囲碁例会の都度の寄り道で天王寺七坂の写真が揃いましたので、今日はそのご紹介です。北から順に写真を掲載します。
(天王寺七坂案内図)
<参考> 天王寺七坂・Wikipedia
先ずは、一番北側の坂、 真言坂 (しんごんざか)
。
他の坂が全て東西の道であるのに対して、この坂だけが南北の道になっている。坂の上、奥に見えているのが生國魂神社の北側の鳥居である。
次は 源聖寺坂 (げんしょうじざか)
。
七坂の内ではこの坂が小生の一番のお気に入りかも知れない。織田作之助は口縄坂を一等愛したらしいが、彼は彼、我は我である。
下のようにカーブしている部分の石段の坂の風情がなかなかに宜しい。
上・右の写真の右側が銀山寺、左側が齢延寺である。
次は 口縄坂 (くちなわざか) 。
石段の登り口に夕陽丘高等女学校跡地の碑が建てられている。
坂の上には織田作之助文学碑が建てられている。彼がこの口縄坂がお気に入りであったことから、文学碑の設置場所は此処と決まったのであろう。碑文は彼の小説「木の都」の一節とのことだが、読んでいないので、ノーコメント。
上の写真右の建物が梅旧院ですかな。芭蕉の供養塔があるとのことだが未訪問であります。
次は 愛染坂 (あいぜんざか)
。
大江神社の境内の南側に沿うようにして下っている(上っているということでもあるが)坂が愛染坂。大江神社の東側に愛染堂があるからの命名でしょう。
坂を下った北側に大江神社の鳥居があって参道の石段がある。愛染坂を上らなくても、この参道を行けば愛染坂の上に行ける。コチラは「大江坂」とでも呼んであげようか。
続いて 清水坂 (きよみずざか) 。といっても京都の清水坂ではない。
坂の上にある新清水寺からの眺望が格別とのことだが、これもまた未訪問であります。
次は 天神坂 (てんじんざか)
。
この坂の南(右)側が安居神社。先日(14日)訪問したばかりである。
最後は、 逢坂 (おうさか) 。この坂は国道になっていて、風情のない現況となっている。
オマケの坂が、学園坂。これを加えて「天王寺八坂」と呼んだりもするらしい。
この坂は口縄坂の一つ北側にある。
学園坂という名は大阪夕陽丘学園があることからの命名なんでしょうが、いかにも歴史の浅いことを感じさせる名前にて、その名前からして七坂からは外されざるを得ないと言うものである。しかし、坂の現況風情からすれば、最後の逢坂よりもこちらの方が七坂に相応しい。
PR
キーワードサーチ
カレンダー
コメント新着