようがないもはない。ドラえも~ん助けてよぉ~、とインマイマインドで叫ぶも野比のび太ですら現れるわけもないわな。しまったしまった、島倉千代子。パダン料理をつつくように右手一本で挑むか、それとも今来た道を引き帰してダイエーまで戻って箸を請うか。一層のこと、とっとと場内に入って中で箸料理を一品買うか。いや、場内は缶類持込禁止、こんだけ大量のアルコールを入口で全て紙コップに移し変えたりなんかしたら、気は抜けるはヌルくなるはで飲めたもんやあれへんがな。最悪、犬食いだなこりゃ。困った困った、こまどり姉妹。箸を貰うパターンは何だか面倒臭そうだったので即却下したもんだから残されたのは「手食い」か「犬食い」なんだけど、どちらにせよ野性の極み。もしもよ、もしも野球のボールがコロコロと転がってきて私の足元で止まり、はて?どうしたものか?とそのボールを凝視しながら思案してたら、遠くから「すみませ~ん!ボール取ってもらえませんか~!」って声が聞こえてきて、おやおや、どこの元気な野球少年かい?とその声のする方向に目を移すと、どうこでどうなったか知らんが、球場で試合前に練習しているはずの選手が、例えば愛しの進次郎とか平野ンがココだよココ!と全身でアピールするように万歳した両手を左右にフリフリしながらキラキラ光る純粋な目でこちらを見つめていたらよ?アンタどうする。素手でカレイの煮付けにしゃぶりついていたり、煮汁でテリテリにテカってる口元もヨソに犬食い方式で貪ってて、しかも口の中のカレイの小骨を出すのに肛門のように口をすぼめてマシンガンが如くブブブブブ!と木の下へ連射放出してる姿を見られたかも知れないとしたらどうする。その状況を客観視した場合出る言葉は唯一無二。「目も当てられやしない」これっきゃないね、これっきゃ。カレイの煮付けを目の前にして、あるはずもない妄想上の野球のボールを見つめながら「手食い」か「犬食い」という自分に迫られた究極の選択に思慮したんだけど、何度シミュレートするも愛しの進次郎もしくは平野ンが野性味溢れる私の姿に恋するという結論が見出せなかったもんだから、私はエアー箸も放り投げ捨てワ!っと両手で顔を覆い大きく首を2~3度ブンブンブンと左右に振りながら「手食い犬食いやっぱ無理!私には出来ない!」と首筋に血管を浮かべながら涙交じりの声で。秋晴れの空の下、徐々に傾く太陽を背に、往年の浅野温子も泣いて謝るほど完璧な首の角度で乱れた髪の毛をかき上げる私に浜風が「もういい、もういいよ。君はよく頑張った。」と慰めるように、そよと頬を撫でて。この日、負けてはならぬ試合(10/3の対ヤクルト戦)で阪神負けました。
2009年10月07日
ここ最近私のハートをキュンキュンさせる平野ンの貴重な追加点に続いて、二軍の練習終了後に美輪明宏のもとでヒーローインタビューで使うべく雄叫び「うぉ~!」のビブラートの利かせ方を猛特訓していたと噂されるこの日一軍に呼ばれた葛城育郎が勝利をほぼ決定付ける一打をレフト前に放ったことで一部のエリア(ビジター席)を除いて狂喜乱舞、球場全体が揺れに揺れた数分後の話なんだけどさ、脳内モルヒネ充満によって快楽の境地で戯れた熱が未だ冷め遣らぬ中、隣に座るレモン味のフラッペを持った職場の後輩が「今さっきの葛城って初球ですよね?」と、口に咥えた先がスプーン状になったストローを歯に挟んでピコピコと上下運動させながら私に問いかけてきたんだけども、類は友を呼ぶのか(左画像参照)はたまた敵ながら粘り強いプレーを随所に見せる選手(左画像参照)に敬意を払う律儀な虎ファンなのか、それを本人に直接問い質す勇気も必要性もあんまり感じはしないけど、ここは一先ず記念にとそれを激写するのに忙しかったもんだから、ちらりと後輩の目を一瞥した後、自分の心情を説明せずに、被写体とカメラモードにした携帯の画面の間で何度か視線を行き来させながらただ一言「多分初球」と。したら後輩ったらさっきまでのピコピコを止め、お好み焼き食べた後に歯に青のりが付いていないか鏡でチェックする時のように携帯の画面をじっと覗き込みながら「あらやだ。とっても悪意に満ち溢れてるわぁ。」と言いながら再びフラッペを口に放り込むこと数回、「くーっ!キタキタキタ!」と座ったまま地団駄を踏みながら目をギュっと瞑って2~3度こめかみ辺りをトントントン。その悪意に満ちた記念の一枚というのがこちらでございます。彼の頭皮が脱皮し始める頃、虎がクライマックス進出を決めるでしょう。
2009年10月05日
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